もう、産婦人科の世界を離れて長いです。
ひょんなことからこの世界に身を置くことになったのは、更に昔。。。
お産ね。
これ、神様の領域が残っています。
そして、動物的な医療とも言えます。
産む側にも、産ませる側にも、運、勘、力が必要。
※知識はもちろんのこと。
くちこが産科から離れたのは、
勤務していた病院がお産の取り扱いをやめ、病棟を閉鎖したからですが、
それより半年以上前から、くちこは退職を申し出ていました。
替わりが見つかり次第、すぐに退職したい、と。
替わり?
そんな恐ろしい事を替わりににしてくれる人は居る筈も無く、
代わりに、病棟が無くなりました。
ああ・・・
お産難民・・・
産む人の為の産む場所が無い
そんな時代です
新しい命に責任を持つこと。
それが、どんなに重いことだったか。
どんなに怖いことだったか。
笑顔の思い出は沢山あるけれど、
もう一度、あの世界に戻る勇気は無いくちこです
語ると長くなるので、詳細は割愛。
で、先日、当時の総婦長を久しぶりにティータイム誘ったくちこでした
くちこが怪しい病棟婦長時代、
彼女の叡智、器量、人格にどれほど救われたことか
こんなに尊敬に値する人と働けたことは、人生の宝だと思っています
素晴らしいキャリアと実力を持った助産師です
去年会った時は無職とのことでした。
先日会った時は医療技術を介護職の人に学んでもらう講師でした。
きっと、素晴らしい講師だと思います。
でもさ、
勿体ないよね。。。
働く場所が無いのではなく、
働くに値する場所が無いんです。
変な所に勤めたら、自分の首が締まりますから、ね。
せめて、世代交代と思いたいなあ。
新しい若い世代に譲っただけなのだ、と。
ちゃんと、託し終わったのだ、と。
てさ、彼女はくちこより、ずっとお若いのですが・・・
ティータイム、最高でした
フルーツ専門店内のフルーツカフェです。
フルーツアイスティー。
注がれているのは、当然、紅茶。
グラスの氷も紅茶で作られていて、最後まで変わらないおいしさでした。
このアイスティーも絶品でしたし、この桃の丸ごとケーキも最高でした。
突然40分前に電話して呼び出しておいて、奢って貰ったくちこですが、何か
人徳とはそう言うものです
誰の