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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【知り得PC情報】08 【初級】 【Fn】(ファンクションキー)と組み合わせて機能を利用

2021-04-30 10:48:59 | 【心 de 経営】 経営のヒント

■【知り得PC情報】08 【初級】 【Fn】(ファンクションキー)と組み合わせて機能を利用

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【初級】 【Fn】(ファンクションキー)と組み合わせて機能を利用

 キーボード上部のファンクションキーとの組み合わせではなく、文字や記号キーとの組み合わせで、そのほかにも、私がしばしば利用する機能をご参考に紹介します。

 1台のキーボードを、複数のPCやスマホに切り替えてキーボード入力をしています。私の外付けキーボードでは、下記のようにして、機器切り替えをすることができます。

 【Fn】+A    ブルーツース登録1(パソコン1)
 【Fn】+S    ブルーツース登録2(パソコン2)
 【Fn】+D    ブルーツース登録3(スマホ)

 また、既述のように矢印キーもしばしば利用します。

 【Fn】+▲    一画面ほどRoll Up
 【Fn】+▼    一画面ほどRoll Down
 【Fn】+◀        カーソルを行頭へジャンプ
 【Fn】+        カーソルを行末へジャンプ

 この機能の応用利用法として、私がしばしば利用するのが、ワープロ文書で文章を書いているときに、すでに確定したある部分から行末までを削除したいというようなときに、これを利用します。

 ① 削除したい部分をクリックしてカーソル位置を設定します。
 ② Shift+【Fn】+▶(end)と3つのキーを同時に押しながら削除キーを押します
 ③ この操作で、カーソルより右側の文字が削除されます。

 上記は、削除でご紹介しましたが、文字色を付けたり、アンダーラインを入れたり、色を変えたりするときにも使えます。

 ◀(home)キーを使えば、カーソル位置より前を選択して同様な操作を行うことができます。

 

<< つづく >>

 

■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方  バックナンバー

  これまでの記事のバックナンバーをご覧いただけます。

  

「デジタル・インターネット」のブログ記事一覧-コンサルタントのためのコンサルタントが、長年の経験に基づき、経営やコンサルティングに関し、毎日複数のブログでお役立ち「デジタル・インターネット」のブログ記事一覧です。戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本で最初にできた「経営士」資格付与と育成の経営コンサルタント団体【コンサルタントのためのコンサルタントが、長年の経験に基づき、経営やコンサルティングに関し、毎日複数のブログでお役立ち】リンクblog.goo.ne.jp

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■【あたりまえ経営のきょうか書】4-1-01【経営支援】 時代は経営のプロを求めている  

2021-04-28 12:03:00 | 【心 de 経営】 あたりまえ経営のすすめ1 経営編

■【あたりまえ経営のきょうか書】4-1-01【経営支援】 時代は経営のプロを求めている  

■■ 4 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 

 中小企業にとりまして、経営コンサルタントは不要なのでしょうか?

 税理士の先生がいらっしゃれば、経営コンサルタントは不要なのでしょうか?

 時には、「経営コンサルタントというのは、料金が高いだけで、何をしてくれるのかわかりません」という声を聞くこともあります。


 残念ながら、日本では、まだまだ経営コンサルタントの存在に対してご理解をいただけていません。中には、経営コンサルタントに対して、「いかがわしい商売」と思っていらっしゃる方もいます。

 少しでも、経営コンサルタントという職業をご理解下されるように、徒然に書いてみました。ご理解いただければ幸いです。

 なお、経営コンサルタント・中小企業診断士を目指している人、すでに独立起業している先生、経営コンサルタント以外の士業の先生方にも、合わせてお読みいただけますと幸いです。

 

“真”のプロが実践している発想法と行動術

「あたりまえ経営のきょうか書」


■4-1 経営コンサルタントという職業をもっと知ろう ■
 

 外部ブレインを使えない経営者・管理職では、企業は機会損失を起こし、充分な成長スピードを享受できません。

 それには、まず、経営コンサルタントという専門家は、何をしてくれるのか、どの様にコンサルティングしてくれるのか、実態を知ることが大切です。

 

4-1-01 【経営支援】 時代は経営のプロを求めている

 

 経済のグローバル化が進行するにつれ、その波に乗れる企業がある一方で、ダメージを大きく受けている企業もあります。

 IT(ITC)とかネットワークなどの技術変化はあまりにも激しく、企業トップの潜在的な経営感覚は旧態依然としていて、経営環境の変化について行けていないことが多いようです。

 このような時代に生き残り、勝ち進むには、まず、トップが変身しなければ企業はよくなりません。

 しかし、「俺以外にうちの会社を任せることができる人材がいない」と思いこみ、自分で自分の首を切る勇気のあるトップは皆無といってもよいでしょう。それ故に日本の企業はよくならないと言う人すらいます。

 幸い、ほとんどのケースにおいてトップの首を切らなくても、この悪循環を断ち切る方法があります。

 社内で問題を解決できなければ外部ブレインを使うことです。とりわけ経営コンサルタントの力を借りることで、効果的に変革できるのです。

 「中小企業が経営コンサルタントを使うなんて?」という発想を脱し、トップが「現状打破をし、健全な経営ができるようにしたい」という意識を持つきっかけがあれば、企業淘汰の坂道を転がり落ちなくて済みます。

 ある会合の席上で「コンサルタント料金というのは高いと聞いているけれど、何をしてくれるの?」と言われ、がっくりと来たことがあります。

 世の中には、「コンサルタント」と呼ばれる人はたくさんいます。投資コンサルタント、財産管理コンサルタント、不動産コンサルタント、建設コンサルタント、健康コンサルタントなどなど挙げればきりがないほどです。

 ここでは、1970年代から経営コンサルタント歴を背景に、企業経営に関するコンサルタントをいかに活用するかに焦点を当てて、独断と偏見でご紹介します。

 


 

■【あたりまえ経営のきょうか書】

  https://blog.goo.ne.jp/konsarutanto

 


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■■【経営コンサルタントのお勧め図書】『企業経営の教科書』​​​​​​​ 経営の原理原則を確認しよう

2021-04-27 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営コンサルタントの本棚

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】  『企業経営の教科書』​​​​​​​ 経営の原理原則を確認しよう

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

本

■  今日のおすすめ

      『企業経営の教科書』(遠藤功著 日経文庫)

本

■  ニューノーマルの時代の「経営の原理・原則」を確認する(はじめに)

 

 著者は紹介本に至る著作の歴史を語っています。“紹介本「企業経営の教科書」(2021年1月15日刊行)は、最初の著作である「企業経営入門」(2005年刊行)とそれに続く「ざっくりわかる企業経営のしくみ」(2014年刊行)がもとになっています。前著2冊は累計46,500部のロングセラーとなりました”と。

 私事ですが、約10年前経営コンサルタントとしてスタートするに当たり、経営管理理論の原理・原則を「企業経営入門」から学びました。この度三代目となる紹介本「企業経営の教科書」と出会い、両書を比較し、企業経営の普遍性と大きな変化を同時に感じているところです。   

 「企業経営入門」と「企業経営の教科書」を比較してみますと、約三分の二(「企業経営入門」:211ページ⇒「企業経営の教科書」:322ページ)は章立て・構成が殆んど変わっていないことに気付き、改めて経営の原理・原則の普遍性を確信したところです。一方、約三分の一に相当する大きな変化が「企業経営の教科書」に経営の新たな原理・原則として取込まれています。

 今回はこの新たに取り込まれた経営の原理・原則の中から、注目点を次項で紹介させて頂きます。

本

■  新たに取り込まれた「経営の原理・原則」

 

【「VUCA」の時代の「両利き経営」】

 「VUCA(注1)」と「両利き経営(注2)」は、With・COVID-19の時代における企業経営のキーワードになりました。紹介本は「VUCA」の時代には「バックキャスティング経営」が大切と説きます。つまり、「未来のあるべき像」を起点に「今やるべきこと」を決める経営が必要と説きます。それは「未来のあるべき像」から「OODAループ(注3)」により『新規事業の「探索」』をし、「探索」した事業テーマを『既存事業の「深化」』で使うPDCAサイクルを回し事業の持続成長領域への展開を目指す事とも言えます。

 『既存事業の「深化」』は比較的取り組み易いのですが、『新規事業の「探索」』は世の中が求める価値をゼロから創造するには、組織能力、リーダーシップ、マネジメントが必要となります。経営モデルとしては、『「OODAループ」を活用する「OODAマネジメント」(本欄“私の本棚2020.10.27”)』が参考になるのではないでしょうか。

(注1)

 「V・U・C・A」とは「Volatile;変動、Uncertain;不確実、Complex;複雑、Ambiguous;曖昧」を表します。

(注2)

 「両利き経営」とは『既存事業の「深化」』と『新規事業の「探索」』のどちらか一方ではなく両方を同時に追求する経営を指します。

(注3)

 「O・O・D・A・ループ」とは「Observe:観察(見る、観る、視る、診る)」「Orient:情勢判断(分かる、判る、解る)」「Decide:意思決定(決める、

極める)」「Act:行動(動く)」「Loop:改善(見直す)」のサイクルを表します。このOODAループは、状況を監視・観察、人から話を聞く等によ

り収集した情報を通して、状況の変化や既存の理解や思考との違いを明らか

にする、「気づき方法論(Situation Awareness)」です。

 

【デジタルが変える企業経営】

 「デジタルが変える企業経営」には二つの大きな流れがあると紹介本は指摘します。一つ目は企業全体の仕組み・運営をデジタル化し、過去の延長線にない効率性の高いビジネスモデルに転換することです。二つ目はデジタルテクノロジーを活用した新たな事業の育成に注力し未来を担う新たな事業の柱を構築することです。

 一つ目の事例として、『「1on1ミーティング(2021.2.17日経朝刊記事)」』の仕組みを、『場所を問わず「オンラインでも対面でも」』出来、『AIとXaaSによる「クラウド1onアプリ」』を活用し、『デバイスは「スマホでもPCでも」』により運用する事例があります。「1on1」の仕組み・運営をデジタル化することで、場所に制約されず、AIの活用による仕組みの効果的運用、XaaSによる導入の簡易化を実現し、従業員満足度(ES)やモチベーションの向上を超えた組織・従業員のエンゲージメントを高め生産性を向上させる新しい時代の取組みと言えます。

 二つ目の事例として面白いケースをご紹介します。多くの『大手完成品装置メーカーの「部品発注図面・納期条件」』と『部品の板金・加工中小会社の「各社の技術特性」』の双方のデータを把握し、両者に存在した『非効率・非合理的な「発注」と「受注」』を『「調達」と「納品」の革新的受発注』に変換し『技術的・コンサルタント的受発注仲介業』として成功を収めているQ社の例です。Q社(仲介業者)はまず自社で、完成品メーカー(発注者)の3次元CAD(コンピューターによる設計)データを読み込み、次に図面通りの部品を作るには材料をどう切断し、穴を開け、曲げたらよいかの加工プロセスを分析し、その上で最適な部品加工会社(受注者)を割り出し、加工会社に見積もりを作成させ、発注者が見積もりに納得したところで、Q社が受注者に発注します(2021.2.17日経朝刊記事より)。

 Q社は、埋もれていた技術のある中小加工会社に活路を与え、完成品メーカーの大幅コストダウンと完成品の品質向上をもたらしました。デジタルテクノロジーを活用した未来を担う新規事業と言えます。

 

【上記以外の新たに取り込まれた「経営の原理・原則」】

 

 上述2項以外にも時代の変化を取り入れた以下の新たな経営視点が紹介本に記述されています。是非お読みください。

 

□   三つの基本戦略を超える新しい戦略(知的財産戦略など)

□   デジタル・イノベーション(デジタル・ディスラプションへの対応戦略)

□   マーケティングの新たな潮流(インバウンドマーケティング等)

□   成長エンジンとしてのマーケッティング(「マーケティング4.0」と「5a理論」)

□   コーポレート・ガバナンス(「社外」の視点を取り入れた組織経営を!)

本

■  ニューノーマルの時代に「経営の原理・原則」に立ち返ってみよう(むすび)

 

 経営者あるいは経営に係わっている皆様、現時点で注力・実施している経営課題が経営全般にわたる「経営の原理・原則」と照らし合わせて適切かどうか紹介本で確認してみませんか。何か欠けている点はありませんか。変化に対応する新たな取り組みは出来ていますか。

 世界的なWith・COVID-19の影響の下でのニューノーマルな時代の今こそ、「経営の原理・原則」に立ち返り、経営全般について見直しをする良いチャンスかもしれません。

 

本

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

  http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2091.htm

  http://sakai-gm.jp/

 

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

 

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■【あたりまえ経営のきょうか書】4-1-02 【経営支援】 なぜ外部のプロが必要なのか

2021-04-26 14:28:33 | 【心 de 経営】 あたりまえ経営のすすめ1 経営編

■【あたりまえ経営のきょうか書】4-1-02 【経営支援】 なぜ外部のプロが必要なのか

■■ 4 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 

 中小企業にとりまして、経営コンサルタントは不要なのでしょうか?

 税理士の先生がいらっしゃれば、経営コンサルタントは不要なのでしょうか?

 時には、「経営コンサルタントというのは、料金が高いだけで、何をしてくれるのかわかりません」という声を聞くこともあります。


 残念ながら、日本では、まだまだ経営コンサルタントの存在に対してご理解をいただけていません。中には、経営コンサルタントに対して、「いかがわしい商売」と思っていらっしゃる方もいます。

 少しでも、経営コンサルタントという職業をご理解下されるように、徒然に書いてみました。ご理解いただければ幸いです。

 なお、経営コンサルタント・中小企業診断士を目指している人、すでに独立起業している先生、経営コンサルタント以外の士業の先生方にも、合わせてお読みいただけますと幸いです。

 

“真”のプロが実践している発想法と行動術

「あたりまえ経営のきょうか書」


■4-1 経営コンサルタントという職業をもっと知ろう ■

 外部ブレインを使えない経営者・管理職では、企業は機会損失を起こし、充分な成長スピードを享受できません。

 それには、まず、経営コンサルタントという専門家は、何をしてくれるのか、どの様にコンサルティングしてくれるのか、実態を知ることが大切です。

 

4-1-02 【経営支援】 なぜ外部のプロが必要なのか

 

 経営コンサルタントという職業があることは知っていますが、果たして経営コンサルタントというのは何をしてくれる人なのでしょうか?

 ここでは、これまでに経営コンサルタントを利用したことがない経営者・管理職向けにわかりやすく解説いたしました。

 一方で、すでに経営コンサルタントを利用しているがなかなか成果が上がらない経営者・管理職もいると思います。その様な人達の多くが経営コンサルタントの利用方法を間違えているからです。

 ここでは失敗しない経営コンサルタントの利用方法について考えてみましょう。


 まず、そのまえに、なぜ経営コンサルタントなど、経営の専門家と言われます外部のプロの力が必要なのか、再度整理してみましょう。

 グローバル化の時代とかスピード経営などと言われて久しくなりますが、この間の大きな変化は顧客ニーズの多様化とそれに対応できる経営の高度化の必要性に顕著に表れてきています。

 経営者のカリスマ性が叫ばれたこともありますが、経営の高度化に伴い経営の舵取りはますます難しくなってきています。

 経営者が描いている夢の実現には、一層高度な経営技術が求められてきて、スーパーマン的な一人の経営者だけでは持続的な企業作り(ゴーイングコンサーン)は、一部の例外を除くと不可能と言っても過言ではありません。

 一方で、バブルがはじけ、リーマンショック、コロナウィルス禍などを経験して以来、日本の経営者は、成果主義とか○○経営とかという最新の経営技術を取り入れようと一所懸命に努力をしてきました。

 ところが、その努力に反して、思わしい結果を得ることができず、日本全体の相対的な国力低下からグローバル市場での競争力低下などに繋がっています。多くの経営管理が、自信を喪失してしまっていて、日本そのものが萎縮傾向にあります。

 その様な中でも、元気な会社もあります。

 元気な会社に共通しているのは、目的達成のためのビジョンや理念が明確で、その達成のための計画とアクションプランがあり、それを使いながらノウハウの蓄積をし、そのノウハウを使ってさらに上を目指せる体質や風土といったものが定着しています。

 これを「持続できる仕組み」とか「温かい管理設備」といいます。

 企業が変革を行おうことを考えて、いろいろな書物を読んだり講演会などで話を聴いたりして、見よう見まねでやっても持続できなかったり、うまくいかなかったりします。

 見よう見まねで導入した仕組み・設備は、形だけの導入、すなわち「ハードウェア的導入」といえ、その運用である「ソフトウェア」が伴っていないからです。

 すなわち、仕組みや設備の導入は、知識ではなく利用・活用ノウハウが求められるのです。

 それを内部の社員だけで行おうとしますと、ノウハウが欠如しているだけではなく、企業にはびこっている企業風土や人間関係のしがらみという呪文に縛られてうまく機能しないのです。

 若手の社員が変革の良い提案をしたとします。経営者もそれは良い考えとその提案を受け入れようとして、その社員を含めたプロジェクト・チームを作り、いざ変革を始めてみました。

 ところが、提案した若手のやり方がその企業にとっては斬新すぎて、その会社ではやったことがないことから「前例がないから」とプロジェクト・リーダーに受け入れられないかもしれません。

 別の提案をしますと、「それは製造部門では受け入れられない」「○○常務の管轄ですので、われわれが口を挟むべきではない」などとまたしても人間的なしがらみが障壁となってしまいます。

 これではいけないとワンマン経営者が号令をかけても、社員のところまでその真意が伝わらず、社員が動かず、管理職は上と下との間に挟まれて身動きができません。

 このようなことがあってはならないのですが、経営コンサルタントなど外部の人間の言うことには意外と耳を貸すのです。

 いろいろな業界のいろいろな局面で鍛えられ、第三者的な中立的な意見を述べることが、経営コンサルタントの存在意義なのです。

 経営コンサルタントは、企業が持つ経営資源の有効活用を、企業の人達とともに進め、業績という結果に結びつけ、企業の持続的成長につなげます。

 


 

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■【知り得PC情報】07 【中級】 PCのファンクションキーは便利 その3 【Fn】との組み合わせ

2021-04-25 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営のヒント

■【知り得PC情報】07 【中級】 PCのファンクションキーは便利 その3 【Fn】との組み合わせ

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【中級】 PCのファンクションキーは便利 その3 【Fn】との組み合わせ

 キーボードの左下に【Fn】キーが付いています(一部の機種や外付けキーボードなどによっては、付いていなかったり、マイクロソフトのアイコンが代用していたりします)。

 このキーとファンクションキーとを同時に押すことにより、既述とは異なる機能を利用することができます。

 このシリーズの冒頭に記述しました、【Fn】キーを押しながら、矢印(→)キーを押しますと、カーソルが行末にジャンプするというような使い方ができます。

 ここでは、この操作を「【Fn】+→」と表記します。すなわち「+」は、つながれたキーを同時に押すという意味です。必ずしも2つのキーの組み合わせだけとは限らず、3つのキーを同時に押すこともあります。

 幸い、【Fn】キーと組み合わせて使うキーにつきましては、多くのキートップに青色など異なった色で機能が印刷されていますので、わかりやすいといえます。


 以下に、いくつか紹介いたしますが、これは、どのキーボードやアプリケーションにも共通するというわけではなく、メーカーや機種によって異なります。しかし、上述のように色の異なるキートップを見ますと、ご自身のキーボードでの機能を推測できると思います。

 ちなみに、私が平素利用しています外付けキーボードでご紹介します。

【Fn】+F1  キーボード切り替え
【Fn】+F2  検索機能呼び出し
【Fn】+F3  左寄せ
【Fn】+F4  センタリング
【Fn】+F5  右寄せ
【Fn】+F6  音量ミュート
【Fn】+F7  音量下げ
【Fn】+F8  音量上げ
【Fn】+F9  アクティブ画面コピー
【Fn】+F10 全画面コピー(Print Screenと同じ機能)
【Fn】+F11 画面輝度下げ
【Fn】+F12 画面輝度上げ


 アプリケーションによりましては、画面最下段に、上述しましたファンクションキーの機能一覧が表示されます。

 

<< つづく >>

 

■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方  バックナンバー

  これまでの記事のバックナンバーをご覧いただけます。

  

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■【知り得PC情報】06 【初級】 PCのファンクションキーは便利 その2 このようなことができます

2021-04-23 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営のヒント

■【知り得PC情報】06 【初級】 PCのファンクションキーは便利 その2 このようなことができます

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【初級】 PCのファンクションキーは便利 その2 このようなことができます

 PCや外付けキーボードなど、利用環境により必ずしも原則通りに稼働しないことがあります。私も特殊な利用環境を作ってしまったために、一部の機能を利用できていません。

 ここではWindows10を前提とした標準使用による、ファンクションキーだけの使い方を紹介します。


◇【F1】キー

 最上段左方にあります【F1】キーを押しますと、現在利用中のアプリケーションのヘルプやサポートが開きます。ただし、アプリケーションによっては、そのアプリケーションにリンクした内容ではないことがありますが、初心者には大変便利な機能といえます。

 デスクトップ画面で、【F1】キーを押しますと、[Windowsヘルプとサポート]が開きますので、Windowsに関して、わからないことを調べることができます。


◇【F2】キー

 エクスプローラーの画面で、ファイルやフォルダー、アイコンなどの名前を変更したいときに使います。ただし、この機能が働かないことが多いですので、その場合には、通常の方法で作業をして下さい。

 エクスプローラーなどを利用して、ファイルやフォルダー、アイコンなどが表示される状態で、変更をしたいアイテムをクリックして選択状態にします。

 その状態で【F2】キーを押いますと、ファイル名等が反転状態になります。ここで変更作業を行うことができます。


◇【F3】キー

 エクスプローラーを利用して、ファイルやフォルダーを検索できます。この機能もアプリや利用環境によっては作動しなかったり、異なる機能が起動したりします。

 エクスプローラー画面で、【F3】を押しますと、画面右側の検索キー欄がアクティブに変わります。同時に、過去に検索したキーワード一覧が表示されます。

 アプリケーションによっては、そのアプリケーション内での検索もできますので、そのアプリケーションの検索メニューを移動する手間を省くことができます。

 たとえば、メモ帳アプリケーションや、ブラウザーで開いているページ内でのテキスト検索をしたいときには、キーワード入力ウィンドウが開き、そこにキーワードを入れますと検索語が反転表示されます。


◇【F4】キー

 ブラウザーが起動しているときには、アドレスバーがアクティブになり、変更したり、別のURLに変更したりできます。

 上述とは基本的な用途違いですが、Excelを利用している時には、座標を絶対/相対座標の切り替えに使えます。その必要性がある場合には大変便利です。


◇【F5】キー

 ブラウザーが起動しているときには、開かれているページの情報を更新することができます。

 たとえば自分のウェブサイトを更新してFTPでページをアップロードしたときに、すでにブラウザーでそのページが開かれていますと、ブラウザーに切り替えただけでは変更前のコンテンツが表示されます。

 【F5】キーを押しますと、改定したコンテンツが表示されるようになります。

 文書作成では、一太郎を使うことが多いのですが、検索機能を用いたときに次候補にジャンプする時に、私は使うことが多いです。


◇【F6】キー

 wordなど、アプリで文字入力をし、確定する前に【F6】を押しますと、「ひらがな」に変換確定されます。

 ひらがな表示にしたいのに、文字入力直後、変換文字として漢字などがすでに候補表示されている場合には、【F6】を押しますと、ひらがなに変換できます。

◇【F7】キー

 wordなど、アプリで文字入力をし、確定する前に【F7】を押しますと、入力した文字が全角カタカナに変換されます。


◇【F8】キー

 wordなど、アプリで文字入力をし、確定する前に【F8】を押しますと、入力した文字が半角カタカナに変換されます。

◇【F9】キー

 wordなど、アプリで文字入力をし、確定する前に【F9】を押しますと、入力した文字が全角アルファベットに変換されます。


◇【F10】キー

 wordなど、アプリで文字入力をし、確定する前に【F9】を押しますと、入力した文字が半角アルファベットに変換されます。


◇【F11】キー

 ブラウザーを縮小画面で開いているときに、【F11】を押しますと、画面が前画面表示に拡大されます。再度、【F11】を押しますと、元のサイズに縮小されます。

 wordなどのアプリケーションを利用しているときに、【F11】を押しますと、よく使うメニューが表示されます。そのメニューを自分が使いやすいようにカスタマイズすることもできます。


◇【F12】キー

 wordなどのアプリを利用しているときに、【F12】を押しますと[名前を付けて保存]ウィンドウが表示されます。

 すでに作成した文書を変更して、別のファイルとして保存したいときに便利です。ただし、MSのオフィスソフト以外のアプリでは、この機能を使えないことが多いです。


 ファンクションキーの使い方をご紹介してきましたが、いろいろな機能があって便利ですが、私自身は、あまり使わないファンクションキー機能も多いのが現実です。

 使う人や使っているアプリケーションにより便利な機能が異なるでしょう。便利な機能だけでも覚えておきますと便利です。
 

 

<< つづく >>

 

■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方  バックナンバー

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■【知り得PC情報】05 【入門】 PCのファンクションキーは便利 その1 お勧めの理由

2021-04-18 09:58:38 | 【心 de 経営】 経営のヒント

■【知り得PC情報】05 【入門】 PCのファンクションキーは便利 その1 お勧めの理由

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【入門】 PCのファンクションキーは便利 その1 お勧めの理由

 

 ちょっとしたことを知っているのと、そうでないのとでは差が大きく出てきます。

 たとえば、キーボードで入力しているときに、「行頭にカーソルを飛ばしたい」というようなことってありますよね。

 その様な時に、◀でカーソルをひとつひとつ送っていく人もいるでしょう。マウスを用いて、行頭にポインターを移動して、クリックする人もいるでしょう。

 ところが、ファンクション作動キー(キーボード下方の左のほうに【Fn】と印字されたキー)を押しながら?(home)キーを押しますとカーソルが、行頭にジャンプします。

 同様にして、【Fn】を押しながら▶(end)を押しますと行末にカーソルが飛びます。

 一見しますと、大したメリットのように見えないかも知れませんが、私はブログ発信などで大変便利に使っています。

 私は、複数のブログ(GOO、ameba他)に毎日発信していますので、本文のC&P作業は不可欠です。そこで、ブログタイトルをブログの一行目に入力しておくようにしています。

 ブログエディターで本文をすべて選択し、件名欄にタイトルをペーストしますと、IEブラウザーでは、そのまま件名としてペーストできます。ところが、Edgeやクロームなどのブラウザーでは、キャッシュ(一時保存)した本文全てがペーストされてしまいます。

 この時に、カーソルを行頭に飛ばしてから、タイトル部分の最後尾にカーソルを移動し、shiftキーと【Fn】とを押しながら?(end)キーを押し、Deleteキーを押しますとタイトルの不要部分を削除することができます。

 この機能を覚えてからは、複数のブログにタイトルを再入力する時間と手間を減らすことができ、発信時のストレスを、ごくわずかですが減らすことができるようになりました。<笑い>

 

【 注 】
 その2では、【Fn】の実務的な使い方を、その3では、その他の便利なキー操作をご紹介します。

 

<< つづく >>

 

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■【知り得PC情報】04 【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 3

2021-04-14 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営のヒント

■【知り得PC情報】04 【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 3

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 3

 

 アルファベットや数字以外にもいろいろなキーの機能や使い方について説明していますが、さらに紹介を続けます。


◇ [End]キー (エンド・キー)

 [End]キーを押しますと、カーソルが行末頭にジャンプします。ブラウザーが開かれているような使用状況では、ウィンドウの最後尾までスクロールします。

 フルサイズのキーボードですと、[End]キーがついていますが、モバイルPCや小型なキーボードですと、矢印キーと兼用されていることがあります。その場合には、【Fn】を押しながら[End]キーを押します。


◇ [Page Up]キー (ロールアップ・キー)

 [Page Up]キーを押しますと、前のページまたはウィンドウの1画面分ほど上方にスクロールします。

 フルサイズのキーボードですと、[Page Up]キーがついていますが、モバイルPCや小型なキーボードですと、矢印キーと兼用されていることがあります。その場合には、【Fn】を押しながら[Page Up]キーを押します。また、表記も[Pg Up]などと省略された形で表記されていることがあります。


◇ [Page Down]キー (ロールダウン・キー)

 [Page Down]キーを押しますと、前のページまたはウィンドウの1画面分ほど下方にスクロールします。

 フルサイズのキーボードですと、[Page Down]キーがついていますが、モバイルPCや小型なキーボードですと、矢印キーと兼用されていることがあります。その場合には、【Fn】を押しながら[Page Down]キーを押します。また、表記も[Pg Dn]などと省略された形で表記されていることがあります。


◇ [Print Screen]キー (プリントスクリーン・キー)

 ディスプレイ上に表示している画面を、そのまま画像データとしてキャッシュメモリーに保存されます。

 キャッシュメモリーというのは、データが一時的に保存される機能ですので、そのままでは保存されたかどうかがわかりません。wordなどのアプリケーションに貼り付けます。画像データとして保存したい場合には、画像処理用のアプリケーションに貼り付けてから、画像形式で保存します。

 

【裏技】

 [Print Screen]キーは、全画面コピーをする時には便利ですが、ポップアップ設定画面だけをコピーしたいことがあります。その場合には、[Ctrl]キー、[Alt]キー、[Print Screen]キーの3つのキーを同時に押しますと、ポップアップされた部分だけをコピーできます。


◇ [Num Lock]キー (数字入力切り替えキー)

 テンキーで数字の入力をしたり、数字入力を中止したりする時の切り替えができます。このキーを押すたびにONとOffを切り替えることができます。

 多くのキーボードで、このキーがONになっているときは、[Num Lock]と書かれたランプが点灯します。ただし、小型なキーやノートPCでは、このランプが付いていないモノが多いです。

 テンキーを使って、数字を入力しようとしても、数字入力ができない場合は、このランプが点灯しているかどうかを確認して下さい。このランプがオフになっている場合には、[Num Lock]キーを再度押してから数字を入力します。

 テンキーが付いていないキーボードで、文字キー(最上段のキーではない)に数字が刻印指定ある場合には、[Num Lock]キーでONにしますと、その文字キーを擬似的にテンキーとして利用することができます。テンキーが付いていないキーボードで、数字を連続的に入力する場合には大変便利です。


◇ [Scroll Lock]キー (スクロールロック・キー)

 Excelで大の表を利用している時やwordを横長文書を作成しているときに、[Scroll Lock]キーを使いますと、その時にアクティブなセルより一画面右のシートに表示が切り替わります。

 このキーも、押すたびにONとOffを切り替えることができます。

 人によっては、ほとんど使うことがないキーでしょう。


◇ [Pause/break]キー (ポーズ・ブレイク・キー)

 単独で使うキーではなく、[Windows]キー(マイクロソフトのロゴキー)と同時に押しますと、システムのプロパティ画面が開きます。

 パソコンのシステム情報を確認できますので、その必要性があるときには便利なキーです。しかし、このキーも大半の人がほとんど利用しないでしょう。キーボードによっては、このキー時代が付いていない物があります。

 

<< つづく >>

 

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■【知り得PC情報】03 【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 2

2021-04-12 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営のヒント

■【知り得PC情報】03 【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 2

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 2

 

 アルファベットや数字以外にもいろいろなキーの機能や使い方について説明していますが、さらに紹介を続けます。


◇ [Shift]キー (上下段切り替えキー)

 キーボード上のひとつのキーのほとんどに、2つの文字や記号が登録されています。前回ご紹介しましたように、アルファベットのキーは、大文字と小文字の切り替えを行うことができます。

 横道にそれますが、英文タイプライターにも[Shift]キーがついています。[Shift]キーを押しますとキーユニット全体が少し上に上がります。ひとつのキーに2つの文字や記号が付いていますので、キーユニットがあがった分角度が変化して、キーバーが紙に打ち付けられるのです。すなわち、通常ですと、ひとつのキーヘッドの小文字の部分が、プラテンというゴム製筒状の紙をヒットしますが、[Shift]キーが押されますとキーヘッドの大文字が刻印されている部分で印字できるようになっています。

 アルファベット以外の数字や記号キーにも、それぞれに数字や記号など2種の異なるものが登録されています。

 連続して大文字を入力する場合には、既述の通り[Caps Lock]キーと[Shift]キーを併用します。[Shift]キーを押しながら[Caps Lock]キーを押しますと、大文字にロックされます。

 これを解除するときには、[Shift]キーと[Caps Lock]キーを同時に押しますと解除できます。


 ひとつのキーに複数の文字などが登録されているために、限られたキーでも複雑な操作を行うことができるのですね。


◇ [Alt]キー (オルト・キー)

 [Alt]キーを押しながらアルファベット表記のキーを押しますと、そのアルファベットに登録された機能を使うことができます。

 OCのバージョンやPCの機種、使っているアプリケーションによって登録されている機能は異なります。多くのアプリケーションでは、すでにメニュー欄の日本語メニューの後ろに()付きでアルファベットが表示されています。[Alt]キーを押しながら、そのアルファベット・キーを押しますと、その表記のON・Off切り替えをすることができ、そこに登録されている機能を使うことができます。

 マウスの右クリックをしたときに表示されるポップアップ・メニューにも、この表記がされているアプリケーションが多いです。

 ちなみにwordの場合は、[Alt]キーを押しますと、画面上部のメニュー欄が、図のように変化します。

 


◇ [Home]キー (ホーム・キー)

 [Home]キーを押しますと、カーソルが行頭にジャンプします。ブラウザーが開かれているような使用状況では、ウィンドウの先頭までスクロールします。

 フルサイズのキーボードですと、[Home]キーがついていますが、モバイルPCや小型なキーボードですと、矢印キーと兼用されていることがあります。その場合には、【Fn】を押しながら、[Home]キーを押します。


◇ [Delete]キー (削除キー、デリート・キー)

 [Delete]キーは、その名の通り削除するための機能を持ったキーです。

 何を削除するかというのは、使っている状態により異なります。たとえばwordなどで文字を入力している場合は、通常は、カーソル(プロンプター)のある直後の文字を削除します。

 ちなみに、[Back Space]キーは、カーソル(プロンプター)の直前の文字を削除します。

 範囲指定をした場合には、指定した範囲を削除します。
 
 範囲を指定するには、範囲選択をしたい部分の先頭から末尾までをドラッグしたり、[Shift]キーと矢印キーを組み合わせて範囲指定をしたりします。

 指定する範囲が狭い場合には、この方法が有効ですが、利用しているPCでアクティブな部分に表示されている全てをC&Pするには、その範囲が広いですと、スクロールしたり、ページをまたいだりして大変です。

 このような時に、[Ctrl]キーを押しながら文字キーのAを押しますと、全てを選択することができます。

 この操作は、wordなどのOfficeアプリケーションだけではなく、エクスプローラーで、ファイルやフォルダーの範囲指定をしたときにも使えます。


◇ [Back Space]キー (バックスペース・キー)

 [Back Space]キーは、その名の通り後進するキーです。

 後進というのは、たとえばwordなどで文字を入力している場合は、通常は、カーソル(プロンプター)のある直前の文字を削除します。

 ちなみに、[Delete]キーキーは、カーソル(プロンプター)の直後の文字を削除します。

 範囲指定をした場合には、指定した範囲を削除します。

 

 

<< つづく >>

 

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■【知り得PC操作】02 【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 1

2021-04-10 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営のヒント

■【知り得PC操作】02 【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 1

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 1

 

 キーボードにはアルファベットや数字以外にもいろいろなキーが付いています。その機能を知らないがために、機会損失を起こしていたり、効率の悪いキー操作をしていたりしている可能性があります。

 ここでは、誰もが知っていると思われるキーを含めて、是非、知っておかれたらよろしいと思われるキー機能をいくつかご紹介をして参ります。


◇ [Esc]キー

 現在、実行中の操作を中止する時に使います。多くの人が「キャンセル・キー」と呼んでいます。

 たとえば、「操作中」という文字を入力している途中で「そうさちゅ」まで入力したのを中止して「操作をしている最中に」に変更したいというような時に、Escキーを押しますと、それまで入力しました「そうさちゅ」が消えます。

 「操作をしている最中に」と入力をしなおします。

 おそらく無意識のうちに大半の方が、すでに利用していると思いますが、超初心者のために説明を入れました。


◇ [Tab]キー (タブキー)

 このキーは、ワープロソフトなどを利用して文章を入力するときに、行頭を左マージンから数文字分右に寄せたいというようなときに用います。

 入力した単語や文章の末尾でこのキーを押しますと数文字分空白ができます。ところが、押す位置によって空白文字数が異なります。これは、1行を等間隔で飛ぶように設定されているからです。従って、末尾の位置によりできる空白の長さが異なり、予め設定された位置にカーソルが飛ぶのです。


 このような仕組みを知っていますと、PCを使いこなしやすいですね。

 

◇ [Caps Lock]キー (大文字切り替えキー)

 アルファベットの大文字と小文字を切り替えるキーです。「シフトロック・キー」とも呼ばれます。

 通常、大文字と小文字は[Shift]キーを押しながら切り替えます。漢字変換機能をオフにして、アルファベットを入力しますと通常は小文字が入力されます。[Shift]キーを押しながらアルファベットを入力しますと、それまでは小文字であったのが、大文字入力に変更されます。

 「GAFA」などのようなアルファベットの短縮文字は、大文字を連続して入力します。この入力を行うには、[Shift]キーを押し続ける必要があります。このような時に[Caps Lock]キーを押しますと、大文字入力モードに切り替わりますので、[Shift]キーを押す必要はありません。「シフトロック・キー」と呼ばれる由縁です。

 「IoT」のように、途中に小文字が含まれている場合には、[Caps Lock]キーを使っている場合には、小文字の部分で[Shift]キーを押すと大文字のはずの「O」が、「o」と小文字になります。

 ちなみに、[Caps Lock]キーをオフにする(中止する)には、再度、[Caps Lock]キーを押します。

 

【 注 】 大文字と全角文字
 入門者の多くは、「大文字と全角文字」を混同しています。
 「大文字」というのは「ABC」のようなアルファベットの表記ですが、「小文字」というのは、「abc」という表記がされた文字です。
 「ABC」は「全角(文字)」で、「ABC」は「半角(文字)」と呼ばれます。半角文字の横幅は全角文字の半分のサイズです。
 「abc」は、「小文字の半角文字」で、「ABC」は、「大文字の半角文字」となります。

 

【裏技】

 通常の文章を入力中に、「ABC」と入力したい場合には、直前の漢字変換を確定してから、A、B、Cとキーボードから入力します。この時に、多くの場合に「あbc」と表示されてしまいます。

 A、B、Cとキーボードから入力してから、enterキーを押して確定する前に、F9キー(キーボード最上段)を押しますと「abc」と全角のアルファベットに変換されます。この時に、A、B、Cとキーボードから入力し、上述の[Caps Lock]キーや[Shift]キーを使って入力してからF9を押しますと「ABC」と変換されます。

 この時に、[Caps Lock]キーや[Shift]キーを使わない場合には、再度F9を押しますと「ABC」と大文字に変換できますので、併せて覚えておきますと便利です。

 F9の代わりに、F10を押しますと「abc」と小文字に変換できますし、[Caps Lock]キーや[Shift]キーを使って入力してからF9を押しますと「ABC」と入力できます。こちらもやはり、F10キーを二度押しますと、大文字・小文字の変換を切り替えられます。

 

<< つづく >>

 

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■【知り得PC操作】01 【入門】 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

2021-04-08 17:33:54 | 【心 de 経営】 経営のヒント

■【知り得PC操作】01 【入門】 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

はじめに

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 


 私自身は、PCの黎明期である「マイコン」(現在の「マイクロチップ」による制御という意味ではなく、「My Computer」という、「パーソナル・コンピュータ」という言葉できる前の呼び名)と呼ばれる時代より以前から「コンピュータ」と関わってきました。

 

 コンピュータと関わってきたといいましても、その業界のエンジニアという関わり合いではなく、ユーザーとして、コンピュータを使う立場で関わってきました。ですから、技術的なことに関しては、ずぶの素人同然の状態ですので、偉そうに読者の皆様に何かを教えようという気持ちはありません。

 

 コンピュータとの関わりの端緒は、商社マン時代に、現在のワープロによる差し込み印刷機能をプログラム化して、同一文書に宛先を挿入して手紙を印刷するという使い方です。

 

 この時代には、現在ではあたりまえのOSがないコンピュータの時代です。OSがありませんので、BIOSの機能も含めコーディングしなければならなかったのです。ですからプログラミングのフォローチャートは不可欠で、今日のようにフォローチャートを書かなくてもプログラミングができるような人は皆無と言っても良い時代です。

 

 当時のキーボードは、今日と同様にカタカナがアルファベットとともにプリントされていましたが、それ以外は英文タイプライターのキーボードと同様で、今日のキーボードのような機能は付いていませんでした。

 

 それに比べますと今日のキーボードは、表面からは見えなくてもいろいろな機能が使えるようになっています。何十年もキーボードとふれあってきましたが、おはずかしいことに、いまだに、その機能の一部しか使いこなしていません。

 


 キーボードには、最上段のファンクションキーの他にも、いろいろなキーが付いています。それらは、何に使うのかと思うようなキーがいろいろあります。

 

 ここでは、原点に戻って、キーボードの中でも使いこなすと便利な機能についてまとめてみたいと思います。皆様にお教えするというようなつもりはありません。自分自身の備忘録のようにまとめて、困ったときにいつもの参照できるようにして、その繰り返しの中で、体得してゆきたいと思って記述します。独りよがりの面が強いと思いますので、皆様にはわかりにくいところがあるかもしれませんが、ご容赦ください。

 


キーボードは機種によって異なる

 

 フルサイズのキーボードとノートパソコンや小型のキーボードを比べますと、配列が若干異なります。

 キーボードによっては、複数の機能をひとつのキーに割り振っている場合があります。その様な場合には【Fn】や【Ctrl】キーなどと組み合わせて(同時に押して)使うと付加的に割り当てられた機能を使うことができます。

 このように、組み合わせて使う場合などを含めて、いろいろな機能・使い方をご紹介します。自分が必要とする組み合わせを、まずはマスターしますと、その便利さに驚くでしょう。便利と言うことは、操作効率が良くなり、短時間に多くの作業をすることができることになります。

 日本人は、かつては「勤勉な国民」といわれましたが、昨今では「生産効率の悪い仕事の仕方」をすると言われています。それを払拭する意味でも、少しでも効率を高める努力を一人一人がすべきなのかもしれません。

 

<< つづく >>

 

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