経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月22日 ◇猫の癒し効果と認知症 ◇竹島は日本の領土 ◇元気な会社 「魚食の文化」が生み出す相乗効果 ◇経営四字熟語

2025-02-23 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月22日 ◇猫の癒し効果と認知症 ◇竹島は日本の領土 ◇元気な会社 「魚食の文化」が生み出す相乗効果 ◇経営四字熟語 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月22日

 ニャンニャンニャンの日で、某TV局は番組も猫偏重、それだけネコ派が増えてきているということなのでしょう。

 猫の癒し効果は大きいようです。

【Copilot】 猫の癒し効果と認知症

 猫の癒し効果は科学的に証明されています。猫と一緒に過ごすことで、ストレスが軽減され、心の安定がもたらされることがわかっています。特に、猫のゴロゴロ音はリラックス効果があり、心拍数を減少させることが研究で明らかになっています。

 認知症の進行を遅らせる効果も期待されており、猫とのふれあいが高齢者にとって心の安らぎをもたらすことが多くの研究で確認されています。猫の存在は、特に一人暮らしの人々にとって大きな支えとなり、孤独感を和らげる効果もあります。

 私の事業を引き継いでくれた竹根の部下が紹介してくれた企業は遠方のため、ネットを使ってインタビューと社内見学をさせていただきました。

 

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 「魚食の文化」が生み出す相乗効果 2727-4222
 アオリイカは「イカの王様」と呼ばれている。透明感のある身は弾力があり、プリっとした歯ごたえ。噛めば噛むほど旨味と甘みが口の中に広がってくる。身を細く切ったいかそうめんは絶品だ。さまざまなイカが市場に流通しているが、旨味の成分であるアミノ酸の量はトップクラス。市場での価格は1キロ2000~4000円と、スルメイカやヤリイカの2~3倍はする。「王様」といわれるのもうなずける。

 そんな高級食材のアオリイカだが、季節によっては、堤防からも釣り上げることができる。春先から初夏にかけて、沖合の深くから産卵のため岸近くまで上がってくる。シーズンになると、東京湾でもアオリイカ狙いの釣り人を多くみかける。餌木(えぎ)という疑似餌を投げ、竿を上下にしゃくりながら糸を巻き上げてアオリイカを誘う。30~40センチはあろうかというアオリイカを格闘しながら釣り上げる様子を目の当たりにして、チャレンジしたことがある。餌木を投じては竿をしゃくり、また、投じてはしゃくり…。だが、手ごたえは全くなし。疲れるばかりで続けるモチベーションを保つことができなかった。

 アオリイカの加工品で国内トップクラスの取扱量を誇っているのが、香川県さぬき市のA社だ。1980年代からアオリイカの加工を手掛け、いかそうめんの加工販売を業界に先駆けて展開した。国内の資源不足に対応するため海外に調達先を求め、現在はインドやスリランカから輸入している。「鮮度を保つ独自の技術を長年にわたって培ってきた。その技術を現地の漁師や加工従事者に伝え、高品質のアオリイカを消費者に届けている」とA社長。海外ではインドネシアでの事業展開も模索中で、水産加工を通じて現地の経済活性化・雇用創出に大きな貢献を果たしている。

 「魚食は日本人の文化。食べ物づくりを通じて、生きる喜びを追求したい」と話すA社長。地域の発展や中小企業の活躍を支援する中小企業応援士としても活躍する。国内漁獲量の減少や漁業従事者の減少、若者の魚離れなど水産業界を取り巻く環境が厳しくなる中、国内では、アンテナショップやネット販売をスタート。さぬき蛸(たこ)や讃岐でんぶく(ナシフグ)といった地元の食材を消費者にアピールしている。「こうした取り組みが地元漁師の所得向上につながり、漁業の就労者を増やすきっかけになってほしい」とA社長。全国に発信した食材を求め、多くの観光客が訪れれば、地域の活性化にもつながる。海外や地域での事業が今後、どんな相乗効果を生み出すのか。A社長のこれからのチャレンジが楽しみだ。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 ◆【きょうのおすすめ】 経営四字熟語は、経営に大きな示唆がある

 四字熟語の中には意味深長な意味合いを持っているものがあります。
 また、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。
 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と勝手に命名してご紹介しています。
 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/61712c48d4d523d0935f3067fbc1e8fa

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《調査》中小企業等経営強化法に基づく「先端設備等導入計画
 「中小企業等経営強化法」に基づき、中小企業者が策定する「先端設備等導入計画」に関し、令和6年9月30日時点の認定実績について、市区町村から報告がとりまとめられ公表されています。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/seisansei/2025/250130seisansei.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 竹島が日本の領土である証拠が続出 222

 2月7日は北方四島の日でしたが、22日は竹島の日です。

 北方四島については、平和条約を結んでいたロシアが、条約を一方的に破棄して、終戦数日前に手薄な北方四島に進出してくるという汚いやり方で領土宣言をしたのです。

 尖閣諸島については、日本の漁業者が避難港として利用するための建物が写った写真があります。こちらも、日本領土であることが明確です。

 竹島については、ドイツも他のヨーロッパ諸国の古い地図も見れば日本領土であることが明白です。

 そのような証拠がたくさんあるのです。

 竹島は、島根県なのです。

 日本の領土なのです。

 日本と韓国は、隣国であるだけではなく、歴史的にも関係の深い両国です。
 韓国人・韓国籍の友人もいますので、なんとか両国関係が円滑に進んで欲しいと願っています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

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■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  


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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月21日 ◆人類滅亡まで89秒 ◆竹根好助の経営コンサルタント起業 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」タイプ別にみたコンサルタントの分類 ◇加齢

2025-02-22 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月21日 ◆人類滅亡まで89秒 ◆竹根好助の経営コンサルタント起業 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-07 【経営支援】 タイプ別にみたコンサルタントの分類 ◇加齢と共に増えるもの・減るもの 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月21日 人類滅亡まで、残りはたったの89秒
 これは、TVドラマでも映画でもありません。
 米誌ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツは、毎年「終末時計」で人類滅亡までの残り時間を発表しています。
 「終末時計」とは、ノーベル賞受賞者のほか、物理学や政策学などの専門家らが、人類が生み出した脅威を分析し、滅亡の時を午前0時に見立てた「終末時計」の残り時間を示すものです。兵器の拡散や中東情勢、気候変動などで、危機が迫っています。その結果、2023年も2024年も、「90秒」と発表されていたのですが、2025年は、それより1秒早い「89秒」と発表されたのです。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。

 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部1章 7 【経営支援】 タイプ別にみたコンサルタントの分類

 前項で、経営コンサルタントの2分類方法を紹介しました。すでにその一つは紹介しましたが、他方の切り口であります、タイプ別の経営コンサルタント分類法を紹介します。大きく、3つのタイプに分類できます。

 



◇ 顧問企業支援型

  その一つが、企業等を顧問先に持って、定期的に顧問先を訪問してアドバイスをする「顧問企業支援型」です。
 この種の経営コンサルタントは、いろいろな企業の顧問として、その企業の恥部まで深く知りつくして、多くの事例を幅広く持っています。それぞれの分野でいろいろと研究を継続していることも多く、各種の事例をベースにした研究論文を発表していることもあります。 

◇ 講演・執筆型
 二つめは、執筆や講演会などで活躍している「執筆・講演型」コンサルタントと言える人たちで、比較的有名な人が多いのが特徴です。
 大学の先生や研修者、顧問企業指導型経営コンサルタントが発表する研究論文などに目を良く通していて情報通の人が多く、新聞記者などマスコミの出身者もいます。
 広く浅い情報を持っていますが、必ずしも企業の現場を詳しく知っているわけではありません。また、この分野で活躍している人がすべて有名というわけでもありません。

◇ 社員研修型
 三つ目の分類は、社員研修を主に行っている「トレーナ」と呼ばれる人たちで、やはり「経営コンサルタント」と呼ばれています。
 顧問企業指導型や執筆・講演型経営コンサルタントの発表する論文や書籍などをベースに、それらを実践できる社員を育成して、結果に結びつけられるように研修などを中心に行っています。すなわち社員の能力向上の面から企業の活性化を図り、業績を伸ばそうというタイプです。
 上記の三分類のほかに、アメリカ型ビジネスコンサルタントと言われる経営コンサルタントがあります。
 企業の売上高に対して○○%を、あるいは売上など目標を設定し、それを達成できたら売上の○○%を成功報酬として支払ってもらうという、成果報酬型のタイプです。

◇ コンサルタントのその他のタイプ

 また、上記に分類できない経営コンサルタントも多々あります。
 すなわち、すべての経営コンサルタントがこのいずれかに属するというのではなく、それらを横断的にまたがっているのが一般的です。経営支援効果という面でも、その一つだけでは不充分な面があるからです。
 顧問企業支援型といえども、社員のレベル向上は必要ですから、通常のコンサルティング業務の一環として社員や幹部研修をすることもありますし、講演会で講師をしたり、時には雑誌に記事を書いたりすることもあります。

 長期的取り組みをする場合には顧問契約型の経営コンサルタントに依頼するのが良いでしょう。しかし、1ヶ月に1~2度顔を見せるだけの経営コンサルタントではなく、困ったときにいつでも飛んで来てくれるようなフットワークの良い経営コンサルタントを選ぶなどの判断も必要です。
 これら分類の境界線は明確になっているわけではありませんが、どのようなタイプの経営コンサルタントなのかを見極めて、自社の目的に即した経営コンサルタント選びをするときの目安となるでしょう。
 

<次号に続く>

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

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■【今日のおすすめ】

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  DX成功のカギは経営者にあり! 3726-5114

 不況な時代でも、元気な会社、はりっきっている社長さんがいます。彼等の多くに共通していることが「不況に強い企業でありたい」ということです。不況期でも普通に経営できる、「普況」という考え方を持ちたいです。
 普況を続けられた結果が、富める企業、すなわち「富況」に繋がるのです。否、そのような企業は、いつも「富況」で、富況が普況なのです。「不況」を「普況」に、「普況」から「富況」になる企業創りを、半世紀ほどにわたって経営コンサルタントとして「布教」してきました。
 これからも「不況・普況・富況・布教」という言葉を連発するつもりです。「またか~」と、嫌な顔をなさらないでください。<笑い>

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
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  ■【今日は何の日】 2月22日 ■ 竹島の日 ■ Thinking Day  一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》中小企業省力化投資補助事業(一般型)公募
 中小企業省力化投資補助事業(一般型)の第1回公募要領が公開されています。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250130shoryokuka_kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
  ■【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業7章 誘惑と模索 6 ヘッドハンティング

【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 加齢と共に増えるもの、減るもの 214
 歳を重ねるにつれ、いろいろな物が減ってきます。
 その代表が年賀状とバレンタインのチョコでしょうか。
 かつては、いろいろな顧問先からチョコレートを戴きました。
 今は、顧問先をすべて後進に譲っていますので、戴けるチョコレートは激減してしまいました。
 娘や孫達からのチョコレートはうれしいですね。
 そうそう、妻からも・・・  これを付け加えておかないと、後が怖いですから。<笑い>
 近年は、カカオ70%とか中には90%などという超ビターなチョコレートもあるのですね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
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■【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業7章 誘惑と模索 6 ヘッドハンティング

2025-02-21 12:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

  【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業7章 誘惑と模索 6 ヘッドハンティング 

 
■ 【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。
 これからコンサルタントを目指す人の参考になればと、私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまであらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 日常業務をこなしながら、アテンドという商社マンにつきものの業務を自分なりに見つめ直す竹根です。慣れないニューヨークを中心としたアメリカでのビジネスですが、時として折れそうになってしまいます。そのようなときに、若い竹根の支えとなってくれたのが、本社で竹根をフォローしてくれるかほりでした。彼女の父親は地元の名士ということから、竹根などに娘をやるわけにはいかないと厳しかったのです。かほりと竹根の努力で、結局、父親は折れざるをえず、晴れて結婚が認められました。

◆7章 誘惑と模索
 1ドル360円時代の商社マンは、「企業戦士」と言われるほど海外赴任活動は、心身共に厳しいです。たった一人でニューヨークに乗り込んだ竹根好助(たけねよしすけ)も5年の任期を終え、東京に戻り、本社勤務に戻りました。
  ※ 直前号をお読みくださるとストーリーが続きます。
     直前号 ←クリック

◆7-6 ヘッドハンティング
 言葉は丁寧だが、端々にコンサルタントらしい、教えてやる的な表現が入るのが気になる。
 一方で、熱心な語り口には、引き込まれてゆく自分があるのを竹根は感じながら、耳を傾けた。
――さすが経営コンサルタントだな――
 経営コンサルタントとは中堅・中小企業だけではできない経営の側面を指導することにより、大企業にも負けない企業作りをするやりがいのある仕事である。経営コンサルタント業について、いろいろな側面を話してくれた。
 竹根の活躍は、北野原だけではなく、何社かの経営者からも直接・間接に聞いたとも話した。その話は具体的であり、竹根にも思い当たることであったので、作り話ではなさそうである。
 二時間近くにわたり、話をしてくれたが、竹根には、経営コンサルタントという仕事が実感として湧かないし、福田商事のやりかたには不満はあるが、仕事や同僚仲間は好きである。自分の気持ちをはっきりと伝えると、「今すぐでなくても結構です。今後、『経営コンサルタント』という言葉を聞くことがあれば、私のことを思い出してください」と丁寧に締めくくってから別れた。

 竹根には、経営コンサルタントという世界が日本にもあるのかという漠然とした思いで帰路についた。ただ、小田川の「経営コンサルタントというのは、クライアントに『ありがとう』と言われることを楽しみにできる仕事です」という言葉は、このときに竹根のどこかに住み着いたことを、そのときはわからなかった。

 数日後、小田川からの丁寧な礼状と、坂之下社長の講演会の案内状が送られて来た。幸い、その日はスケジュール的に何とかなることもあり、小田川に対する儀礼からも行ってみることにした。
 さすが坂之下経営らしく、大手町にある日経ホールは満杯で、熱気がムンムンしていた。受付に行くと、いつの間にか小田川が竹根の右斜め後ろにいて、「竹根さん、先日はありがとうございました」と声をかけてきた。自分の方が恐縮してしまうほど丁寧であった。
 さすが時代の寵児の一人と言われる坂之下先生の話は、聴衆を引きつけるものがあった――企業には、光と影の部分があり、光が当たっているところだけに目がいきがちであるが、陰の部分にも目を配る必要がある――という下りは、さかんな拍手が出るほどであった。
 竹根には、「先行管理経営」という言葉が、言っていることは当たり前のことなのに、何か惹かれるものがあると思った。それが経営コンサルタントの魅力なのかとまた考えた。
 帰り道、小田川の「ありがとう」、坂之下の「先行管理」という言葉が、頭の中をグルグルとエンドレスに回っている状態が続いた。いつの間にか自宅に着くと、かほりが由紗里を連れてにこやかに迎えてくれた。一日が終わり、もっともホッとする瞬間である。「家庭があることはすばらしいことだ。かほり、由紗里、ありがとう」と心の中でつぶやくのであった。
  <続く>

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月20日 ◇「テキサス」フライドチキン ◇春・花粉症 ◇岩手県遠野市 民話の里を映像で視る

2025-02-21 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月20日 ◇「テキサス」フライドチキン ◇春・花粉症 ◇岩手県遠野市 民話の里を映像で視る 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

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2月20日 テキサスフライドチキン

 1930年にカーネル・サンダース氏がケンタッキー州で開業したケンタッキーフライドチキンが本社を、税負担が少ないテキサス州に移転するそうです。
 イーロン・マスクの「テスラ」をはじめ、大企業だけではなく多くの企業が本社をテキサス州に移転する動きが広がっています。
 今後は、「テキサスフライドチキン」となるのでしょうね。<笑い>

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 バタバタした一日の終わりに、ゆったりとした時間を持てたことは何よりです。

 

 

 


岩手県遠野市 民話の里  

 

■■ 岩手県遠野市 民話の里「遠野」1 

 遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。

 東京からは、4時間ほどでたどり着ける、おもっていた以上に近いところにあります。

■ アクセス

 東京からは、新幹線で、盛岡経由でゆくか、花巻空港からバスでゆくのが時間的には早いです。

 

 

カッパの飲み会

JR遠野駅前広場

 

遠野市観光協会

 

柳田国男は遠野とは切っても切れない縁

遠野物語は、観光客必携のバイブル

 

民話の里 遠野 1 カッパや座敷童が
 古民家に出没


 遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。
 柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。
 遠野の概要を映像でご確認の上、これからの「遠野映像シリーズ」をお楽しみ下さい。

 

遠野を映像で体感


    【 注 】 まだ準備中の映像もあり、順次公開します。

遠野市観光協会遠野市観光協会のホームページ。遠野市の観光情報、イベント情報、遠野市内宿泊ガイドなどをご紹介。tonojikan.jp

遠野写真集

■【今日のおすすめ】

 ■【あたりまえ経営のすすめ】経営戦略編 経営理念の構築・再構築 38 経営理念の構築・再構築の実作業 マッキンゼー7S利用

 「あたりまえ経営」とは「あたり前」を成長させる経営のことです。

 「あたり前」は、企業によって異なるのです。

 ひとつの「あたり前」ができるようになったら、つぎの「あたり前」を作ります。 これが、「企業の

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

 

■【知り得情報】
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◇《セミナー》外国人材の定着に向けた採用の考え方・進め方
  ~企業での人づくりと組織づくりのポイントを学ぶ~
 中小企業大学校web校では、外国人材側から見える視点と企業側が抱える外国人材の採用や定着に関する問題を対照させ、課題を見える化し、取り組むべき方策を明確にしていく研修を開催します。
[日 時] 前半:3/ 5(水)9:15~12:30
      後半:3/12(水)9:20~12:30
[場 所] オンライン(Deliveru)
[参加費] 16,000円(税込)
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
 https://www.smrj.go.jp/institute/manabeecampus/sme/rvuad10000023ao7.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

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  春になると、すがこが溶けて、嬉しい人、困る人  220
 春になると、すがこが溶けて、川となって、山を降り・・・
 2月20日は「花粉症とアレルギーの日」でした。
 花粉症というのは、日本の免疫学者が、ブタクサによるアレルギー症を発見してから知られるようになりました。
 昨今では、スギ花粉に悩まされる人が多くなっています。
 かくいう私も30代から花粉症に悩まされていました。
 ここ十年以上喘息にも悩まされています。
 ところが、皮肉なことに喘息の薬が花粉症にも効くのでしょうか。
 花粉症の症状は大変軽減され、ほとんど出ないで済んでいます。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 本日は、明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧下さるようお願いします。
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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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■【日本庭園を知って楽しむ】5-08 自然風景式庭園 苑路(園路) えんろ

2025-02-20 17:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

  ■【日本庭園を知って楽しむ】5-08 自然風景式庭園 苑路(園路) えんろ   

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 *

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

 *

■■5 庭園を見る視点・要素 自然風景式庭園
 庭園を鑑賞するにあたり、庭園を構成するものが、どの様な意味合いを持つのかを知っているのと、そうでないのとでは、鑑賞の度合いが大きく異なります。
 ここでは、自然風景式庭園を構成するものについて、その鑑賞のための基本的な知識を持っておきたいと考えます。

5-08 苑路(園路) えんろ
 通路のことを「苑路(園路)」といいます。苑路を歩くことで、苑内を周遊できる庭園を「廻遊式庭園」といいます。桂離宮などがその最も速い時期に作られた例です。
 身分の高い公家や天皇などの行幸のために特別に設けた苑路のことを「御幸道(みゆきみち)」といいます。茶亭への露地を兼ねて、途中に待合腰掛を設けたり、橋をかけたりすることもあります。
 苑路の地面には、砂利や砂が敷かれたり、土表面をつき固めたりしたものがあります。飛び石や延段(のべだん)、階段などを使ったものなど、さまざまな彩りの植栽や灯籠、手水鉢を道の左右にしつらえ、四季折々のさまざまな変化をつけることもあります。見た目だけではなく、足触りにも変化をつけて、苑内周遊をより楽しいものにすることにも繋がります。
 道の中央を蒲鉾(かまぼこ)のように盛り上げて水はけを考慮したり、高低差をつけたり、あるいは苑内での方向を変えたりして、変化を導き出す役割もしています。




桂離宮 園路(苑路)


(【Wikipedia】、宮元健次氏、重森完途氏・コトバンクを参照して作成)

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別    

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 ■ カシャリ! ひとり旅



ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月19日 ◇「あたり前のことをあたり前にできるようにする」とは? ◇国際郵便

2025-02-20 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月19日 ◇「あたり前のことをあたり前にできるようにする」とは? ◇国際郵便 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月19日

 JR東海、西日本、九州の3社は、東海道、山陽、九州新幹線にまたがる一部区間で4月から料金を改定されます。
 JR九州は平均15.0%値上げ、その他は、一部値下げ区間を含みますが変動はそれほど大きくなさそうです。

 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに,ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれました。

 

■ 03 あたり前のことをあたり前にできるようにする

 

 近年、経営コンサルタントの先生が「あたり前のことをあたり前にできるようにする」ということをおっしゃるようになり、それがマスコミなどでも、あたり前のように言われるようになりました。

 40年余前に、私が経営コンサルタントとして独立起業したときに、「あたり前のことがあたり前にできる企業創り」を目指していると話をすると、「その様なことにお金を払う必要があるのか」という反応が一般的でした。

 あたり前のことを教えてもらうために、経営コンサルタントに高額な顧問料を支払うつもりはないというのです。

「営業は足で稼ぐ」という、古い営業方法は、今日、馬鹿にされます。しかし、自社の商品・サービスにピンポイントなニーズを持った見込み客に対して、適切なアプローチを繰り返すことにより、受注に結び付けられるというのは、昨今のマーケティングでも形を変えて生き残っています。

 効果ある手法は、時代が変化をしても、時代に即した形にカスタマイズして行けば、業績も改善するのです。


 経営コンサルタントとして、走りたての若造であった私にとっては、「あたり前のことがあたり前にできる企業は成長する」ということは信念でもありました。

 その表現を改めたり、プレゼンテーションのやり方を変えたりして、その信念を貫いて40余年、よくもこれだけでやってこられたものだと、我ながら感心します。

 ベテラン営業パーソンの多くが、伸び悩んでいることを目の当たりにしてきました。彼らは、自分の営業スタイルに固執し、その成功体験から、その観念から脱することができないでいるのです。

 上司も、適切なアドバイスをすることができなかったり、相手がベテランだけに躊躇したりするので、ベテランほど業績が好ましくないままなのです。

 足で稼ぐというあたり前のことを、それとなくアドバイスできるのが経営コンサルタントなのです。


 では、なぜ、ベテランは、業績が良くならないのに、自分の営業スタイルを変えようとしないのでしょうか。

 私は、吉田兼好の徒然草に出て来る「高名の木登り」の話を良くします。

 高名の木登りが、若者に木の登り方を指導するときに、若者が登り始める前も、登り始めてからも何も言いません。登りきって、降り始めても、それでも何もアドバイスをしません。あとわずかで地上に降りられるところに来たとき、「気をつけろ」とひと言、言ったそうです。

 あとわずかというときには、気が緩みがちなので、それをいましめたのです。慣れたこととも同じで、いつもと同じようにできると思って、気軽にやっているとミスをします。

 前述のベテラン営業パーソンも、自分の成功体験から、このお客様は、必ず受注にたどり着けるという自信が、そのお客様の購買を決断させる様な「決め言葉」のパンチが弱くなってしまっているのです。足で稼ぐという、あたり前のこともおろそかになりがちです。


 心づかいができる人というのは、常に相手に対して注意を払っていますので、ちょっとした言葉や態度の端々から、相手の気持ちの変化を読み取れるのです。平素から相手の言動に対する注意力を忘れずに、相手の一挙手一投足にまで集中することを忘れるとほころびが出てしまいます。

 当たり前なこと、簡単なことというのは、換言しますと「基本的なこと」なのです。基本を軽視しては、失敗することに繋がりかねないと自分を戒めるべきではないでしょうか。

■【今日のおすすめ】

 日本庭園を知って楽しむ】5-051 庭園を見る視点・要素 自然風景式庭園 橋 構造別の分類

 庭園めぐりを趣味にしてから数年が経過しています。

 しかし、庭園に関する知識が乏しいと、せっかく訪れても楽しみが半減されているのではないかと考え、一念発起して、日本庭園に関して学び始めました。

 自分自身の知識習得のためにまとめました。

 よろしければ、ご覧くださると幸甚です。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
   この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】

 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》令和7年度「中小企業活性化・事業承継総合支援事業」に係る企画競争の募集
 中小企業庁では「中小企業活性化・事業承継総合支援事業」の実施機関を、公募要領のとおり募集します。応募希望者は、下記より公募要領をご参照ください。
 https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2025/250203m_and_a_chousa.html

   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 外国に手紙を出したことがありますか? 219

 1877年に、郵便の国際機関である万国郵便連合(UPU)に日本が加盟しました。
 郵便の世界で日本が国際的に認められたのです。
 近年は、メールやSNSを使って海外とコミュニケーションを取っている人はたくさんいると思います。
 しかし、昨今では、海外に手紙を送ったことがある人は少ないのではないでしょうか。

 1970年にサラリーマンの私は単身で渡米し、ニューヨークに駐在事務所を構えてアメリカでの市場開拓を任されました。
 当時は日本企業で海外に進出しているところは少なく、まだまだ日本製は安かろう、悪かろうという認識の時代でした。
 日本にいる家族とのやりとりは手紙でした。
 薄い便せんを使い、できるだけ切手代を節約するようにしたのが懐かしいです。 

 

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月18日 ◇殺人に気づかず!? ◇経営四字熟語「拈華微笑」 ◇江戸っ子はインスタント好き 5

2025-02-19 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月18日 ◇殺人に気づかず!? ◇経営四字熟語「拈華微笑」 ◇江戸っ子はインスタント好き 5 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 所用で新宿に出かける予定があり、それを済ませてから、ぽかぽか陽気に誘われて、久しぶりに新宿御苑に行ってきました。

 予想はしていたものの、人の多さに驚きました。

 梅が1~2週間早く咲き始めているという報道がありましたが、満開の梅の木も多く見られました。

 ところが、その上、サクラも咲いていました。

 早咲きで知られる「サツマカンザクラ(薩摩寒桜)」が三本、満開に近く、時折吹く強い風に花びらを散らせているほどでした。

 

 

 かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々気分転換に、江戸に関する書籍を手に取ります。
 とりわけ故杉浦日向子女史の本は、江戸風物詩を手に取るように語ってくれます。

 

◆ 江戸っ子はインスタント好き 5

 

 別項で、江戸の御御御汁についてご紹介しました。では、江戸っ子の「だし」はどのようなものだったのでしょうか。

 聞いて驚くなかれ、江戸っ子は「インスタント味噌汁」を食べていたのです。

 以前書いたように、具は二種類以上を用意したのですが、ネギとだし数種類が味噌に練り込んであるものを使いました。

 今日では、フィルム袋に入ったインスタント味噌汁がありますが、江戸時代には、一色ずつ玉になっているものを総菜屋から購入して使っていたのです。

 なんと、江戸っ子は合理的なのでしょう。

 

 江戸ではまな板や包丁があまり普及していませんでした。

 包丁の代わりにブリキ板のような「かなべら」というものを使いました。

 まな板がないので乱切りで野菜を切ったりしました。

 屋敷奉公の時に、豆腐のさいの目切りという実技テストがあったそうです。

 豆腐は、豆腐屋で買うときにさいの目に切ってもらうこともありましたが、手のひらでぐちゃぐちゃにして御御御汁の中に放り込んだのです。

 豆腐の料理法は多彩でした。庶民に最も人気があったのは湯豆腐と田楽です。

 因みに、「江戸三白」というと豆腐、白米と大根でした。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

■【今日のおすすめ】

 経営四字熟語で目から鱗が落ちる】5ー04 拈華微笑 以心伝心から見える化の時代へ ~ 言葉を使わず心から心へ伝える ~

 四字熟語の中には意味深長な意味合いを持っているものがあります。

 また、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と命名してます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《連携》中小企業の事業承継・引継ぎ支援に向けた中小企業庁と日本弁護士
連合会の連携の拡充
 中小企業庁と日本弁護士連合会は、中小・小規模事業者を当事者とするM&Aを中心に、中小企業の事業承継・引継ぎに対する支援について、連携を拡充し対応を進めることとし、共同コミュニケを改訂しました。
 https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2025/250109nichibenren.html
  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  気がつかずに殺人を犯しかねない 218

 日本で喫煙が問題視されるようになったのは、1970年代です。
 東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立されました。

 毎朝、近所を散歩しますが、人通りが少ないせいか、早朝に出勤する人が歩行喫煙をしています。
 喫煙者の呼気は、喫煙後、5分間くらいは周囲に受動喫煙の影響を残しているといわれています。
 煙が出ていなくても、周囲の人に迷惑をかけているのです。
 喫煙をする人が近づきますと、まず臭いに悩まされます。
 喘息患者は、次に咳が出てきます。
 健康な人には、理解いただけない反応をしているのです。

 近年、喫煙者が住みづらくなってきて、蛍族なる人達もたくさん見られます。
 喫煙権を主張する人も出ています。

 年間数千人の人が、喘息で亡くなっていることをご存知でしょうか?
 たばこの煙は、重度の発作を起こす危険性が高いのです。
 その時には、救急車を呼ぶように、医師から患者には言われているのです。
 それほど、喫煙による影響は大きいのです。
 喫煙により、殺人を起こす危険がことを認識して欲しいです。

(ドアノブ)

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月17日 ◇天使の囁き ◇ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 12 大腿四頭筋の強化

2025-02-18 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月17日 ◇天使の囁き ◇ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 12 大腿四頭筋の強化 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

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【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月17日

 2024年2月にH3ロケットの打ち上げがようやく成功しました。

 2023年3月に試験機1号機の打ち上げに失敗し、関係者のショックはいかばかりであったでしょう。

 国民も非常に残念に思っていただけに、ロケットの第二段点火確認ができたときは、ホッとしたのではないでしょうか。

 コストを無視して、信頼性を重視してきた前モデルにあたる「H-IIAロケット」は、50号機が最後です。

 宇宙ビジネスは、これからますます希望が持てる分野であると専門家が言っています。

 宇宙旅行に誰もが行ける時代が来るようになれば、需要は大きくなるでしょう。

 飛行機産業では、敗戦により航空機開発・製造が禁じられ、日本はYS-11どまりで、華々しい航空産業界では後塵を拝してしまいました。

 その轍を踏むまいということで、宇宙産業が注目を浴びていると思います。

 一部の大手企業だけが潤うようでは、期待だけ大きくて、それ以外で直接の恩恵を受ける人が少ないようでは不公平ですね。

 早朝ウォーキングの効果を持続または改善するために、今朝のウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

 

◆3章 ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う

 

 ウォーキングの効果は知られていますが、その効果をさらに高めたり、付帯的な効果を上げたりするという「ながらウォーキング」をしています。これは、ボケ防止になると痴呆を研究している人達が研究発表をしていますので、それを励行するようにしています。

「ながらウォーキング」も、ウォーキング・ミックス(いろいろな歩行法の組み合わせ)と同様に、いくつかの方法があります。それらを適宜組み合わせてウォーキングすると効果的ですので、その方法を紹介いたします。
 

【 注 】

 ここで紹介する情報は、自分で思考したり、入手したりした情報をもとに、ご紹介します。

 それが皆様にも良い方法であるとは限りませんので、皆様ご自身のご判断で参考にしてくださるようお願いします。

 

12 大腿四頭筋の強化

 毎日ウォーキングをしていますが、日常生活の中で自転車に乗った時に脚の疲れを覚えるようになりました。老齢化が進んできたのか、脚の膝に違和感を感じることがあります。
 整形外科の先生に、そのことをお話したら、大腿四頭筋が弱ってきているからであると説明してくれました。その対応策は、大腿四頭筋の強化であるとのことでした。
 大腿四頭筋の強化は、仰向けに横になって、脚を交互に上げる運動でできるのだそうです。
 ウォーキング中は、ひざ上げ歩行で大腿四頭筋を強化できます。但し、私の場合は、それだけでは不充分なようで、それを補強する簡単な運動をするようにしています。

 電柱などのポールなどを両方の掌で挟むようにします。幸い、私が体操をする公園には照明器のためのポールがあるので、それを利用しています。
 右脚(左脚からでも結構です)を、前方に向かってゆっくりと上げます。あげられる最高点よりやや下方で止め、5~10秒間、その状態を保ちます。これで大腿四頭筋を強化できますので、簡単です。
 なお、この時に、骨盤底筋運動(尻すぼめ運動:肛門をギュッと締める)をあわせてやります。
 ゆっくりと脚を下ろし、そのまま後方にゆっくりと上げます。背筋もそれる体制で、やはり5~10秒間、その状態を保ちます。この時に、骨盤底筋運動も付加します。
 こちらは、大腿四頭筋よりも、太ももの後ろ側にある、ハムストリング筋の強化となります。
 これを5~10回、左右の脚で行います。

 大腿四頭筋の強化は、これだけでは不充分ですので、既述のようにひざ上げ歩行をしたり、自転車で多少脚に負荷がかかるようにして乗るようにしています。スポーツジムで自転車こぎをするのも良いでしょう。

 近年の研究では、速歩でも太ももの筋肉強化に繋がるそうです。

 時速7キロで歩くことと月間30時間が目安だそうです。

 実際にトライした方はお解りでしょうが、結構きついです。

 1分間の速歩をまず実現し、速度を速めて行き、近い将来には時速7キロを達成する、という程度の気持ちでよろしいのではないでしょうか。

■【今日のおすすめ】

 ◆【きょうのおすすめ】 経営コンサルタント独立起業 5つの要諦 これだけはおさえておこう

 コンサルタント・士業として、独立起業する前に、心得ておくべきことがあります。

 半世紀の経営コンサルタント歴から、感じたことを「5つの要諦」としてまとめました。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

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■【知り得情報】

 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)公募
 令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」は、中小企業者等が大学・公設試等と連携して行う、研究開発及びその事業化に向けた取組を最大3年間支援するものです。
 https://www.chusho.meti.go.jp/support/innovation/2025/250109kobo.html

  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  天使の囁きとは素晴らしい命名ですね!! 217

 よく晴れた朝など、気温が氷点下10℃以下の状態になりますとダイヤモンドダストが発生します。
 幌加内町ではダイヤモンドダストに「天使の囁(ささや)き」という名前を付けているそうです。
 神秘的なダイヤモンドダストが、天使の囁きに繋がる感性はとても素晴らしいと思います。

 囁きといいますと、気象現象とは異なりますが、ロンドンのセントポール教会に「囁きの回廊」を思い浮かべます。
 セントポールは何度も行ったことがあると言う人でも、囁きの回廊を知らない人が結構います。
 そこではある面白い現象が起こるのです。
 ロンドンを訪れる機会がありましたら是非試してみてください。

 詳しくは、下記のブログでどうぞ
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/0c9f195549837fcaf7b79dcf9c77da77

 

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月16日 ◇社員研修 ◇天気図の豆知識 ◇隠元 黄檗宗の開祖隠元は禅宗に大きな影響を与える

2025-02-17 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月16日 ◇社員研修 ◇天気図の豆知識 ◇隠元 黄檗宗の開祖隠元は禅宗に大きな影響を与える 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

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2月16日 ブルートレインならぬ「寝台バス」

 二段ベッド・フルフラットシートの「寝台バス」が2025年春に登場するそうです。安全性の問題から厚労省がこれまでは禁止していましたが、ようやく実現する方向です。
 ブルートレインのように運行中に座席をベッドに改変するのではなく、常時フルフラットの状態での運行です。幅は48センチ、長さ180センチといいますので、体格の良い人にはきつそうです。
 ベッド数は最大24席で、頭部には固定式の枕があり、ブランケットは配布されます。
 問題は運賃ですが、経済記事ライターの山口伸氏によりますと、採算性から夜行バス運賃の1.5倍以上になるだろうということです。地方の大きな都市間では飛行機や新幹線と競合し、価格面では厳しそうです。地方中核都市間にそれらがないところでは可能性が考えられます。
(出典:ITmedia ビジネスオンライン) 

 「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
 それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
 老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・

隠元 黄檗宗の開祖隠元は禅宗に大きな影響を与える
 4月3日は、黄檗宗の開祖である隠元(1592~1673)の没日です。

 明代に中国の福州で生まれ黄檗鑑源の門に入り、臨済禅を学びました。

 インゲン豆を広めた人としても知られています。

 承応年には江戸で将軍家綱に拝謁し、後に宇治に地を与えられ万福寺を建てました。大光普照国師の号を賜っています。

  七堂伽藍の萬福寺

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/b748d78db82db192352d412faf6250de

 

【Wikipedia】 隠元

 隠元隆琦(いんげん りゅうき、特諡として大光普照国師、仏慈広鑑国師、径山首出国師、覚性円明国師、勅賜として真空大師、華光大師、万暦20年・文禄元年11月4日(1592年12月7日) - 寛文13年4月3日(1673年5月19日))は、中国明末清初の禅宗の僧で、福建省福州福清県の生まれで俗姓は林である。

 独特の威儀を持ち、念仏禅を特徴とする明朝禅を日本に伝え、やや先に渡来した道者超元(? - 1660年, 1651年来朝、1658年帰国)と共に、当時の禅宗界に多大な影響を与え、臨済・曹洞二宗の復興運動にも大きな影響を与えた。また日本における煎茶道の開祖ともされる。

■【今日のおすすめ】

 ◆【お節介焼き情報】 社員研修には、どのくらいの費用がかかるのか?

 不況時でも、人材確保のためには給与をそれなりに出していけないと企業は存続できません。

 信玄の名言にありますように「人は城」です。

 とりわけ中堅・中小企業においては、収益を高めるためには人材が育つことが基本です。

 不況だからと言って、社員の育成から目を背けてはなりません。

 不況でも、社員研修を少ない費用で実施する方法があります。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】

 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《セミナー》知って役立つ!若者のためのキャリア形成講座
 (公財)神奈川県労働福祉協会は、若者が自律的に成長し、キャリアを形成していくために必要な考え方や、若者を育成に企業が気をつけるべきことなどについて、分かりやすく解説する、若者のためのキャリア形成講座を開催します。
[日 時] 2/1(土)~3/31(月)24:00まで
[場 所] WEBオンデマンド配信(2h)
[参加費] 無料
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
 https://www.zai-roudoufukushi-kanagawa.or.jp/career-wakamono.html

  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


■  天気図はいつ、どの様に作られるのでしょうか? 216
 昔の山男は、ラジオの天気情報を基に自分で天気図を作成し、自分で天気の状況を読んで、行動の判断に使いました。
 昨今では、天気予報は、気象衛星ひまわりからの映像データを詳しくテレビなどで見ることができます。
 天気図も、モノクロだったのが、カラー化されて見やすいです。
 その天気図や天気予報は、どの様に作られているのでしょうか?

 気象庁のサイトによりますと、日本周辺域の天気図の実況天気図は、3時間おきに発表されています。
 観測時刻の約2時間10分後に、アジア太平洋域天気図の実況天気図が6時間おきに観測時刻の約2時間30分後に発表されています。
 それ以外に24時間予想図と48時間予想図が、日本周辺域、アジア太平洋域ともに12時間おきに発表されています。
 詳しくは、気象庁のウェブサイトでご覧いただけます。
  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a8f2a771326c90974aa720759990c5f7

 なお、天気図の有効な活用法というページも参考になります。
  気象庁
  http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/tenkizu_katuyo.html

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

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■バックナンバー
 ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】のバックナンバーを見ることができます。

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月15日 ◇働きがいのある企業 ◇卜部兼好という人をご存知ですか? ◇元気な会社 創業以来のDNAで六価クロム追放 2720-4215

2025-02-16 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月15日 ◇働きがいのある企業 ◇卜部兼好という人をご存知ですか? ◇元気な会社 創業以来のDNAで六価クロム追放 2720-4215 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月15日 働きがいのある企業

 日本の労働環境は、急速な技術進化や事業環境の変化により大きく変化しています。
 独自のアルゴリズムにより、会社の評価を集計し算出して、働きがいのある企業ランキングを毎年発表しています。
 電通がトップで、2位がセールス・フォース・ジャパン、3位が三井物産、4位が電通総研でした。
 オリンピックやパワハラ問題などで騒がれた電通やその関連会社が上位にランクインしています。かつては売り上げNo.1商社であった三井物産が3位に食い込んでいるのも、これまでにない変化です。
 労働市場での評価と、一般的な見方に乖離があるように思えるのは私の偏見でしょうか。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 竹根の部下が紹介してくれた企業は遠方のため、ネットを使ってインタビューと社内見学をさせていただきました。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 創業以来のDNAで六価クロム追放 2720-4215
 金属のようなメタリックな輝きと高級感を演出しながら、金属より軽く、加工しやすく、低コストを可能にするプラスチック(樹脂)へのめっき加工。近年、燃費向上に向けた車体軽量化のために、自動車メーカーが内外装部品に多用しているほか、家電製品や水栓金具、浴室・インテリア用品などの意匠性向上に向け、プラスチックめっき加工は広く使われている。
 プラスチックめっき加工は、めっきの密着性を高めるため、クロム酸を使ったエッチング処理(表面に微細孔を形成する処理)が不可欠。ところが、クロム酸には1970年代に土壌汚染で問題となった発がん性有害物質「六価クロム」が含まれており、半世紀近くにわたり、その代替技術・プロセスの開発が課題となっていた。
 これに対し、O社(大阪市鶴見区)は環境負荷物質であるクロム酸と、高価な希少金属であるパラジウムを使わない新たなプラスチックめっきプロセスを開発した。従来のクロム酸プロセスと同等以上の高いエッチング性と密着性を実現しながら、これまで17段階だった処理工程を5段階へと大幅に削減。優れた点が評価され、「中小企業優秀新技術・新製品賞」(中小企業庁・中小機構後援)の優秀賞を受賞した。
 「長年にわたり、六価クロムに置き換わるものが見つけられず、半ば諦めモードだった」。こう振り返るのは、取締役管理本部長のOさん。従来からクロム酸の代替物質として過マンガン酸が有望視されてきたが、酸性領域では二酸化マンガンが沈殿してしまうというエッチング液の安定性の問題があり、この高いハードルを越えることは困難だった。
 しかし長年の研究成果が実を結び、2010年代に入って、同社の研究陣は二酸化マンガンの生成を抑制する新たな安定剤を発見し、エッチング液に高い安定性を持たせることに成功した。さらに酸性過マンガン酸溶液中に銀イオンを添加すると、エッチングと同時に銀がプラスチックに吸着し、めっき工程の触媒として働くことを見出し、エッチングと触媒の付与を同時に行えることを発見。触媒をパラジウムから銀に変えることで、コストと工数を大幅に削減した。そして2022年2月、自動車内装部品メーカーが同プロセスを使った量産ラインを稼働させた。
 O社は1905年(明治38年)に創業し、1922年(大正11年)に日本で初めてベーキングパウダー(膨らし粉)を国産化した歴史を持つ。Oさんの曾祖父は当時、大阪のたこ焼き屋やお好み焼き屋を対象に売り歩き、「もうちょっとこうしてくれたら使えるんやけどな」と言われて作り直し、次は「大分よくなったけれども、まだ使われへん」と言われて何度も作り直した結果、ようやく採用されたという。
 「それを機に当社が研究を始めるきっかけとなり、お客さまの求めるものを開発するという原点になった」とOさん。諦めずに研究開発することは同社の創業以来のDNA。全社員約450人のうち研究開発担当社員が3割以上を占めるという強みを生かし、次のハードルを乗り越えることに挑戦している。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 ◆【お節介焼き情報】 社員研修には、どのくらいの費用がかかるのか?

 半世紀にわたる経営コンサルタント体験から、コンサルティングや経営だけではなく、いろいろなことをお届けしています。

 話材としてご活用下さると幸いです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
     https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
 重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

◇《公募》事業再構築補助金公募
 事業再構築補助金の第13回公募が開始されます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250110kobo.html
  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 卜部兼好という人をご存知ですか? 215

 徒然草を知らない人はいないでしょう。

 その作者の兼好法師もよく知られています。

 私達は、吉田兼好と呼んでいますが、俗名は卜部兼好だそうです。

「とべ」ではなく「うらべ」と読みます。

 

 某TV局のアナウンサー「水卜」さんは、本名は「みうら」さんですが、「ミトちゃん」の愛称で人気ですね。

 ですから「卜」は、カタカナの「ト」などと誤って読む人は少ないかもしれませんね。

 これは、失礼しました!!

【追伸】

  「徒然なるままに日暮パソコンにむかひて」と題して、徒然にブログを発信しています。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 本日は、明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧下さるようお願いします。
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月14日 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-06 経営体別にみた経営コンサルタントの分類2 ◇加齢と共に増えるもの、減るもの

2025-02-15 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月14日 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-06 経営体別にみた経営コンサルタントの分類2 ◇加齢と共に増えるもの、減るもの  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 近年、バレンタインデーでは、ここ数年続いている、身内の者からのチョコレートのみで終わりました。

 そのうちに、それも無くなってしまうのでしょうね。<笑い>

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。

 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部1章 6 【経営支援】 経営体別にみた経営コンサルタントの分類 2
 前項に続きまして、コンサルタントの経営形態別の分類から、コンサルタントを選ぶポイントをご紹介します。
③ 総合研究所
 「○○総研」などという名称のことが多く、金融機関や大手企業の経済研究機関、アメリカでは大学の研究室が独立して設立されているようです。
 学者肌の研究者タイプの人が多く、理論的には優れたものを持っている反面、経営実務や現場の状況に疎く、頭でっかちの助言をされることがありますので、契約する前に、その視点でのチェックも必要です。
 講演会の講師選択に適している経営コンサルタントが多いのも特徴でしょう。
 知名度が高いところが多いですが、知名度だけで選定しますと、自社にあわないこともあります。
 クライアントに大企業が多く、中堅・中小企業に対する経験が浅いこともあります。また、大企業向けのコンサルティング手法を、そのまま応用するがために、規模の小さいところにはそぐわぬことが多いのです。
④ コンサルタント団体
 コンサルタントの代表的な団体がいくつかありますが、経験の浅い会員から超ベテランまで、いろいろなコンサルタントがいます。これらの団体に問い合わせますと、目的や希望にそったコンサルタントを紹介していただけます。
 たとえ年齢的には若くても有能な経営コンサルタントもおり、料金も高くなく、すばらしい助言をしてくれることもあります。
 一方で、定年退職をして、コンサルタントになったような人は、一見しますとベテラン風ですが、コンサルティング経験の浅さが目立つ先生もいますので、外見だけで判断しないようにすると良いでしょう。
 特に大企業出身で、中堅・中小企業のコンサルティング経験が浅い先生ですと、頭でっかちのコンサルティングになったりして、自社の体質に合わない場合もあります。
 社団法人や財団法人というような法人格を持っている団体が多いのですが、NPO法人であったり、設立の歴史的経緯などから法人化していない団体もあったりします。
 法人格を持っているとか、所属している会員数が多いからその団体が有能な経営コンサルタントを持ち、活発な活動をしているとは限りません。
 有能で良心的な経営コンサルタントを揃えている団体を探すことが第一歩でしょう。知名度の高い団体が必ずしも有能で良心的とは言い切れませんので、経営コンサルタント選びとともに団体選びにも注意が必要です。
⑤ 組織化したコンサルタント
 前述しました個人経営のコンサルタントの多くは、いずれかの団体に属しています。しかし、一人でコンサルタント業務をすることは、専門外の領域に充分対応できないなどの問題だけではなく、情報量不足など、いろいろな問題がからんできますので、それを解決することを目的として、気のあった経営コンサルタントが組織化することがあります。
 組織化の結果、コンサルティング・ファームとして法人化する場合もありますが、最近はLLP/LLCなどという協同組合的な法人体系をとることがあります。
 また、法人化をしないまでも、経営コンサルタントが組織的にグループ活動を行うことが増えてきています。共同受注をしたり、共同して業務を遂行したりしていて、個人経営の欠点を補っています。
 経営形態は、大企業や官公庁に適したコンサルティング・ファームや総合研究所と中堅・中小企業向けにはコンサルタント団体やコンサルタントの組織などに大別でき、「大は小を兼ねる」というのは難しく、大企業向けのコンサルタントが中堅・中小企業でコンサルティングをするのは必ずしも適切とはいえないということを心しておくことが必要です。
 

 

<次号に続く>

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

■【今日のおすすめ】

 ■【若狹の生意気言ってすみません!】 最近の就職活動で感じることから「当たり前経営」まで

 経営士・行政書士としてマルチライセンスで活躍していらっしゃる、日本経営士協会会員の若狭晃司先生が、2025年1月から、毎月第二火曜日正午頃の発信でブログを投稿してくださっています。

 先生らしく、謙虚に、しかも大胆に、辛口も含めて皆様にお届けしています。

  総合メニュー 【生意気言ってすみません】 ←クリック

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
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■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
 重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

◇《公募》IT導入補助金の不正受給等に関する調査を実施
 IT導入補助金事業における多数の不正受給事案が明らかになっていることから、補助金事務局では不正受給等に関する調査が実施されています。不正行為が判明した場合、交付決定取消、補助金の返還請求、IT導入支援事業者登録取消等の措置が行われます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/gijut/2025/250117it.html
  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 加齢と共に増えるもの、減るもの 214
 歳を重ねるにつれ、いろいろな物が減ってきます。
 その代表が年賀状とバレンタインのチョコでしょうか。
 かつては、いろいろな顧問先からチョコレートを戴きました。
 今は、顧問先をすべて後進に譲っていますので、戴けるチョコレートは激減してしまいました。
 娘や孫達からのチョコレートはうれしいですね。
 そうそう、妻からも・・・  これを付け加えておかないと、後が怖いですから。<笑い>
 近年は、カカオ70%とか中には90%などという超ビターなチョコレートもあるのですね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月13日 ◇欲しい情報を入手する ◇ユーチューブで見る曹洞宗大本山「総持寺」

2025-02-14 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月13日 ◇欲しい情報を入手する ◇ユーチューブで見る曹洞宗大本山「総持寺」

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月13日

 セブンイレブンの苦戦が続いているようです。
 コンビニ3社の他2社は、好業績とは言えないまでも、セブンイレブンが一人負けしているのには、いろいろと理由があると思います。
 セブンイレブン凋落の契機は、「値上げ」「上げ底減量」「品質低下」などがSNSを通じて拡散したことです。
 それまで順調に伸びてきて、いい気になって「殿様商売」を始めたからではないでしょうか。
 殿様商売によるシェアダウンは、キリンビールが代表的ですが、セブンイレブンも、キリンの二の足を踏んでいるように、私には見えます。

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 

 
 神奈川県  総持寺  

 

■ 総持寺とは

 總持寺は、神奈川県横浜市鶴見区にある曹洞宗の仏教寺院です。曹洞宗には大本山が二つあり、その一つが、福井県・永平寺です。すなわち、永平寺ほどの知名度はありませんが、由緒ある寺院なのです。

 私も実際に訪れて、その大きさに圧倒されました。併設されています鶴見大学やその附属中高のエリアをあわせますと、約15万坪の広大な境内です。

 1911年に、石川県鳳至郡門前町にありました真言律宗の教院「諸嶽観音堂」が現在地に移転し、「總持寺」となりました。寺紋は「五七桐紋」で、山号は「諸嶽山(しょがくさん)」、ご本尊は釈迦如来です。

 1321年(元亨元年)曹洞宗4世の瑩山紹瑾が、「諸嶽観音堂」への入院を住職の定賢から請われ、「諸嶽観音堂」が「總持寺」として寄進されました。山号の「諸嶽山」は、ここから来ています。

 1322年(元亨2年)、後醍醐天皇より「曹洞賜紫出世第一の道場」の綸旨を受けて官寺、大本山となり、曹洞宗を公称するようになり、1615年(元和元年)、徳川幕府より法度が出され、永平寺と並んで大本山となりました。

 1898年(明治31年)火災で焼失、1911年(明治44年)に、現在地に移転しました。

 ちなみに、石川県輪島市門前町の旧地は總持寺祖院と改称されています。

【 注 】

 石川県の總持寺は、2024年の能登半島地震で被災してしまいました。

 早期の復興を祈念しています。

 

■ アクセス

 〒230-8686 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1

 TEL 045-581-6021 FAX 045-571-8221

公共交通機関

 JR京浜東北線[鶴見駅]西口より徒歩(約7分)

 京浜急行線[京急鶴見駅]より徒歩(約10分)

 京浜急行線[花月総持寺駅]より徒歩(約10分)

車利用

 東京方面より首都高速横羽線[汐入]出口より約15分

 横浜方面より首都高速横羽線[生麦]出口より約10分

 ※ 總持寺の駐車場の利用可

 

■ 拝観

 總持寺は、開かれた禅苑を目指していて、境内は自由に参拝できますし、特別な場合を除いて、諸堂内も含め、修行僧の案内ツアーがあります。

  布教教化部 045-581-6159

  定時拝観          10:00 11:00 13:00 14:00 15:00

  拝観料              400円

 境内の敷地面積は、約50万㎡あり、仏殿、大祖堂をはじめ多くの堂宇があります。本尊釈迦如来像を安置する仏殿よりも、道元、瑩山紹瑾など歴代の祖師を祀る大祖堂の方が規模が大きいのが特色です。

 總持寺は、1911年(明治44年)に石川県から神奈川県に移転してきた寺院であるため堂宇の大部分は近代の建立です。仏殿をはじめとする主要建物の多くは20世紀前半(大正時代〜昭和時代前期)の本格的な木造建築です。

 大祖堂、三門などは太平洋戦争後に建立された鉄筋コンクリート造です。他所から總持寺へ移築された建物の中には、近世末期のものも若干あります。

 1970年(昭和45年)3月6日には火災があり、常照殿が焼失しましたが、2005年(平成17年)に、仏殿など16件の建造物が登録有形文化財に登録されました。

 境内には横浜市で起こった鉄道事故である桜木町事故(1951年)と鶴見事故(1963年)の慰霊碑が建立されています。

 太平洋戦争中、東京警備軍横浜警備隊が置かれ、1945年(昭和20年)8月終戦反対の反乱が起された地でもあります。

 

 

 私は、京急鶴見駅西口から、JRと京急線の間を、線路沿いに横浜方面に歩いてゆきました。

 5分も歩かないうちに、右手に鶴見神明社の赤地の幟(のぼり)を見つけて、カシャリしました。

 京急線とJR線の跨線橋を渡り、右手に折れますと総持寺の石柱が立っていました。

 参道の両側は、鶴見大学などの校舎や研究棟が配されていました。

 

 

 

 100m以上もの参道を歩いていますと、寺院の大きさ、曹洞宗・永平寺と同格の曹洞宗大本山をヒシヒシと感じました。

 

横浜・総持寺1 首都圏に、
  このような大寺院が
曹洞宗は大本山を二つ持ちます。福井・永平寺と横浜市の総持寺です。総持寺の参道を三門まで歩きますと、寺院の壮大さを感じます。

■【今日のおすすめ】

 ◆【きょうのおすすめ】 経営者・管理職向けのピンポイント・ブログの紹介

 情報過多の時代、自分が関心を持っているジャンルの情報だけでも多量であり、すべての情報に目を通すのは不可能です。
 自分にマッチしたブログで、さらにその中が細分化されていますと、欲しい情報にたどり着きやすいですし、新たな発見も得やすいですね。
 そのような情報を、発信することを続けたいと思っています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
 重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

◇《公募》中小企業省力化投資補助事業(一般型)の公募要領
 中小企業省力化投資補助事業(一般型)の第1回公募要領が公開されました。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250130shoryokuka_kobo.html
  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  恒例の札幌雪祭り開催 206
 毎年、この時期になりますとテレビや新聞、各種報道で札幌雪祭りが紹介されます。
 札幌へは、仕事でずいぶんと通いましたが、雪祭りに行ったことは一度もないのです。
 昨年、孫達が雪を見たいというので家族で行ってきました。
 大きな雪像には圧倒されたようです。
 大通り会場だけでも約150基も並んでいるのですから、壮観でしょう。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/1108683ac445299c406ac4e1e87416f3

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月12日 ◇社会人としての原点を無視して【心 で 経営】はできない ◇戦後最長政権

2025-02-13 12:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月12日 ◇社会人としての原点を無視して【心 で 経営】はできない ◇戦後最長政権 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 「■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月12日

 早朝ウォーキングコースの途中に、プチ高級住宅街があります。

 その辺りには交番がなく、安全確保のためか1畳にも満たない、小さなポリースボックスがあります。

 その前を通る時は、まだ薄暗く、電気ストーブの赤外線から漏れる光に映し出された黒い影しか見えません。

 「おはようございます」とその前を通る時には、挨拶を投げます。

 はじめのうちは、返事を返してくれる警官はほとんどありませんでした。

 ほぼ毎日その前を通りますので、毎朝のように挨拶を投げかけ続けてきましたら、最近は、ほぼ挨拶が返ってくるようになりました。

 彼等仲間同士で、挨拶の話が話題になったのでしょうか、彼等に変化が起こったようです。

 「継続は力なり」といいますが、それが実証されたように思え、何か嬉しくなりました。

 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに、ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれました。

 

■ 04 社会人としての原点を無視して【心 で 経営】はできない

 経営者・管理職のように、「人の上に立つ人」、また、経営士・コンサルタントや士業の先生方のように「人にアドバイスをする立場の人」が、社会人としての基本ができていないようでは、自分の仕事を全うすることは難しいでしょう。

 自分では、社会人として一人前であっても、自分自身を鏡に映してみますと、人にはうるさく言っていることが、自分自身で実行していないことに気がつくことがあります。


 新入社員研修のときに、最初に学ぶことのひとつが「あいさつ・挨拶」です。挨拶は、人と顔を合わせたときに軽く会釈をすることから、謝罪をするときに90度頭を下げるまでのいろいろな段階があることを、復習させられます。

「社会人なのに、挨拶をすることから学ぶのか?」と憤慨する人も多いでしょう。

 その様な気持ちで、たとえ、「頭を下げる」という、形だけを作っても、心がこもっていなければ、相手にこちらの気持ちは通じません。それどころか、心がこもっていなければ、「頭を下げているだけ」ということを相手に気取られてしまい、逆効果に繋がってしまう可能性もあります。


 話は変わりますが、「挨拶」という漢字を手書きすることができますか?

 私は、こじつけをすることで、思い出すことができます。

「挨拶」という漢字を、「偏」と「つくり」に分解し、さらに作りを上下に分解します

「挨」は音読みで「あい」ですが、訓読みはありません。そのつくりの上半分の「ム」と、下半分の「矢(ヤ)」とから「ムりやり」、すなわち上が「ム」で、下が「矢」と、無理矢理にこじつけます。

「拶」も訓読みはなく、音読みで「さつ」です。つくりの「くくく」をらりがなの「く」が3つ「くみ」とみなし、「夕」を「た」と読みます。

 ふたつの漢字の偏の「てへん」を「て」と読み、「手(てへん)と手(てへん)を取る」とみなします。

 これを併せて「無理矢理組み体操で手と手を取る」と覚え、字を書くときにそれを思い出すと漢字が書けるようになります。


 私は、30歳代前半で、経営コンサルタントとして独立起業しました。東京の西部に住んでいましたが、クライアントは、都内が中心でしたので、毎日多くの時間をかけて通うための時間がもったいなく、都内に引っ越しました。

 引っ越した先は、知らない人ばかりですが、近所の人に会いますと、挨拶をするようにしました。ところが、挨拶を返してくれる人はほとんどいませんでした。関西の人が「東京の人は冷たい」という気持ちがよく解りました。

 そこで、私は、やや大きめの声で挨拶を続けて来ました。また、「最近引っ越してきました。よろしくお願いします。」という気持ちを込めて挨拶をするようにしました。

 その効果があったのかどうかは解りませんが、昨今では、近隣同士の場合でも、ほとんどの人が挨拶を交わすようになりました。

「挨拶は心を込めて」という祖母の言葉を胸に秘め、社会人になったときにも、それを励行するようにしてきました。

 たとえば上司に対して挨拶をするときに、心の中で「いつもご指導してくださりありがとうございます」と心の中で唱えるようにしました。おそらく自ずと顔が穏やかになっているのだろうと思います。

 もし反対に「いつも人のあらばかりを探す上司め」という気持ちで、笑顔を作って、形だけ丁寧に挨拶をしても、相手には真心が通じず、「あいつは腹の中を読めない男」と上司に見られたかもしれません。

 挨拶というのは、社会人としての基本です。形だけではなく、心を込めて挨拶をすることにより、人生を豊かにしたいと考えています。

■【今日のおすすめ】

 ■【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】   昭和記念公園1 池とお花畑と広場  2 ロックガーデンと日本庭園

 【カシャリ!ひとり旅】で撮影した写真は、撮影した本人は満足していていも、他人が撮影した写真は、感動する場合もありますが、退屈だと思う人が多いのではないでしょうか。
 それを考えますと、多少でも時間つぶしになるようにと映像化を数年前から始めています。ナレーションを入れることで、少しでも参考になったり、話材として利用できたりするように努力をしています。
 素人映像ですが、よろしければご覧下さい。私としては大変に嬉しいです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
   この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
 重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

◇《公募》事業再構築補助金公募
 事業再構築補助金の第13回公募が開始されます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250110kobo.html
  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 リンカーン誕生日と故安倍元首相 212

 リンカーンと故安倍元首相とは全然関係ないように見えます。

 アメリカ訪問で、トランプ元大統領との蜜月会談を終え、得意になって凱旋しました。

 その安倍さんですが、ローマ字で書きますと「Abe」となります。

 一方、リンカーンのファーストネームをご存知ですか。

 Abraham Lincoln すなわち「Abraham」を日本語表記しますと「アブラハム」です。

 ファーストネームから、彼の愛称は「エイブ」でした。

 エイブは「Abe」とスペリングされます。

 安倍さんも「 Prime Minister Abe」となりますので、リンカーンの愛称と同じスペリングになり、得意満面でしたね。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/5aebcfd90e8d22c502e5f016ea499757

 戦後最長政権でしたが、非業の最期を遂げられました。

 

【経営コンサルタントの独り言】

 もう、十数年前になります。

 渋沢論語のCDを毎日かけて、車通勤していた女性社長がいます。

 40年近くも会社経営を続けていましたが、渋沢栄一から得たものがあったのでしょうね。

 いまは、ご高齢で禅譲し、悠々自適の生活を送られているようです。 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

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■バックナンバー
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月11日 ◇延暦寺の堂于はどこにある? ◇江戸時代にコンビニ

2025-02-12 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月12日 ◇社会人としての原点を無視して【心 で 経営】はできない ◇戦後最長政権  

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月12日

 早朝ウォーキングコースの途中に、プチ高級住宅街があります。

 その辺りには交番がなく、安全確保のためか1畳にも満たない、小さなポリースボックスがあります。

 その前を通る時は、まだ薄暗く、電気ストーブの赤外線から漏れる光に映し出された黒い影しか見えません。

 「おはようございます」とその前を通る時には、挨拶を投げます。

 はじめのうちは、返事を返してくれる警官はほとんどありませんでした。

 ほぼ毎日その前を通りますので、毎朝のように挨拶を投げかけ続けてきましたら、最近は、ほぼ挨拶が返ってくるようになりました。

 彼等仲間同士で、挨拶の話が話題になったのでしょうか、彼等に変化が起こったようです。

 「継続は力なり」といいますが、それが実証されたように思え、何か嬉しくなりました。

 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに、ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれました。

 

■ 04 社会人としての原点を無視して【心 で 経営】はできない

 経営者・管理職のように、「人の上に立つ人」、また、経営士・コンサルタントや士業の先生方のように「人にアドバイスをする立場の人」が、社会人としての基本ができていないようでは、自分の仕事を全うすることは難しいでしょう。

 自分では、社会人として一人前であっても、自分自身を鏡に映してみますと、人にはうるさく言っていることが、自分自身で実行していないことに気がつくことがあります。


 新入社員研修のときに、最初に学ぶことのひとつが「あいさつ・挨拶」です。挨拶は、人と顔を合わせたときに軽く会釈をすることから、謝罪をするときに90度頭を下げるまでのいろいろな段階があることを、復習させられます。

「社会人なのに、挨拶をすることから学ぶのか?」と憤慨する人も多いでしょう。

 その様な気持ちで、たとえ、「頭を下げる」という、形だけを作っても、心がこもっていなければ、相手にこちらの気持ちは通じません。それどころか、心がこもっていなければ、「頭を下げているだけ」ということを相手に気取られてしまい、逆効果に繋がってしまう可能性もあります。


 話は変わりますが、「挨拶」という漢字を手書きすることができますか?

 私は、こじつけをすることで、思い出すことができます。

「挨拶」という漢字を、「偏」と「つくり」に分解し、さらに作りを上下に分解します

「挨」は音読みで「あい」ですが、訓読みはありません。そのつくりの上半分の「ム」と、下半分の「矢(ヤ)」とから「ムりやり」、すなわち上が「ム」で、下が「矢」と、無理矢理にこじつけます。

「拶」も訓読みはなく、音読みで「さつ」です。つくりの「くくく」をらりがなの「く」が3つ「くみ」とみなし、「夕」を「た」と読みます。

 ふたつの漢字の偏の「てへん」を「て」と読み、「手(てへん)と手(てへん)を取る」とみなします。

 これを併せて「無理矢理組み体操で手と手を取る」と覚え、字を書くときにそれを思い出すと漢字が書けるようになります。


 私は、30歳代前半で、経営コンサルタントとして独立起業しました。東京の西部に住んでいましたが、クライアントは、都内が中心でしたので、毎日多くの時間をかけて通うための時間がもったいなく、都内に引っ越しました。

 引っ越した先は、知らない人ばかりですが、近所の人に会いますと、挨拶をするようにしました。ところが、挨拶を返してくれる人はほとんどいませんでした。関西の人が「東京の人は冷たい」という気持ちがよく解りました。

 そこで、私は、やや大きめの声で挨拶を続けて来ました。また、「最近引っ越してきました。よろしくお願いします。」という気持ちを込めて挨拶をするようにしました。

 その効果があったのかどうかは解りませんが、昨今では、近隣同士の場合でも、ほとんどの人が挨拶を交わすようになりました。

「挨拶は心を込めて」という祖母の言葉を胸に秘め、社会人になったときにも、それを励行するようにしてきました。

 たとえば上司に対して挨拶をするときに、心の中で「いつもご指導してくださりありがとうございます」と心の中で唱えるようにしました。おそらく自ずと顔が穏やかになっているのだろうと思います。

 もし反対に「いつも人のあらばかりを探す上司め」という気持ちで、笑顔を作って、形だけ丁寧に挨拶をしても、相手には真心が通じず、「あいつは腹の中を読めない男」と上司に見られたかもしれません。

 挨拶というのは、社会人としての基本です。形だけではなく、心を込めて挨拶をすることにより、人生を豊かにしたいと考えています。

■【今日のおすすめ】

 ■【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】   昭和記念公園1 池とお花畑と広場  2 ロックガーデンと日本庭園

 【カシャリ!ひとり旅】で撮影した写真は、撮影した本人は満足していていも、他人が撮影した写真は、感動する場合もありますが、退屈だと思う人が多いのではないでしょうか。
 それを考えますと、多少でも時間つぶしになるようにと映像化を数年前から始めています。ナレーションを入れることで、少しでも参考になったり、話材として利用できたりするように努力をしています。
 素人映像ですが、よろしければご覧下さい。私としては大変に嬉しいです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
   この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
 重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

◇《公募》事業再構築補助金公募
 事業再構築補助金の第13回公募が開始されます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250110kobo.html
  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 リンカーン誕生日と故安倍元首相 212

 リンカーンと故安倍元首相とは全然関係ないように見えます。

 アメリカ訪問で、トランプ元大統領との蜜月会談を終え、得意になって凱旋しました。

 その安倍さんですが、ローマ字で書きますと「Abe」となります。

 一方、リンカーンのファーストネームをご存知ですか。

 Abraham Lincoln すなわち「Abraham」を日本語表記しますと「アブラハム」です。

 ファーストネームから、彼の愛称は「エイブ」でした。

 エイブは「Abe」とスペリングされます。

 安倍さんも「 Prime Minister Abe」となりますので、リンカーンの愛称と同じスペリングになり、得意満面でしたね。

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 戦後最長政権でしたが、非業の最期を遂げられました。

 

【経営コンサルタントの独り言】

 もう、十数年前になります。

 渋沢論語のCDを毎日かけて、車通勤していた女性社長がいます。

 40年近くも会社経営を続けていましたが、渋沢栄一から得たものがあったのでしょうね。

 いまは、ご高齢で禅譲し、悠々自適の生活を送られているようです。 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月10日 ◇コンサルタントの資格 ◇大福帳 ◇ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 11 股関節回しで脚力安定 ◇中小企業向けオンライン研修

2025-02-11 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月10日 ◇コンサルタントの資格 ◇大福帳 ◇ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 11 股関節回しで脚力安定 ◇中小企業向けオンライン研修 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 サイトに、男性が結婚したい女性の職業について記述されていました。
 第3位は「薬剤師」だそうで、「最近の男性も堅実な見る目を持っているんだ」と思いました。
 第1位は「看護師」ということですが、ナイチンゲール症候群(看護師が患者に対して好意を抱く症状)の裏返しの「白衣の天使」と見るようなもののように思えます。看護師さんは知性も高く、思いやりもある人が多い反面、職業としては仕事もきつく、勤務も不規則なようです。
 第2位は「保育士」ですが、保育士というのは、子供達を〃操る〃ことがあたりまえな立場であること、また、その世界にどっぷりと浸かっていることから、社会的な常識がずれてきてしまっている人がいらっしゃるように思えます。私が見てきた保育士さんの数は多くはありませんが、その狭い経験からですので、私の偏見かも知れません。

 看護師さんも、保育士さんも素晴らしい職業と考えていますが、私が自分自身の結婚相手としてみたときには、少し視点を変えますと、その職業の人を選ぶべきかどうかは微妙です。
 この記事を見て、最初に受けた最近の人達に対する良い印象が急に失せ、ものの見方が観念的であるように感じました。頭だけで考えたり、表面だけ見たりしていては、結婚してから悔やむ人も多いのではないでしょうか。

 早朝ウォーキングの効果を持続または改善するために、今朝のウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

◆3章 ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う

 ウォーキングの効果は知られていますが、その効果をさらに高めたり、付帯的な効果を上げたりするという「ながらウォーキング」をしています。これは、ボケ防止になると痴呆を研究している人達が研究発表をしていますので、それを励行するようにしています。
「ながらウォーキング」も、ウォーキング・ミックス(いろいろな歩行法の組み合わせ)と同様に、いくつかの方法があります。それらを適宜組み合わせてウォーキングすると効果的ですので、その方法を紹介いたします。
【 注 】

 ここで紹介する情報は、自分で思考したり、入手したりした情報をもとに、ご紹介します。

 それが皆様にも良い方法であるとは限りませんので、皆様ご自身のご判断で参考にしてくださるようお願いします。

11 股関節回しで脚力安定
 1970年代、まだ若かりし頃、ニューヨークに丸5年、勤務していました。その時に、「アメリカには、なぜ、足の悪い人が多いのだろう」というのが、渡米第一印象の一つです。
 その理由は、「車社会」にあるのだろうというのは、直ぐに思い当たりました。
「高齢化は、足から始まる」といわれますが、駅やビル内など、至る所にエスカレーターやエレベーターが設置された便利な社会。昨今の日本も、膝痛や腰痛など下半身の関節にトラブルを持つ人が多くなりました。

 股関節は、先天性で骨盤が変形していたり、大腿骨の付け根に異常があったりする変形性股関節症に悩まれている人は、人工股関節などに頼るなどの方法を採る人が多いでしょう。私の身近にも、手術をした人がいます。
 しかし、もともと、その様な障害がない人でも、股関節症や膝痛に悩む人が、上述のように多くなっていると思います。整形の知識や技術を持ち合わせていないド素人の私ですが、日常生活で、ある程度の予防ができるのではないかと、希望的観測ではありますが、そう”願って”、早朝ウォーキングやその時の体操を心がけています。
 ウォーキングやスクワットは、股関節にも効果があることは知られています。さらにそれだけに頼らず、早朝ウォーキングの途中で行う体操の時間に、「股関節回し」を行っています。
 早朝ウォーキングの途中で立ち寄る児童公園には、時計があり、子供達に時間を知らせるようになっているところが多いです。時計は、ポールの先端に付いています。
 そのポールを利用して、股関節回し運動を行います。ポールがない公園では、樹木の幹を利用します。
 両足のスタンスは、揃えるかやや拡げる程度、両掌でポールを左右から包み込むようにして軽く支えます。
 膝と股関節の高さが同じくらいになるように膝を上げ、一旦静止をします。足の下半部は、下に垂らした状態です。静止時間は0.5秒とか1秒と、短時間でよろしいでしょう。
 膝が円を描くように後方に回します。勢いを付ける必要はなく、むしろゆっくりと行う方が、太ももの筋肉(大腿四頭筋)の鍛えにも繋がります。できる限り大きく円を描き、元の位置に戻ったら反転します。前後6回ほど回したら、足を変えて他方の足でも同じことを行います。
 慣れてきたら、上記のセットを、2回、3回と行います。ある年配の女優さんは、これを毎日、全部で50回(セットではない)もやっていると言っていました。その女優さんは、年齢の割に若く見え、姿勢もスキッとしています。
 股関節など、関節に痛みがあると途端に老けてしまいますので、心して関節の衰えを抑えるようにしています。

■【今日のおすすめ】

 【経営コンサルタントへの道】6. 経営コンサルタントになるための資格取得 1.コンサルタント資格

「ながら方式」でコンサルタントとしてテイクオフ
 「コンサルタント=中小企業診断士」と思い込んでいらっしゃって、中小企業診断士資格を取ってからでなければ、コンサルタントになれないと考えている人が多いです。
 私は、「ながら方式」をお薦めしています。「サラリーマンを続けながら」など「××をやりながら」コンサルタントとしての仕事を体得していく方法で、完全テイクオフまでの力をため込んでいけば、テイクオフ後がスムーズになると考えます。
 ただし、企業によっては副業を認めていないところが多いですので、その場合には、日本経営士協会のようなコンサルタント団体に入会して、プロと接しながら、準備を進めて行けばよろしいと考えます。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
 重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

◇《セミナー》中小企業向けオンライン研修2025年度申込受付開始
 中小企業大学校web校では、web会議システムを利用した、リアルタイムの双方向通信で行う、少人数制オンライン研修「WEBee Campus」2025年度全133コースの開講を予定し、申込受付中です。
[場 所] オンライン (Zoom)
[受講料] コースにより異なります
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
https://webeecampus.smrj.go.jp/informations/20230116-2-3/
  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  誰が大福帳から簿記にしたのでしょうか? 210

 簿記は、経理会計の基本です。

 経営コンサルタントを目指す人でさえ、簿記は苦手といいますので、多くのビジネスパーソンも同様ではないでしょうか。

 しかし、借り方とか仕方の関係がわかると、決算書を読めるようになったり、経営数字がなんとなくわかるようになります。


 簿記を日本に持ち帰ったのは、咸臨丸で渡米した福沢諭吉翁の持ち帰った本の翻訳が契機と言われています。

 慶應義塾大学を創設するなど、明治時代に多くの功績を残しています。

 慶応だけではなく専修大学、一橋大学、神戸商業高校など多くの学校の創設にも寄与しているのですね。(【Wikipedia】)

 北里研究所、東京大学医科学研究所などの研究機関の創設にも関与し、日本学士院の初代会長も務めています。(【Wikipedia】)

 明治六大教育家の一人としても数えられています。

 因みに六大教育家の他の5人は、以下の人達です。(【Wikipedia】)

  大木喬任   おおきたかとう
   文部卿として近代的な学制を制定

  森 有礼   もりありのり
   明六社の発起代表人
   文部大臣として学制改革を実施

  近藤真琴   こんどうまこと
   攻玉塾を創立
   主に数学・工学・航海術の分野で活躍

  中村正直   なかむらまさなお
   同人社を創立
   西国立志編など多くの翻訳書を発刊

  新島 襄   にいじまじょう
   同志社を創立、
   英語・キリスト教の分野で多くの逸材を教育
   NHK大河ドラマで奥さんの八重さんが一層有名に

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


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