経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【経営コンサルタントへの道】1-2 経営コンサルタントになる前に考えよう 大企業それとも中小企業

2024-09-30 12:03:00 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

  【経営コンサルタントへの道】1-2 経営コンサルタントになる前に考えよう 大企業それとも中小企業

 私は1970年代から、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。
 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。
 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。
 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。

* 

■1 経営コンサルタントになる前に考えよう 

 経営コンサルタントになる方法は、経営コンサルタントとして何をやりたいかによって選択が異なると思います。

大企業それとも中小企業

 中小の経営コンサルタント会社では、大企業に入り込むのはかなり難しいのが現状です。大企業を相手に仕事をしたければ、大手のコンサルティング・ファームに若いうちから入社するのがよいでしょう。ただし、コンサルティングという仕事は、ビジネス実務経験が必要で、とりわけ組織的な活動の効率的な進め方は経営コンサルタントになってからも大いに役に立つでしょう。

 私もはじめは日本の代表的な経営コンサルタント会社に入社しました。でも、そこでできることは、大きな歯車のひとつとなって、大きな歯車を部分的に修復したり、置き換えること程度しかできませんでした。

 日本にある企業の99%は中堅・中小企業です。私はそこで困っている経営者の手助けに生きがいを見出しました。ちょっとしたアイディアや改善提案でも業績が急激に改善されることが多々あるからです。私もご多分に漏れず、「先生のおかげで業績が回復してきました。」と言われると無上の喜びを感じました。経営コンサルタントこそわが天分と思いつつ、今日に至っています。

 中堅・中小企業におけるコンサルティングのポイントは、企業は人によって運営されていることを忘れてはいけないことです。大企業は組織で運営されているので「管理」の視点に重点をおいて経営支援をします。

 それに対して、中堅・中小企業は理屈だけでは変化が起こらず、企業の運営は「人」が行っているということを忘れてはなりません。ひとり一人の社員が動けるように心が通いかつ具体的なアドバイスをしていくことを心がけています。それには自分がサラリーマンであった頃の経験が活きてくるのです。

■【経営コンサルタントへの道】 バックナンバー


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【日本庭園を知って楽しむ】1-0  当ブログのコンセプト ブログ発信に当たって  <もくじ>

2024-09-30 10:55:07 | 【カシャリ!一人旅】 日本庭園を知る


  【日本庭園を知って楽しむ】1-0  当ブログのコンセプト ブログ発信に当たって  <もくじ>  


 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

■ 当ブログのコンセプト
 【カシャリ! ひとり旅】で、暇と小遣いがあると日本全国、処々を廻っています。行く先は、気分次第で、主に寺社仏閣が中心です。その中で感じたのが、「仏像など、撮影禁止が多く、とりたいものを撮れない」という不満です。
 寺社仏閣には、庭園がつきものといえるほど、何らかの庭園とも触れていました。自分が撮った写真を見ますと、中途半端ながらも、庭園の比率が高いことに気がつきました。それ以後、行き先を、その地の庭園を基準に決めるようになりました。
 庭園をテーマにするようになってまだ日が浅いですが、自分が求める何かがあるような気がして、昨今では、庭園と聞くと、スケジュールに入れたくなります。

 おのずと、庭園について深く学んでみたいというきにもなってきました。庭園と一口に言っても、日本では、自然を模して川・池・築山などが作られ、木や草が植えられるなど、風景になぞられて作られた庭も多くあります。
 見方を変えますと、池泉のあるところ、枯山水と言われる水を造形定期に表したりしているところ、イングリッシュガーデンなど、日本庭園とは異なりますが、美しい花や花壇の形状など、いろいろと興味が膨らんできました。
 庭園を漠然と、見たり、歩いたりして楽しむだけでは、お上りさんの観光にしか過ぎません。日本庭園を中心に廻るという視点を持ち、鑑賞のポイントとして、庭園がどう分類されるのか、庭園を構成するものがどのようなものなのか、等々から学んでみたいと考えています。


日本庭園を知って楽しむ

   
■ 日本庭園とは
   このブログのコンセプト 
   日本庭園とは 
   日本庭園の定義 
   日本庭園の特徴 
   
■ 日本庭園の歴史
   
■ 日本庭園の分類
分類?何を表現しているかで分類 
   浄土式庭園 
   蓬莱式庭園 
   縮景式庭園 
何を用いて表現しているかで分類 
   枯山水庭園 
   池泉庭園 
   築山林泉庭園 
どのように鑑賞するかで分類 
   観賞式庭園 
   廻遊式庭園 
   舟遊式庭園 
   露地庭園 
   
■ 日本庭園の構成要素
   
   
■ 日本を代表する庭園
   都道府県別http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexteien.htm



■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

* 

  ■ カシャリ! ひとり旅




ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月29日 ◇「経営の秘策」は何か? コンサルタントとして成功する策 ◇機略縦横

2024-09-30 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月29日 ◇「経営の秘策」は何か? コンサルタントとして成功する策 ◇機略縦横 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月29日

 福岡市教委が給食に使用するモヤシの調達が困難となったため、使用食材を変更するという文書を保護者に出したと報じられました。
 モヤシ納入業者の突然の廃業が理由です。もやしの生産業者は、全国で550社以上あったのですが約30年で2割以下に減り、95社しか残っていないのだそうです。
 食材の優等生であった「卵」に続いて、「モヤシよ、お前もか」と言いたくなります。背景には、モヤシの原料として中国から輸入する緑豆の価格が20年前から4倍以上に高騰している上に、光熱費など、諸経費の高騰が響いているようです。
 これまでのように、スーパーでの安売りの目玉商品にはなれなくなるのかもしれません。

■【今日のおすすめ】

 【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-03 機略縦横 難しい経営理論は有益か? 臨機応変に、自在に適切な策略を巡らす

 四字熟語には意味深長で、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と勝手に命名して紹介しています。

 経営コンサルタントを目指す人の集まりで、ミニセミナーを行いました。
 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。
 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 ◆ 「経営の秘策」は何か? コンサルタントとして成功する策

 私は、「経営に王道なし」「経営に秘策はない」と考えています。

 それでは、どのようにしたら企業が良くなるのでしょうか?

 答は簡単です。

「あたり前のことがあたり前にできる企業作り」を行えば良いのです。

 では、「あたり前」とは何でしょうか?

 そのあたり前が何かは、企業によって異なります。

 各企業のあたり前を、上手に見つけ出したり、企業さんとともに問題・課題をあぶり出せたりするのが、経営コンサルタントの「経験」なのです。

 あたり前探しを、安易に考えて自己満足な自己流のやり方で問題・課題を列挙するという、生兵法は怪我のもと、そこに経営がうまく行かない原因があるのです。

 適切な「あたり前」を明確にして、経営課題に取り組めば、企業は自ずと良くなって行くのです。

 適切な経営コンサルタントを見つけて、適切な方向性を明確にして、適切な方法で経営を行いましょう。

  http://wwws.jmca.or.jp/keieijouhou/index6.html

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 午前0時過ぎに就寝すると寿命が短くなる 睡眠の基本

  「睡眠タイミングが心血管系疾患の発症リスクに影響する!」という記事をどこかで読んだ記憶があります。

 時間を有効に活用するには、質の高い睡眠が不可欠であることは周知のことです。私自身、若い頃は、ベッドに潜ると数分で眠りに落ちることができました。ところが近年、残念ながら私の睡眠の質は必ずしも良いとはいえません。睡眠に関する情報は、それなりに収集し、実行するようにしていますが、一向に改善しません。

 睡眠のタイミングくらいは最適な時間にあわせられる環境にありますので、心臓や心血管系疾患対策になればと、上述の記事を読み、励行しています。

 私達、日本人の多くは、睡眠時間の長さとか、睡眠の質については関心が高いです。中には、「今日中にこれをやらなければならないので、今夜は遅く寝ることになるけど、明日は休日、ゆっくり起きるから問題はない」というように、正常性バイアスを働かせている人が多いのではないでしょうか。

 ところが、最近の研究で、睡眠時間のタイミングが心臓血管の健康に影響を及ぼすことがわかったのだそうです。

 その研究発表の原資は手元にありませんが、記憶を頼りにご紹介致します。関心のある方はネットなどで調べて見てください。

 被験者は、動作検知器を身に付けて、いろいろな時間帯に就寝し、一週間にわたり睡眠データを収集されました。数年間にわたる、その後の追跡調査で、心血管疾患を発症率が調査されました。

 この研究では、10時台に就寝したグループの人は、心臓など心血管系への負荷が最も低くなることが発見されました。午前0時以降に入眠した人の結果が最悪で、それより早く入眠すると発生率が下がり、上述のように10時台がベストな結果となったのです。

 面白いことに10時以前に入眠したグループの発症率は上昇したといいます。この相関関係は、男性よりも女性に多く見られるという結果もあるそうです。女性の方が、時間に繊細に影響されるのですね。

 これは、心血管系疾患という切り口での研究ですが、以前より「就寝は午前0時前」ということが言われていましたので、心血管系疾患という観点でも、それが実証されたと言うことです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 9月30日 ■ 世界翻訳の日 外国語が身近になってきました ■ 交通事故死ゼロを目指す日

2024-09-30 00:03:00 | 【今日は何の日09月】

 

  【今日は何の日】 9月30日 ■ 世界翻訳の日 外国語が身近になってきました ■ 交通事故死ゼロを目指す日

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 世界翻訳の日 外国語が身近になってきました

 9月30日は国際翻訳家連盟が制定した「世界翻訳の日(International Translation Day)」です。キリスト教の聖職者であるヒエロニムスは、聖書のラテン語訳をした人ですが、この日になくなりました。


 1970年代、経営コンサルタントの資格を取ると、商社での海外生活の経験などを活かし、輸出を主体としたコンサルティングを始めました。まだまだ経営コンサルタント業が職業として認知されていない時代でしたし、30代前半の青臭い人間を経営コンサルタントとして迎えようという物好きな企業はほとんどありませんでした。

 私は、海外経験を通じた人脈を活かし、輸出支援を前面に出したコンサルティング活動を開始しました。輸出業務の代行を含め、輸出に関する業務を何でも引き受けました。

 中小企業が、自社製品の英文カタログを持っていることは皆無に近い時代でした。そこで、英文カタログや取扱説明書などの翻訳も私の仕事の一つでした。

 アメリカで生活しているときに、ビジネスウィーク誌の本文よりも広告欄を読み、これはという表現があるとノートに書き写して貯めておきました。その経験が活きて、和文英訳はあまり苦ではありませんでした。

 直訳調ではなく、日本語の言いたいことを英訳したことや前述のビジネスウィーク誌で体感してきたネイティブスピーカーの表現が身についていたことが功を奏し、大手企業のコピーライティングというアルバイトも結構割のよい収入源でした。

 これらの経験から、私に「出版」というチャンスが廻ってきました。英文の書き方にかんする書籍を2冊出版したのが、私の出版の始まりです。昨日のブログでも書きましたようにソフトバンクや日経BP社などを始めとしたパソコン解説書の執筆に繋がったのです。


 人間万事塞翁が馬


 何処に、ビジネスチャンスがあるのかわかりません。種をまいておくと、ビジネスチャンスの方から転がり込んでくるのです。経営コンサルタントに取っては、色々なビジネスチャンスに会えることは有り難いことです。


■ 交通事故死ゼロを目指す日

 自動停止機能などを初め、電子技術が自動車にも使われるようになり、交通事故は減少傾向にあるようです。しかし、まだまだ多数の方が交通事故で亡くなっています。

 て2008(平成20)年に、事故撲滅を願い、生活安心プロジェクトの一環として日本政府が制定しました。

 政府は、その取り組みの一環として、下記を交通事故死ゼロを目指す日としています。

 2月20日
 4月10日 春の交通安全
 9月30日 秋の交通安全

  高齢者運転免許更新体験記
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/acd285fea490945d8958b5bbbaf2db84

 (ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆【お節介焼き情報】 和菓子に見る東西の違い

2024-09-29 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

◆【お節介焼き情報】 和菓子にみる東西の違い

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。
 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。
■ 和菓子にみる東西の違い
 関東では「肉まん」といいますが、関西では豚肉を使っているから「豚まん」と正確に表現しています。私達は「メンチカツ」と言いますが、関西では「ミンチカツ」と言います。
 東西で、結構違いがあるようです。
 テレビを見ていましたら「和菓子にみる東西の違い」という番組に興味を持ちました。虎屋文庫研究主査の森田環氏が解説していましたので、ご紹介します。

◇1 お汁粉vsとぜんざい

 日本を東と西に分け、風習や人々の気質などを比較することは興味深く、古くから文献にも取り上げられてきました。食べものも例外ではないようで、材料や調理方法の違いが目立つようです。
 食べ物と言いましても範囲が広いですので、和菓子を中心に、見るだけでも大は違いがあります。
 寒くなると和菓子の代表の一つが、温かい「汁粉」や「ぜんざい」です。少々脱線しますが、江戸時代には、汁粉は、夏の食べ物だったと聞いています。
 汁粉もぜんざいも小豆を使った甘い食べものですが、東京育ちの私には、粒餡で汁気の多い、とろっとした中に焼き餅が入っています。このようなおしるこを「小倉汁粉」と言うのだそうです。
 これを関西では「ぜんざい」と呼ぶようですが、これに対して、こし餡で汁気の多いものは、東京では「御膳汁粉」、関西では、これを「しるこ」と呼んでいます。私が食べてきた小倉汁粉は、「田舎汁粉」とも言われ、少々さげすまされた食べ物のようです。
 「ぜんざい」といいますと、餅の上に、汁気のない餡をかけたものをいうと教えられてきました。東京に育ったと言いましても東京の西部でしたので、都心に出かけることを「東京に行く」と言っていました。子供の頃、デパートでぜんざいを食べさせてもらったときに、栗が入っていて、「東京はやはり高級なのだ」と思ったことを覚えています。
◇2 雑煮に見る東西の違い
 わが家では、醤油味のお澄ましに、焼いた長方形をした切り餅が入っています。関西では、白味噌仕立てが一般的なようで、しかも丸餅が入っているようですね。
 室町幕府の料理人が記した「山内料理書」があるそうで、餅を入れた味噌を使った調味料で整えた料理を雑煮と言ったようですから、関西の像にはこの流れを汲んでいると考えます。江戸の雑煮は、江戸時代中頃の「黒白精味集」という料理書に、「薄醤油仕立よし」という記述が見られます。歴史的にも時代の差があるのですね。
 丸餅と四角い切り餅と、形に違いがあるのも面白いですね。
 餅は神聖な食べものとして、鏡餅は丸い形をしていています。神事に用いる鏡をかたどって丸くなっています。関西の雑煮が丸餅を使うのは、このような伝統的な習慣が残っているのでしょう。
 それに対して、江戸っ子は気が短く、餅をひとつひとつ丸めるのではなく、平らにのして一気に切ったことが、四角い切り餅として根付いたのでしょう。
◇3 東西の桜餅
 春を思わせる桜の季節の和菓子といえば、塩漬けの桜葉の香りが楽しめる桜餅を連想します。
 東京では、小麦粉生地に薄いピンク色の着色をし、薄く焼いて、餡を巻いたものをいいます。関西では、道明寺、すなわち、もち米を原料とし、それを蒸して餡を包んだものです。
 東京の桜餅は、江戸・隅田川の川岸に植えられた桜の葉を利用して売り出され、花見客に、隅田川名物として広まっていきました。ところが始めは米粉で作っていたのが葛粉の生地に替わり、その後小麦粉生地にかわったようです。
 江戸で人気を博した桜餅は、関西にも伝わって道明寺になったようです。土佐屋という菓子屋が隅田川の桜餅を模して、冬と春には片栗粉、夏と秋には葛粉を薄く溶いた生地を焼いて売ったと記録があります。今日の道明寺の起こりは、明治30年頃、奥村又兵衛という人物が「嵯峨名物桜餅」として発売した、と記されています。意外に新しい和菓子なのですね。
 このような地域差は、各地域の風土や嗜好の影響などが複合的に影響しているのでしょうが、東京育ちの私の目にも、関西の方が上品さと歴史の長さを感じます。

カシャリ!一人旅 sn18



 私どもでは、経営やコンサルティングに関する情報以外に、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

 それらの中から、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。

■【カシャリ! ひとり旅】

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月28日 元気な会社 信頼される人材・製品・会社を創る 2119-3928

2024-09-29 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月28日 元気な会社 信頼される人材・製品・会社を創る 2119-3928  

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月28日(土)

 近年の猛暑で、アイスクリーム業界も潤っているようです。単品アイスで最も売れているのは、森永製菓の「チョコモナカジャンボ」だそうです。発売から50年以上たっていて、年間約2億個も売れているのです。
 食べたことのない人が少ない、このアイスクリームですが、小分けにして、食べきれない分を保存しやすいです。また、複数人で分けて食べることもでき便利です。14時〜17時の購入が最も多いそうで、おやつとして買われていることも調査で解ったそうです。
 ロングセラーの裏には、社員が店頭で購買し、パリパリ感などをチェックしているという努力が功を奏しているようです。

■【今日のおすすめ】

  【カシャリ!ひとり旅】 『魏志』倭人伝にも登場する長崎県『壱岐島

 上記のブログを投稿しましたが、自分でも壱岐島での思い出に浸りましたので、ここで再度ご紹介します。

* 

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、顧問先に活かしたいという考えのようです。

 オンラインで情報交換をしました。

■【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 信頼される人材・製品・会社を創る 2119-3928
 中小企業の廃業の要因の一つといわれる、経営者の高齢化と後継者の不在問題。今のままでは日本の経済・社会を支える貴重な雇用や技術が失われる可能性があり、世代交代を契機とした成長のための「事業承継」が課題とされる。自動車部品が主力商品のO社(愛知県岡崎市)のT社長も、事業承継を経験した一人だ。2017年に先代社長(実父)の急逝を受け、会社を引き継いだものの、当初は大変苦労したという。
 同社は1973年に設立。ウレタンフォームという高分子化学素材を用いて、主に自動車のシートクッションや防音用・安全用パーツなどを加工生産し、年間数十億円を売り上げる。だが実際に社長に就任すると、旧態依然の経営体質であり、利益が確保できなくなっていた。顧客ニーズの変化への対応や、核となる人材の育成も遅れていた。「管理職は当事者意識が薄く、受身の指示待ちの考え方だった」と振り返る。
 そこで外部のコンサルタントを活用して管理職教育を開始した。中小企業支援機関から専門家の派遣を得て、社内にプロジェクトチームを編成し、モノづくり現場の作業効率化や不良低減といった業務改善活動に着手した。事業継続力強化計画(BCP)の策定も手がけた。2021年には初めて女性を管理職に登用した。「良い効果が出ていると実感しており、今後も優秀な女性を積極的に登用していきたい」と強調する。
 引き続き課題と考えているのは、人材の採用と育成だ。素材となる軟質ウレタンは、空気を通す柔らかい特性があり、ロボット化や自動化ができない作業が多い。「職人性」が必要な工程は定着と習熟が必要になるので、「上司や先輩社員を含めて皆が思いやりをもって助け合う風土が重要となる」という。このため、常に良い人材を受け入れたいと考えており、ホームページやセミナー、人材マッチングなどを活用して、コロナ禍でも継続して採用活動を行っている。
 自動車業界は今後、電動化や自動運転化が急速に進むことが確実視される。その影響を受け、特にエンジン部品などを手がける自動車部品メーカーは、自社の主力事業が消滅する可能性に戦々恐々とし、将来に向けた業態転換を模索する動きも出ている。ただ同社が扱うウレタン材は、自動車部材の中でも残っていく可能性が高く、事業の将来性は期待できると判断している。
 「自動車部品業界は品質面で顧客から信頼されることが何よりも大切」とT社長。同時に「人を育てることは簡単ではなく、時間もかかるが、今後も人材の確保・育成に投資していく」と言い切る。創立50周年を迎え、信頼される「製品」「会社」創りはもちろん、その基盤となる信頼される「人材」創りにアクセルを踏み込む方針だ。
  出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ パソコンで経営コンサルタントの差異化(差別化) 928
 1970年代後半に、日本語OSができ、PC-8000シリーズが、パソコンの走りとして紹介されました。PC-8800シリーズで漢字が使えるようになったときに、これからは中小企業はパソコンの時代という声を上げますと、あちらこちらから講演の依頼が来ました。
 書籍出版の依頼、雑誌への原稿、等などさながら有名作家のような忙しさが私を迎えてくれました。マニアではなく、文科系の経営コンサルタントという人間がパソコンの話をするから受けたのでしょう。NECとソフトバンクにべったりという業界体質の中で私にも仕事が飛び込んできました。

 まだまだパソコンがおもちゃといわれるこのような時代から、PC-98シリーズが“ガラパゴス”現象で日本市場を席巻するまでになりました。IBMが汎用機からパソコン市場にも進出してきますと、ついにガラパゴス現象の瓦解が始まりました。
 経営コンサルタントが、本来のコンサルティング分野にITという新しい動向を前面に出しますと、他の経営コンサルタントとは違うという見方をされるようになります。
 経営コンサルタントとして、自分のアイデンティティを明確にすることの重要性を、経験を通して感じ、その中で育てられてきた結果、35年の長きにわたって経営コンサルタント業を続けて来られたのです。
 経営コンサルタントを目指す皆さん、他のコンサルティングとはひと味違う何かを見つけませんと、経営コンサルタント業界で生きていくことは難しいですよ。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 9月29日 ■ 日中国交正常化の日 正常とはいえない今日が残念 ■ 洋菓子の日

2024-09-29 00:03:00 | 【今日は何の日09月】

 

  【今日は何の日】 9月29日 ■ 日中国交正常化の日 正常とはいえない今日が残念 ■ 洋菓子の日

 

 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 中秋の名月(年により日が異なる)

 太陰暦(旧暦)8月15日の夜の月を「中秋の名月」といいます。

「八月十五夜」とも呼ばれますが、旧暦9月13日の夜は「十三夜」です。

 旧暦の秋は7月から9月で、その真ん中の8月、8月の真ん中が15日ですので、8月15日が中秋の名月になります。

 年により、日付は大きく変動します。

   年       名月        望(満月)
 2021年   9月21日    9月21日08時55分
 2022年   9月10日    9月10日18時59分
 2023年   9月29日    9月29日18時58分 満月
 2024年   9月17日    9月18日11時34分
 2025年   10月06日   10月07日12時48分
 2026年   9月25日    9月27日01時49分
 2027年   9月15日    9月16日08時03分
 2028年     10月03日   10月04日01時25分
 2029年     9月22日    9月23日01時29分
 2030年     9月12日      9月12日06時18分

    【 注 】 東京天文台サイトより

  かならずしも、この夜の月は満月ではありませんが、満月に近い月です。

 秋の夜に澄んだ月を愛でるというのは、いかにも日本人らしいですね。

 月を愛でる慣習は、縄文時代からあると言われています。

 すすきとお団子が定番ですが、収穫の秋、その年の収穫物を月に供える風習が各地に残っています。

 一方、月見は必ずしも私達が想像している「美しい」ということだけではないそうです。

 竹取物語も月に関係します。

 かぐや姫が月を眺めている場面で、嫗(おうな:老女)が、月を見てはいけないと注意します。

 これは、月見を忌み嫌う思想が当時あったのではないかと推測されます。

 必ずしも、これが事実であるという証拠はありません。

 物事には二面性があるということを教えられるますね。

  https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/10-topics02.html

 

■ 日中国交正常化の日 正常とはいえない今日が残念

 1972(昭和47)年9月29日、「日中共同声明」の調印式が北京で行われ、それを記念して「日中国交正常化の日」が制定されました。田中角栄首相と周恩来首相が署名したことはよく知られています。

 日中共同声明第9項に「貿易・海運・航空・漁業に関する協定の締結のための交渉の合意」があります。

 1974年に日中貿易協定、1975年に日中漁業協定が結ばれました。

 協定があっても、中国漁船の密漁があったり、東シナ海油田の一方的な開発をしたりと、なかなか協定通りには行きません。

 残念ながら実務協定の締結にはほど遠い状況で今日に至っています。

■ 洋菓子の日

 9月29日は、「洋菓子の日」です。

 フランスでは、大天使ミシェル(英名:ミカエル)の聖名祝日となっています。 ミシェルは菓子職人の守護聖人といわれていることから、三重県洋菓子協会が記念日として制定しています。

  https://www.gateaux.or.jp/c/introduction/05-mie.html


 ちなみに同協会のサイトによりますと、その活動内容は、以下のように記されています。
 (1)業界の発展と交流
 (2)業界の若手技術者の育成
 (3)業界の社会的地位の向上

 上部団体は、(一社)日本洋菓子協会連合会で、都道府県別に協会が並立している業界のようです。

■ 【今日は何の日】その他

◇ やっさ祭
◇ 曹洞宗両祖忌
◇ 豊後高田円福寺開山忌
◇ 洋菓子の日
◇ クリーニングの日

(ドアノブ)

 【カシャリ! ひとり旅】を映像にして紹介しています。

   ユーチューブで見る

 

趣味・旅行のブログ

 

 since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会


【ブログ 経営コンサルタントの育成と資格付与】

 日本経営士協会は、特定非営利活動法人として内閣府による認証を受けた経営コンサルタント団体です。1951年に誕生し、経営コンサルタント育成と経営士・士補資格付与活動を1953年から積極的に行ってきている、日本で最初に設立され、約65年もの永きにわたりまして社会貢献をしてきています。
 このブログは、主に次のような方々を対象に、時宜に即した情報を毎日、原則として複数本のブログをお届けしています。経営というのは、根底に流れいるものは、下記のいずれにも共通し、視点を変えるだけでそれを応用することができるという信念を基に、あえて三兎を追っています。

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

 トップページ

 

◆ 経営コンサルタントへの道 ←クリック


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【心 de 経営】 美しい日本語再入門 103 何でも反論してくる人への対応 6-126-4928

2024-09-28 17:03:00 | 【心 de 経営】 表現力を高める

  【心 de 経営】 美しい日本語再入門 103 何でも反論してくる人への対応 6-126-4928 


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 わたくしなりに「美しい日本語とは何か」ということを常に考えるようにしています。ここでは、わたくしの模索をご紹介することによって、わたくし自身の日本語の能力を高めていきたいと考えています。
 文法的に間違えていたり、社会的通念に反するようなことを、意図せずにお伝えしたりすることもあるかもしれません。その点をご容赦くださり、読者の皆様の判断で参考にしたり、時には反面教師として利用したりしてくだされば幸いです。
■103 何でも反論してくる人への対応 6-126-4928 
 世の中には色々な考え方の人が居ます。中には自分の考え方をゆうだけでほかの人の意見を聞こうとしない人も居ます。
 そのような人に対してどのような言葉を投げかけたらよろしいでしょうか。
 「あなたはいつも相手の人に対して反論するのですか」というように「いつも」というような言葉を入れますと相手の感情を害することになります。「また、こじつけのお話ですね」というようにせめてもこちらの意見に対して貸そうという気持ちにはなりません。
 まずは相手の自尊心を傷つけないことが重要です。
 「なるほど面白いご意見ですね。しかし物事というのはいろいろな捉え方がありますので、ほかの人の意見も聞いてみてはいかがでしょうか。ちなみに、わたくしの意見を言わせていただいてもよろしいですか」というような形で、一旦相手のおしゃべりを遮るのも一つの方法です。これは、Yes/But法という、一旦相手の言うことを認めて、その上で自分の意見を言う方法でもあります。「ごもっともなご意見と聞かせていただきましたけれど、わたくしの話も聞いていただけませんでしょうか」というのは、この方法の代表的なフレーズと言えます。
 話すということは、相手の意見を聞いて理解することから始まります。ですから、相手の話を受け止めているのだというシグナルを送ることが重要です。その上で自分の意見をはっきりと伝えるようにしますと、相手も、自分の意見をのべつ幕なしに言うのではなく、こちらのいうことにも耳を貸してくれる機会になるでしょう。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 東京都庭園美術館 港区旧宮家邸園と美術館

2024-09-28 14:10:52 | 【カシャリ!ひとり旅】 東京散歩
【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 東京都庭園美術館 港区旧宮家邸園と美術館 
 今回は、「東京都庭園美術館」を紹介します。          
東京都庭園美術館は、近年は「シロガネーゼ」としても知られる、東京都港区白金台にある都立美術館です。旧朝香宮邸とも呼ばれていて、池泉廻遊式日本庭園があります。
 目黒駅から徒歩で10分足らずのところにあります。武蔵野の面影を残す、国立自然教育園に隣接しています。
 東京都庭園美術館は、美術館の建物部分と庭園部分に大別できます。庭園部分は、芝庭園、日本庭園、西洋庭園に分かれています。美術館に附属する庭園ではなく、旧宮家の邸宅にある「築山池泉廻遊式庭園」で、茶室のある日本庭園としても独立してみることができます。
 今回は日本庭園と茶室を中心に紹介し、最後に、サクラの時期の日本庭園を紹介しています。都心にある旧宮家の雰囲気をご堪能下さい。




映像 18分


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-07 侃侃諤諤 三人寄れば文殊の知恵 信ずることを遠慮せずに堂々と議論を闘わせる

2024-09-28 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-07 侃侃諤諤 三人寄れば文殊の知恵 信ずることを遠慮せずに堂々と議論を闘わせる        


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

  第3章 経営に戦略的企画力を
 日本の経営者・管理職は、非常によく勉強をしていますが、耳学問が進みすぎて、それらに振り回されすぎているように思えます。いろいろな経営理論を聞きかじり、そのメリットのみが強調されたお話を聞き、消化不良を起こしていることに気がついていません。そのために「知っているつもり」「やっているつもり」という”つもり”が積もっていて、自社にとって最適な方法が提案されても「陳腐な理論」「古い経営手法」というような位置づけでかたづけてしまっている企業が多いです。
 四字熟語の中には、【心 de 経営】の精神に則る、経営者・管理職の心の糧になる発想が多数見つかります。前章の思考法を用いながら、それを企業経営に活かすことが、“戦略的”な経営に繋がります。企業経営で欠けている【心 de 経営】をいかに読み解いて、戦略経営を行うかを感じ取ってください。
 3-07 侃侃諤諤 三人寄れば文殊の知恵
       ~ 信ずることを遠慮せずに堂々と議論を闘わせる ~


 論理思考を行う方法の一環として、発散思考という方法があります。経験や知識・能力の異なる社員が集まって意見を交換することにより、新しい発想が生まれてくる可能性が高まります。会議が多すぎるのも問題ですが、企業における会議というのは、社員が持つ智恵を結集して、それを活用することで企業経営を円滑に、発展的に行う経営の基本です。
 それを四字熟語で表すと「侃侃諤諤(かんかんがくがく」となります。「侃(かん)」は、剛直なこととか気質が強くて心の正しいことを表します。「諤(がく)」は遠慮することなく、はっきり言うという意味です。すなわち「侃侃諤諤」というのは、「侃々諤々」とも書きますが、「正しいと信ずることを遠慮せずに堂々と発言し、議論を闘わせる」ということになります。
「喧喧囂囂(けんけんごうごう)」という同じ意味の言葉もあります。ときどき「喧喧諤諤」と、二つの四字熟語をクロスして誤用している人を見かけますが、注意してください。

 ところで何かトラブルが発生したりしたときに、その原因究明で議論を闘わせることはありませんか?
 そのようなときに、何が原因なのか、考えられる事項をすべて洗い出する手法として、ブレインストーミングに代表されます、発散思考がしばしば用いられます。発散思考というのは、「議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)」、すなわち「様々な意見が出されて、議論が沸騰する」ということで、いろいろな意見やアイディア等を出していく方法です。「議論沸騰(ぎろんふっとう)」という類似四字熟語もあります。また「いろいろな意見や憶測が飛び交い、収拾がつかない」という意味で「諸説紛紛(しょせつふんぷん)」もあります。
「満場一致(まんじょういっち)」の方向に建設的な意見で沸騰し、会議がまとまる方向にあれば良いのですが、「甲論乙駁(こうろんおつばく)」では収拾がつきません。甲が意見を言いますと、乙が反駁(はんばく)するというように「お互いが意見を主張しあい、意見がまとまらない」ことを言います。
 ましてや「呉越同舟(ごえつどうしゅう)」、派閥間の争いとなりますと骨肉の争いが演じられることになります。孫子に出てきます四字熟語ですが、中国の春秋時代に呉と越が互いに争っていました。「呉と越は宿敵同士でしばしば戦いを繰り広げたが、その憎しみ合っている両国の人が、同じ舟に乗って川を渡るときに大風が吹いて舟が覆りそうになれば、普段の恨みも忘れて互いに助けあうだろう(新明解四字熟語辞典)」というたとえの故事に由来しています。
 このことから「仲の悪い者同士や敵味方が、同じ場所や境遇にいること。本来は、仲の悪い者同士でも同じ災難や利害が一致すれば、協力したり助け合ったりする(新明解四字熟語辞典)」ということです。

 いろいろな意見で沸騰するということでは、似たような状況を表すのに「百家争鳴(ひゃっかめいそう)」という言葉があります。「百家」の「家」は「逸物(いちもつ)ある人」、すなわち一般的には学者を指しますので、「百家」は、「たくさんの学者」という意味です。「争鳴(そうめい)」は、「争うように鳴く」ということから「議論を闘わせる」という意味で使われます。
 従いまして、「百家争鳴」は、「たくさんの学者や文化人が、何の縛りもなく自由に論争する」ことを指します。似たような表現の「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」は、「いろいろの花が咲き乱れる」ことをさしますが、転じて、「優秀な人材が多く出て、優秀な業績に至る」という意味で使われます。「百家争鳴」と同じような意味で用いられる四字熟語ですが、「千紫万紅(せんしばんこう)」「百花斉放(ひゃっかせいほう)」も類語と言えましょう。
 会議では、様々な立場の人達が、自説を自由に発言できることが好ましいことです。ところが、中小企業にときどき見られる会議というのは、社長などのお偉いさんの独演場で、参加者が意見を言うことはほとんどないのです。会議ではなく、演説の場になってしまっています。
 このような状況の時に「気炎万丈(きえんばんじょう)」という四字熟語が使われます。「気炎」は「さかんな炎」です。「万丈」の「万」は、多いことや大きいことを指します。「丈」は「たけ」すなわち高さですので「万丈」はすごい高さまでという意味になります。従いまして「気炎万丈」は、「さかんな炎が、たけ高く上がるほどの彷彿として議論」という意味です。
「気炎万丈」は、時にはよいのですが、会議の進行を妨げるのも困りものです。蛙や蝉ががやがや鳴くがごとく「蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)」ともいいますが、議長無視の会議でもいけません。
 因みに「気炎万丈」の「気炎」は「気焔」という漢字を当てることもあり、「他の人を圧倒するほど意気盛ん」な状態を表し、「活発に議論する」ことです。「蛙鳴蝉噪」は、「蛙鳴雀噪(あめいじゃくそう)」ともいいます。北総の詩人蘇軾の詩に出てくるのですが、蛙や蝉がやかましく鳴き騒ぐ様子から、百家争鳴のように素晴らしい議論で白熱するというよりは、むしろ議題とは無関係であったり、役に立たない議論が続いたり、発言があれやこれやと乱舞することを指します。時には、内容の薄い文章に例えることもあります。

 現実からかけ離れていて、役に立ちそうもない理論や考えであります「空理空論(くうりくうろん)」に振り回されてしまうこともしばしばあります。「空理」「空論」ともに実際には役に立たない理論や考えという意味で、同じ意味の言葉を重ねて意味を強めた用法です。
 同様に、時間の浪費に繋がる会議が「愚問愚答(ぐもんぐとう)」です。愚にも付かない質問が出されたり、馬鹿げた回答がなされたりという状況です。「空中楼閣(くうちゅうろうかく)」という、もともとは蜃気楼を指す言葉が転じて、根拠や現実性に乏しくむなしい事柄を指す四字熟語もあります。その類例として「空中楼台(くうちゅうろうだい)」「砂上楼閣(さじょうろうかく)」という言葉もあり、類似した意味で使われます。


 会議というのは「会して議する」ところです。会議は、議題により「決議事項」「討議事項」「報告事項」に分類し、できるかぎり「報告事項」は文書で済ませるようにしたいですね。「決議事項」は「討議事項」は、事前に関係者に議題を通知し、それに基づき準備をした上で会議に臨み、意見を戦わせます。決議事項の場合には、議事録に決議内容を記し、その後進捗管理をどの様にするかを明確にしておき、次回の会議の時までに、それを確認しておくことも必要です。
 会議の成功には、事前準備も必要ですし、議長のリーダーシップも成功には大きく影響します。蛙鳴蝉噪になって議題から外れてしまったら議論の方向修正が必要です。空理空論や愚問愚答が頻発するようでしたら、会議のあり方に関する教育も必要かもしれません。
 最近は、立ったまま会議を行うなど、会議のやり方も変化しつつあります。会議という簡単なことのように思えることでも、企業内で「自社の常識は他社の非常識」という状況にないかと言うことを振り返ることも必要ではないでしょうか。
*
 *
■ おすすめブログ  コンサルタント・士業に特化したブログ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月27日 1-04 経営資源の良質化が企業を拡大スパイラルに繋げる A719 自動運転・認知症対策

2024-09-28 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月27日 1-04 経営資源の良質化が企業を拡大スパイラルに繋げる A719 自動運転・認知症対策 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月27日

 読売新聞の記事によりますと、盛岡市を訪れる外国人の数が増えているそうです。市の集計によりますと、2023年の宿泊客数が、前年比16・3%増の430万968人に上ったそうです。このうち外国人宿泊客数は、前年の約9・5倍にあたる6万5082人(速報値、19年比0・8%減)と言いますので、急増と言えます。
 2023年1月に米紙ニューヨーク・タイムズの記事「行くべき52か所」で、2位にランクされたことが影響していると推定されています。

■【今日のおすすめ】

  【経営コンサルタントの独り言】 ドライバーの認知能力低下を車が検知してくれる

 高速道路で逆走する車が後を絶たないようです。

 その大半が、認知症を患っているといいます。

 その対策の一環を上述のリンクでお話しました。

 また、自動運転車についても下記の通りお届けします。

 今日のオンライン・ミニ・セミナーでは、次のようなお話をしました。

■1-04 経営資源の良質化が企業を拡大スパイラルに繋げる A719

 企業が、生きていくためには、経営資源を充分に活用すると共に、外部からの経営資源の移入がよく行われます。

 経営資源は、有限ですので、必要なときに、必要なだけ取り入れるという、バブル時代のやり方は通用しません。たとえ、それが可能であっても、経営の見通しと、現状とのバランスを考慮に入れなければなりません。

 限られた経営資源を有効に活用することが不可欠です。

 たとえば、人材ですが、ある部門や業務を遂行する上において現有人材では充分ではない面があるとします。右肩上がりの経営環境下であれば、人材募集を行い、外部からの人材資源を移入することができます。

 しかし、昨今のように、経営環境の変化が激しい時代には、固定費の増加は極力抑えなければなりません。その様な部門や業務の穴埋めを、まずは現有人材で、何とかしようという努力から始めるべきです。安易に、雇用という手段で、対処することは、好ましい経営のあり方とは言えません。

 「ヒト・モノ・カネ」という経営資源の中の一つ、人材という経営資源を、教育や人事管理法などを通じて「良質化」をはかりますと、そこで良質化が図れた人材が、良質化された「モノ(サービスなども含む)」を産出してくれます。それにより、収益が増大しますと、金融機関が黙っていません。そこで「良質化されたカネ」が入るようになります。

 「良質化されたカネ」が入るようになりますと、良質化された人材を獲得できるようになります。このようにして、「ヒト・モノ・カネ」という経営資源が良質化します。また、それに伴い、良質化された労働力により、良質化された時間や、情報の良質化など,その他の経営資源も良質化される、善循環(好循環)が起こります。

 この一連の状況を「経営資源の良質化循環」といいます。

【関連情報】 「経営資源の良質化循環を引き起こす社員の動機付け」を参照

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 自動運転が現実のものに 927
「自動運転」が、現実のものになってきました。
 人間が運転操作を行わなくとも、自動で走行でき、目的地まで連れて行ってくれるのです。
 カーナビだけでもありがたいと思っているうちに、技術革新のスピードが上がっているのでしょうか。
 1970年代、アメリカに住んでいた頃、地方に行きますとレンタカーをしました。
 レンタルした車が、「オートドライブ機能つき」、今日の自動運転とは大違い。
 アクセルを踏まなくても、所定の速度で走行してくれる機能です。
 日本ではあまり必要性はないかもしれませんが、地平線の彼方までまっすぐ続く高速道路では、非常にありがたい思いをしました。
 ところが、人間というのは、微妙にアクセルをコントロールしているのですね。
 例えば、下り坂やカーブに入る前に、意識はしていませんがアクセルを緩めてスピードを落としているのですね。
 ところが、この機能が付いていると一定のスピードですので、坂やカーブではスピードが上がってしまう感覚を持ちます。
「自動運転車」は、その様なことはないと思いますが、始めはそのような違和感を持つこともあるかもしれませんね。
 因みに、自動運転車は、英語では下記のように言うそうです。(【Wikipedia】)
  Self-driving car  autonomous car   Robot car

  UGY (unmanned ground vehicle)」

   driverless car   self-driving car
 まだ、ディファクトスタンダードになっていないのですね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 9月28日 ■ パソコン記念日 PCの有り難さを再認識 ■ スーパームーン

2024-09-28 00:03:00 | 【今日は何の日09月】

 

  【今日は何の日】 9月28日 ■ パソコン記念日 PCの有り難さを再認識 ■ スーパームーン

  一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

 *

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ パソコン記念日

 一昨日がワープロ記念日であったのに続き、9月28日は「パソコン記念日」です。

 1979(昭和54)年9月28日に、日本電気(NEC)がパーソナルコンピュータPC-8000シリーズを発売しました。それまではワンチップのボードパソコンやマイコンと呼ばれるもので、一般の人が使うモノではありませんでした。

 パソコンは、「パーソナルコンピュータ」から来ていることはいうまでもありません。

 そのために、近年は欧米人がしばしば使う「PC」という人が増えてきました。

 パソコンが出現するまでは、個人が「コンピュータ」を持つということは、特殊な例を除けば考えられませんでした。

 それを可能にしたのが「OS」です。

 OS、すなわちオペレーティングシステム(Operating System)は、「基本ソフト」と日本語訳されています。

 パソコンの操作や利用をしやすくするための基本的、中核的なシステムソフトウェアです。

 ユーザー側からみた時の大きな役割のひとつが、周辺機器などのハードウェアを効率的に管理することです。

 専門的な知識を持たなくても、私達ユーザーが便利に使えるようにしてくれているのです。


 これも非常に重要な役割ですが、開発者側における役割が重要です。

 パソコンが出現する頃まではOSがないために、プログラミングの中に、ハードとのやりとりをするコーディングという作業を、その都度盛り込まなければなりませんでした。

 例えば、「印刷をする」という時に今日では、OSにそれが組み込まれていますので、印刷のためのコマンドをひとつ使えば良いのです。

 OSがないと、その処理のためのコードを羅列してプログラミングをしなければなりません。

 すなわち「OS」というのは、ハードウェアとアプリケーションプログラムとの中間にあって、両者の仲介(インターフェース)をしています。

 大変ありがたいソフトウェアなのですね。

【 注 】

 初心者にもわかりやすい説明にしましたので、専門的には不正確な表現があるかもしれません

 *

■ スーパームーン

 2015年9月27日は、「中秋の名月」で、あかるく見えました。翌28日は、大きな満月「スーパームーン」でした。もちろん、月の直径は大きな変化はないのですが、地球から月までの距離が最も近い位置に来ます。そのために見かけ上の直径が大きく見えるのです。

 ご存知のように、月は地球の周りを楕円軌道で周回しています。地球と月の距離は約38万4000キロメートルと教えられましたが、これは平均距離なのです。月の公転楕円の最大と最小の差は、約5万キロメートルもあります。そのために月の見かけ上の大きさは、最も小さく見えるときの1.14倍となります。そのために月の明るさも30%ほど明るくなります。

 東京では、晴れ間の覗く空でしたので切れ目の時に明るい月を見ることができました。

 中秋の名月は、満月だと思っていたのですが、必ずしも満月ではないのですね。

(ドアノブ)

【経営コンサルタント(志望者)へのお勧めブログ】

 ◇ 経営コンサルタントへの近道・資格取得
 ◇ 経営コンサルタントになろう
 ◇ 経営コンサルタントQ&A
 ◇ 独立・起業/転職

 ◇ 心 de 経営
 ◇ 経営マガジン
 ◇ 経営コンサルタントの独り言
 ◇ 経営四字熟語

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾
 ◇ ニュース・時代の読み方
 ◇ 時代の読み方・総集編
 ◇ 経営コンサルタントの本棚
 ◇ 写真・旅行・趣味
 ◇ お節介焼き情報
 ◇ 知り得情報
 ◇ 健康・環境
 ◇ セミナー情報
 ◇ カシャリ!一人旅

◆ 経営コンサルタントへの道 ←クリック

 コンサルタントを目指す人の60%がみるサイト


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業5章 中小企業を育てる 10 手持ち商品売り込みへの取り組み

2024-09-27 12:03:00 | 【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業

  【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業5章 中小企業を育てる 10 手持ち商品売り込みへの取り組み  

 
■ 【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。
 これからコンサルタントを目指す人の参考になればと、私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまであらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 日常業務をこなしながら、アテンドという商社マンにつきものの業務を自分なりに見つめ直す竹根です。

◆5章 中小企業を育てる
 商社マンは、商品を輸出すれば良い、というのが、それまでの商社の生き方でした。はたしてそれで良いのか、疑問に纏われながらの竹根好助でした。その竹根が、何とか現状で仕事をしながら活路を見いだそうと考えていました。
 一方で、駐在員事務所としての重要業務のひとつアテンドでスケジュールが乱れることも多い、毎日でした。
  ※ 直前号をお読みくださるとストーリーが続きます。
     直前号 ←クリック

◆5-10 手持ち商品売り込みへの取り組み
 アテンド客として渡米していた、光学機器メーカーの北野原の一週間の予定は、フィラデルフィア、ワシントン、ボストンの大市場を慌ただしくまわって、北野原嵐はあっという間に過ぎ去った。
 北野原の帰国後も、竹根は仕事の一環として、顕微鏡ビジネスの市場調査を継続した。次第に、顕微鏡の業界についてわかってくると、顕微鏡市場に対する時間投入も増えて
きた。
 もっとも底辺は、顕微鏡セットといって、顕微鏡を使うためのピンセットのようなツールやスライド、カバーグラスなどという消耗品、見本スライド、等々、子どもが研究者気取りになれるようにセットにした商品である。クリスマス商戦の商品の一つである。
 その上は、小学校や中学校向けの顕微鏡である。すでにプラスチック筐体で安価な量産品が出回っていて、ケント光学の顕微鏡では価格的に太刀打ちできない。高校や大学の教養課程的な授業向けは、日本製が大半を占めている。ここは、価格競争の世界で、竹根はあまり乗り気ではない。ただし、ここには偏光顕微鏡など、特殊な顕微鏡は市場性があるとにらんだ。
 大学でも生物学とか医学の分野向けの顕微鏡は、本格的な研究に使うより価格が安く、品質はそこそこのものでも許されそうである。ケント光学が狙うのはこの市場がよいと考えている。ただし、この市場では日本のスバルに加え、日本を代表する二大顕微鏡メーカーの計三社がすでに市場の七〇%以上を占めている。日本の企業同士の価格競争も激しい。とりわけ、日本二大メーカーは品質はケント光学を大きく凌駕している。
 ケントには、この市場向けの顕微鏡がスペック的にも貧弱であり、現在のモデルは市場では旧式と見なされる直筒式である。すなわち、ケント顕微鏡には、この市場向けの商品はないと考えた方がよい。この結論をもとに、この市場向けの機種開発を提案するというレポートを竹根は出した。
  <続く>

■ バックナンバー
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月26日 ◇発展し続ける企業が辿る“秘密” の道 ◇日光山常行堂・大猷院 三代家光の墓所

2024-09-27 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月26日 ◇発展し続ける企業が辿る“秘密” の道 ◇日光山常行堂・大猷院 三代家光の墓所 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

  私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 最近、何かと「カフェワーカー」が話題に上るようです。
 コーヒーショップが、職場代わり、自習室代わりとなっていて、回転率が落ち、経営が苦しくなっているところが多いと言います。中には、リーモート会議をする人もいるそうです。
 時間制限をしたり、PC電源コンセントをはずしたりと対策をしているようですが、あまり効果が上がっていないのが実状のようです。
 私も、外回りをしたあと、一息つきたいと思って、やった見つけたコーヒーショップに入ると満席状態ということが多々あります。昔は、「たきざわ」のように、商談の場所として利用することも多くありました。
 コーヒーマニアが集まる「名曲喫茶」を見かけることはほとんどなくなってしまいました。無口なマスターと軽く言葉を交わせる「喫茶店」でコーヒーを楽しんだことは、昔日の思い出となってしまいました。

 一日中、特別なスケジュールもなく、ゆったりとした時間を持てましたので、以前に撮りためた名所旧跡・寺社仏閣の写真を見る時間も取れました。

 日光山常行堂・大猷院

 日光と言いますと「東照宮」、東照宮と言いますと「眠り猫」というように相場が決まっているようです。

 日光山には、東照宮の他に、輪王寺や二荒山神社があり、この3つを総称して輪王寺というのだそうです。

 しかし、それ以外にも忘れてならないのが常行堂・法華堂や大猷院(たいゆういん)ではないでしょうか。

  常行堂は、平安時代嘉祥元年(848年)慈覚大師円仁によって創建され、比叡山延暦寺の「にない堂」に模して建立されました。

  現在の建物は、慶安2(1649)年に再建されたものです。純和様の宝形造りで、隣の法華堂が唐様式と対照的で、両建物は歩廊により接続されています。まさに延暦寺の西塔のにない堂と同じような作りとなっています。

大猷院霊廟
 国宝大猷院(たいゆういん)は、徳川三代将軍家光の霊廟で、本殿・相の間・拝殿は、承応2(1653)年に造営されました。

 江戸時代に修理がなされ、塗装仕上げに一部変更がありましたが、創建当時と他には形式などに変更はありません。大猷院霊廟本殿・相の間・拝殿は、東照宮と同様に「権現造」様式ですので、拝殿と本殿の間を渡り廊下ではなく相の間でつないでいます。

 

 

 

詳しくは、サイトでどうぞ

日光山常行堂・法華堂・大猷院 

 

◆ 歴史公園「えさし藤原の郷」

 奥州藤原氏の居館を基調に平安時代を再現したテーマパークである、岩手県奥州市の歴史公園「えさし藤原の郷」の写真と映像を紹介しています。映像は23分で、下記URLよりご覧いただけます。

 ここは、奥州藤原氏の居館を、推定復元したもので、いくつかのテーマがあるために、私としては長編になりました。

     https://youtu.be/_-24YNwtMFc

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 発展し続ける企業が辿る“秘密” の道 926

「経営に王道はない」
 経営コンサルタントの私がこのようなことを申し上げますと「それでは経営コンサルタントなど要らないのではないですか」と言われ続けてきました。
「経営者は、あたり前のことがあたり前にできるようにすることが大切です」
「それでは、ますます経営コンサルタントなど不要ではないですか」とも言われて来ました。
 その上に、さらに「経営コンサルタントが要らない企業作りをします」と言いましたら、「経営コンサルタントの仕事がなくなってしまうではないですか」と反論されます。

 でも、これが、私の、経営コンサルタントとしての信条です。
 それをもとに、半世紀もの長きにわたって経営コンサルティング業に携わってこられました。
「経営コンサルタント不要の企業作り」をしても、クライアントはなくならないどころか、まだ、次々と顧問契約を希望して下さる企業はあるのです。

 昨今の世の中は、独りではやって行けない時代になってきています。
 経営コンサルタントも独りではやって行けない時代なのです。
 経営者も、「社長は孤独である」などとかっこ付けていてはダメです。
 外部ブレインを使っても、なかなか成長は難しい時代です。
 かといって、社長が孤独に、一人で経営をやっていては、石ころばかりの悪路に、さすがのベンツもくたびれてエンストを起こしてしまいます。
 ベンツから降りて、外部ブレインと二人三脚に切り替えてみてはどうでしょうか。
 その、泥臭いやり方に、はじめはベンツの乗り心地良さが懐かしく思えるかもしれません。
 でも、そのうちに、社員が加わってくれるようになり、次第に企業の前に平らな道が拓けてゆけます。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】 バックナンバー

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】  9月27日 ■ 女性ドライバーの日 ■ 道了尊大祭 大きなお椀で茶を飲む

2024-09-27 00:03:00 | 【今日は何の日09月】

 

  【今日は何の日】  9月27日 ■ 女性ドライバーの日 ■ 道了尊大祭 大きなお椀で茶を飲む

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 女性ドライバーの日

 9月27日は「女性ドライバーの日」です。

かつては「姫ドラ」などといわれて、女性ドライバーが嫌われていましたが、昨今では高齢者ドライバーやあおり運転が問題視されています。


 OCN週間スペシャルには、下記のように紹介されています。


 1917(大正6)年、栃木県の渡辺はまが警視庁の自動車試験に合格し日本ではじめての女性ドライバー1号となったことに由来。当時23歳だった渡辺はまはその年の1月に栃木から東京へ上京し自動車学校へ入学、4月に卒業してからは自動車商会で運転手見習いをしながら自動車試験に臨んだのだそうだ。その甲斐あって結果はみごと合格、試験官たちも驚くほどの運転技術だったという。

 以前は、女性ドライバーというと評判が悪かったのですが、最近はタクシーに乗ったときに女性の運転手さんにあうことはあまり珍しくなくなりました。テレビドラマの高島礼子さん扮する「流れ星のお銀」でおなじみのトラックの運転手にも女性が結構進出してきています。

 多くの世界で、男女の壁が次第になくなってきています。

 それがよい面もありますが、女性が女性らしさを失い、昔の男性のような大黒柱的な男性が少なくなってくるのも寂しいですね。

 *

■ 道了尊大祭 大きなお椀で茶を飲む

 正月・五月・九月は大祭の月にあり、27・28日の両日には、多くの参拝者が来山します。

 五月大祭では、古則にのっとった大きなお椀で、御点前を頂く「禅院茶礼(ぜんいんされい)」が行われます。

 九月大祭では「仏像を彫る教室」の作品展が催され、檀家など仏像彫刻に関心の集まる催し物です。

 開催日が平日となる日が多いですので、普段の参拝とはまたひと味違った日を過ごすことができるようです。

 ちなみに神奈川県南足柄にあります大雄山最乗寺は、曹洞宗に属し、御本尊は 釈迦牟尼仏、脇侍仏として文殊、普賢の両菩薩を奉安し、日夜国土安穏万民富楽を祈ると共に、真人打ち出の修行専門道場でもあります。

 開創以来600年の歴史をもつ関東の霊場として知られ、境内山林130町歩、老杉茂り霊気は満山に漲り、堂塔は30余棟に及ぶ大きなお寺さんです。

■ 【今日は何の日】その他

◇ 道了尊大祭
◇ 沼津桃陰寺開山忌

 Gooブログ

 アメブロ

 FC2ブログ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする