経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【お節介焼き情報】 会社設立・独立起業をスムーズに進めるための情報

2025-01-29 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

◆【お節介焼き情報】 会社設立・独立起業をスムーズに進めるための情報

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 

 「アントプレナー(entrepreneur)」とは「起業家」のことをさします。ベンチャー起業家精神などにもつながる人で、新規性ある、独創的なビジネスモデルやアイデア、他に類を見ないような新しい技術等を駆使して、新市場開拓をする「フロンティア精神」豊かな人達を指します。

 時には高リスクを背負い、うちから燃え上がる気持ちを実現するために骨身を削って挑戦する人もいます。中には大きなリターンを得て、世界的にも名の通った企業家になっている人もいます。

 残念ながら「アントプレナー」を支援する組織や制度が貧弱な環境でもあります。

 これから起業をしたい人、起業をしたけれども経営がなかなか軌道に乗らない人、それが一般企業であっても、経営コンサルタントなど士業であっても、悩みは類似していますし、解決策も類似して、応用が利きます。

 ここでは、J-NET21に掲載された情報をベースにお届けします。

  http://www.glomaconj.com/keieisha/kigyo/kigyo.htm

 



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◆【節介焼き情報】 俳句は難しく奥が深いが日本語が上達する

2025-01-29 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

【節介焼き情報】 俳句は難しく奥が深いが日本語が上達する

お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

 それらの中から、直ぐにお役に立つような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。


■ 俳句は難しく奥が深い

 毎年、8月19日は「俳句の日」で、俳句愛好者は俳句会を催したりして、力作を発表しあう人達が多いようです。

 俳句は、日本の詩歌の伝統をひきついでいるといわれています。

 そこには、ルールといいますか特徴があります。

 韻律、季語、切れ、心象・客観写生という4つの特徴を持っています。

「韻律」は、三十一文字のことで、これを五・七・五の「拍(モーラ)」というそうです。

「季語」は、説明するまでもありませんが、季語があるから季節感を醸し出せます。

「切れ」は、最も説明が何回で、「言葉の歯切れが良い」というような「切れ」に繋がるのかもしれませんが、俳句の本を読みますと「発句、脇句、平句の完結性」というような説明があります。

「客観写生」は、短い詩という形の中で、心のなかの場景(心象)を大きくひろげることに俳句の良さがあるのだそうです。


 旧暦に基づく季語は、太陽暦になれている私達には、なかなかピンと来ない言葉が多いです。

 季語が、多岐にわたっていることにも、難解さに繋がっているようです。

 季語を分類すると次のように9つに分けられるそうです。

  時候、天文、地理、人の暮らし、
  年中行事等、忌日(命日)、
  動物、植物、食物

 近年、俳句に関するTV番組が人気だそうですが、それを見ていますと、奥の深さを感じます。

 一方で「韻律」が私のそれとは異なり、五・七・五で切れるということに固執する素人のわたくには、納得できない部分もあります。

 無季語の俳句や外国人による英語版もあるといわれますので、俳句も時代とともに変化しているのですね。


 俳句を試みたい人のために水原秋桜子の『俳句の作り方』の「注意六条」を紹介します。

 1.詩因を捉える
 2.分量をわきまえる
 3.省略を巧みにする
 4.配合を工夫する
 5.わかる用語を使って
 6.丁寧に詠む

 詳しくは、同書をお読みください。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a152dc762ecffa86af7c7f2be231f659

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◆【お節介焼き情報】 社員研修には、どのくらいの費用がかかるのか?

2025-01-15 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

◆【お節介焼き情報】 社員研修には、どのくらいの費用がかかるのか?

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 

◆ 社員研修には、どのくらいの費用がかかるのか?

 大企業ですと、独自の研修施設や関連企業を持っていますし、連日開催している企業が多いので、どのくらいの費用がかかるのかは解っているでしょう。

 一方で、中小企業が、自社独自の社員研修を行うことは希なケースと言えるほど、一般的には行われません。

 その理由のひとつが、費用がかかるからです。

 では、本当に費用がかかるのでしょうか。

 中小企業でも社員研修に社員を派遣することがあります。

 一回あたり平均して2万円とします。年間で10人を派遣したとしますと20万円プラス交通費や日当がかかります。

 一方、経営コンサルタントに社員研修を依頼した場合には、どのくらいの費用がかかるでしょうか。

 その差額は表面上の差でしかありません。

 他方、経営コンサルタントを自社に呼びますと、一度に多数の社員を受講させられます

 しかも、自社に即したカリキュラムを組んでくれますので、社員研修の効果は抜群です

 観念的に、経営コンサルタント費用は高いと思い込まないで、一度経営コンサルタントに社員研修について問い合わせてみては如何でしょうか。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/d7e78a227b25c560b730050de1716ba7

 


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■【お節介焼き情報】 会議で反対する場合の代案の考え方

2025-01-03 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

■【お節介焼き情報】 会議で反対する場合の代案の考え方        

 経営コンサルタントとして感じたことを、経営コンサルタントの視点で、毎日複数のつぶやきをブログでお届けしています。
 ユーチューブなどを通じて、映像でもお届けしています。

 

 ■ 会議で反対する場合の代案の考え方
 しばしば耳にする言葉として、「反対するのなら代案を出せ」という言葉があります。
 「反対」する人には、それなりの思いがあると考えます。
① 「あいつは嫌いだから」「違う正答だから」「宗教が違うから」「あの国の人間だから」というような反対姿勢もあります。
② 「ただ単にやりたくないから反対してる」
③ 「言っていることはわかるけど、なにか自分にはしっくりこない」というような曖昧な状況というのは多いでしょう。
④ それに対して、「明らかに相手の言っていることは容認できない」と、その主張に賛同できない反対もあります。

 「反対するなら代案を出すべき」という視点で見ますと、「代案もなく、ただ反対するのは無責任だ」という見方をされても仕方がないような人が多いです。単に反対するだけで終わってしまうと議論が先に進みません。
 主体性や当事者意識がないために反対している人もいます。そのような人は「どうすればいいか分からないけど反対」という考えでいるようです。テーマに沿って重考すれば、自分のスタンスを絞り込むことができるはずですが、そのようなことをしない人です。
 評論家的な、無責任な発言をして得意げにしている人もいます。そのような迎合する人も多いです。
 会議やミーティングなどでは、自分だけではなく他の人も時間的拘束を受けているわけで、中身の薄い意見に時間を費やすことは大きな損失です。
 視点を変えて、逆に、「代案がなくても反対しても良いのではないか」という観点で見てみましょう。
 


■ 毎日複数回、ブログでつぶやいています。

 経営士ブログ https://blog.goo.ne.jp/keieishi17
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【お節介焼き情報】  理髪店と美容院は、どう異なるのでしょうか

2024-12-13 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

【お節介焼き情報  理髪店と美容院は、どう異なるのでしょうか

お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

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◆ 理髪店と美容院は、どう異なるのでしょうか

 日本経営士協会の会員で、亡くなった先生ですが、美容院のコンサルティングでは実績のある先生でした。
 その先生が、“美容院”と“理容室”は、多くの相違点がありますが、その両方ができることが、これからの業界で生き残る方策の一つですと、口癖のように言っていました。
 この両者は、どの様に異なるのでしょうか。
 美容院では、ヘアカット、カラーリング、パーマ、ヘアトリートメント、スタイリングなど、幅広いヘアケアサービスが提供されます。また、メイクアップやネイルケア、フェイシャルエステなどの美容サービスも行われることがあります。
 その顧客層は、主に女性ですが、近年では、男性向けのサービスに力を入れている美容院が多くなってきています。
 それに対して、理髪店は、主にヘアカットとシェービングが提供されます。美容院に比べて、サービス種は少なく、効率的なサービス提供が特徴です。顧客層は、主に男性や男の子を対象としていますが、女性向けのサービスを提供することもあります。
 どちらを利用するかは、個々のニーズや好みにより、顧客ごとの考え方で決めるのでしょうね。

 ちなみに、美容院や理髪店の管轄官庁は、どちらも厚生労働省です。それぞれの免許は、美容師免許と理容師免許です。免許は、厚生労働省が指定する試験機関である「理容師美容師試験研修センター」によって交付されます。

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◆【お節介焼き情報 ひとり言】「言葉の魔術師」から学ぶ 失敗ではなく経験なのだ

2024-12-11 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

【お節介焼き情報】「言葉の魔術師」から学ぶ 失敗ではなく経験なのだ

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 「言葉の魔術師」から学ぶ 失敗ではなく経験なのだ

 新聞を見ていましたら「言葉の魔術師」といわれる歌人の故塚本秀雄氏の語録についての記事を見つけました。

  10+10+10+10+10+10+10+10+10+10

  (-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)

 「答は同じでも、正を積み重ねた100には陰影がないのだ

 

 (-10)というのは、人生における失敗を意味するのでしょう。

 人間は、失敗を通して成長するということを塚本氏はおっしゃりたいのです。

 成功している人達でもその陰では、失敗やそれから来る中傷、絶望、悔し涙等々を経験していると思います。

 栄光の陰に、その様な失敗(-10の積み重ね)の積み重ねがあるのです。

 私のような凡人に、失敗があって当然、それを失敗としてすませてしまっていては成長はありません。

失敗ではなく経験なのだ」と捉えるべきと教えられたことがあります。

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■■【お節介焼き情報】 江戸っ子1号の活動から学ぶ

2024-12-09 07:16:13 | 【話材】 お節介焼き情報

■【お節介焼き情報】 江戸っ子1号の活動から学ぶ

 当ブログで「江戸っ子1号」の話を紹介しました。

 江戸っ子1号は、民間企業が共同で作った深海探査機です。

 江戸っ子1号の構成は、上から順に通信球、トランスポンダ、回路球、照明球、カメラ球となっており、船から深海にフリーフォールで沈めます。水中では、1分間に約50~60mずつ沈みます。
 沈む様子と着底は、船上から機体についているトランスポンダへ音波を飛ばし、跳ね返ってくるスピードによって深度を割り出すことで確認することができます。
 浮上時は、船からの音波信号を電流に変え、錘を切り離すことで観測を終了した機体は自らの浮力で海面へ浮上します。海面へ浮上した機体は、GPSで座標を確認し、船で回収します。

 NHK解説委員の今井純子氏が「脱下請け体質への課題」と題して論評していましたので、その要旨を紹介します。

 江戸っ子1号に取り組んでいる社長さん達は、決して道楽だけでやっているわけではありません。苦境にあえいでいる中小・零細の企業が、下請けから脱却するにはどうしたらいいのか、氏は3つのヒントを挙げています。

 

【異業種との連携】

 中小企業の多くが個々にもっている高い技術を活かし切れていません。その理由の一つが部品や素材の会社ですので、それ単独では商品になりません。単独の高い技術を、ほかの分野の会社と連携することで、製品という形にまで昇華することが可能なのです。

【産官学の連携】

 江戸っ子1号の開発には、当初から、海洋研究開発機構、芝浦工業大学、東京海洋大学というような官学を巻き込んでいます。

 大規模なコンピューターによる解析などは、中小企業ではとてもできません。しかし、大学がもっている設備を使えばこれが可能です。その結果を利用して工場(こうば)ですばやく試作品を作ることが可能となります。

 海洋研究開発機構が、専門的な知識や実験の支援をしています。

 このような連携が町工場だけでは難しい技術の開発にもつながりました。

【コーディネーター役の存在】

 ここで不可欠なのが、コーディネーター役の存在です。

 今回は、地元の中小企業を支援している信用金庫がアイディアを提供し、大学や機構に橋渡しました。中小企業だけでは、官学との関係を持つことは困難であり、プロジェクトの発足もできなかったでしょう。

 日々の操業に追われている町工場に代わって、実験の段取りなど、事務局の役割も果たしました。

【まとめ】

 日本のものづくりと雇用を支えてきた多くの中小・零細の企業が消えていくことになれば、日本の競争力の土台が崩れることにつながりかねません。

 まずは、経営者が、前向きに挑戦すること。それが大前提ですが、やる気のある経営者をみつけて、体質の転換を支援する。その態勢づくりを、国や金融機関は、急いでほしいと思います。

【コメント】

 単に製品を開発するだけであれば、地元の信用金庫だけでも済むかもしれませんが、開発した製品を「商品化」するとなると、限界があります。このときに必要なのが経営コンサルタントといえます。

 

◆ 心で経営 論語や菜根譚をもとに経営者のあるべき姿を説く

 【心de経営】シリーズは、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月新しいブログを発信いたします。


 【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会 藤原 久子 先生

  北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。 


■ ご挨拶
 自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。

 その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。

  人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。

■ 【心 de 経営】ブログのバックナンバーを閲覧するには

 下記URLのいずれかををクリックしてください。

 


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◆【お節介焼き情報】 小春日和は冬の季語?? プレバトの小気味よいコメント

2024-12-05 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

◆【お節介焼き情報】 小春日和は冬の季語??

 11月頃の暖かい日のことを「小春日和」といいます。

「小春日和」の前半にあります「小春(しょうしゅん、こはる)」は、旧暦10月の別名です。

 陽気が、春のうららに似ているからでしょう。

 正式には「小雪」を挟む新月から新月の旧暦の一か月を「小春」といいます。

 月の満ち欠けは年により異なりますので、大まかに最大期間を見ますと10月20日過ぎから、当時あたりまでの二か月間の中の一か月に含まれます。

 

 真冬に暖かい陽がありますとホッとしますね。

 小春日は、俳句の世界では冬、すなわち冬の季語なのです。

 

 因みに、英語では、「Indian summer」といいます。

 英英辞典では「晩秋において、暖かく乾燥し、かつ霞のかかった気候」と記述されています。(さらに細かい記述がついていますので、ご確認下さい)

  お節介焼き経営士が、お節介に上乗せしたお節介をネットで紹介しているのが【お節介焼き情報】です。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/e50188dfeea153ffff6fd6560c95be39


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◆【お節介焼き情報】 TOEICは日本人の発案で実施され始めたのです

2024-12-04 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

◆【お節介焼き情報】 TOEICは日本人の発案で実施され始めたのです

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

◆ TOEIC(トーイック)は日本人の発案で実施され始めたのです

 1977年、アメリカのテスト開発機関であるEducational Testing Service (ETS、en:Educational Testing Service) に北岡靖男氏が開発を依頼したことにより始まりました。

 日本人が関与して始まったことを知っている人は意外と少ないのです。

 それほどグローバルなテストになってきていると言うことですね。

 2013年度には、日本だけでも受験者数は236万人を超えていると言います。世界で見ますと150か国で実施され、約700万人が受験をしています。

 その背景には、入試や入社試験の一部として利用されるようになってきていることが上げられます。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/2f503b42500ba22c1cec0d1dc705999d


【Wikipedia】

国際コミュニケーション英語能力テスト(こくさいコミュニケーションえいごのうりょくテスト、英語: Test of English for International Communication)、通称TOEIC(トーイック[2])とは、英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験である。

試験の開発、運営、試験結果の評価は、アメリカ合衆国の非営利団体である教育試験サービス(ETS)が行っている[3]。また、ETSはTOEFL(Test of English as a Foreign Language = 「外国語としての英語のテスト」、トーフル)も主催している。


1977年、アメリカのテスト開発機関である教育試験サービス (ETS) に北岡靖男が開発を依頼し、ETSがこれに同意した[11]。1979年、日本経済団体連合会と通商産業省の要請に応えてETSが開発した。1981年にはIPテストの実施を始め、1982年には韓国でも実施されるようになった[5]。日本での実施主体は、当初は財団法人世界経済情報サービス (WEIS) であり、1986年2月より国際ビジネスコミュニケーション協会となった。2000年には日本での年間の受験者数が100万人を超えた。


【経営コンサルタントの育成と資格付与】
 
since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会
 
 
 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 詳しくは、サイトでご覧下さい。 
 
 
 

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【お節介焼き情報】 会議で反対する場合の代案の考え方

2024-11-27 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

【お節介焼き情報 会議で反対する場合の代案の考え方  

お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

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◆ 会議で反対する場合の代案の考え方
 しばしば耳にする言葉として、「反対するのなら代案を出せ」という言葉があります。
 「反対」する人には、それなりの思いがあると考えます。
① 「あいつは嫌いだから」「違う正答だから」「宗教が違うから」「あの国の人間だから」というような反対姿勢もあります。
② 「ただ単にやりたくないから反対してる」
③ 「言っていることはわかるけど、なにか自分にはしっくりこない」というような曖昧な状況というのは多いでしょう。
④ それに対して、「明らかに相手の言っていることは容認できない」と、その主張に賛同できない反対もあります。

 「反対するなら代案を出すべき」という視点で見ますと、「代案もなく、ただ反対するのは無責任だ」という見方をされても仕方がないような人が多いです。単に反対するだけで終わってしまうと議論が先に進みません。
 主体性や当事者意識がないために反対している人もいます。そのような人は「どうすればいいか分からないけど反対」という考えでいるようです。テーマに沿って重考すれば、自分のスタンスを絞り込むことができるはずですが、そのようなことをしない人です。
 評論家的な、無責任な発言をして得意げにしている人もいます。そのような迎合する人も多いです。
 会議やミーティングなどでは、自分だけではなく他の人も時間的拘束を受けているわけで、中身の薄い意見に時間を費やすことは大きな損失です。
 視点を変えて、逆に、「代案がなくても反対しても良いのではないか」という観点で見てみましょう。

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◆【お節介焼き情報】 経営者のための経営コンサルタントの選び方 10のポイント

2024-11-24 15:01:20 | 【話材】 お節介焼き情報

◆【お節介焼き情報】 経営者のための経営コンサルタントの選び方 10のポイント

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 経営コンサルタントに依頼してみたいけど、「いくらくらいかかるのか?」「本当に効果があるのだろうか?」など、ご心配な経営者・管理職の皆様は多いかと思います。ホンモノの経営コンサルタントに依頼すれば「投資対効果」は結果として表れます。

 何万人という中から、自社に最適な経営コンサルタントを見つけ出すことは至難の業です。経営コンサルタントを選定せざるを得ないときにどのようなポイントに重点をおいたらよいのでしょうか?独断と偏見でまとめてみました。

これまでどのような実績があるかを見ると、自社に適しているかどうかを判断しやすいでしょう。いくつかの切り口から見てみましょう。

 経営者・管理職向けではありませんが、「経営コンサルタントへの道」も併せてご参照くださることをお薦めします。ここでは、経営コンサルタントになるにはどうしたらよいのかについて書かれています。裏を返しますと、経営コンサルタントを選定するときに、大いに参考となるでしょう。

  https://www.jmca.or.jp/keieijouhou/consulerabikata10/


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◆【話したくなる話材】 コーヒーは胃を荒らすという都市伝説は正しいのか?

2024-11-20 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

◆【話したくなる話材】 コーヒーは胃を荒らすという都市伝説は正しいのか?

コーヒー

■ コーヒーは胃を荒らすという都市伝説は正しいのか?

 日本のコーヒー消費量は年間15万トンにも上り、緑茶の10万トンをはるかにしのぐほどの身近な飲み物となっています

 都市伝説的に言われることとして、コーヒーは「胃に悪い」と言われます。しかし、アラビアの文献では、コーヒーは、「胃に効く薬」として紹介されています。

 イギリスのコーヒー科学情報センター(CoSIC)は、コーヒーと健康に関する科学情報の膨大なデータベースを保有しています。

 同センターでは、コーヒーの飲用と胃潰瘍の発生には関係がないと発表しました。胸焼けについてもコーヒーと関係づけることはできなかったそうです。


 近年の研究から、胃液の分泌を盛んにして消化を助けることもわかってきました。エネルギー消費や脂肪の分解を促すなどのダイエット効果もあるという女性には嬉しい情報もあります。

 近年の研究では、コーヒーは“善玉コレステロール”(HDLコレステロール)を増やして動脈硬化を防ぐということが発表されています。また、直腸がんのリスクを減らす効果も調査結果として報告されています。


 日本疫学会では、コーヒーを1日1杯以上飲む人は、肝がんになるリスクが、全く飲まない人の6割程度に低下するという調査結果を発表しています。


 コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があるといわれています。頭をすっきりと冴えさせてくれます。利尿作用についてもよく知られています。

 糖尿病の予防効果も、欧米を中心に数多い研究が行われています。


 ただし、ダイエットや病気予防に対するコーヒーの効果は、飲む量や飲み方、飲むタイミングによっても変わってくるので注意が必要です。

 例えば、コーヒーを飲んでほっと一息といった「リラックス効果」は、実はコーヒー豆の種類によって、違いがあることが分かっています。

 また、体脂肪の分解を効率的に進めるためには、運動をする20~30分前にコーヒーを飲むのが最も効果的とされています。

 これからは健康飲料としての楽しみ方も考えてみてはいかがでしょうか。

〔参考文献〕全日本コーヒー協会 : コーヒーのことからだのこと.

【経営者・管理職の皆様へお勧めブログ】
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【お節介焼き情報】 幼稚園の先生と保育園の先生の違い

2024-11-13 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

【お節介焼き情報 幼稚園の先生と保育園の先生の違い

お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

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 幼稚園の先生と保育園の先生の違い
 幼稚園と保育園の違いは、管轄省庁の違いから来ています。幼稚園が、文部科学省の管轄下にある「教育」施設であるのに対し、保育園は、厚生労働省の管轄下にある「福祉」施設です。
 幼稚園の先生は、正式には「幼稚園教諭」と呼ばれます。満3歳児から小学校入学前の子どもたちに「教育」を行う役割を担います。この「幼稚園教諭」は、国家資格ですが、履歴書などの資格欄には「保育士資格」と記載されます。
 幼稚園教諭には3つの種類があり、一種・二種・専修免許となっています。
 保育園は正式には「保育所」で、先生は、「保育士」と呼ばれます。幼稚園教諭が「教育・学習支援業」に分類されるのに対して、保育士は、「医療・福祉業」に分類されます。
 保育士の根拠法令は「児童福祉法」で、その登録を受けて保育士としての業務に携わることができます。「専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう」と定義づけられた職業です。
 学歴によっては、保育士と幼稚園教諭免許状の双方の国家資格・教育職員免許状を取得することも可能です。

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【お節介焼き情報】 難解用語を解ったつもりになっていないか 765

2024-11-06 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

【お節介焼き情報 難解用語を解ったつもりになっていないか 765

お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

 それらの中から、直ぐにお役に立つような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。

 難解用語を解ったつもりになっていないか 765.
 2015年9月25日に国連総会で採択された、SDGs(Sustainable Development Goals)ですが、お恥ずかしくて言えないで来ていますが、今ひとつピンときません。日本語では「持続可能な開発目標」であるということは解ります。
 私にとってモヤモヤしている原因が、どうやら「Sustainable」という、あまり身近でない言葉に原因があると思います。
 「sustainable」の意味は、Bingで検索しますと、以下のように出ています。
  一定時間継続できる
  支持・防衛することができる
  一定の割合・レベルで維持することができる
 しかし、単語の意味を再確認したにもかかわらず、まだ、ストンときません。
 ところが、最近の辞書には、「sustainable」の項の最後に「天然資源の枯渇を避け、生態系のバランスを保つ」という意味が追加されています。これを見て、「なるほど」と合点が行きかけました。しかし、では、なぜ「sustainable」の本来の意味とは経路が異なる、この意味が付け加えられたのでしょうか。
 要は、国連総会で審議するにあたって適切な用語がありませんので、「sustainable」の上述3番目の「一定の割合・レベルで維持することができる」という意味合いから、拡大解釈して援用したのではないかという、見当外れかも知れませんが、勝手な理由付けを私自身がしました。
 この「決めつけ」で納得できたわけではなく、なんとなくまだモヤモヤしています。

 上例のように、「何となくこのようなことである」というふうに、概念を示す言葉をわかったような気になってしまっていることが多いような気がします。私達は、ある概念について、厳密な意味・解釈を知らなくても、理解のプロセスをキチンと経ず、あやふやなまま、解ったつもりになってしまう「つもり症候群」に陥ることが多いのではないでしょうか。
 このような、難解用語だけではなく、別の当ブログ記事で記述しましたように「経営とは何か」というような身近な言葉でも、解ったつもりになってしまっているのです。ですから、「それは何に?」という、幼児の質問に対して、回答できないことが多いのです。
 まず、「平易な言葉で話す」ということは、けっして恥ずかしいことではないというを認識することが肝要です。「難しい話を、平易な言葉で語れることこそが『賢さの証明』である」のです。
 平素から、目にするさまざまな用語を、平易な言葉で説明できるかどうかを自問自答することが、自らの理解度を把握するバロメータになるのではないでしょうか。とりわけ、私達のようなコンサルタント・士業は、「このことは、いつか、どこかで、誰かに話す可能性がある」という意識を持っているべきです。それにより「難解用語も身近な言葉もわかったつもりの意味知らず」という過ちを犯さなくてすみます。みっともない姿を、クライアントをはじめ、他の人にさらさずに済むのではないでしょうか。
 コンサルタント・士業が、他人様の前でお話をするという『アウトプット』を重ねる毎に、このような見えない力をつけてゆけるのではないでしょうか。その結果、『納得していただいやすいコミュニケーション能力や表現力』を磨きながら、身につけることに繋がると考えます。

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◆【お節介焼き情報】 原理原則重視の白洲次郎に学ぶ

2024-10-29 00:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

◆【お節介焼き情報】 原理原則重視の白洲次郎に学ぶ


 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 その異なった分野を持つ会員が、つれづれに思ったことや、入手した知識や情報のお裾分け精神から、皆様に、【経営コンサルタントのひとり言】としてお届けします。
 
 
 
 

■【経営コンサルタントのひとり言】 原理原則重視の白洲次郎に学ぶ

 

 白洲次郎(しらす じろう、1902年2月17日 - 1985年11月28日)は、兵庫県芦屋市の裕福な家庭に生まれた「日本を代表する実業家のひとり」といって良いでしょう。

 旧制中学校卒業という学歴ですが、イギリスに9年も在住し、当然のことながら英語が流ちょうでした。そのため、第二次大戦後の連合国軍占領下における日本復興に一役買った人です。

 吉田茂が外務大臣をしていたときに側近として活躍し、吉田に代わって占領軍に対峙し、憲法制定においても、いうべきことを言うということから、占領軍から煙たがれもしましたし、一目もおかれました。

 吉田内閣では、貿易庁長官を仰せつかりますが、腐敗蔓延の中、商工省の外局としてではなく、通商産業省を新設して、旧弊を排除できる組織の基礎を作りました。本人は、お役所の中で辣腕を振るうのではなく東京鶴川で農業をするという面白い生き方をしたといいますので、名誉欲の強い人ではなかったようです。

 その後、東北電力の会長を始め、多くの企業で役員を歴任しました。歯に衣着せない生き方は、敵も多かったようです。自動車好きということもあってか、「永遠の不良」ともいわれています。


 田中角栄が総理大臣の時に、海外からの来客のおもてなしに、白洲が経営に携わるゴルフ場に予約を取ろうとしましたが、「夏の週末はビジターを受け付けない」という規則があるので、「役員会に諮ります」と遠回しに「No」と言ったそうです。

 たとえ相手が一国の総理大臣であろうが、「規則は規則」と「原理原則を重視する」という「プリンシプルを貫く」人であるという、白洲の生き方を知ったのが、私が経営コンサルタントとして独立してからのことです。

 私が、「原則重視」「モノサシ主義」「原点主義」と言うようになったのは、まだ二十代の頃でしたが、白洲の、この生き方を知って、そのやり方に自信を持ちました。経営コンサルタントとして、顧問先においても、また日本で最初にできた経営コンサルタント団体の役員、理事長、会長と歴任してきた中でも、これを核に仕事をしてきました。

 このやり方は、行き過ぎますと官僚的になってしまいます。行き過ぎないようにするのが管理職の役割です。「管理職とは、ルールを破る人」ということを私は、しばしば口にするようになりました。

 このことは、「管理職は、偉いので、なにをやっても良い」というのではありません。管理職こそ原理原則を重視しなければならない立場で、ルールに則って仕事をしなければなりません。ルールに反する部下がいればアドバイスをしたり、指導をしたりして、指揮を執って行かねばならないのです。

 それでは、「ルールを破る人」と先に言ったことと矛盾をすると思われるかもしれません。管理職は、平素、原理原則に基づいて仕事をしたり、部下に動いてもらったりしますが、時に、戦略的な視点で、ルール通りではうまく行かないと判断できることがあります。その時には、管理職は、自分の権限内で、ルールを破って、その戦略的な判断を現場に活かすのです。

 自分の権限内では、その達成が困難と判断した場合には、上司の許可を取ってでも、信念を持って進めて行かなければなりません。

 白洲は「政治というのは、国民が求めていることを進めるという迎合的なやりかたをとるのではなく、たとえ今は民意に反することであっても、先見性を持って判断したことは、多少強引に見えても実施して行くことが求められる」ということを主張したそうです。

 私の「管理」の定義の中に、「先見性」という言葉を含めていますが、それは白洲の素晴らしさを知る前から用いていて、必ずしも白洲の、この言葉を知っていてのことではありません。白洲の、この考え方を知って、自信を持てるようになりましたし、白州の生き方に共感するようにもなりました。

 先見性を持てれば、たとえ周囲からの批判があっても、自信を持って、大胆に進められます。一方、白洲は、大変細心な部分を持っていて、その大胆さとは真逆な面もあったようです。

 仕事のできる人は、「両極端な面を持つ」ということを白洲から学びました。

  (ドアノブ)

 

 


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