■■【経営コンサルタント・経営者の健康講座】 中国は大気汚染まで輸出するな 5 大気汚染物質PM2.5の影響
◆ 5 大気汚染物質PM2.5の影響
北京市内の霞んだ風景を映す、中国の大気汚染PM2.5の深刻なニュースが報じられています。黄砂や酸性雨だけではなく、深刻な問題をはらむPM2.5まで輸出してくれなくても結構です。
NHKで谷田部解説委員が、わかりやすく解説していました。その番組を見られた型も多いと思いますが、見落とされた方のためにその概要をお知らせしています。
大気汚染物質PM2.5いう顕微鏡でなければ見えない物質が、偏西風に乗って日本に飛んできて、健康に悪い影響を与えると言われています。なぜPM2.5が怖い物質なのか、その正体は何かについてお話してきました。
前回お話しましたように、PM2.5はすでに国内にも存在していたのです。ですから浮遊しているPM2.5が、Made in Japan なの かMade in China なのか書かれていない限り、中国から飛んできたモノなのかどうか、現在の技術では解りません。
すなわち、中国のPM2.5が大きな影響を及ぼしていると言えないのです。
日本でPM2.5が注目されるようになったのは最近のことで、対策の基本となる環境基準が設けられたのは4年前のことです。
この環境基準には、一日24時間の平均では35μg/立方メートルと既述されています。(1マイクログラムは、100万分の1グラムです。)
季節や時間帯でも異なるので、年間の平均では15μgと一日当たりの一年の平均数値で示されています。
測定によりますと、西日本では1日平均の環境基準を上回る日が以前より多くなってきています。ただ、全体としてみれば問題の無いレベルだと言われています。
中国で測定されている量は、日本で測定されている量の20倍とも50倍とも言われています。専門家によりますと、日本で中国のような状況が生まれることは考えられないそうです。
◆ 4 大気汚染物質PM2.5の正体
北京市内の霞んだ風景を映す、中国の大気汚染PM2.5の深刻なニュースが報じられています。黄砂や酸性雨だけではなく、深刻な問題をはらむPM2.5まで輸出してくれなくても結構です。
NHKで谷田部解説委員が、わかりやすく解説していました。その番組を見られた型も多いと思いますが、見落とされた方のためにその概要をお知らせしています。
大気汚染物質PM2.5いう顕微鏡でなければ見えない物質が、偏西風に乗って日本に飛んできて、健康に悪い影響を与えると言われています。前回は、なぜPM2.5が怖い物質なのかについてお話しました。今回は、その怖い大気汚染部室の正体は何かに迫ってみましょう。
実は、PM2.5は、中国から来る前から日本にもあったのです。
PM2.5は、2.5マイクロメートル以下の物質のことですから、当然その様な物質は空中に浮遊しています。人工的にできるものもあれば、自然にできるものもあります。
ただ、今回は、海外から飛んでくるということ、それも現地ではすごくひどい大気汚染があることなどからマスコミも騒いでいるのです。
では、どのような物質があるのでしょうか、その正体を明かすと「な~~んだ!」というモノが多いのです。
・石油や石炭を燃やす際に出る煙
・自動車、飛行機、船などの排気
・工場からの粉塵
・野焼きやたばこからも発生
自然の中で発生するものとしては、次のようなモノがあります。
・土ぼこり
・火山の噴煙
・森林火災
・黄砂
・その他
PM2.5には、硫黄酸化物とか窒素酸化物、有機化合物など様々な種類の化学物質が単独または混合して浮遊しています。その中には、発がん性のある物質を含んでいることもあるのです。
◆ 中国は大気汚染まで輸出するな 3 大気汚染物質PM2.5はなぜ怖い
北京市内の霞んだ風景を映す、中国の大気汚染PM2.5の深刻なニュースが報じられています。黄砂や酸性雨だけではなく、深刻な問題をはらむPM2.5まで輸出してくれなくても結構です。
NHKで谷田部解説委員が、わかりやすく解説していました。その番組を見られた型も多いと思いますが、見落とされた方のためにその概要をお知らせしています。
大気汚染物質PM2.5いう顕微鏡でなければ見えない物質が、偏西風に乗って日本に飛んできて、健康に悪い影響を与えると言われています。今回は、なぜPM2.5が怖い物質なのかについてです。
前回お話しましたようにPM2.5という単体の物質があるわけではないのです。
私たちは大量の空気を吸って、酸素を体の中に送り込んで生命を維持しています。この空気の中には、細菌やウイルス、そしてPM2.5のような微細物質が含まれています。
ところが、人間というのは良くできているもので、鼻から喉、気管支などにはひだや粘膜があって異物が奥まで入らないように防いでいるのです。
PM2.5は、最近よりも小さいく軽いのです。そのために空気中に浮かんでいて、落ちてこないから困るのです。
上述のように、人間は体内に異物を取り込むと、それを防御する仕組みがあります。吸い込んで、奥に入ったものはせん毛運動などで外に出します。肺の一番奥には酸素を取り込む大事な肺胞があります。
PM2.5は非常に小さいので、ここまで侵入してしまうのです。ところが肺胞には、それを排出してくれる「せん毛」がないのです。それでも異物を取り除く仕組みはあるというから、人体のふしぎを感じます。
ところが、量が多過ぎると処理が間に合いません。炎症を起こして酸素を取り込むことができなくなるのです。その結果、ぜん息など、呼吸器の病気が起きやすくなってしまいます。
◆2 大気汚染物質PM2.5の正体
北京市内の霞んだ風景を映す、中国の大気汚染PM2.5の深刻なニュースが報じられています。黄砂や酸性雨だけではなく、深刻な問題をはらむPM2.5まで輸出してくれなくても結構です。
NHKで谷田部解説委員が、わかりやすく解説していました。その番組を見られた型も多いと思いますが、見落とされた方のためにその概要をお知らせしています。
大気汚染物質PM2.5いう目に見えない物質が、偏西風に乗って日本に飛んできて、健康に悪い影響がでると言われています。
そのPM2.5とは一体、どのようなものなのでしょうか?
PMだから「午後」、2.5は「二時半」、毎日午後2:30になると発生するから「PM2.5」と言うのではありません。
微小粒子状物質を英語で「Particulate Matter(粒子状物質)」といい、その頭文字から「PM」となりました。
PM2.5という単体物質があるわけではないのです。粒子の大きさが2.5マイクロメートル以下のいろいろな物質をさします。
1マイクロメートル(1μm)というのは1ミリメートルの1000分の1の大きさですから、「非常に小さい」ということは解ります。では、どれ程小さいのかというと、髪の毛の太さが70μmといいますので、髪の毛の約30分の1となります。
これでは、ピンときませんね。
花粉症に悩む人の杉花粉が30から40μmですから、その15分の1・・・
細菌が5μmですから、その半分、すなわち顕微鏡を使わなければ見えな大きさなのです。
このように小さいから問題なのです。では、小さいとなぜ問題なのでしょうか。次回をお楽しみに・・・ See you again!
◆1 中国の大気汚染の状況
北京市内の霞んだ風景を映す、中国の大気汚染PM2.5の深刻なニュースが報じられています。黄砂や酸性雨だけではなく、深刻な問題をはらむPM2.5まで輸出してくれなくても結構です。
NHKで谷田部解説委員が、わかりやすく解説していました。その番組を見られた型も多いと思いますが、見落とされた方のためにその概要をお知らせします。
中国気象局が2月初めに濃霧が発生した日数を発表しました。これによると1月1ヶ月間に有害物質を含む濃霧が発生した日数は、北京で14日にもなったということです。
原因として大気の流れが少ないという気象条件を上げています。大気が流れないので工場のばい煙や自動車の排気ガスが拡散しないために、有害物質が滞留してしまうようです。
そのために1月1月間で呼吸器系の病気を訴えて治療を受けた人が急増しました。多い所でいつもより40%も患者が増えたようで、とりわけ子供の患者の増加が目立ちます。
このような、有害物質であるPM2.5とは、一体何なのでしょうか?次回はPM2.5についてお話します。
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