【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月31日 ◇ハロウィーン ◇徒然草の有名な段の一つ第52段 ◇カシャリひとり旅 函館 啄木が愛した地
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
10月31日
ハロウィーンは、大きな混乱も少なく、終わったようです。
節度あるやり方であれば、楽しみは許容されても良いのでしょうが、どうしても度が過ぎてしまいますね。
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「お・も・て・な・し」は、東京オリンピック指名のキーワード的存在です。その「おもてなし」と「サービス」とは、どの様に異なるのでしょうか。
「国際おもてなし協会」によると、「おもてなし」とは「行う側と受ける側が対等な立場で、お互いがお互いを敬い大切に想う気持ちから、ともに良い時を過ごそうと心を尽くす」行為のことと定義づけしています。
一方、「サービス」とは、ラテン語で「奴隷」を意味するservitusという言葉が語源です。すなわち、「受ける側と提供する側の間に主従関係が存在し、求められることをその通りに行うことが求められる。そしてその対価として主に金銭的な報酬を得ることを目的に行われる」と説明されています。
おもてなしとサービスとの間には、大きな違いがあるのですが、それが混同され、カスハラ(カスタマー・ハラスメント)が起こってしまうのかも知れませんね。
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ちょっと空き時間ができましたので、写真集を開いてみました。庭園めぐりの旅を始めてからはまだ日が浅いですが、それ以前に撮りためた名所旧跡・寺社仏閣の写真は、全国各地の漫遊結果です。
「インスタ映え」という言葉が市井を走っていますが、何も飾らない、ひとり旅の旅先で感じて、見て、カシャリとした写真を、動画としてお届けしています
今回は、啄木の愛した大森浜と一族の墓を紹介します。
わずか4か月の滞在ですっかり函館に魅了された啄木は、その意思が尊重されここに眠る
映像 https://youtu.be/woewLYYPSMk
写真 http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/hokkaido/hokkaido-hakodate-oomorihama/hokkaido-hakodate-oomorihama.htm
北海道 函館 9 石川啄木が愛した地 |
公式サイト |
■ 函館
函館市(はこだてし)は、札幌市、旭川市に次ぐ、北海道第三の人口約26万人を有する中核市です。
北海道南端の渡島半島に位置する、天然の良港であることを強みとし、北海道と本州を結ぶ交通結節点でもあり、道南地域の中心都市として発展してきました。
毎年500万人近い観光客が訪れる観光都市で、市町村の魅力度ランキング調査で1位にランクインする都市でもあります。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では、一つ星以上の星が付いている観光地が函館市内に20以上もあります。
観光業以外でも、水産業や食品関連産業、医療福祉を主要産業としてきましたが、近年は人口減少が著しく、2014年(平成26年)4月1日から市域のすべてが「過疎地域」に指定されています。
室町時代の享徳3年(1454年)、津軽の豪族河野政通が、函館山の北斜面にあたる宇須岸(ウスケシ、アイヌ語で「湾の端」という意味)に館を築きました。形が箱に似ていることから「箱館」と呼ばれるようになったのが、函館の市名の由来といわれています。
函館 大森浜 | 大森浜は、湯の川温泉に近い、住吉漁港から松倉川河口付近までの海岸で、かつては付近一体に砂山が広がっていて、ハマナスが咲き乱れていたそうです。
イカ漁の時期には漁火が美しく、元旦には海上からの日の出がうつくしいそうです。
石川啄木が好んで散歩したところでもあり、歌集「一握の砂」に「砂山の砂に腹ばい、初恋のいたみを遠く、おもい、いづる日」と歌われています。詩集「あこびれ」を左手に持ち、もの思いにふける啄木の座像は、本郷新の作品で、昭和33年に建てられました。そこにある石碑は、啄木を訪れた、詩人西条八十が、啄木に捧げた歌碑です。
啄木が函館に来たのは明治40年5月のことで、7月には、離散していた妻子を呼ぴ寄せ、久しぶりに親子水入らすの生活を営みました。
弥生小学校の代用教員を経て、函館日日新聞の記者となってまもなく、8月25日に、函館は、未曾有の大火に襲われました。新聞社も焼失し、啄木は、妻子を残したまま、職を求めて函館を去りました。
しかし、啄木にとっては、函館滞在の4か月余りは、彼の一生のうちで、最も楽しい期間であったといわれています。 |
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カシャリ映像でお楽しみください
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https://youtu.be/wD6QxQFAx48
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
■【今日のおすすめ】
【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第52段 仁和寺にある法師
徒然草の中でも、有名な段がいくつかあります。
第52段は、その一つと言えますので、ご記憶の方も多いと思います。
この段を経営の視点で見てみました。
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
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■ 日本でもハロウィーンが定着 a31
街にはハロウィーン・グッズが店頭に並んだり、ディスプレイに飾られたりしています。
日本ではあまり知られていなかったこの行事も、若い人達の間からクリスマス同様に宗教とは関係なく広がってきました。
商業ベースに載せられている面もありますが、季節の変化をこの種の行事で感じ取ることができます。
東京渋谷では、近年、ハロウィーンにたくさんの人が集まるようになり、DJポリスによる交通規制もすっかりおなじみになりました。
度が過ぎて、迷惑になっていると言うことも聞いています。
羽目を外して、他の人の迷惑にならないように心したいですね。
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
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