経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業8章 1 転職なんて

2025-02-28 12:03:00 | 【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業

  【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業8章 1 転職なんて 

 
■ 【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。
 これからコンサルタントを目指す人の参考になればと、私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまであらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 日常業務をこなしながら、アテンドという商社マンにつきものの業務を自分なりに見つめ直す竹根です。慣れないニューヨークを中心としたアメリカでのビジネスですが、時として折れそうになってしまいます。そのようなときに、若い竹根の支えとなってくれたのが、本社で竹根をフォローしてくれるかほりでした。彼女の父親は地元の名士ということから、竹根などに娘をやるわけにはいかないと厳しかったのです。かほりと竹根の努力で、結局、父親は折れざるをえず、晴れて結婚が認められました。
 たった一人でニューヨークで苦闘してきた、若者、竹根好助(たけねよしすけ)も5年の任期を終え、東京に戻り、本社勤務に戻りました。5年という歳月で自分の置かれている立場が急激に変化してきたことを実感している竹根です。その最大の変化が、まさか自分の身に降りかかると思ってもみなかったヘッドハンティングです。

◆8章 半歩の踏み込み
 ニューヨークでの5年の任期を終え、東京に戻り、商社マンとして中堅どころに足を踏み入れた竹根です。東京本社勤務が始まったばかりというのに、ヘッドハンティングという、想定だにしなかった話が舞い込みました。
  ※ 直前号をお読みくださるとストーリーが続きます。
     直前号 ←クリック

◆8-1 転職なんて
 東京本社に戻った竹根に、雲の上の人とも言える福田社長が竹根に約束してくれた「できるところからやってみる」という言葉が、少しずつであるが見られるようになった。福田社長がいくら熱を込めて話しても、それが担当役員、部長、課長と階層を経るにしたがい、その熱が冷えて伝わってゆく。結局、現場の人たちにしてみれば、それも指示・命令の一つに過ぎず、目先のことに追われると、福田社長の熱は横に追いやられてしまうのである。
――これが、商社の現実なのか。限界と言ってもいいのかもしれない――
 暖かい笑顔に迎えられた竹根の夕食後のことである。新聞を読んでいたが、竹根の頭の中は、その日に見た商社の現実のことであり、記事の内容は眼を通過するだけで理解とか記憶の回路でそれなりの作業をしないのであった。
 夕食後の後片付けも終わり、まだ四歳になったばかりの娘の由紗里も眠ったらしく、いつのまにか、妻のかほりが竹根のそばにいた。最近、竹根の様子がおかしいことが気になっていたのであろう、かほりがそっと竹根の手に掌を重ねた。
 柔らかい、暖かなものが竹根の全身に走った。
 それが引き金となって、竹根は自分の悩みをかほりに話し始めていた。かほりは、時々「それで」とか「うん、うん」とか「解るわ」とか相槌を打ってくれる。それが、竹根の次の言葉の誘い水となり、次々と竹根の胸の内が言葉に変換されて、かほりに伝わる。
「福田商事に、こだわらなくてもいいのじゃないの」
 ポツンと、かほりが言った。
 竹根は、その言葉をどのように解釈してよいのか解らなかったが、かほりが竹根の周波数と同じに竹根を受け入れていることを感じ取ることができた。
――これが、夫婦か。かほりが、父親から勘当されてまで、俺のところに来てくれたことは、一生忘れてはいけないのだ。この女性を、不幸にすることは罪悪なのだ――
 妻のかほりの入れてくれたお茶が、とてつもなくうまく感じた。
  <続く>

■ バックナンバー
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月27日 ◇冬の恋人 ◇岩手県遠野市 民話の里を映像2-1

2025-02-28 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月27日 ◇冬の恋人 ◇岩手県遠野市 民話の里を映像2-1 ◇威張り腐るコンサルタント 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月27日

 モンカフェといえば、1杯型のドリップコーヒーパックの先陣を切ったブランドです。その会社が7~8年前くらいに都内にコーヒーショップを開店しました。
 そこでは、自分でドリップすると1杯のコーヒーを70円で飲めます。ところが、店のスタッフにドリップを依頼すると1杯700円と、値段が10倍に跳ね上がります。
 プロが入れるのと、素人が入れるのとでは違いが出ますので、その違いを確かめるためにドリップをスタッフに依頼する人もいるといいます。
 ビジネスモデルとしては非常に面白いですが、できればスタッフさんに依頼したときにはスターバックス並みの価格にしてほしい・・・ 経営コンサルタントらしからぬことを考えています。

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 
 岩手県遠野市 民話の里 

■■ 岩手県遠野市 民話の里「遠野」1  

 遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。

 東京からは、4時間ほどでたどり着ける、おもっていた以上に近いところにあります。

 

■ アクセス

 東京からは、新幹線で、盛岡経由でゆくか、花巻空港からバスでゆくのが時間的には早いです。

 

民話の里「遠野 水光園」 2-1   IWTN-5201-A717

 

「水光園で民話の里「遠野」を体感1」を紹介します。

 南部曲り家をはじめ、昔の生活がわかるような施設を移築した、いわば「古民家村」といえます。豊かな水を、ふんだんに用いた庭園は、遠野を肌で感じるのに相応しいです。

              https://youtu.be/wwzmx3n-kzs

 

 

 

豊かな水を遠野市に給配水

 

水光園 カッパや亀がお出迎え

 

水光園の庭園と「日本池」

 

豊の水が水光園内を潤し、飾る

小さな祠が「いなか」を感じさせてくれる

でも、よく見ると、すごいものが・・・・・

このような物が、ここにあっていいの???

映像でご確認を

 

 

民話の里 遠野 2-1 水光園で
 民話の里「遠野」を体感1


 遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。
 柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。
 遠野の概要を映像でご確認の上、これからの「遠野映像シリーズ」をお楽しみ下さい。

 



    【 注 】 まだ準備中の映像もあり、順次公開します。

遠野市観光協会遠野市観光協会のホームページ。遠野市の観光情報、イベント情報、遠野市内宿泊ガイドなどをご紹介。tonojikan.jp

遠野写真集

■【今日のおすすめ】

 あたりまえ経営のすすめ】経営戦略編 経営理念の構築・再構築 39 経営理念の構築・再構築のコンサルティング 1

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(19次締切)の公募が開始されました。締切:令和7年4月25日(金)
  https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250217kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  「冬の恋人の日」バレンタインデーとは違うの?重複していない? 227
 2月14日にセントバレンタインデーがあったばかりなのに2月27日は「冬の恋人の日」と忙しいですね。
 2月27日は「きづ(2)な(7)」で、バレンタインデーとホワイトデーのちょうど中間の日に「きづな(絆)」をさらに絆を強めるための日なのです。

「絆」といいますと「2.11」を連想する人が多いでしょう。
 日本には、昔から「結い」という制度がありました。
 この制度は、集落や村が単位となった共同作業の制度です。
 先日、白川郷の合掌造りでかやぶき屋根の葺き替えのニュースが流れていました。
 かやぶき屋根の葺き替えというのは、多くの人出がなければできません。
 ここでは結いの制度があるために、村中総出で手伝うのです。
 近年は、結いの制度の人達だけではなく、ボランティアの方々が応援に来てくれるそうです。
 このような人と人の繋がりが、日本の絆という伝統にほっこりします。

 経営コンサルタント半世紀のつぶやき

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうの人】 0228 ■ 吉田茂 ■ 崇伝(以心崇伝) ■ 鎮西上人 ■ 寛空  本日、ゆかりの人

2025-02-28 06:33:00 | 【話材】 きょうの人02月

 

  【きょうの人】 0228 ■ 吉田茂 葉巻の政治家 ■ 崇伝(以心崇伝) 家康の法律顧問  ■ 鎮西上人 法然に師事し浄土宗の正統を伝道 ■ 寛空 孔雀経法を8回修す

 

 本日、ゆかりの人をご紹介します。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。

 

■ 吉田茂 葉巻の政治家

【Wikipedia】 吉田 茂(よしだ しげる)

 1878年(明治11年)9月22日 - 1967年(昭和42年)10月20日)は、日本の外交官、政治家。位階は従一位。勲等は大勲位。

 外務大臣(第73・74・75・78・79代)、貴族院議員(勅選)、内閣総理大臣(第45・48・49・50・51代)、 第一復員大臣(第2代)、 第二復員大臣(第2代)、農林水産大臣(第5代)、衆議院議員(当選7回)、皇學館大学総長(初代)、学校法人二松学舎舎長(第5代)などを歴任した。 

 吉田茂というと、葉巻を加えた写真を連想する人が多いと思います。葉巻というとチャーチル、吉田のことを「和製チャーチル」と呼ぶ人もいるほどです。

 戦後の復興期の基礎を築いた代表的な政治家で、かれの政治感覚とリーダーシップは後世に語り継がれています。

 今日の日本には、リーダーシップを持った政治家が不在と言えるほど、リーダーシップがありません。リーダーシップは強すぎると独断専行と言われますが、韓国の成長を見ていると、国のトップが、時代を先読みして、先手先手で手を打っていく必要性を痛感します。
 
■ 崇伝(以心崇伝) 家康の法律顧問

 いしんすうでん
 永禄12年(1569年)-- 寛永10年1月20日(1633年2月28日)

 安土桃山時代から江戸時代の臨済宗の僧で、字は以心、法名が崇伝で、南禅寺金地院に住したため、金地院崇伝(こんちいん すうでん)とも呼ばれます。俗姓は一色氏。

 寛永3年(1626)に後水尾天皇の師となり本光国師の称が授けられました。

 徳川家康のもとで江戸幕府の法律の立案・外交・宗教統制を一手に引き受け、その権勢から黒衣の宰相の異名を取りました。

 崇伝が起草した「武家諸法度」は、老中以下諸大名の前で崇伝により布告されました。徳川家光、徳川忠長の諱は崇伝により名付けられました。

 僧侶としてだけではなく非常に優秀なブレーンとして家康をささえ、その能力に対する信頼は厚いものでした。


 自分の上司から信頼されると、実力以上の物を発揮できるビジネスパーソンが多いです。部下を使う人の能力や努力によって、部下の能力をどこまで引き出せるかが決まるようです。

 一方で、上司に評価されると周囲からのやっかみも出てくることも多いです。

 他方で、自分の能力を過信しすぎて、鼻持ちならない人間になってしまうこともあります。その様な時というのは、自分では、それに気づかないことが多いですね。
 

■ 鎮西上人 法然に師事し浄土宗の正統を伝道

 ちんぜいしょうにん
 別名 弁長聖光(べんちょうせいこう)
 応保2年5月6日(1162年6月20日) - 嘉禎4年2月29日(1238年3月16日)

 平安時代後期から鎌倉時代にかけての浄土宗の僧。鎮西義の祖。父は古川則茂。字は弁阿(べんな)。房号は聖光房(【Wikipedia】)

 14歳で出家し、比叡山に登り、短大集を学び、秘奥を究めたと言われています。

 後に、故郷の筑前に帰り、油山の学頭職に補せられますが、弟の死に遭遇し、無常を感じて建久8年に上洛しました。

 そこで法然に謁(まみ)え、浄土念仏の要道を聴き、専心法然に師事して浄土門に期すことになりました。

 元久元年、浄土宗の正統を伝道し、鎮西に帰り、善導寺を建立しました。


 人の「死」というのは、人間の生き方を変える契機となるほどのことなのですね。

 私事ですが、中学二年の時に祖母を亡くしました。祖母からは、「偉くなっても稲穂を忘れてはいけないよ」という言葉を始め、いろいろと教えられました。

 祖母の死に遭遇したときに、いろいろな教えをもとに生きていくということを墓前で誓ったことを鮮明に記憶しています。
 

■ 寛空 孔雀経法を8回修す 

 かんくう
 元慶8年(884年)-天禄3年2月6日(972年2月28日)
 別称: 蓮台寺僧正、香隆寺僧正
 平安時代中期の真言宗の僧で、俗姓は文室氏、出身地は京都(河内国説もある)と言われていますが、定かではないようです。

 宇多法皇の侍童をつとめた後に出家して法皇及び神日(じんにち)から法を受けました。945年(天慶8年)に権律師となり、その後、東寺長者・金剛峯寺座主・仁和寺別当・同寺法務を歴任し、964年(康保元年)僧正に至りました。

 一生涯に、孔雀経法を8回修し、その修法による霊験で知られています。 (【Wikipedia】を基に作成)

 

 

◆ バックナンバー

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 2月28日 ■ バカヤローの日 ■ ビスケットの日

2025-02-28 00:03:00 | 【今日は何の日02月】

 

  【今日は何の日】 2月28日 ■ バカヤローの日 ■ ビスケットの日

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

 

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

 【今日の写真】 冬の道ばたに咲く花  
 朝の散歩で見つけました。季節の移ろいの中で、寒風にもマケズひっそりと、しかし強く花を咲かせていました。
   2月28日
■ ビスケットの日

 ビスケットの歴史は、江戸時代に遡ります。1855(安政2)年2月28日に、水戸藩の柴田方庵が萩信之助に、「パン・ビスコイト製法書」を贈った史実を記念し、「ビスケットの日」を全国ビスケット協会が1980(昭和55)年に制定し、翌年から実施されました。

 柴田方庵はパンの製法を学ぶ為に長崎に留学していたのですが、自分が使ったパン・ビスケットの製法が書かれた文書としては日本で最初のものでした。

 ビスケットの語原はラテン語で「二度焼かれた物」という意味です。ラテン語では「ビス・コクトゥス(bis coctus)」と言いますが、2月28日が選ばれたのは「に(2)どや(8)く」の語呂合せということもあったようです。

  図     全国ビスケット協会 ←クリック
 
 クッキーとビスケットは、イギリスではその区別をせず、「ビスケット」と呼んでいます。アメリカでM基本的には両者の区別をしていませんが、一般的には「クッキー」と呼んでいます。ただし、パンのようにあまり味付けをしないイギリスのスコーンのようなものを「ビスケット」と区別する人もいます。

【Wikipedia】 ビスケット (biscuit)
 小麦粉を主材料に焼いた洋菓子である。小麦粉に牛乳、ショートニング、バター、砂糖などを混ぜて、サクサクした食感に焼いたもの。チョコレート、ナッツ、果実加工品などが加えられる場合もある。
 
■ バカヤローの日

 「バカヤローの日」とは、過激な言葉ですが、子供ながらにラジオから流れてくる国会関連のニュースを耳にしたことを記憶しています。

 1953(昭和28)年2月28日に、吉田茂首相が衆議院予算委員会の席上、興奮して「バカヤロー」と発言したのです。これを受けて内閣不信任案が提出・可決され、この年の3月14日に衆議院が解散したので、「バカヤロー解散」と呼ばれています。

【Wikipedia】

 吉田 茂(よしだ しげる、1878年(明治11年)9月22日 - 1967年(昭和42年)10月20日)は、日本の外交官、政治家。位階は従一位。勲等は大勲位。

 外務大臣(第73・74・75・78・79代)、貴族院議員(勅選)、内閣総理大臣(第45・48・49・50・51代)、 第一復員大臣(第2代)、 第二復員大臣(第2代)、農林水産大臣(第5代)、衆議院議員(当選7回)、皇學館大学総長(初代)、学校法人二松学舎舎長(第5代)などを歴任した。 

■ その他
◇ 鎮西忌

(ドアノブ)

 

【経営コンサルタント(志望者)へのお勧めブログ】

 ◇ 経営コンサルタントへの近道・資格取得
 ◇ 経営コンサルタントになろう
 ◇ 経営コンサルタントQ&A
 ◇ 独立・起業/転職

 ◇ 心 de 経営
 ◇ 経営マガジン
 ◇ 経営コンサルタントの独り言
 ◇ 経営四字熟語

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾
 ◇ ニュース・時代の読み方
 ◇ 時代の読み方・総集編
 ◇ 経営コンサルタントの本棚
 ◇ 写真・旅行・趣味
 ◇ お節介焼き情報
 ◇ 知り得情報
 ◇ 健康・環境
 ◇ セミナー情報
 ◇ カシャリ!一人旅

 

◆ 経営コンサルタントへの道 ←クリック

 コンサルタントを目指す人の60%がみるサイト


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【心 de 経営】『書話力』を高める 7118 〃話のネタ〃の選び方 欲求に関する話

2025-02-27 12:03:00 | 【心 de 経営】 表現力を高める

  ■【心 de 経営】『書話力』を高める 7118 〃話のネタ〃の選び方 欲求に関する話 


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
■【あたりまえ経営のすすめ】3 すべてのビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル
  時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思います。
 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、ビジネスパーソンに共通する面を中心にお話しています。
■3-710 〃話のタネ〃 テーマ・話材の選び方

 「日本人は、議論に弱い」「日本人は、論理的な話し方ができない」などとしばしば言われます。かくいう私も、そう言われる人間のひとりです。
 しかし、経営コンサルタントという仕事を半世紀も続けているうちに、それでは通じず、次第に、私なりの話し方やビジネスの仕方が、不充分ながら身についてきたように思えます。話すだけではなく、書くことにも共通する「表現力」というスキルがビジネスパーソンには不可欠です。「書く力」「話す力」をあわせて『書話の力』といい、表現力というスキルの一翼を担わせています。
 この体験は、当ブログ「【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業」としてもお届けしています。
 
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950
■7118 〃話のネタ〃の選び方 欲求に関する話
 人間は、いろいろなことを欲求します。「マズローの欲求5段階説」というのがあります。アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮説を立て、「人間の欲求を5段階の階層で理論化したもの」としてまとめました。
 「人間の欲求というのは、果てしない」といわれるほど、欲求する内容や度合いは高くなって行きます。それだけ関心が強いテーマであるのです。話し手は、そのような聞き手の欲求を、よく理解し、それを〃話のネタ〃として取り上げますと多くの場合に成功します。そのためには、聴き手がどのような欲求をもっているのか、どのような話を聞きたいと思っているのか等を知っておかなければなりません。

 マズローの欲求5段階説をもとに見てみましょう。


①生理的欲求
 人間というのは、生きていくために、食べたり、飲んだり、眠ったりという、最も基本的な欲求が満たされる必要があります。これを「生理的欲求」といっています。
 自然災害の直後などで、まず直面する問題です。

②安全欲求
 生理的欲求が満たされますと、次に求めるものは、自分の身を守ることです。
 生理的欲求の食べ物や飲み物も、空腹の時にはどのようなものでも飲食できてしまいます。しかし、生理的欲求が何とか満たされるようになりますと、安全な食べ物や飲み物を求めるようになります。
 私達コンサルタント・士業は、そのための物流や生産などで、何をしたら良いのかを考え、アドバイスをする立場にいます。あるいは、職場の作業条件の改善なども取り上げる必要が出て来るかもしれません。また、それらを手に入れやすくするために、給料やボーナスなどが安定的に、公平に支給されるような仕組み創りも必要になります。
 リスク管理の視点でのコンサルティングという業務もあります。生活の安全性、企業経営の安全性など、安全に対する欲求は、自分の身を守るためには不可欠な欲求といえます。

③帰属と愛情の欲求
 人間は、ロビンソン・クルーソー物語を読んでも解りますように、一人では生きて行くことは大変困難です。そのために、仲間と群れることを求めます。組織の一員となりますと、相互の人間関係も意識します。人間には「社会生活」という集団生活が不可欠であるとともに、その難しさにもしばしば直面します。
 また、社会という中でも、同じような考え、同じような趣味嗜好、等々いろいろな切り口で仲間が集うことを好む人もいます。すなわち「自分の好み・目的などにあうグル—プに加入したい」という欲求を持つことがあります。そこに所属することにより、自己成長の機会が発生することもあります。社交的な娯楽や趣味教養などのグループがその代表的な例といえます。同じような辛い人達が集まる被害者団体なども情報交換という観点では効果的です。
 コンサルタント・士業であれば、同様な資格を持っている人の集まりであったり、あえて異業種・異種資格の人達と集まったりして研鑽することがあるでしょう。例えばコンサルタント・士業が、経営者・管理職を組織化し、その人達に情報提供をしたり、セミナーを開催したりし、人間関係ができると顧問契約に結びついたりすることにも繋がるでしょう。
 人間関係構築という観点では、信頼性や思いやりなどの要素が絡み、関係者同士の結束が強くなったり、士気に繋がったりすることもあるでしょう。
 「組織に参画」することによって、心の安寧を得られるように求める、前二者とは異なる「欲求」といえます。

④尊敬の欲求
 人間の多くは、自己を成長させ、より良い職業に就きたい、より高い地位について大きな仕事をしたい、より経済的に安定したい、などと成長を求める欲求もあります。その背景には、それが達成された時点で、他の人から、自分を見る目が異なることへの快感を求める「尊敬の欲求」という、前者である、「帰属と愛情の欲求」よりも更に上位の欲求段階が起こってきます。すなわち、組織の中で生きてゆくなかで、自分という存在を認めてほしいという自我意識が強くなり、その結果、自分が尊敬されるようにありたいと願う気持ちが高まるのです。
 「自尊心をもつ欲求」といえるのでしょうか、昇進・昇格やそれにともなって付いてくる待遇改善などに興味を持ちます。自分の企画提案や意見・発言などを認められたいという気持ちもあります。また、自分の能力やスキルを高く評価してほしいと願うこともあります。
 その達成のために、セミナーや研修会を受講したり、読書やネットを利用して情報集をして自分を高めて、その結果を認められたいと努力することにも繋がるでしょう。場合によりたりしますと、自分の希望する部署への配置転換や転職などを考えるかもしれません。
 コンサルタント・士業としては、そのような社員さん達の欲求に応えるべく、例えば資格・昇格制度や人事制度の改善アドバイスやコンサルティングに繋げることもあるでしょう。経営の安定化や戦略のために各種提案をし、コンサルタント・士業としての存在感を認められるような活動も行われることも良いでしょう。

⑤自己実現の欲求
 これまでの諸欲求を重ね、最後は、自分がこのようにありたい、このような人生を過ごしたい、このような社会地位に就きたい、大金持ちになりたいというように、高みを望む気持ちを持つことが「自己実現の欲求」段階です。マズローは、これを最上位に掲げています。
 コンサルタント・士業としての資格取得や実績の積み重ね、等々、自分の実力でクライアントが繁栄できることへの喜びを感じられるでしょう。そのための目的・目標の変更などを、スパイラルアップに繋げたいという気持ちは、大多数のコンサルタント・士業が持つと思います。
 自我意識を満たすことは、自分のありたい姿を実現したいという考えであり、成長に繋がる欲求といえます。
ます。

 マズローの欲求五段階説に見られますように、人間の欲求というのは、ひとつが達成されますと、次の欲求へと展開するのが一般的です。それに応えるのがコンサルタント・士業の仕事です。
 その時に、例えば経営コンサルタントであれば、相手企業の経営者・管理職の立場に立った視点が不可欠です。しかし、それを頭で理解することはできても、真に相手の立場に立つことは難しいです。
 また、例えば社労士の先生であれば、労働者の立場、企業の人事労務担当者の立場など、相手の立場への理解が寛容です。
 マズローの欲求5段階説だけではなく、あらゆる角度から相手の立場に立って思考する〃クセ〃を平素から身につけていますと、コンサルティング現場だけではなく、書いたり、話したりするときの〃話のネタ〃にもなります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月26日 ◇徒然なるままに ◇フライトアテンダントのマーケティング戦略とサザエさん ◇日本でのクーデター

2025-02-27 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月26日 ◇徒然なるままに ◇フライトアテンダントのマーケティング戦略とサザエさん ◇日本でのクーデター 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月26日

 昨日は、仕事仲間に誘われて日野市の「百草園」という庭園に行ってきました。

 梅の名所です。

 30年ぶりくらいになります。

 道順は覚えていたものの、「これほど急な坂だったか」と思うほどの急勾配には、年を感じました。

 園内に入っても結構高低差があることも思い出せずにいました。

 展望台に着きましたところ、妙齢の女性が「スカイツリーが見えます」といって、見つける要領を説明してくださいました。

 ビル群の向こう側に、針のように立っているのが見えました。

 カシャリとカメラにも収めました。

 写真で確認したところ、私が見たのは、スカイツリーではなく、防衛省のタワーでした。<笑い>

 

高い建物の右側が防衛省のタワー

 

 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに、ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれました。

 

■ 02 フライトアテンダントのマーケティング戦略

 あるフライトアテンダントが、このようなことを言っていました。

「乗客のサービスは、会社側が用意した飲み物やブランケットなどをマニュアル通りに行っていたのでは、他の会社のサービスを上回ることができません。お客様が、今なにをお望みなのかを、こちら側が推し量って、こちらから声をかけることです」

 その人は、さらに付け加えました。

「それで終わってしまっては、尻切れトンボになりかねません。そのお客様が、喜びを感じ、ご満足をして下さることが肝要なのです」

 心づかいのできる人は、相手の立場を理解し、思いやることを当然のようにしています。フライトアテンダントとして、会社がやろうとしていることをするのは、当然のことでありますが、これはマーケティングでいえば「プッシュマーケティング」に相当します。

 一方、お客様がなにを求めているのかを推し量り、声をかけるということは「プルマーケティング」に繋がります。


 慣れないうちは、相手の気持ちを推し量ったつもりでも的外れとなることがあります。

 日曜日の人気アニメに「サザエさん」という長寿番組があります。そこで登場するサザエさんが、横断歩道に立っていたおばあちゃんの手を取って、横断歩道をわたるアシストをしました。

 ところが、そのおばあちゃんは、横断歩道を渡りきり、やれやれと腰を伸ばしたところだったのです。せっかく、相手に優しくしたサザエさんの行為が、かえって徒になってしまいました。


 相手の立場を充分に理解しないで行った、私のある失敗をご紹介しましょう。

 電車の優先席に私が座っているときに、杖をついた男性が私の前に立ちました。隣の若者が席を譲る気配がないので、私が席を立ちました。

 ところが、その男性は「結構です」と言って座ろうとしません。遠慮しているのかと思い、再度薦めると、別のところに移動をしてしまいました。

 はじめはなぜなのか解りませんでしたが、同世代の人間から、席を譲られるという、施しを受けることに、その男性は気分を害されたのかもしれません。

 心づかいの気持ちを持って、親切にしたり、やさしくしたりするのは、相手が置かれている立場を単に推量するだけではなく、相手の気持ちの理解も必要なのですね。

■【今日のおすすめ】

 ■【話材】 徒然なるままに日暮パソコンに向かひて

 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて、戯言をつぶやいています。
 徒然草から、学び取ることがあるような気がして、高校生であった頃以来ですが、再び紐解いています。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
   この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

 リンク集をお届けします。

◇人手不足を乗り越える
 https://j-net21.smrj.go.jp/special/resource/20250210.html
◇産業復興事例集2023~2024(復興庁)
 https://www.reconstruction.go.jp/jireishuu/2022jirei/09/
◇JAPANコンストラクション国際賞(国土交通省)
 https://www.mlit.go.jp/JCIA/award/4/companies/#award_companies02
◇新しい地方経済・生活環境創生会議(内閣官房)
 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_chihousousei/yusikishakaigi/dai3/siryou6.pdf
 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_chihousousei/yusikishakaigi/dai3/gijisidai.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 日本にもクーデターがあったのだ!! 226

 

 国際条約で禁止されています化学兵器や生物兵器などが、いまだに使われることがあるのかと思うと、怖いですね。
 国連の安保理は、無能化しているとしか言いようがありません。
 役に立たない国連安保理は、直ちに解散し、新たな有効性ある組織を構築すべきでしょう。
 世の中から理不尽が消えて欲しいです。

 理不尽といえば、テロなど武力を持って行う行為もそうです。
 2月26日は、日本でもクーデターのあった日です。
 陸軍の派閥のひとつ皇道派の青年将校が、首相官邸等を襲撃しました。
「昭和維新」などと思い上がった軽挙で、高橋是清など元老重臣が殺害されました。

ちょっとしたトラブル

 PCを立ち上げ、PCは稼働しているのに、マウスが動かないのです。

 ノ一トPCのパッドを触るとポインターは動きます。

 いよいよ、マウスが壊れてしまったかと思い、別のマウスを使い始めました。

 次のトラブルが発生。

 プリンターが起動しているのに、オフライン表示なっていて印刷ができません。

 マウスとプリンターが同時に故障する確率は非常に低いはずです。

 マウスとプリンターに共通しているのは・・・・・

 USBハブです。

 どうやら、USBハブの故障のようです。

 別のハブにマウスとプリンターを差し替えたら、両者ともちゃんと動いてくれました。

 この様な簡単なトラブルでも、慌ててしまいます。

 まだまだ、ですね・・・

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうの人】 0227 真盛上人 戦国時代の天台宗の僧  本日、ゆかりの人をご紹介

2025-02-27 06:33:00 | 【話材】 きょうの人02月

 

  【きょうの人】 0227 真盛上人 戦国時代の天台宗の僧

 

 本日、ゆかりの人をご紹介します。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。

 

 真盛上人

 しんせい
 嘉吉3年1月28日(1443年2月27日) - 明応4年2月30日(1495年3月26日)
 諡号は円戒国師・慈摂大師

 戦国時代の天台宗の僧で、伊勢に生まれました。天台宗真盛派(現在の天台真盛宗)の宗祖です。

 一四歳で剃髪し、幼名から「眞盛」と名を改めました。

 比叡山西塔の慶秀に師事し、天台宗の教学を20余年にわたって学びました。その後、黒谷青龍寺に隠遁し、「往生要集」に拠り称名念仏を唱えました。戒律と称名念仏の一致、無欲と慈悲などを説きました。

 かつて良源や源信などが住み、円観が円頓戒の本寺としたこともある近江国坂本の西教寺を再興して、天台宗真盛派の本寺としました。

  近江・伊勢・越前を巡錫(じゅんしゃく)し、後土御門帝に円頓戒を授け「円戒国師」の号を下賜されました。また、明治天皇より「慈摂大師」の号も賜っています。

 

 

◆ バックナンバー

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】2月27日 女性雑誌の日 ■ 冬の恋人の日  一年365日、毎日が何かの日

2025-02-27 00:03:00 | 【今日は何の日02月】

 

  【今日は何の日】2月27日 女性雑誌の日 ■ 冬の恋人の日

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

 【今日の写真】冬の道端に咲く花  
 朝の散歩で見つけました。季節の移ろいの中で、寒風にもマケズひっそりと、しかし強く花を咲かせていました。
   2月27日
■ 冬の恋人の日
 

 「きづ(2)な(7)」の語呂合せでもあり、2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーのちょうど中間の日に当たる2月27日を「冬の恋人の日」と言います。

 恋人同士の絆を深めることを考える日だそうです。

 日本人は、「愛している」という言葉をなかなか口に出せないと言われています。以心伝心の国ですから、言わなくてもわかってくれるという気持ちが強いからでしょう。

 しかし、最近は、欧米並みに、相互に言い合える夫婦が増えているのではないでしょうか。

 サザエさんの波平さんとお舟さんのように、以心伝心の家族でも、いざこざが起こるのですが、「愛している」という言葉があればスムーズに行くことが多いのかも知れません。
 

■ 女性雑誌の日

 1693年(元禄6年)のこの日、イギリス・ロンドンで世界初の女性向けの週刊誌『ザ・レディス・マーキュリー(The Ladies Mercury)』が創刊されました。

 女性が関心を持ちそうな恋愛や結婚などを中心にした記事が多かったそうです。

 とりわけ、女性の悩み相談は人気が高く、その内容は今日でも通用するそうです。

 現在でも「Ladies Mercury」という言葉は、女性の性の悩み相談という代名詞になっているといわれています。(雑ネタ帳を参照)
 

■ その他
◇ 宮城岩沼竹駒神社初午祭
◇ 遊行寺二祖忌
◇ 和順大師勅諡(ちょくし)記念日

 

 Gooブログ

 アメブロ

 FC2ブログ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【お節介焼き情報】 『まねぶ』は実力養成の第一歩

2025-02-26 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

 

  【お節介焼き情報】 『まねぶ』は実力養成の第一歩 

 

実力を活かせるプロフェッショナルをめざそう
 1970年代から、半世紀にわたり「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。
 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。

 コンサルタント・士業としての成功だけではなく、ビジネスパーソンにも通じることです。お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、まとめてみました。

■「枕草子に登場する『まねぶ』は実力養成の第一歩」を貫く
 「まねぶ」は、「まねる」と「まなぶ」の合成語として紹介しています。
 私自身が、経営コンサルタントになりたての頃、「コンサルティングはどのようにするの」「コンサルタントとしてなにをやるのだろうか」と考えたときに、先輩から学ぼうとしました。ところが、コンサルティングというのは、先生それぞれがノウハウを持ち、それを武器に仕事をしていますので、30才そこそこの若造の私には、それを開示してくれるわけはありません。
 私は、自分で受注したコンサルティングの仕事を先輩の鞄持ちをしながら盗み取ることにしました。コンサルティング受注は、1970年代の当時でも難しかったですから、先輩にとっても、私にとってもメリットがあるウィン・ウィンのことだったのです。
 先輩のなさることを全て吸収しようと、必死で学び、それをもとにまねるようにしました。その体験から、冒頭にありますように「まねる+まなぶ=まねぶ」という言葉にしたのです。

 1990年代に入りますと、パソコン通信から、インターネットへと利用手段が変化してきますと、経営コンサルタントとしての差異化(差別化)を図るためにFAXを通じた情報発信からメーリングリストへ、メーリングリストからSNSへと変化して来ました。
 その過程で、日本語の難しさを痛感し、古典を読み返したり、現代国語文法を学び直したり、聴き手の理解を得るための表現力を養成したりということを始めました。やがて、「コンサルタントのためのコンサルタント」と呼ばれるようになり、偉そうに「実力養成の第一歩は〃まねぶ〃である」というようなことを書いたり、話したりする機会が多くなってきました。
 ところが、枕草子を読み返していたあるときに、「まねぶ」という言葉を発見して多きなるショックを受けました。自分が作った合成語だと思っていたら、純然たる日本語として「まねぶ」が存在していたのです。それも枕草子の時代ですから平安時代にはすでに、この言葉が日常使われていたと考えられます。
 それを知ったときにはショックでしたが、私が作った合成語とは語源も意味合いも異なりますので、いまだに「まねぶ」の話を続けています。
 ちなみに、古語辞典(学研全訳古語辞典)によりますと、「まねぶ」は次のような意味合いを持った言葉であるそうです。
  ①まねる。まねて言う。
  ②そのまま伝える。
  ③勉強する。教えてもらって身につける。
 私の言っている「まねぶ」と通じることがあるのですから、私の合成語も悪くはないとニンマリとしました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【経営コンサルタントのつぶやき】 「あたりまえ経営のすすめ」への読者コメント紹介

2025-02-26 10:03:00 | 【生意気言ってすみません】

 

  ■【経営コンサルタントのつぶやき】 「あたりまえ経営のすすめ」への読者コメント紹介 

 

 経営コンサルタントとして感じたことを「つぶやき」として、毎日複数のブログでお届けしています。
 本日は、次のようなことをつぶやきました。
■「あたりまえ経営のすすめ」への読者コメント紹介
 私は、半世紀の長年にわたって経営コンサルタント業をやってきていますが、その基本は「あたり前のことがあたり前にできる企業創り」です。
 「高い金を出して〃あたり前〃のことを教えてもらうために、コンサルタントに依頼するつもりはない」というお叱りをしばしば受けます。それでも「あたり前は〃廻っている〃」とガリレオのごとく言い続けています。
 そのような、私の言葉に反応してくださった、経営士・コンサルタントであり、行政書士のW先生が、Facebookで下記のようなコメントを下さいました。私が言い足りないことを補足してくださっていますので、ご紹介します。

◇「あたり前のことがあたり前にできる企業は成長する」!
 これこそ究極の真理と思います。トリセツがなぜ存在するのか。なぜ新入社員に基本を教えるのか。なぜ取締役になっても勉強をし続けないといけないのか。なぜ職場が乱雑だと生産性が落ちるのか。なぜ挨拶やマナーが出来ていないと売上が伸びないのか。何から何まで、キチーット出来ているでしょうか?
 案件獲得に成功したからといって褒めるだけで良いのか?
 なぜ成功方法を皆で共有し「まねぶ」しないのか。なぜ早急に「まねぶ」するだけでなく、もっと良い事例事案を社員自ら作っていく活動にならないのか?
 いくらでも、なぜ、なぜ、なぜ・・・はあります。
 頭では「やってあたり前」なのに、なぜやらないのか?
 あたり前を馬鹿にする人は、あたり前がわかっていないし、あたり前をやっていないと思います。
 あたり前が出来る人は、自分自身を見つめて、常に他の人の良いところを盗み、自分は出来ているかを反省し、他の人があたり前に出来ている様に努力します。
 でも、本当に大事なのは、他の人の良い処ばかりに踊らされるのではなく、自分が本当にすべきことやらなければいけないことをしっかり出来ているかを自分でチェックし、自分で改善すること。
 「自社の強みはー」や「戦略はー」ばかりが目立ちますがいくらでも身の回りを見れば、やっていないこと、できていないことが山積みです。
 建設現場や各種専門工事で事務所の改修工事であっても工事をする現場の職員は、「職人であり、かつ営業マン、広告物」ですよと、私は伝えています。
 元請けから、他の工事会社の親方から見られています。一般のお客様から見られています。それもニーズ(需要)のある所が見ています。だからこそ、言葉遣い、態度、綺麗な仕上がり、ゴミの少なさ・・・、あたり前にすべきことをやらないといけません。コミュニケーションは挨拶や言葉遣いから始まります。
 AIの先端技術を開発する事業じゃないからといっておろそかにできないのが現実の一つ一つの仕事です。
 こんなの低レベルで、あったりまえじゃん、と小馬鹿にする人に大きな仕事を任せられません。
 人の行動や態度が、即、ブランドに直結します。
 社員は人的資本という棚卸資産ではなく、しっかり稼働する組織の手足です。学者的な理屈もわかりますが、それでは中小企業経営者には理解できません。
 抽象的な世界の概念や観念は理解しづらいのが経営者でもあります。だからこそ、コンサルが?み砕いて話さないといけないと思います。
 あたり前経営という重要概念を理解してもらうためにも日本最古の経営コンサルタント団体は努力すべきかと思います。
 なぜこんなに自分は熱くなってしまうのでしょうか・・・。
 お恥ずかしい・・・・。 
 【カシャリ! ひとり旅】を映像にして紹介しています。
   ユーチューブで見
  バックナンバー
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月25日 ◆乾燥対策の加湿器がまさかの・・・ ◇江戸っ子の「御御御汁」??? ◇夕刊紙を購読しない人が多い

2025-02-26 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月25日 ◆乾燥対策の加湿器がまさかの・・・ ◇江戸っ子の「御御御汁」??? ◇夕刊紙を購読しない人が多い 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月25日 乾燥対策の加湿器がまさかの・・・

 乾燥対策として多くの人が加湿器を利用します。
 ところが、加湿器のタンク内のカビや細菌により、『アレルギー性肺炎(加湿器肺)』という病気を引き起こすそうです。
 症状は、痰は出ないものの咳や発熱など、一見すると風邪と似た症状です。肺全体にカビが広がり、抗菌薬では、効果がみられないそうです。怖いことに、重症化すると呼吸不全をおこし、ひどい場合には命にも関わります。
 毎日、水を交換するのは当然ですが、こまめなメンテナンスが不可欠です。取説をもとに、正しい手入れが必要ですね。

 かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々気分転換に、江戸に関する書籍を手に取ります。
 とりわけ故杉浦日向子女史の本は、江戸風物詩を手に取るように語ってくれます。

 

◆ 江戸っ子の「御御御汁」??? 4

 江戸では、汁物はご飯の時にしか付きません。ご飯は、炊きたての銀しゃりのことで、朝食にしか食べません。すなわち汁物は、朝だけで昼夜に付かないのです。最も昼はほうじ茶で冷や飯を食べ、夜はお茶漬けですので知るものはなくても済んだのです。

 「汁物」、すなわち「お味噌汁」ですが、江戸では「おみおつけ」と言いました。もともとは「つけ」すなわち「汁」と言っていたのです。それを丁寧に表現しようと「御汁(おつけ)」と言うようになりました。その「御汁」をさらに丁寧に表現しようと「御汁」に「御」をつけます。御汁に御をつけるので、これを「みおつ汁」すなわち「御御汁」というようになりました。これでもかという江戸っ子気質で、「御御汁」に「お」を重ねて「御御御汁」すなわち「おみおつけ」となったのです。

 では、なぜ江戸っ子は、このように丁寧な表現にしたのでしょうか。ひとつには、江戸っ子の負けず嫌いが言葉にも出て来たといえます。ご飯だけではやはり不充分で、一日の活力を御御御汁に求めたので、具は二種類以上を入れました。

 具だくさんな御御御汁ですので、どちらかというとけんちん汁のような汁物だったのです。どんぶりというか大きなお椀で御御御汁を食べたのです。

 江戸では、すまし汁はあまり食べなかったようです。すまし汁は、明治以降の汁物のようです。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

■【今日のおすすめ】

 【経営コンサルタントへの道】6. 経営コンサルタントになるための資格取得 3 特別推薦制度の活用で近道

 コンサルタント・士業として独立起業することは勇気が要ることです。
 どの様な資質を備えている人が、成功する確率が高いのでしょうか、経営コンサルタント歴半世紀の経験からお話しています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《調査》価格交渉促進月間の実施とフォローアップ調査結果
 エネルギー価格や原材料費、労務費などが上昇する中、中小企業が適切に価格転嫁をしやすい環境を作るため、毎年9月と3月を「価格交渉促進月間」として設定されています。政府は、業界団体を通じた価格転嫁の要請等を実施しています。
 来月3月を前に、折衝準備をしてはいかがでしょうか。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/follow-up/index.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  夕刊紙を購読しない人が多い 225

 近年、新聞を購読しない人が増えています。

 スマホで用が足りてしまうからです。

 夕刊を取らない人も増えています。

 2月25日は、「夕刊紙の日」でした。

 夕刊のメリットのひとつが、朝刊に比較して、海外の記事が新鮮であるということです。

 海外と時差があるために、海外からニュースが入っても朝刊発行に間に合わないからです。

 それと夕食後、ゆったりとした気分の時に、政治・経済といった硬い記事や三面欄よりは家庭欄のような記事を見る方に適しているのです。


 なぜ、夕刊を取らない人が増えてきたのかという理由のひとつが、夕刊の記事欄のスペースが減り、読むところが少なくなってきているからではないでしょうか。

 上述のようにゆったりした気分で読む記事がないのです。

 その上、夕刊の記事と朝刊の記事がダブってしまっていて、夕刊で読んだ記事がまた朝刊に載っているということがしばしばあります。

 テレビが普及し、夕刊のニュースの速さは当然のこと色あせてしまっています。

 さらに年寄りには、紙の薄さが難儀です。

 髪が薄くてページをめくれないのです。

 このままでは、海外と同様に夕刊は廃れてしまいます。

 内容にもっと工夫が必要ではないでしょうか。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/3dde0a1805c131c75e920de76ec26532

 

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved
 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうの人】 0226 徳川吉宗の享保の改革 成功か失敗か?

2025-02-26 06:33:00 | 【話材】 きょうの人02月

 

  【きょうの人】 0226 徳川吉宗の享保の改革 成功か失敗か?

 

 本日、ゆかりの人をご紹介します。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。

 

 徳川吉宗の享保の改革 226
 

 カシオのPRページを見ていたら、吉宗の名前に目がとまりました。徳川吉宗といえば、徳川御三家のひとつである紀州藩に生まれ、第8代将軍になった人です。また、享保の改革で幕政立て直しをした人としても知られています。

 吉宗は、幕政の聖域といわれる幕臣の数を減らし、合理化を推進させることに努力をしたと言います。当時9万人もの幕臣がおり、そこにメスを入れたのです。また、自分自身が率先して素食に甘んじ、木綿の着物を着たりして御役人にも倹約をさせました。

 大岡裁判で有名な越前守もこの時代の人で、今日の貨幣に相当する米価の下落、すなわち貨幣価値が下落したので物価が高騰していましたが、積極的な取り組みで財政も安定化の方向に移ってきました。

 

 一方で、吉宗の享保の改革は、必ずしも成功したとは言えない面がありました。

 質素倹約が行きすぎますと、民衆の反感は増大します。

 力での押しつけは、永くは続かないのですね。

 

◆ バックナンバー

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 2月26日 ■ 2.26事件の日 ■ 咸臨丸の日  スクリューの付いた洋式軍艦

2025-02-26 00:03:00 | 【今日は何の日02月】

 

  【今日は何の日】 2月26日 ■ 2.26事件の日 ■ 咸臨丸の日 スクリューの付いた洋式軍艦

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 2.26事件の日

 1936(昭和11)年2月26日に、陸軍の皇道派の青年将校が、首相官邸等を襲撃したクーデター未遂事件です。日本にもクーデターもどきのことがあったとは、なんとなく信じがたいことです。

 若さ故の純粋さから起こったことなのか、若さ故の軽挙なのか、見方はそれぞれ異なると思います。

「ペンは剣よりも強し」といいますが、言葉だけで通じない人が多くなっている昨今ですね。
 

【Wikipedia】

大日本帝国陸軍内の派閥の一つである皇道派の影響を受けた一部青年将校ら(20歳代の隊付の大尉から少尉が中心)は、かねてから「昭和維新・尊皇討奸」をスローガンに、武力を以て元老重臣を殺害すれば、天皇親政が実現し、彼らが政治腐敗と考える政財界の様々な現象や、農村の困窮が収束すると考えていた。彼らは、この考えの下1936年(昭和11年)2月26日未明に決起し、近衛歩兵第3連隊歩兵第1連隊歩兵第3連隊野戦重砲兵第7連隊らの部隊を指揮して

 岡田啓介内閣総理大臣

 鈴木貫太郎侍従長

 斎藤實内大臣

 高橋是清大蔵大臣

 渡辺錠太郎陸軍教育総監

 牧野伸顕(前内大臣)

の殺害を図り、斎藤内大臣、高橋蔵相、及び渡辺教育総監を殺害。また岡田総理も殺害と発表された(但し誤認)。

 

■ 咸臨丸の日 スクリューの付いた洋式軍艦

 1860(万延元)年1月13日(18日・19日説あり)、勝海舟や福澤諭吉らを乗せた軍艦「咸臨丸」が、江戸幕府の遣米使節として品川沖を出航しました。

 全長163フィートの木造で3本のマストを持つ蒸気機関を備えた船です。1857年(安政4)江戸幕府がオランダに発注・購入した軍艦で、原名ヤパン号です。

 1860(万延元)年2月26日に、37日間の太平洋横断航海を終えてサンフランシスコに到着しました。

【Wikipedia】

洋式の軍艦としては、観光丸(外輪船)に次ぐ2番艦であるが、洋式のスクリューを装備する船としては初の軍艦である(スクリューは入出航時に主に使用され、航海中は抵抗を減らすため水線上に引き上げる構造になっていた)。

幕府の船として初めて太平洋を往復したことから名を知られる。幕府の練習艦として用いられた後、戊辰戦争に参加するものの、軍艦としての機能は他艦に劣り、既に運送船の役割を担っていた咸臨丸は新政府軍によって拿捕される。明治政府に接収された後、開拓使の輸送船となった。
 

■ その他
◇ 福井勝山左義長祭  
◇ 良忍上人忌
◇ 大念佛寺御忌法要

(ドアノブ)

【経営者・管理職の皆様へお勧めブログ】 

 ◇ 心 de 経営

 ◇ 経営マガジン 

 ◇ 経営コンサルタントの独り言

 ◇ 経営四字熟語

 ◇ 経営コンサルタントの使い方                 

 ◇ 経営コンサルタントからのメッセージ

 ◇ 経営トップ十五訓

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾

 ◇ ニュース・時代の読み方

 ◇ 時代の読み方・総集編

 ◇ 経営コンサルタントの本棚

 ◇ 写真・旅行・趣味

 ◇ お節介焼き情報

 ◇ 知り得情報

 ◇ 健康・環境

 ◇ カシャリ!一人旅

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【経営コンサルタントのお勧め図書】 「世界と日本経済大予測2025-26」 Economic risk to business and investment

2025-02-25 12:03:00 | 経営コンサルタントの本棚

本  【経営コンサルタントのお勧め図書】 「世界と日本経済大予測2025-26」 Economic risk to business and investment 

 
 経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。
 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。
 【経営コンサルタントの本棚】は、2012年に、経営コンサルタントがどのような書籍を読んでいるのか知りたいという、ブログ読者の声を反映して企画いたしました。
 幸い、日本で最初に創設された経営コンサルタント団体である日本経営士協会には優秀な経営士・コンサルタントがいらっしゃるので、その中のお一人である酒井闊先生にお声をかけましたところ、ご協力いただけることになりました。
 それが、今日まで継続されていますので、10年余もの長きにわたって、皆様にお届けできていることに誇りを持っています。
【 注 】
 今月は、図版ファイルのページ数が多いためにリンク付きURLにて掲載しています。
本
■    今月のおすすめ

   「世界と日本経済大予測2025-26」

     Economic risk to business and investment』

渡邉哲也著 PHP研究所

本

■       日本経済にインパクトを与える46の国内、国外のリスク(はじめに)

 紹介本は、2025-26年に予測される世界・日本の経済のリスクについて、論評しています。著者の経済大予測シリーズは2020年からの6作目です。2023年11月15日に刊行された「大予測2024-25」において予測した、「株価4万越え」は、2024年3月、7月、10月、12月に実現しました。この様に2020年予測本以来、「高い的中率(的中率9割)」が継続中です。Amazon売れ筋ランキングでは、外国・国際法ジャンルで1位です

 紹介本の2025-26年本で、著者は、2025-26年のテーマは『政治・ビジネスの新たな潮流』とし、「デフレの頸木(くびき)を外れた日本経済がどこまで登っていくのか」、「トランプ政権のアメリカの政治・経済の行方」、「バブル崩壊の中国経済の行方」などの見逃せない46のリスクについて解き明かします。

 それでは、46のリスクから注目記事を、上記テーマの視点からご紹介します。

本

■  「政治・ビジネスの新たな潮流」から注目のリスクを見てみよう

 

【日本経済に関する29リスクからの「注目リスクは?」】

<人手不足-安易な賃上げは命取りになりかねない->

 著者は人手不足のリスク対応として、次のチャンスを示します。「人手不足は会社が変わる絶好機」と。その意味するところは、人手不足だからと言って、売上上昇に見合わない賃上げをしても、企業収益を落とすだけで、企業経営の視点からは間違った対応と主張するのです。正しい対応は、人手不足を認め、それを解消するための最適な設備投資をすることです。

 その好事例がファミリーレストランのロボット対応です。100席程度の店舗の例です。店に入るとタブレットに人数を打ち込み、空いている席を指定してもらう。注文はすべて各席のタブレットで行い、料理はロボットが運んでくる。会計時にレジで初めて店員と対する仕組みです。これにより4~5名居た店員を、2名に削減出来ます。この結果1日で3万円から4万円、月換算で約100万円のコストを削減出来ます。償却期間を5年とすれば6000万円(ロボット化に十分な金額)の設備を導入できる計算になります。つまり、正しい対応設備を導入することで、賃上げせずとも、人手不足を解消できるのです。

 

<70歳定年制-終身雇用、年功序列は通用しない->

 厚生労働省が発表した「令和5年簡易生命表」によると、2023年の平均寿命は男性81.09年、女性87.14年。90歳までの生存する人の割合は男性26.5%、女性50.1%となっています。

 著者は、今や、65歳まで現役バリバリの気持ちでいないと、国が成長していかないと主張します。更には、2021年4月に施行された「改正高年齢者雇用安定法」により「70歳定年制」を進めている時代においては、終身雇用や年功序列は通用せず、あるスポーツ選手が言った「明日の自分は、今日の自分よりも上手くなっているように、と常に思うべき」に含まれる、向上心、自分を磨き続ける努力、それを行おうとする気構えが人生を左右し、社会の活性化に繋がると主張します。

 70歳定年制のリスクを変えるチャンスとして、「自分に合った場所、最も輝ける場所を選んで、その場所で全能力を発揮して、見合った報酬を得られる『70歳までのキャリアプラン』を考えるべき」と提示しています。

 

【「トランプ・トレード」で再び世界が分断する】

<アメリカのウクライナ政策-米露首脳会談が実現する->

 ウクライナ戦争は一時的な停止も含め、停戦の可能性は高いでしょう。ここでは、著者の主張する、トランプの戦略に焦点を当ててみましょう。トランプは、露中を再び分断に持ち込み、中国だけを孤立させたいと考えていると言います。

 著者は、露中分断の兆候はすでに表れているとして、次の政治的事象を示します。2024年7月、プーチンは、カザフスタンで習近平と会談した際、「両国は史上最良の時期を迎えている」と発言しますが、この時プーチンは、習近平とは対照的に、不愉快そうな顔をしていました。その後プーチンは北朝鮮とベトナムを歴訪します。北朝鮮もベトナムも反中の朝鮮労働党、ベトナム共産党が支配しており、プーチンは習近平に意趣返しをしたのだ、と著者は指摘します。

 トランプのウクライナ政策は、アメリカの対欧・ウ・露戦略に加え、対中孤立化戦略の視点から見ることで、より鮮明に見えてくるのではないでしょうか。この流れの中で、北朝鮮との歴史的融和の可能性も見えてきます。

 

<グローバルサウス-新興国がこのままのスピードで発展することはない->

 2025年は、グローバルサウス(インド、ブラジル、南アフリカ、タイなどの南半球にある国や、南半球に近いアジアやアフリカなどの新興国・途上国)のリスクに注目です。これらの国々では、食料・エネルギーの「資源限界(需要に対応する供給が追い付かない現象)」から資源インフレが起きる一方、相対的に先進国の貧困化が進みます。

 新興国の経済発展が一定の所まで行くと、政治的におかしくなる状況は世界各国で頻繁に見られます。ミヤンマーの軍事政権化や共産党が支配するベトナムのバブル崩壊などがその例です。新興国では、経済が右肩上がりのうちは国内政治も上手くいきますが、どこかで発展速度が鈍り、停滞すると破綻へと進みます。今、世界の3分の2近くが破綻状態と言われているのはこのためと、著者は指摘します。

 この様な状況を反映し、世界は自由主義国の西側と、新興国・グローバルサウスの多くが中国側につく結果、権威主義の東側という二つの体制に分化する流れが進んでいくと著者は指摘します。

 アメリカファーストを掲げるトランプ政権と世界の均衡ある発展を願うグローバルサウスの思惑とが一致しないことが及ぼす2025年の世界の政治・経済への動きに注目です。

 著者は、「地下資源に恵まれ、経済発展の著しいBRICSの国々を、新興国・途上国のモデルとして考える時代は、そろそろ終わろうとしている」と主張します。

 

【バブル崩壊の中国に代わり日本がアジアを世界に押し上げる】

<2035年の中国-中国の国際的な影響力は右肩下がりに->

 2024年7月15~18日に開催された中国共産党の三中全会(200人の中央委員の会議。5年毎の全国党大会を『一つの「期」』とし、期毎に1から順番に番号が付く)で、「2035年までに高水準の社会主義市場経済体制を完全に確立」が採決されました。

 著者の見解は、この採決は21世紀の今においては時代錯誤というしかないとします。今の厳しい中国経済を考えると、中国共産党の採り得る経済政策は、改革開放の社会主義的な部分を取り去って、真に市場経済に門戸を開くか、それとも、共産主義に回帰するかの二者択一であるとします。前者を選択すれば習政権が崩壊してしまうので、後者を選択し共産主義を強化し、配給型の経済体制を作る以外に国家の骨格を維持できないとします。

 つまり、習近平としては、八方ふさがり、打つ手がない状況です。この様な混乱の中で、「中国の国際的な影響力は右肩下がり」で落ちていくと指摘します。

 

<日本企業の中国離れ-「撤退」の負の連鎖が次々起こる->

 これまで日本企業は中国から逃げたくても脱出できなかった、その理由は、中国からの資金移動が出来ないことにつきます。黒字が出ている限り、企業経営者としては撤退を進めるわけにいきませんが、しかし、赤字になってしまえば、撤退の正当な理由になります。これが、日本企業(ホンダ、三菱、日産などの自動車関係など)が中国から続々と撤退している背景です。又、地政学リスクからの撤退(パナソニックや日本製鉄など)も増加しています。

 ここで注目したいことは、大企業が撤退すると下請けの関連企業も撤退することになります。日本企業の撤退は、中国企業に対する日本メーカー製の高品位な部材の供給が止まることを意味します。結果キーパーツが中国産に変わることとなり、製品の不良率が上昇し、耐久性は低下します。まさに中国国内でのサプライチェーンの瓦解が起きているのです。この瓦解は、同時にほかの日本メーカーの撤退を呼び、負のスパイラルが加速されるだろうと著者は予測します。ここで著者は、この負のスパイラルは「大企業の国内回帰が日本のGDPに寄与する」チャンスになると指摘します。

本

■       予測されるリスク・ピンチをチャンスに(むすび)

 紹介本では、46のリスク予測の各々の括りとして、「リスク・ピンチをチャンスに切り替えるヒント」が書かれています。ヒントを参考に、ビジネス・チャンスを掴みましょう。

本

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

  https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/

  http://sakai-gm.jp/index.html

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

本

■■ 経営コンサルタントへの道 ←クリック
 経営コンサルタントを目指す人の多くが見るというサイトです。経営コンサルタント歴半世紀の経験から、経営コンサルタントのプロにも役に立つ情報を提供しています。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【成功企業・元気な会社・AC頑張っている社長】 膜で世界の課題を解決 3906-5225

2025-02-25 12:03:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 膜で世界の課題を解決 3906-5225   

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■ 膜で世界の課題を解決 3906-5225

 子どもの頃、親に連れて行ってもらったサーカスは、大きくてカラフルな テントの中で、空中ブランコやピエロの曲芸が次々と繰り広げられ、夢のような 時間だったことをおぼえている。そして、大人になって下北沢のテント劇場で 見た演劇は親密で秘密のにおいがした。テントには、人を非日常の世界に いざなう効果があるのかもしれない。

 日本で最初にサーカスの大型テントが登場したのは、1950年代。木下サーカス がそれまでの丸太小屋組みから、持ち運びが便利で設営しやすい膜によるテント を張ったことが始まりと言われている。その大テントを製造したのが、大阪の T社だ。木下サーカスに納めたテントは、長さ37.8m、幅46.8m で周囲を驚かせた。

 大型テントの可能性を世界に知らしめたのは、1970年の大阪万博だった。 万博に出展するパビリオンは、短い工期で建設し、会期中は多数の来場者に 耐える堅牢性を保ちつつ、終了後は跡形もなく撤収させなくてはならない。 軽量の膜を空気で支える構造は、万博で建築物に求められる特性に合ったもの だった。T社は大阪万博でアメリカ館や富士グループ館など、万博会場の 膜構造物関連の9割を受注し、万博成功を黒子として支えた。膜構造はその後 世界に広まり、大型ドームの建設ブームを呼んだ。

 膜構造の良さは、軽量で曲面的なデザインができること。光を採り入れられる ので、省エネにもなる。また、世界で発生する廃棄物の約半分は建築由来と 言われるが、膜構造であればそれも大幅に減量できる。地球環境にも優しい。 コロナ禍においても、膜は大活躍した。感染者を隔離したり、ワクチン接種 会場を臨時に設ける時も、空気で膨らませて短期で設営できるエアドームは 重宝された。

 T社は膜技術の最先端を走る企業として、世界で開催される万博会場で、 パビリオンやファサード、スクリーンなどさまざまな構造物を提供している。 同社のN社長は「当社は膜の伝道師として、世界を変える膜の新しい 技術に挑戦していく」と覚悟を語る。2025年の大阪・関西万博においても関西 パビリオンの施工を受託したほか、多くのパビリオンの建設にもかかわっていく という。子ども時代にサーカスでワクワクしたような、新たな体験を私たちに 見せてくれることを期待したい。

【 コメント 】
 T社も、成功企業の典型的な「新商品」を成長と安定経営に繋げるという【事例】といえます。
 それに加えて、「万博」という商機を逃さず、それに適した商品創りをしたことも成功要因といえます。
 コロナ禍の時には、自社商品を上手に利用するようにと提案営業が成功したのでしょう。
 時代の動向とそこに顕在的・潜在的に潜むニーズの掘り起こしができる企業は成長します。ここではクリティカル・シンキングやシステム・シンキングが役立っていると推察します。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

■ バックナンバー ←クリック 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする