■■ポルノ小説の読み方 連載小説 経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.105 昼休みのブログ<o:p></o:p>
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昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>
昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>
【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>
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■10 厳しい取締役会 3 通算105回 ポルノ小説の読み方 <o:p></o:p>
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印刷会社であるラッキーの社長である幸と竹根は靖国神社境内を散策しながら、二人が再会した1980年代のことを思い出している。<o:p></o:p>
ラッキー取締役を対象とした取締役研修、社長の幸の「経営理念」の構築、顧問契約と波乱はあったものの進展してきた。<o:p></o:p>
幸と竹根の二人は、再び靖国神社の境内散策の現代シーンに戻った。竹根が幸に「昼休みは普段どうしていますか?」と問いかけられた。<o:p></o:p>
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【現代】 <o:p></o:p>
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「ポルノ小説を読んでいても、社員が尊敬する方法があるのですよ」<o:p></o:p>
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笑いながら「まさか~」と素っ頓狂な声を上げた。周りにいる人が幸と竹根の方に視線を投げてよこした。<o:p></o:p>
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「実は、毎日、皆さんに気楽に読んでいただけるように、平日の昼休み前後に、経営コンサルタント小説をお届けしているのです」<o:p></o:p>
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「エッ!?小説を、ですか?」<o:p></o:p>
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「ええ、経営コンサルタントを主人公とした小説です」<o:p></o:p>
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「いわゆる電子出版ですね」<o:p></o:p>
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「ブログですから、いわゆる電子出版とはちょっと異なります。テキストファイル形式で、必要な部分に挿絵風に何かを入れることはできます」<o:p></o:p>
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「なるほど、それならポルノ小説を読んでいても、社員から見たら昼休みでも仕事をしているように見えるわけですね」<o:p></o:p>
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合点のいく竹根の説明である。<o:p></o:p>
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「経営コンサルタントとはどのような職業なのか、どのように仕事をしているのか、どのような発想で問題発見、問題解決、意思決定しているのかなどを感じ取っていただき、経営コンサルタントに対する理解を深めていただければと考えています」<o:p></o:p>
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「なるほど、小説を読ませながら、経営コンサルタント業のPRをはかっているわけですね」<o:p></o:p>
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「そう言われると身も蓋もないですけど、確かにPRですね」<o:p></o:p>
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「ところで、どのようなストーリーなのですか?」<o:p></o:p>
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「主人公は、経営コンサルタント歴の長い先生で、彼を中心とした多数の経営コンサルタントの失敗や活躍の物語です」<o:p></o:p>
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「おもしろそうですね。早速読ませていただきます」<o:p></o:p>
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幸は、竹根と話をしているうちに先日、ヨーロッパの出張から竹根が帰ってきて、愛子にお土産を買ってきたことを思い出した。あの翌々日か、その次の日に確か、愛子はいつもより早く帰宅したけど、あのときは絶対に竹根とデートしたと幸は確信している。<o:p></o:p>
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その後、二人ともそのことについては一切触れないが、そんな二人をますます怪しく思えたことを思い出した。<o:p></o:p>
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「育さん、何を思い出し笑いしているの?」<o:p></o:p>
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二人はまた昔に戻った。<o:p></o:p>
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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>
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■■ 脚注<o:p></o:p>
本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>
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