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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【心 de 経営】 経営四字熟語012 ■ 画竜点睛(がりょうてんせい) 気配り、思いやり、心づかい

2020-08-30 18:03:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

■【心 de 経営】 経営四字熟語012 ■ 画竜点睛(がりょうてんせい) 気配り、思いやり、心づかい

本

■ 示唆の多い経営四字熟語

 四字熟語には、いろいろな示唆がありますので、経営やコンサルティングを学ぶという視点で連載をします。

 四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくだけではなく、幅広い内容を持っています。
 読み方を変えますと、別なものが見えてきます。それを経営コンサルタント歴40年余の目で見ますと、経営やコンサルティングに直結する示唆の多いことに気がつきました。 単に、四字熟語の意味を知るだけではなく、経営士・コンサルタントの視点から感じ取ったことをご紹介します。

 

■ 画竜点睛(がりょうてんせい) 気配り、思いやり、心づかい


 臥竜は、「がりょう」とだけではなく「がりゅう」とも読みます。間違えやすいのは「睛(せい)」というを「晴(はれ)」としてしまうことです。「睛」という字のへんだけではなく、作りも青ではなく、作りの下の部分が月ではないのです。

 「睛」とは瞳のことで、中国のある高僧が寺の壁に竜の絵を描いて、最後に残されたのが瞳でした。

 選挙にはつきものの、縁起物のだるまも、目を入れたものとそうでないもの、目の入れ方により印象が大変異なります。その高僧は、心を込めて瞳を入れたところ、竜が天に向かって飛んでいったというのです。

 すなわち、画竜点睛とは、ものごとの最も重要な部分であり、大切なところのことです。これをなす事が、ものごとを完成させることであり、最後の仕上げをすることに繋がるのです。

 先年、私の弟のような従弟が早逝してしまいました。通夜や葬儀の準備に追われている中で、香典の準備を始めました。

 不祝儀袋の表書きというのは多くの人が苦手としますが、この袋には試し書き用紙というのが入っていました。試し書き用紙のセンターが切り取られた状態で、そこに名前を書くとまっすぐに書けるようになっています。左側にはマス目がありますので、それをスケールにすると字の大きさも決めやすくなっています。

 不祝儀袋といっても、御霊前とか御仏前など、いろいろな用途に使えるように短冊状な用紙を入れ替えるだけで用途別に変更することができるものがります。そのままですと短冊が斜めにずれてしまいますが、短冊の裏のフィルムを取りますと、糊がついていて、それで固定することができます。

 お金を入れて水引に袋を差し込みますと、水引のひもがぷらぷらしがちです。水引の裏にやはりフィルムがあり、糊がついていました。それで水引を固定できるのです。

 これぞ、あっぱれ「日本人の心遣い!!!」

 ところが、貼り付けたはずの短冊がずり落ちてしまいました。糊が弱すぎるのです。

 画竜点睛を欠くとは、この様なことを指すのでしょうね。

 

■ バックナンバー

 これまでの経営四字熟語のバックナンバーをブログで見られるようにしました。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi-kyokai/c/519a7840abf5dcf643227ecff6b01cef

 

 


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◆【経営コンサルタントの独り言】  文化財を汚す不逞な輩 ←読み方の解らないブログなど・・・ と言わないで

2020-08-29 17:03:00 | 【話材】 老いぼれコンサルタントのひとり言

【経営コンサルタントの独り言】 文化財を汚す不逞な輩 ←読み方の解らないブログなど・・・ と言わないで

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 文化財を汚(けが)す不逞(ふてい)な輩(やから) 829

 

 1950年8月29日に、「文化財保護法」が施行されました。

 国宝や重要文化財等を保護するための法律です。

 国宝だけでも2016年(平成28年)現在、1000件ほどが登録されています。

  建造物   223件(282棟)   美術工芸品 878件

 美術工芸品の中で最も点数が多いのは「工芸品」で、250点を超えます。

 なんでも鑑定団の出番となることが多くなりますね。<笑い>

 仏像などの彫刻は130余点です。

 近年、国宝を始め日本の寺社などの建造物に薬品をかけるなど、信じられない愚行を行う人がいます。

 彼らなりに、何らかの考えをもっているのでしょうが、それが誤っていることに気がついて欲しいです。

ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

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■【お節介焼き情報 経営知識】 管理会計を再び紐解いてみてはいかがですか?

2020-08-29 12:56:43 | 【話材】 ビジネス関連

■【お節介焼き情報 経営知識】 管理会計を再び紐解いてみてはいかがですか?

 管理会計を学んだことのある人は多いと思います。

 ところが、理屈ばかりで、今ひとつ面白みがない「学問」であると感じた人も多いでしょう。

 ビジネスパーソンは、管理会計を学問と捉えるよりも「経営実務のための経営思想」と捉えてみてはいかがでしょうか?

 ますます、わからなくなった!?

 と、お感じの方は、ぜひ、当ブログを参考にしてみて下さい。

■ “真”の管理会計とは何かを初心に戻って見直してみましょう

 

 管理会計は、私たちに「気付きの機会」を与えてくれる魔法の力を持っています。たとえば、需要予測をして、売上計画を立案したり、営業部門の課題抽出に使ったりなど、管理会計は現場の実務にとても役立ちます。

 一方で、「管理会計は理屈っぽい」「実務とかけ離れている」などと敬遠されがちです。その背景には、管理会計関連書の多くがアカデミックな著者による執筆だからです。経営というのは、泥臭い部分が多いので、現場で苦労している経営者・管理職や担当者の求めているものとは異なるところが多いのです。

 筆者は、40余年もの長きにわたって経営コンサルタントとして現場に密着してきました。従来の管理会計がバランススコアカードとか損益分岐点分析とかという経営手法の横割り的な目次構成でしたが、本書は、そのメリットを活かし、かつ利用者が求めている縦割り的な利用法をマトリックスに組み合わせたコンセプトで書かれています。

 また、経営コンサルタント団体として最も歴史と伝統のある「日本経営士協会」による、日本を代表する会計学の権威者が培ってきたノウハウを継承して、昨今の経営現場に即する形に管理会計を焼き直しました。その結果、従来の管理会計とは「別物」といえるほど、現場に則した管理会計書になりました。

 本書は、「営業・マーケティング編」として記述されていますが、営業職だけではなく、ICTや経営企画などの現場でも役立つ管理会計のノウハウと、自分の仕事に生かす方法を解説した「きょうか書(教科書+強化書)」です。管理会計で「なにができるのか」「どのように取り組むべきなのか」を興味のある項目から調べましょう!

 

目次

 第1章 管理会計を正しく理解する

 第2章 需要予測で売上計画を立案

 第3章 社内データを活用した顧客戦略に管理会計を活かす

 第4章 商品戦略、地域戦略に管理会計を活かす

 第5章 市場戦略に管理会計を活かす

 第6章 温かい管理に管理会計を活かす

 第7章 温かいプロセス管理ができる営業設備

 第8章 管理会計で営業力を向上させる

 定価:1,800円(+税) A5判/ページ数 359ページ

■ 著者プロフィール

 アメリカで経営学、マーケティングを学び、日本の商社で事務機器、印刷機器の輸出入業務や新製品開発と市場導入などを担当。ニューヨーク駐在所長、アメリカ法人役員などを歴任後、経営コンサルタントとして独立。パソコン揺籃期から中堅・中小企業のパソコン活用の啓蒙、ICT活用による経営戦略の指導など、国内のみならずグローバルなコンサルティング活動を展開。現在、日本のコンサルタントの地位向上、若手育成に力を注ぎ、日本経営士協会会長他、各種の要職に携わってきました。

 ソフトバンク「営業管理職のためのパソコンノウハウ」、秀和システム「ロジカル・シンキングがよ~くわかる本」「クリティカル・シンキングがよ~くわかる本(秀和システム 今井信行著)」、アメリカ・マグローヒル社「アメリカにとって今が対日進出のチャンス」など、著書や論文・寄稿・講演など多数。

 
 ←クリック

 

 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

 経営に関する相談・診断・指導・調査・企画・教育訓練および管理について、経営者をコンサルティングし支援する人やそれを目指す人を育成しています。

 日本経営士協会は、「プロ集団+コンサルタント育成」の集団で、1951年に産声をあげ、1953年に第一号「経営士・経営士補」を誕生させ、その活動を通して社会貢献をし続けています。(http://www.jmca.or.jp)

■ 本書のご購入

 本書は、紀伊國屋書店をはじめ、その他の書店等でご購入いただけます。

  ご購入

【 注 】

 1送付先5冊以上のまとめ買いされる場合には、特別なメリットで、前払いの上ご購入いただけます。誠に勝手ながら送付先が分散して、5冊未満の送付先がある場合には、お手数でもその分につきましては書店にてご購入されるか、上記料金適用で、送料を別途追加してお申し込み下さい。(特別なメリットまとめ買い締切:2018/12/20)

 なお、お申し込みは、メールにてコンタクトをお願いします。

 


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■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 027 ■ 石川県を『世界一モノづくり地域』にと意気込むベンチャー 8214-A725-027

2020-08-28 12:03:00 | 【心 de 経営】 成功企業・元気な会社

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 027 ■ 石川県を『世界一モノづくり地域』にと意気込むベンチャー 8214-A725-027

 経営コンサルタントを40年余やってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■ 石川県を『世界一モノづくり地域』にと意気込むベンチャー 8214-A725-027

 

 「石川県には優れた工芸やデザインがある。

 しかし職人気質が強かったりして、交流や情報発信の足りなさは明らか」-こんな問題意識から立ち上がったのがデザイン・ゲーム開発やファブラボの運営、教育事業に取り組むC8LINK(クリパリンク、金沢市、竹田太志社長)だ。

 一連の事業を通してモノづくり支援と人材育成に貢献するという同社は「石川こそ世界一のモノづくり地域になれると信じている。

 その実現に向け活動を続けていく」(竹田社長)と熱い思いを抱いて突き進む。


 同社は地元・石川のデザイン会社やゲーム制作会社でグラフィック、プランニング、データマイニングなどに関わった竹田社長が2014年に独立・起業した。

 当時、ファブラボが日本でも広まりだしており、「石川にこそ、ファブラボのような施設が必要」と、北陸では先駆的な施設の開設・運営を目指す。ユニークな社名のC8(クリパ)は「クリエイト」の「エイト」を「8」に置き換え、クリ8=C8=クリパと、言葉遊びたっぷりのネーミングを採用した。


 同社では、竹田社長が腕に覚えのあるデザイン・ゲーム開発とファブラボ運営、それにファブラボから派生するSTEAM教育(サイエンス、テクノロジーなどの頭文字を並べた、科学・技術・工学・芸術・数学の統合教育)事業を実践中。

 竹田社長は教育機関の非常勤講師を務めたり、セミナー、イベントでモノづくりや起業、新規事業化について講演したり、各種のベンチャー・ビジネスプランコンテストに参加したりと、軽いフットワークで石川県内外を駆け回っているところだ。


 「ブロックチェーン技術に基づく仕事のマッチングシステムを開発し、マッチングサービスを立ち上げる」。

 最新の技術動向にも目配りをする竹田社長が今、力を入れるのがブロックチェーン×マッチングという意外な組み合わせ。

 竹田社長は教育事業を通して、学生たちが入社後まもなく退社してしまうケースが少なくないことを知る。

 その大きな原因は、就職先の事前の情報収集が不十分だからと捉え、改ざんが不可能なブロックチェーンの活用で、うそ偽りのない企業情報を収集・蓄積。

 人と企業のミスマッチを未然に防ぐ。


 石川は地理的に日本の中心で、二つの空港と金沢港、北陸新幹線と、他の地域にないインフラを備えている。

 伝統工芸の匠の技と、充実したインフラのシナジー(相乗効果)により、「世界一のモノづくり地域も夢ではない」と竹田社長は意気込む。

 C8に、Craft(技巧)、Coworking(共働)、Children(子供たち=次世代)など八つの意味を持たせたという同社は、地方創生の旗手として活躍の舞台を更に広げそうだ。

 

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 

 
■ バックナンバー ←クリック

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■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】7-3 先見性を持った創造的なアドバイス

2020-08-28 08:35:23 | 【話材】 ビジネス関連

■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】7-3 先見性を持った創造的なアドバイス

 経営コンサルタントに依頼してみたいけど、「いくらくらいかかるのか?」「本当に効果があるのだろうか?」など、ご心配な経営者・管理職の皆様は多いかと思います。

 何万人という中から、自社に最適な経営コンサルタントを見つけ出すことは至難の業です。経営コンサルタントを選定せざるを得ないときにどのようなポイントに重点をおいたらよいのでしょうか?独断と偏見でまとめてみました。

 経営者・管理職向けですが、裏を返しますと、経営コンサルタントや士業の先生にも参考となると信じます。

本

7-3 先見性を持った創造的なアドバイス

 「信頼できる経営コンサルタント」については、経営コンサルタント志望者向けのサイトにも既述してあります。そちらも合わせてご覧ください。 
  経営コンサルタントへの道
    http://www.glomaconj.com/consultant/3keikonhenomichi/keikon.htm

 顕在化した問題や潜在的な問題を解決するだけでは、企業は成長をし続けられません。

 明日の経営環境を予測し、それに見合った創造的な経営課題に対処できるように取り組みませんと、利益率や成長率は鈍化し、やがて製品ライフサイクルのプラトー期から衰退期に落ち込むがごとく、企業がマイナス成長に陥ってしまいます。

 経営コンサルタントと一丸となって企業が取り組み、「経営コンサルタント不要な企業創り」の支援をするのがプロの経営コンサルタントです。

 「企業創り」であって「企業作り」と表記している点にご注意ください。

 企業をつくることは、「起業」でして、起業専門のコンサルタントもいます。

 ここで「創る」と表記しましたのは、他社と同じことをやっていては、企業は成長どころか、生き残りも困難でしょう。

 他社との差異化(差別化)を図る、これが企業存続・成長の再スタート地点です。

 先見性を持ったプロの経営コンサルタントは、マンネリ化などしているゆとりはないのです。次々と新しい課題を見つけてきては、それをクライアント・顧問先に定着させて行くのです。

 経営とは、「機を推(み)て機を活かし、臨機応変に対応する」ことです。「推る(みる)」というのは、見えないものを推測するということで、それを活かすという、臨機応変な対応が、企業には求められ、ホンモノの経営コンサルタントは、その支援をするのです。

 

■ バックナンバー

 このシリーズのバックナンバー(←クリック)をご覧いただけます。

 また、ウェブサイトでもご覧いただけます。

 


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◆【経営コンサルタントの独り言】 「フーテンの寅」はジェームズ・ボンドよりさきに「二度死ぬ」 827

2020-08-27 17:03:00 | 【話材】 ビジネス関連

【経営コンサルタントの独り言】 「フーテンの寅」はジェームズ・ボンドよりさきに「二度死ぬ」 827

 

二兎を追うブログ 

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

 

 「フーテンの寅」はジェームズ・ボンドよりさきに「二度死ぬ」 827

 

 山田洋次監督の「男はつらいよ」シリーズでおなじみの故渥美清が扮する「フーテンの寅」さんは、実は死んでしまいます。

 ところが、ある事情から、寅さんが蘇ります。(詳しくはブログで)


 寅さんの舞台である東京・葛飾柴又というのは、いまでこそ東京の住宅街ですが、寅さんが始まった頃は、まだまだ田園風景が残っていたといいます。

 何度か訪れたことがありますが、2017年初春に訪れたときには、新しい寅さんの銅像の除幕式の日でした。

 山田洋次監督や倍賞千恵子さんなど出演者数人も来られました。


 帝釈天というのは、壁の彫り物が素晴らしく、一度訪れる価値はあります。

 直ぐ近くに、細川たかしの歌で有名な矢切の渡しがあります。

 素晴らしい歌ですが、ちあきなおみバージョンがあるのをご存知でしょうか。

 彼女の哀愁帯びた歌唱は、矢切の渡しにぴったり!

 まだ、矢切の渡し船に乗ったことがありませんので、この次に行くときには乗ってみたいと思います。

(ドアノブ)

 

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konsarutanto

 

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■■【経営コンサルタントのお勧め図書】509 外国人から見た日本(1)

2020-08-27 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営コンサルタントの本棚

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】509 外国人から見た日本(1)

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

今日のおすすめ

 『イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」』

(著者:デービッド・アトキンソン 講談社+α新書)

「日本」、「日本人」とはについて謙虚に考えてみよう(はじめに)

 戦後70年を迎えた今日、日本は「失われた20年」から抜け出せるのか、まさに、その大切な節目に置かれていると言えるのではないでしょうか。このような時期に、「日本」、「日本人」について『強み』『弱み』は勿論、日本の文化、日本人の特性等について客観的に理解し、経営に生かしていくことは、P・E・S・T(政治・経済・社会・技術)の大切な課題ではないかと考え、「外国人から見た日本」というテーマで、シリーズでご紹介したいと思います。

 初回は、日本に25年在住しているイギリス人デービッド・アトキンソンの見た日本・日本人論です。著者はゴールドマン・サックスやアクセンチュア(旧アーサー・アンダーセン・コンサルティング)等のコンサルタント、アナリストを経て、現在は文化財補修の最大手「小西美術工藝社」の社長を務めています。著者は「小西美術工藝社」のオーナー(会長)から引き抜かれて、社長に就任するわけですが、このオーナー(会長)が自社の経営を託せる外国人を後継者として探していたこと自体が、明日の日本企業の成長・発展への一つの鍵を示していると思いました。それはまさに、著者のいう『弱み』を『強み』に変えていくマネジメントの一つの手法そのものでした。横道にそれてしまいましたが、早速、著者の見た日本の『強み』『弱み』のポイントをご紹介しましょう。

イギリス人の見た日本の『強み』と『弱み』

【日本の戦後の高度成長は当然の帰結】

 著者は、日本人(労働者・サラリーマン)の、細部にこだわる「真面目さ」、手先の器用さによる「高い技術力」、怠けず高いモラルを持って仕事に取り組む「勤勉さ」は肯定します。しかし、それが日本の戦後の奇跡的な成長神話に繋がったという考えには同意しないのです。日本の経済成長は人口増加要因という好運によるものと結論付けるのです。

 同じ敗戦国という点から、ドイツとの比較をしますと、GDPの増加についてみると、戦後(1945-2013年)において日本は+4,865%、ドイツは+2,605%と日本が驚異的な伸びを示しています。戦前の1939年(1939-2013年)と比較してみると、日本が+25,002%、ドイツが+15,080%とここでも日本が大きく伸びています。しかし、同じ戦前を起点とした期間(1939-2013年)の一人当たりGDPで見ると、日本は+1,437%、ドイツは+1,482%とむしろドイツのほうが高い伸びをしています。このことは何を意味しているのでしょう。著者は、数字に基づき客観的に見ると、日本の「奇跡的成長」は戦後の人口の激増(人口増〈1945-2013年比較〉:日本+76,6%、ドイツ+24,0%。〈1939-2913年比較〉日本+74,0%、ドイツ+1,8%。)という特殊要因によるところが大きく、「優秀な日本人」論は非現実的と主張します。

【日本人の「なあなあ文化」は『強み』か『弱み』か】

 著者は、日本の『弱み』の象徴的数字として、日本の一人当たりGDPを挙げます。世界第3位のGDP、世界第10位の人口を誇りながらも、一人当たりGDPは27位(2014年)と低い。しかも年々順位が下がっていく。この事実を著者は「効率性」「生産性」の悪さの現れと見ます。

 その要因として著者が挙げるのは、「面倒くさい文化」または「なあなあ文化」と表現しています。著者はそれを「woolly thinking(散漫な思考)」と位置づけ、対極に「good reasoning power(論理的に判断する力)」を置いています。その具体的事例として、「『数字・結果とかけ離れたプロセス(こだわり)』の重視、「『(本質的な議論を避け)その場の空気を大事にする』会議」、「『先人の生き様などの精神性に重点を置き、科学的な数字を軽視する』経営」、「終身雇用制(経営者と労働者のなあなあの産物)」、「『インテレ(intellectual)層(企業経営者、官僚、政治家などの支配層)の議論の焦点が定まらず、本質の特定もはっきりせず、改善などの進歩がなく、問題発生の後処理をする』政治・経営」などを挙げています。

 つまり著者は、「good reasoning power」に弱い日本のインテレ層の存在を、日本の『弱み』と厳しく指摘しているのです。しかも、日本のインテレ層には、「good reasoning power」に強い理系の出身者が少ないと指摘します。

 「woolly thinking」は、人口増加時代は、社会秩序を治めていく点で『強み』として作用したかもしれないが、「より良い社会、より良い企業を目指した運営」をしなければ、持続性が維持されない時代では、『弱み』となっていると著者は主張します。

【日本人の「自己中心文化」は『強み』か『弱み』か】

 著者は、「海外では、日本人は単一民族で協調性があり、自己表現が乏しいと言われています。しかし25年も住んでみると、欧米に比べて『個人主義』が強い印象を受ける。」と語っています。『個人主義』は幅の広い意味を持っていますので、「自己中心文化」とすると、著者の意図に近づくと思います。

 「自己中心文化」の結果として著者が挙げる事例は、「町並みが綺麗になるより自分の土地を守るほうが優先される行動」、「自分の庭は綺麗にするが、隣が汚くてもあまり気にしない行動」、「成田空港の滑走路の真ん中に個人所有の土地が残っている事実」、「(官の省益を優先する)非効率な縦割り行政」、「行過ぎた『職人魂』が作るガラパゴス商品」などを挙げています。

 また、IMD(国際経営開発研究所)の「世界競争力ランキング(2015年27位)」の順位の下がり続ける一番の要因になっている日本の財政の世界最悪の赤字については、「(個人主義の)国民の支持を得るため、減税を行い結果OECDの平均より5%低い税率でありながら、社会福祉支出の対税金比率はOECDの平均より15%も高く、それが世界最高レベルの貯蓄と世界トップの国債の両建てを生んでいる」と指摘し、「自己中心文化」の結果であると著者は言います。

 元国連高等弁務官の緒方貞子氏の「孤島に繁栄はない」と言う言葉が浮かんできます。今こそ、視野の狭い思考・文化という『弱み』から抜け出す時ではないでしょうか。

【人口減少の時代こそインテレ層の『弱み』を『強み』に変えるとき】

 著者は、woolly thinkingをするインテレ層の『弱み』も、人口が増加している時代は、日本人(労働者、サラリーマン)の「真面目さ」「高い技術力」「勤勉さ」と言う『強み』に支えられ、表面化することなく、日本全体として順調に歩んできたと言います。

 しかし、バブルの崩壊に続く労働力人口減少時代に突入すると、インテレ層の『弱み』が表面化し、「失われた20年」に突入したと著者はいいます。ここから脱出するためには、インテレ層の『弱み』を認識し、意識改革と構造・仕組改革をする時に来ていると著者は主張します。

明るい未来に向けて(むすび)

  著者は最後に言います。「高度経済成長時代にもてはやされた過去の栄光にひたることなく、ましてや身内同士で褒め合うことではなく、事実を客観的に見つめて、この日本の何が成長できて、何に将来性があるのかを、感情論を抜きにして冷静に話し合うことが大切ではないでしょうか。そうすれば、日本の素晴らしい基礎能力を最大限に発揮でき、明るい未来があります。」

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

  http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2091.htm

  http://sakai-gm.jp/

 

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

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■【あたりまえ経営のきょうか書】 1-0 経営 はじめに A826 

2020-08-27 11:06:44 | 【話材】 ビジネス関連

■【あたりまえ経営のきょうか書】 1-0  経営 はじめに A826 

■■ 1 経営トップは、このようにして変身せよ

 

 リーマンショックやコロナショックにより、多くの経営者・管理職・ビジネスパーソンが自信をなくしてしまっています。一方で、過去の成功体験から、時代の変化に気づかずに、従来の延長線上で事業を続けている人達もいます。

 激動の時代に、不況感に苛まされるのではなく、「不況」が「普況」、すなわち不況期でも健全経営ができる企業体力を持つことが、今日、求められる発想法です。すなわち、「不況が、普況で、普況を富況にする」のが、経営者の役割であり、それを支えるのが管理職や、その下で働く人達の成すべきことだと考えます。

 1970年代から経営コンサルタントという職業を通して、感じ、学び、コンサルティングしてきましたので、それをご紹介します。読者の皆様に、それを感じ取っていただけますと幸いです。

 

◆1-0  経営 はじめに A826

 

 一流企業とか、大企業といわれる会社も、その大半は、はじめは小さな会社から始まりました。
 それらの企業と、現在中小企業としてもがいている企業と、どこが異なるのでしょうか。
 私は、1970年代から経営コンサルタントに従事してきましたが、お恥ずかしながら、その違いがどこにあるのかわかりません。
 しかし、長年の経験から、成長している企業に共通している、”成功の秘訣”は、わかています。
 その秘訣を正しく実行すれば、零細企業といいましても90%以上の確率で成功します。

 

 難しい経営理論は、大企業が多くの経営資源を投入しても、効果を発揮するまでには多くのエネルギーを投入し、時間をかけて進めても、なかなか成果を上げることは難しいです。基礎体力がない会社が、安易に考えて、自己流で取り入れても、消化不良を起こすだけです。
 経営者・管理職が、難しい理論を勉強することは、それなりの価値はあるかもしれません。しかし、勉強しすぎて、頭でっかちになってしまいますと、企業成長はストップしたり、停滞したり、時には、マイナスの方向に企業が走り出してしまいます。

 

 経営者・管理職は勉強しすぎるな

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■■【連載】 経営トップ15訓 はじめに 経営訓ができた生い立ち

2020-08-26 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営のヒント

■■【連載】 経営トップ15訓 はじめに 経営訓ができた生い立ち

 経営コンサルタント歴35年を記念して、経営トップの皆様だけではなく、経営士・コンサルタント・士業の先生方にもご参考になると信じ、ここにまとめてみました。

 グローバルな視点の経営者・管理職 
 


線-孫悟空

経営トップ15訓 ”当たり前”が実行できる


 経営コンサルタント歴25年を経過した時点で、(特)日本経営士協会の理事長を拝命することになりました。その際に、自分自身を戒める意味で「理事長十戒」を作り、それを日々座右におきながら仕事をしてきました。

 私の経営に対する考え方の基本は「当たり前のことが当たり前にできる」「暖かい管理ができる」、その様な企業作りのお手伝いをしています。

 理事長歴も長くなり、そろそろ後任の選定やその人への傾斜引き継ぎを考える時期といえましょう。この十戒に加筆をして、企業や組織のトップ・管理職の方々に向けて焼き直したものを「トップ15訓」としてまとめてみました。経営トップの皆さんだけではなく、私自身にも必要なことなので「社員」という言葉と共に「会員」という言葉も使っています。

 まだまだ内容的には不充分ですが、今後もこれをベースに推敲・改訂を重ねて参りますが、その第一版として茲にご披露させていただきます。トップの方々や管理職で日夜ご奮闘されている方に、少しでもご参考になれば幸いです。

■ 日本経営士協会理事長を拝命

 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

 平成16年5月に、その歴史と伝統ある日本経営士協会から理事長を拝命することになり、総会を経て、同年6月より今日まで理事長という大役を務めています。

 拝命したときには、私のような者にその大役が務まるのだろうかと、自分自身、懐疑的になったこともあります。

 当時、経営コンサルタント歴25年を経てきて、そろそろご恩を受けた経営コンサルタント業界に恩返しをする時期と考えていました。

 その一環として若手経営士・コンサルタントの育成をメインに余生を送ることができたら素晴らしいだろうというライフワークに対する夢を持っていました。

 自分が育てて来た会社も、Googleなどの検索サイトで「経営コンサルタント」をキーワードにすると、「経営コンサルタントへの道」というページがトップページに、それもしばしばWikipediaを抜いてトップ表示されるまでになりました。

■ コンサルタントのためのコンサルタント

 自社や日本経営士協会を通じて経営士・コンサルタントの実力養成に力を入れてきたこともあり、「コンサルタントのためのコンサルタント」というあだ名が1990年代に付けられるに至りました。

 これらのことを鑑み、日本経営士協会の理事長という大役をお引き受けする決心をしたのです。

 その際に、自分自身を戒める意味で「理事長十戒」を作り、それを日々座右におきながら仕事をしてきました。しばしば十戒から脱線することも多く、自分が自分で恥ずかしくなる行為も多々してきました。

■ 経営トップへのプレゼント

 理事長歴9年目を迎え、そろそろ後任の選定やその人への傾斜引き継ぎを考える時期になり、十戒に加筆をして「理事長15訓」なるものを作ってみました。十戒もそうですが、自分で利用しながら、それを推敲するがごとく改訂を重ねてきましたので、今後も引き継ぎが済むまで日々改訂を続けていく所存です。

 この度、この15訓を基に、企業や組織のトップ・管理職の方に向けて焼き直したものを紹介したいと考え、ここに「
経営トップ15訓」としてまとめてみました。

 まだまだ内容的には不充分ですが、今後もこれをベースに推敲・改訂を重ねて参りますが、その第一版として茲にご披露させていただきます。トップの方々や管理職で日夜ご奮闘されている方に、少しでもご参考になれば幸いです。


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■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 2008 ニューノーマルを考える(2) 見えてきた7つのメガトレンド「アフター・コロナ」

2020-08-25 13:10:41 | 【心 de 経営】 経営コンサルタントの本棚

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 2008 ニューノーマルを考える(2) 見えてきた7つのメガトレンド「アフター・コロナ」

 

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

 

  ニューノーマルを考える(2)

 

■      今日のおすすめ

   『見えてきた7つのメガトレンド「アフター・コロナ」
      30人の論客が予測する新常態(ニューノーマル)』
        (日経クロステック編 発行:日経BP)

■ パンデミックの歴史を振り返る(はじめに)


 世界の歴史の政治・経済・社会に大きな影響を与えた感染症のパンデミック(世界的流行)について振り返ってみましょう。歴史上パンデミックに至った感染症を病原菌別にみてみると、①新型コロナウィルス(COVID-19)②コロナウィルス(SARS、MARS)③ペスト菌(ペスト・黒死病)④天然痘ウィルス⑤麻疹(はしか)ウィルス⑥チフス菌⑦らい菌(ハンセン氏病)⑧インフルエンザウィルス(スペイン風邪、アジア風、新型インフルエンザ)⑨コレラ菌⑩その他(結核菌、ポリオウィルス、エボラウィルス、フラビウィルス=日本脳炎、マラリア原虫、等々)があります。


 これらの病原菌に基づく感染症はその時代の政治・経済・社会に大きな影響を与えてきましたが、COVID-19以外の感染症の中で最も大きな影響を及ぼした感染症はペストと言われています。


 ペストのパンデミックは、

第一次;AD541-750。その後の東ローマ帝国と神聖ローマ帝国の盛衰の分岐点になったと言われる。

第二次;AD1331-1855。AD1331最初の感染地中国では1億人が死亡し当時の中国の人口半減の要因と言われている。AD1347にイタリアに上陸したペストは、1348年にはヨーロッパ大陸北部まで流行し14世紀末までにはヨーロッパの人口の3分の1乃至は4分の1の約2500万人が死亡したと言われる。19世紀の半ばにかけてはイギリス、北アフリカ、東ヨーロッパ、ロシア、オスマン帝国などで感染が広がる。

第三次;AD1855-1994。AD1855中国で発生が始まったペストは、第二次世界大戦にかけて、香港、アメリカ、メキシコ、インド、東南アジア、南アジア、満州、ロシア、日本(1902-1905)などに広がり、1911年には中国(清)が中心となり国際ペスト会議(英・独・仏・蘭・墺・米・メキシコが参加)が開かれるなど世界的な感染拡大を見る。その後もベトナム戦争(1960)、インド(1994)で大流行する。

 以上3つの大きな波がありました。

 この3つの波の中で、政治・経済・社会の大きな変化をもたらしたのは、第二次の波です。第二次の波は、当時の産業の中心であった農業の担い手である農民の死亡者を多く出し、農民の地位が上がると同時に封建領主の地位の低下を招き封建制度が崩壊します。もう一つの権力であった教皇をトップとする教会もペストには全くの無力でした。聖職者自身がペストに罹る等権威が失墜したのです。こうして2つの権力である教会・領主の権力失墜が新たな社会をもたらしたと言われています。新たな社会とはルネッサンスと資本主義、更には宗教改革でした。

 ルネッサンスは、勿論ペスト以外の要因もありますが、中世の教会の支配と決別し人間を解放・再生する運動として生まれ、封建領主に変わる富裕商人がバックボーンとなり発展したと言われています。

 資本主義については、封建社会では領主の所有する土地で農作物を作り皆で分けて生活をしていましたが、ペストによる労働力不足から体制を維持できなくなり、土地の所有者から土地を借りた意欲ある農業事業者が生産性を高め発展する社会へと移行し、そのことが資本主義に繋がる一つの要因となったと言われています。

 宗教改革については、中世を支配したローマ教会の権威がペストで失墜し、もう一度原点に返ってキリスト教の信仰を確認してみようとしたウィクリフ、フス、ルター,ツヴィングリ、カルヴァンの一連の流れの宗教改革に繋がったと言われています。

 パンデミックが政治・経済・社会に大きな影響を与えて来た歴史を見てきましたが、死者数は少ないものの、感染者の地域の広がりという点では類を見ないCOVID-19のアフターはどうなるのでしょう。まだまだ終息していない時点で、先の見通しは難しいですが次項で紹介本の「見えてきた7つのメガトレンド」をご紹介しましょう。

 

 

■ アフター・コロナの『見えてきた「7つのメガトレンド」』


【「7つのメガトレンド」とは】

 紹介本が示す「7つのメガトレンド」は次の通りです。①分散型都市(都市への人口集中の課題が浮き彫りに/分散型のコミュニティーの取り組みが世界中で起こる)②ヒューマントレサビリティ―(中国的な「監視社会」型ではなく、「公益性と個人情報法保護」の双方を充足出来る新たな価値を生むシステムが出現する)③ニュー・リアリティー(オンラインは最早バーチャルではない/ WEB会議、無人コールセンタ、在宅での監査業務、オンライン診療などリアルの価値の再定義が進む)④職住融合(オフィスは執務の場からコミュニケーションの場へ/住宅は「DK」⇒「L〈living〉DK」⇒「W〈working〉LDK」へ)⑤コンタクトレス・テック(様々な非接触を実現するテクノロジーの出現・発展)⑥デジタル・レンディング(一定のAIデータに基づくデジタル融資の進展/日本・世界でのデジタル通貨の進展)⑦フルーガル・イノベーション(速さと非対面が求められる安価で高機能の製品・システムの開発が進む/その例として、安価でスピーディーに生産できる簡易型人工呼吸器、物流や小売りなどにICTの取込み、ライブ配信による商品販売など)の7つです。


 この7つのトレンドで私が最も注目するトレンド「コンタクトレッス・テック」について次に記します。その他のトレンドについても注目すべき点があります。是非紹介本をお読み下さい。


【最も注目したいトレンド「コンタクトレッス・テック」】

 パンデミックの歴史で見ましたペストは、1984年の北里柴三郎によるウィルス菌の発見、抗血清による治療法が発見まで、14世紀初めの第二次パンデミックの始まりから1960年のベトナム戦争のパンデミックまでの6世紀の間に、2~3年置き或いは数十年置きに世界各地でパンデミックが発生しています。COVID-19も、たとえワクチンが発見・接種されても、COVID-19ウィルスの変異や新たな感染症ウィルスの発生等を考えると感染症対応は恒久的に必要と思われます。

 その意味においては、アフター・コロナのトレンドは一時的ではなく恒久的なものと考えるべきと思われます。「コンタクトレッス・テック」も現時点で出現しているものに止まらず、今後一層の進展・発展が計られると思われます。ここでは紹介本で示されている数十の事例の中から特徴的なものを見てみましょう。そこから将来の発展形を予想して頂ければと思います。

 ビフォー・コロナ、ウイズ・コロナにおいて既に出現している、「ドローンの活用/アバターロボットの活用/自動荷運び車の活用」や「公共空間におけるエレベーターやディスプレイのタッチレスパネル」などは今後もさらに活用の場が広がるでしょう。

 5Gの進展と並行して「ビデオ会議/建機などの遠隔操作/オンライン診療」等の機能の充実や利用機会の拡大が進むでしょう。

 殺菌効果があり身体に安全な深紫外(DUV)LED照明が数年後実用化の見通しとされます。深紫外(DUV)LED照明は航空機などの公共交通機関への応用も期待されます。

 この様に今までとは異なる社会価値(ノン・リアル、タッチレス、タッチレス殺菌)の再認識・発見とそれに伴う様々な技術のステップアップが期待されます。

 P・F・ドラッカーの『企業家精神の知的基盤というべきイノベーションのノウハウは、変化にかかわるノウハウである』(イノベーションと企業家精神)にある「変化にかかわるノウハウに基づくイノベーション」のチャンスではないでしょうか。

 

 

■ アフター・コロナを前向きにとらえよう(むすび)


 パンデミックの歴史で見ましたように、厳しいペストの第二次パンデミックの後に新しい時代が展開しました。アフター・コロナの先は未だ予測できませんが、間違いなく新たな時代が開けるのではないでしょうか。そんな希望をもって、目の前のリスクに迅速に対応しつつ、時代の変化に俊敏に対応する経営革新の道を歩もうではありませんか。

 

 

 

【酒井 闊 先生 プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

  http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2091.htm

  http://sakai-gm.jp/

 

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

 

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◆【経営コンサルタントの独り言】 家族をかばったままの姿で2000年 824

2020-08-24 17:03:00 | 【話材】 ビジネス関連

【経営コンサルタントの独り言】 家族をかばったままの姿で2000年 824

 

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■ 家族をかばったままの姿で2000年 824

 

 桜島を訪れたことのある人は、神社の鳥居の頭部が地上に突き出ているのを見たのではないでしょうか。

 火山国日本ならではの情景です。

 でも、最も悲惨な火山災害は、イタリアのヴェスビアス火山によるポンペイではないでしょうか?

 2000年近くも以前に、すでに上下水道が完備し、飽食をむさぼっている人達を突然襲い、市街に8mもの、火山灰で埋め尽くしました。

 悲惨の跡地を訪れたときには、驚きの連続でした。

 

(ドアノブ)

 

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■【心 de 経営】 経営四字熟語011 ■ 瓜田李下 (かでんりか) ネオンのホテル街を相合い傘で 

2020-08-23 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

■【心 de 経営】 経営四字熟語011 ■ 瓜田李下 (かでんりか)   ネオンのホテル街を相合い傘で 

本

■ 示唆の多い経営四字熟語

 四字熟語には、いろいろな示唆がありますので、経営やコンサルティングを学ぶという視点で連載をします。

 四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくだけではなく、幅広い内容を持っています。
 読み方を変えますと、別なものが見えてきます。それを経営コンサルタント歴40年余の目で見ますと、経営やコンサルティングに直結する示唆の多いことに気がつきました。 単に、四字熟語の意味を知るだけではなく、経営士・コンサルタントの視点から感じ取ったことをご紹介します。

■ 瓜田李下 (かでんりか)   ネオンのホテル街を相合い傘で 

 

 「瓜田(かでん)」の「瓜」は、畑になる瓜(うり)のことで、瓜畑で靴をはき直したり、靴紐を締め直したりしますと、あたかも瓜盗みをしているように見えるから止めた方が良いですよという戒めです。このことから「瓜田之靴(かでんのくつ)」という四字熟語もあります。

 「李下(りか)」の「李」は、スモモのことです。すなわち、スモモの木の下で冠を直すことは、スモモを盗んでいるようにも見えてしまいかねませんので止めた方が良いと教えてくれています。このことから「李下之冠(りかのかんむり)」という四字熟語があります。

 これらのことから「瓜田李下(かでんりか)」は、「人に疑われるような、紛らわしい行為はしないほうがよい」という戒めです。「瓜田に履(くつ)を納(い)れず、李下に冠を正さず」とも言います。

 経営者・管理職も経営士・コンサルタントも、部下やクライアント・顧問先から信頼されないと業務をスムーズに行うことが難しい立場です。

 小学校時代の担任が入院をしましたので、親しくしていたクラスメート数人で最寄り駅に集合することになりました。ところが、ドタキャンで私と女性一人の二人だけで見舞いに行く羽目になりました。

 彼女が以前にその病院に行ったことがあるといいますので、彼女の案内で歩き始めました。人通りが少ない道となったところで雨が降り出してきました。ところが私は傘を持っていませんで、少々降りが強いこともあり、彼女が見かねて傘に入るように勧めてくれました。

 昨今であればコンビニもあり、少し戻って買いに行けますが、傘を売っていそうな場所でもなく、躊躇をし、私は雨宿りをするから先に行くように促しました。女性は強いいますか、度胸が据わっているというのでしょうか、強引に私の手を引いて傘の下に引っ張り込みました。

 ところが彼女が道を間違えて、歓楽街に隣接するホテルのある地域に迷い込んでしまっていたのです。彼女は顔色一つ変えず、「確かこちらだと思ったのだけれど」とひとりごとを言いながら歩くのです。第三者が見ればどう見てもホテルを物色しているようにしか見えなかったのではないでしょうか。

 ドキドキするほど、純情であった頃の話です。

 

■ バックナンバー

 これまでの経営四字熟語のバックナンバーをブログで見られるようにしました。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi-kyokai/c/519a7840abf5dcf643227ecff6b01cef

 


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◆【経営コンサルタントの独り言】 ■ チンチン電車と乾杯 822

2020-08-22 17:03:00 | 【話材】 ビジネス関連

【経営コンサルタントの独り言】 ■ チンチン電車と乾杯 822

 

二兎を追うブログ 

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

 

■ チンチン電車と乾杯 822

 

 8月22日は「チンチン電車」の日です。

 電車が動き出すときなどに、「チンチン」とベルを鳴らすことから、チンチン電車というのは、誰でも想像がつくことです。

 東京においては、交通量の多い道路から次第に姿を消して行きました。最後に残っているのが都電荒川線です。

 荒川区の三ノ輪橋から新宿区の早稲田までの12km、30程の停留所があり、東京都交通局が運営しています。

 地方から来られた方に、都電があることをお話しすると、「交通量の多い東京に?」と驚かれる人が多いです。

 私は、車で混雑する都内には都電やバスなどの公共交通機関や配送など、用途などを絞って、できる限り自動車を減らしてゆくべきと考えます。

 GPSなどICT技術を用いれば、都内での自動車運行を有料にすることも可能でしょう。

 それを財源として、公共交通機関は無料とするなど、抜本的な対応も必要と考えます。


 さて、突然ですが、チンチン電車と乾杯との関係をご存知ですか?

 私の意図がわかった人は、相当なるグローバル・パーソンですね。

 イタリアでは、乾杯の時に「チンチン」と言います。

 「おちんちん」ということを誰かから聞いた、私のイタリア人の友人が、二人で食事をしたときに「チンチン」と言いかけて止めてしまいました。

 彼の誤解を解くために、「それは小さい子供に対しての言葉で、可愛い意味だから、憚ることはないよ」と教えてあげました。

 

 

(ドアノブ)

 

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■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】7-2 潜在的な問題点を発見する能力

2020-08-22 12:46:04 | 【話材】 ビジネス関連

■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】7-2 潜在的な問題点を発見する能力

 経営コンサルタントに依頼してみたいけど、「いくらくらいかかるのか?」「本当に効果があるのだろうか?」など、ご心配な経営者・管理職の皆様は多いかと思います。

 何万人という中から、自社に最適な経営コンサルタントを見つけ出すことは至難の業です。経営コンサルタントを選定せざるを得ないときにどのようなポイントに重点をおいたらよいのでしょうか?独断と偏見でまとめてみました。

 経営者・管理職向けですが、裏を返しますと、経営コンサルタントや士業の先生にも参考となると信じます。

本

■7-2 潜在的な問題点を発見する能力

 

 「信頼できる経営コンサルタント」については、経営コンサルタント志望者向けのサイトにも既述してあります。そちらも合わせてご覧ください。 
  経営コンサルタントへの道
    http://www.glomaconj.com/consultant/3keikonhenomichi/keikon.htm
    
 当シリーズで記述の通り、プロの経営コンサルタントは、潜在的な問題点を発見する力を持っています。大半の依頼主である経営者は、経営コンサルタントに問題解決力を求めます。

 経営コンサルタントが、リーダーシップを発揮して、いろいろと変革をしてくれることを期待するだけでは、企業は良くなりません。

 企業をよくするのは、経営コンサルタントではなく依頼主側、すなわちコンサルティングを受ける企業が行うことなのです。経営コンサルタントが、何かをやってくれるわけではありません。

 この点をはき違えている企業は、「今度のコンサルタントはだめだ」と判断したり、「一人のコンサルタントによるマンネリ化を防ぐ」と言ってコンサルタントを次々と変えたりしています。

 経営コンサルタントは、経営者が望む方向に、企業が変革できるような支援をしてくれます。支援というのは、問題点を見出したり、方向性を示したり、その方法を示したり、実施するときにアドバイスをしたりしてくれます。

 企業は、体質改善をすることなしに、世間が騒ぐ、ま新しい「革新的な経営手法」を取り入れても、未消化で終わってしま舞うことが多いです。結局高額なコンサルティング・フィーを支払った割には自社の血となり肉となっていないのです。

 顕在的な問題の陰に潜んでいる潜在的な問題を発見し、正しい重点化を図れる経営コンサルタントこそがプロなのです。

■ バックナンバー

 このシリーズのバックナンバー(←クリック)をご覧いただけます。

 また、ウェブサイトでもご覧いただけます。

 


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■■ 企業の健康診断を - 企業診断、ビジネス・ドック

2020-08-21 12:03:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■ 企業の健康診断を - 企業診断、ビジネス・ドック

 

「企業は生き物である」とよく言われますが、まさにその通りで、元気なときもあれば病気の時もあります。場合によると重病であるかもしれませんし、これから重病になるところかもしれません。

 

人間が年に一度や二度、健康診断や人間ドックを受けるように、企業にも健康診断が必要です。これを企業診断といいます。

 

<続き> ←クリック


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