川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

都立大島・文京 ともに勝ち進む

2010-07-09 19:52:32 | こどもたち 学校 教育
 高校野球のシーズンがきました。昨日は青梅線の東中神駅の近くの昭島市民球場に向かいました。偶然にも僕が在職中世話になった二つの高校の試合が連続して行われるというのです。

 この日の結果です。

 高校野球・東東京大会(1回戦) 昭島市民球場(9日)

             
朋優学院 0 0 0 0 0 0 0 0 0
文  京 2 0 1 1 0 0 2 1x 7


              
大  島 0 0 0 3 0 0 0 0 1 4
高  島 0 1 0 1 0 1 0 0 0 3


 木々の緑に囲まれた気持ちの良い球場です。僕がついたのは文京が4点目を入れた時です。部員とその保護者でなる応援団が盛り上がっていました。知り合いの顔はないのでバックネット裏の文京側で観戦。

 相手校にすきいるチャンスを与えることなく8回で文京が快勝。後半には背番号10番台の選手が次々に登場し、場内アナウンスやスコアボールドが混乱するほどです。次の試合に備えてみんなに本番のチャンスを与えたのでしょう。


 文京の応援団が去ったあとがそのまま大島の応援席です。こちらは高校生の姿はなく?、在京のOB・OGたちが数十人、一人、また一人とやってくる感じです。バックネット裏に近い僕の席の隣には大学生と思われるOBが数人陣取ります。始まる直前には今年も謙一くんが到着しました。多忙な仕事の合間に遠くからやってきたのです。気づいたらしくすぐに隣に来てくれました。

 ホームランで逆転した後追い付かれる接戦となりましたが9回の表の得点が効いて大島の勝利です。久しぶりに応援の喜びを味わいました。

 両校(文京・大島)が昨年対戦するのを見たことはすっかり忘れていて謙一くんに言われてやっと思い出すほどです。

  川越だより・09・7・16http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/af6d0eafc3390bd9dcd5efba3faa15cb

 
 両校の次の試合予定です。応援に行こうというOB・OGや元同僚の方がいたら教えてください。遠くても誰かに会えると思えば楽しみが倍加します。

 
 ○文京高 12日(月) 9時 (相手) 岩倉高校 神宮球場

 ○大島高 14日(水)10時 (相手) 両国高校 大田スタジアム

 
 埼玉大会も始り、川越初雁球場でも試合があります。来週はこちらのほうも観戦に行きます。

 相撲の中継はなくなったけれど白鵬には全勝を、魁皇には引き続き健闘を期待します。

 参議院の選挙の方は僕の考えに近い人が見つからず、困っています。旧勢力(自公など)の復活だけは阻止しなければならないと思いますが、与党側に「日本」を見据える骨太の候補者がいるのでしょうか。

「日本」は死んでしまったか

2010-07-09 07:19:27 | 政治・社会
 昨日の新聞記事。命がけの脱北に成功して日本の領事館や大使館に保護されても2年間以上も閉じ込められたままだという。中国政府が日本への出国を認めないからだ。

 中国政府は脱北者を捕まえては北朝鮮に引き渡している。引き渡された三人の女性が公開処刑されたというニュースも伝わってきている。

 
 北朝鮮、韓国籍女性3人を公開処刑 脱北者のラジオ局報道
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE2E7E2E3968DE2E7E2E5E0E2E3E29C9CE2E2E2E2;at=ALL


 北朝鮮に閉じ込められたままの日本人妻の運命はさらに過酷だという。二・三年で里帰りできるという言葉に騙されてコリアンの夫に従って「北」に向かった人々だ。

日本政府は北朝鮮と中国、二つの独裁政権と命がけで向かい合わなければならない時だ。50年間も助けを求めている邦人を見殺しにして何が「日中友好」「東アジア共同体」だ。

 沖縄の基地問題もそうだが、「日本」がその存在そのものを問われているにもかかわらず、政府も国民も知らんぷりを決め込んだまま進行する参議院選挙。

 「日本は沖縄の心にふれて、だんだんまともになっていくのとちがうやろか。そやなかったら日本は死ぬだけや。」

 30数年前のキヨシ君の言葉(『太陽の子』)だが「日本」はもはや死んでしまったのだろうか。

 
  脱北者十数人、日本公館に足止め 中国、出国許可に条件

              (2010年7月8日 朝日新聞)

北朝鮮から脱出し、中国の日本公館に保護されたものの、そのまま足止めされている人が十数人にのぼっていることが、政府関係者への取材でわかった。中国政府は脱北者の増加を警戒して、出国許可と引き換えに、日本側に「今後は脱北者を保護しない」とする内容の誓約書の提出を求めているが、日本側は拒否している。

 複数の政府関係者によると、日本公館に足止めされているのは、1959~84年の帰還事業で北朝鮮に渡り、その後脱北した元在日韓国・朝鮮人やその家族計十数人。日本での定住を希望しているが、中国政府の出国許可がおりず、公館内に2年もとどまっている人もいるという。

 日本政府はこれまで、原則として出入国管理法で在留資格が認められる元在日韓国・朝鮮人とその3親等以内の家族に限って、人道的な立場から保護してきた。公館への駆け込みが難しい場合は、事前に脱北者の身元を確認して公館職員が公館外で接触して保護。これまで保護した後、日本に移送した人は百数十人にのぼるという。

 中国政府は、拘束した脱北者を北朝鮮に強制送還してきた。ただ、外国公館に保護された場合は、脱北者が希望する国への出国を原則的に許可してきた。しかし、2008年夏の北京五輪後は態度を硬化させて、出国を許可しなくなり、昨年7月に手術が必要になった妊婦を例外的に認めて以降、日本への移送は止まったという。

 日本側には「保護された脱北者の出国を認め続ければ、流入が増える」と理解を求めた。公館外での保護も「中国の国内法に触れる」と伝えた。さらに、公館内で保護されている脱北者の出国を認める条件として、今後は脱北者を保護しないとする誓約書の提出を要求しているという。

 日本政府は、06年に施行された北朝鮮人権侵害対処法で、政府に脱北者の保護や支援への努力が求められるようになったこともあり、誓約書提出を拒んでいるが、新たな保護は取りやめている。

 脱北者支援団体によると、近年は、外国公館での足止めなどを嫌い、中国からラオスを経由し、タイに逃れる脱北者が急増しているという。09年に韓国に移送された脱北者2952人のうち、5割以上がタイからという。(鈴木拓也)

 出典http://www.asahi.com/politics/update/0707/TKY201007070537.html