9月26日の陸山会事件の東京地裁判決(登石郁朗裁判長)には驚いた。こんなデタラメまでがまかり通るのか。ここ数年続く小沢一郎抹殺作戦に権威を落とした検察に代わって裁判官が登場したというところだ。
江川紹子さんの談話が要を得ている。
判決を傍聴したジャーナリスト・江川紹子さんの話
司法に対する時代の要請は、プロセスを明らかにし、客観的な証拠を大事にして判断するというもの。
今回の判決は、証拠ではなく推測や裁判官の価値観で事実認定をしていく手法で、非常に危ないと感じた。
例えば、水谷建設が石川被告に渡したとされる裏金。渡した側は「渡した」と言っているが裏付ける証拠もない。何人かが「やった」と言えば事実になってしまう。時代に逆行した判決だ。
昨年明らかになった証拠改ざん事件以来、検察改革の機運が高まってきたが、客観的な証拠が薄くても裁判所が認定するという、誤ったメッセージを送っている。裁判所こそ一番改革が必要ではないか。(朝日新聞 2011年9月27日)
3日夜、一時間ばかり小沢一郎民主党元代表の話をインターネットで録画視聴した。敵に恐れられるだけある「しっかりした政治家だ」と思った。この国に民主主義を打ち立てるために頑張って欲しいと思う。
みなさんはどう思われるだろうか。小沢嫌いの人も一度は話を聞いてみたらどうだろうか。
「日本を語ろうー フツーの市民vs小沢一郎 vol.2」