10月の初め頃、川越南高校付近をさまよっているときに西武安比奈線の線路に出会いました。小さな橋梁がこんな感じです。
通りがかった同年輩の女性と男性が電車が通っていた時代の話を聞かせてくれ、線路際の工場主が最近の状況を説明してくれました。
安比奈線は西武新宿線南大塚駅から分岐し、入間川の河川敷(安比奈地区)から砂利を運んでいたようです。砂利採取が禁止されてから休線(廃線ではない)となっており、今でも西武が時おり草刈などをやっているそうです。
しばらく前、西武が安比奈に広大な敷地を確保して300両も入る大車両基地を建設し、安比奈線を復活させる計画をたて住民に対する説明会も行われたがバブル崩壊で頓挫したままだと言います。
復活計画では南大塚からこの辺まではトンネルとし、地上の線路部分は公園として川越市に寄付されることになっていたとか。
西武を退職して10年にはなるという方はオレらの生きている時代の復活は望み薄と、残念そうだった。南高校の近くに高架の駅も予定され、工事のための道路敷地も買収済みだとか。地域の人たちにも復活を期待する気持ちがあったようです。
南大塚の駅付近まで線路に近い道を通って探索してみました。
丁寧に休線あとをたどった方のブログをご覧ください。復活は幻に終わるのかな?