川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

「東京新聞」論説主幹の記事を読む

2011-10-17 07:09:00 | 政治・社会

14日の「東京新聞」に載っていた清水論説主幹の記事を紹介します。

 福島原発事故に関わる報道を通してTVや新聞が東電・政府を中心とする巨大利権集団の一角であることを思い知らされました。

 「安全神話」をまき散らすだけの報道を信じた多くの市民がヒロシマの原爆の何十倍という死の灰を浴び続けたのです。これがどのような結果につながるのか?

 小沢一郎さんの抹殺作戦に付いても同様です。検察・裁判所と一躰になりきって小沢一郎民主党元代表を犯罪者に仕立て上げ、「政権交代」を骨抜きにしました。これがどういう結果につながるのか?

 僕は学生の頃に新聞を制作する側にいたせいもあるのか、情報を送り出す側の病理に関心があります。たとえ学生新聞の記者であっても自覚し、守らなくてはならない鉄則があるのです。「党派性」(イデオロギー)が事実を曲げてしまったらどうもなりません。

 東京新聞の清水記者の記事はたとえ「商業紙」であっても守らなくてはならない鉄則を自己確認しようとする文章かと思います。新聞社は大特権を持つ巨大企業ですからもともと権力と金に絡み取られています。それらから自由であろうとするのは至難の業でしょう。

 我が家では僕の退職時辺り(07年)から新聞の定期購読を止め、今年7月の「地デジ移行」からTVを廃棄しました。大金を払ってウソを吹き込まれるのはゴメンです。

 新聞はホテル・銀行などに行ったときに読みます。こんな馬鹿げたものに大金を支払っていたのかと思わされるのが大抵です。

 病院へ行く時の電車でたまには100円で買った「東京新聞」を読みます。安いのとほかの新聞が書かない僕が読みたい記事がひとつか二つはあるかもしれないからです。

 そんな記事をたまに「川越だより」でも紹介しています。

 

 

 

Photo