F1 GP
残念ながら・・・今回の日本GPを富士までは観に行くことができませんでしたが、ホテルのTVから応援せてもらいました。
悪天候の為とても大変なレースだったと思います、選手、チーム、それから運営に携わった人たち・・・本当にご苦労様でした!!
そんな悪天候の中でも圧倒的なレースをした、ルイス ハミルトンにはびっくりさせられました。
ただでさえ1年目のシーズンで、ものすごいプレッシャーがあると思うのに・・・それを感じさせないあのレース、彼がすごいのかそれともチームスタッフがすばらしいのか・・・
そんなにF1、車のことは詳しいわけではないのですが・・・(偉そうにすみません)
”たぶん両方がすばらしい”のが答えだと思います。
実はここ最近F1を観にいく機会が何度かあり・・・興味がって、レース以外のいろいろなものを観ています。
チームスポンサーがどこかとか・・・チームのトレーラーが何台あるとか・・・スタッフの表情・・・選手の表情
確かに、どのチームのスタッフ達の顔はとても集中していて、あれにはいつも圧倒させられます!!
命を掛けて戦っている人たちの表情って、やはりすごいです!
それからチームのスタンドも見ますが・・・やはりフェラーリと、マクラーレンは別のような気がします。
フランスGPだったのですが、レース後にハミルトン、アロンソ、マッサ、ライコネンと4人の表情を見ましたが・・・皆その日の結果にあった表情をしていたような気がします。
でもそんな中一人だけ落ち着いているようにみえたのが・・・ハミルトンでした。
とても紳士にインタビューに答えていたし・・・何か大人の雰囲気が流れていました。
そのときは、それぐらいにしか思っていなかったのですが・・・
今回の日本GPを見て、この人間性があるからチームが彼の為に一生懸命支えているのかな~なんて思いました、
レースってぱっと見、個人競技に見えますが・・・・実はぜんぜんそうじゃないと思うんですよね~今回のTV放送で、何度もマネージャーである彼のお父さんがでていましたし、
あれだけ多くの人に支えられてるから、あの走りができるのかなって思いました。
新人といっても、周りとの関係を大事にしていて・・・年下なんですが、本当にすばらしい青年に思えました。
チームの努力の上に、あの彼の才能が花開いてるのかなって・・・
そしてあの人間性があるから、チームは彼のために最善を尽くす努力をするのかなって感じがしました。
中学の頃先生から、「努力の上に花が咲く」って言う言葉を言われ・・・そんな言葉を思い出しました。
「天才は99パーセントの努力と1パーセントの才能」とも言いますよね・・・・人間性、努力なしには自分の才能も活かす事はできないのかな?
料理も同じような気がします。
いくらシェフに才能があっても一人では限界があります・・・やはりそれをサポートしてくれるチームの力があってこそ、良い料理、良い雰囲気は創れると思います。
スタッフには本当に感謝です。
良いレストランを創るには、そんなことの積み重ねが今後はもっと必要なのかなって、今回のF1を観て強く思いました。
ハミルトンは子供の頃から父の影響を受け、今日チャンピオンになる為の英才教育を受け、トップレーサーになる準備をしてきていたし、いくら新人といってもこの結果には何も驚くことはないと思います。だって王者になる為の準備をちゃんとしてきたから・・・
いいレストランを創るのも、同じなんでしょうね・・・シェフはちゃんとした料理人としての修行をし、その才能を支えてくれる人との関係を大事にし、それをちゃんと開花する。
3つ星、2つ星になるには・・そういう人間性もしっかり成熟させないことには、星を取ることなんて不可能かなって思います。
前回のレジスマルコンの同じなような気がします。
すごい絶対的な才能も存在するとは思いますが、所詮一人の力なんてたいしたことないんですよね・・・
当たり前のことなんでしょうが・・・今回のF1で強く感じました・・・・・・・
皆に感謝・・・今日こうしていれるのは皆さんのお陰なんでしょうね・・・ありがとうございます
今日は天気の悪いSt-Jean-de-Luzに5人の若手シェフのフェアに来ています・・・がんばりまーす