怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

10月31日AITカレッジ講座「データ解析事始め」に行ってきました。

2019-11-02 22:56:19 | Weblog
1059さんが申し込んでいた講座に行けなくなったので行きませんかというので、暇人の年金生活者は有り難く行くことに。
テーマは「データ解析事始め~データから何を読み取るか~愛知工業大学経営学部教授の仁科健先生が講師です。
会場は本山の愛知工業大学校舎。
初めてでしたが本山交差点にあるのですぐにわかりました。でも1階には何もなくて2階に行くと事務所があるだけでどこの教室で当該講座があるのか案内なし。仕方ないので事務所の人に聞くと3階だとか。どうも所在無げにベンチに座っていた人もどこか分からなかったみたいで私の後をついて3階の教室に。
5分前だったので教室はほぼ埋まっていて、座って数えてみたら35~6人。定員は40名なのでほぼ出席。平日の昼間なので高齢者が多いですね。
暫く時間まで待っていたら、いきなり一番前に座っていた人が立ち上がって始めますと言ったのでちょっとびっくり。
それが仁科先生だったのですが、1952年生まれというのですが、お若い。貫禄はないのですが、名工大の名誉教授なんです。
内容はと言うと一般人向けなので数式はほとんど使わず統計の考え方を演習問題をやりつつ述べます。まあ、標準偏差ぐらいは使いますけど。
最近はこのブログでも紹介したと思いますが、西内啓「統計学が最強の学問である」がベストセラーになるように統計学のものの考え方が社会現象と
なっています。
https://blog.goo.ne.jp/kenchi5429/e/57b998ebd2860137faac3a9d155822ee
ちなみに西内さんの本は100万部を超えるほどの大ベストセラーになったとか、仁科先生は本を出してもせいぜい1500部位と言うのは本音の愚痴かな。
滋賀大学と横浜市立大学では最近データサイエンス学部ができたとか、
小中学校とか高校の学習指導要領にもデータ分析が取り上げらるようになってきている。
とここ迄が背景説明。
データの取り方がポイントだが、観察と実験がある。
観察は探偵の立場で、あるがままの状態を観察する。
実験は裁判官の立場で条件を意図的に変えて(介入)、その影響(結果)を調べる。
ここから演習になるのですが、いろいろなグラフを作って相関を探っていく。でもここで肝心なのは「相関」と「因果」は違うということ。
最後に標準偏差の説明とアベレージとメディアンの説明が出てくるのですが、これは統計学の基礎なので、講義の内容としては中学か高校ぐらい。
最近は統計学の本もいろいろ出ているのでそのとっかかりとしてはいい講座だったかも。
これを聞いてもっと勉強したい人が読む本を紹介してくれるとよかったかも。
それにしても久しぶりの90分の座学は疲れました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「yesterday」 | トップ | 11月2日瑞穂公園テニスコート »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事