怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

シャッター商店街を通り越して空き地だらけに

2020-03-20 07:18:42 | Weblog
私の生まれ育った雁道商店街は年年歳歳商売を廃業する店が増えていきシャッター商店街に。
隣の賑町商店街はすでに商店街というほどの商店が残っておらず、発展会も解散してしまいました。おかげで商店街の街路灯も撤去、寂しくなりました。
雁道商店街についていえば最近は世代交代に伴い子どもの世代は別の場所に住んでいてシャッターを下ろしたまま空き家になっているところも多い。かく言う私の実家も父が店を閉じてから、しもた屋に建て直し、今は子どもたちはみんな他のところに住所を構えているので母が一人暮らしです。このまま母が亡くなると家はどうすればいいのか。
ところで最近はシャッター商店で家を守っていた人が亡くなると、そこに住むには大分経年劣化が激しく使い勝手も悪いし、建て直して住むのも諸事情が許さないのか、上屋を取り壊して更地にしてしまうところが増えてきました。
もはやシャッター商店街を通り超えて空き地だらけです。
角地などで使い勝手がいいところは最近よくある時間貸しの駐車場になっているのですが、駐車場にもなりにくい土地は更地になるだけです。
商店街の入り口から見ていきましょう。

ここは元郵便局があったところ。郵便局はかなり以前に空港線沿いに移転しています。
そこから東に少し行くと以前自転車屋さんと洋品店だったところが最近空き地になっています。

結構奥行きが深いので取り壊されてびっくりしました。
ここだけでなく商店街の土地は間口がそんなに広くなくて奥行きが深いところが多かったみたいです。
道が狭くなったところからすぐのところの空き地はもう長いこと放置されたままです。

確かスポーツ商品店だったと思うのですが、間口が狭すぎて住宅にも駐車場にもしようがないということか。
もう少し東に行くと売り地の看板が出ていますが、しばらくそのままのところが。

さらにその向かいでは一ブロックごと更地になっています。


いったい何軒の商店があったのか。裏のほうの住宅も一緒に取り壊されているので商店街の中ほどに突然広大な更地が出現しています。
この土地に何が建つのか計画の看板は立っていないし、商店街の知人に聞いても知らないとのこと。まあ、マンションぐらいなんでしょうけど通り沿いに商店でも増えるとちょっと賑やかになるんですけど。
私の実家を通り過ぎてもう少し東に行くと2軒取り壊して半分は住宅が建ったのですが、あとの半分は更地のままのところがあります。

早く建てないといつまでも隣の家はブルーシートで目隠しなので早くしてくれよと思っているのでは。
雁道商店街は新堀川沿いに立地した熱田工廠をはじめとした日本碍子、日本特殊工業、日本車両などの工場群や関連の下請けの工場も多くてその従業員を顧客として市南部一番の商店街として発展してきたのですが、工場はほとんどが郊外に移転して学区の人口も最盛期の3分の1ぐらいになった記憶です。顧客の減少とともに斜陽化が進むとともに商店も店主の高齢化とともに閉店してシャッター商店街に。商売に展望が見いだせずに後継ぎも商売を見切って(私もです)別居してしまう。商店街発展会をかろうじて維持していますが、肝心の商店がどんどん減っているのでは如何ともしがたい。商店としては良かったのでしょうが住むにしては条件が悪いので更地になった後に住宅も建たないのはさみしい限りです。せめてどんどん住宅が建って人口が増えていけばまた違った商機が出るかもと思うのですが、なんだかな~


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