言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

コピーライターになりたいか<32>

2011-11-14 10:32:59 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第32回目です。
(先週は休んでしまって済みませんでした)

32.気楽にやろうよ


何もしゃちこばってコピーを作る必要はありません。
肩意地張って作っていたら、それこそ固い、つまらないコピーしか作れないでしょう。

クライアントから商品が提示されたら、まずは気楽に、頭の中をからっぽにして考えよう。
それまでのこだわったものが頭の中に残っていたら、そのこだわりに邪魔されて、いいコピーも頭の中ではねられてしまいます。
どんなに以前のコピーで苦しんでいたって、違うコピーを考えるときは、頭の中を一度リセットしてから、気楽に始めましょう。

でも、コンピュータのように、簡単にリセットできたらいいけど、人間の頭のなかのリセットはそう簡単じゃない。
自分なりにリセットしたつもりでも、リセットし切れていないくて、変なときにポコってこだわりが顔を出してくることもあります。

それではどのようにリセットするか。

その方法は人それぞれで、これだというものはありませんが、自分の例で言うと、わたしは、一度仕事から離れて、読みかけの本を読むとか、会社の中だったら、そんなこともできないので、伝票を整理したり、終わった仕事の資料を整理して(ほとんど捨てます)、さらにはコンピュータのメールチェックをしたり、インターネットを見たりします。

とにかく仕事から少しの間離れるんです。
時間があれば、一番いいのが(僕にとってですが)お風呂に入ってボヤ~と考えます。そうすると、不思議とコンセプトらしきものが浮かんでくるんですね。

本を読んでいるときも、その中の文章に触発されて、コンセプトや、実際のヘッドコピー、情景まで浮かんでくることもよくあります。

とにかく、受けた仕事から自分を離してみることですね。それが一番いいと思います。

あなたならどうするか、ある程度それをつかんでおいた方が、結局速く、いいコピーができます。
でも、それでも、作れないときは、どんなことをしても作れません。

そんなときはどうするか。

そんなときは、逆にそのテーマで自分を追い込み、コンセプトが出るまで、七転八倒した方がいいようです。
悩みに悩んで、さらに悩んで、それからそっとその仕事から自分を離してみる。

不思議とそうすると、いいコピーというか、良くなくてもコピーが出始めます。
そうなったら、一気呵成に出てくるものをどんどん書き取っていくのです。
そうして、その中から取捨選択します。採用されないときもあるけれどね。

それでも、その経験は貴重です。ぜひ悩みに悩んでみてください。
悩まないでひとつの仕事をこなしていくと、いつか仕事から嫌われていき、全然できなくなってしまいますから。

楽な仕事なんて、どんなところにも存在しないですよ。


<33>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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組み立て(?)クリスマスケーキ

2011-11-14 09:22:09 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


▲これは昨年見かけた柿の実の残る風景ですが、よく見るとカラスにけっこうつつかれていました。

秋らしい冷たさの朝です。
それほど寒くもなく、もちろん暖かさもそこそこに残るといった気候です。

わが家の朝食の定番は果物ーー特に夏場以外はリンゴが主役ーーとパン、そしてバナナヨーグルトシナモンがけ、です。プラスたまごーーほとんどゆで卵で、たまにはベーコンとともに炒めたものもあります。

それに冬場になると、冷蔵庫にある野菜やハムとか、ソーセージなど有り合わせをごっちゃにしたスープに、溶き卵を流したものもあります。スープの出汁はコンソメであったり、和風だしの素であったり、中華風であったりと、そのときの気分です。

暗黙のルールで、早起きした者が、自分の好みに従ってつくるのです。
テレビで朝のニュースを流し聞きしながら一人でつくるのも、結構楽しいですよ。
妻と二人の共同作業でつくるよりも、一人の方がいいですね。

料理を作りながらーー料理とはあまり言えませんがーーその日の予定を考えたり、面白いアイデアを考えたりしています。

そんな中、今朝ふと思いついたのが、クリスマスケーキの組み立てセットをつくってみたら面白いなあ、というアイデアです。
最近のクリスマスケーキは、有名パティシエやパテシェリなどがプロデュースした高価なものが主流になってきて、町のケーキ屋さんはちょっと苦戦気味というところあるように聞きます。
違います? あ、そう。

でも上記の組み立てクリスマスケーキというアイデア、どんなものかちょっと言いますね。

たいていのクリスマスケーキといえば。丸いケーキ台に様々なものがきちんと職人さんの手でトッピングされていますが、わたしの思いついたケーキはトッピングを一切しないで、それを家庭で、特に子どものいる家庭で、みんなでわいわい言いながら飾り付けしてもらうというものです。

生クリームも円錐型の袋をつけて、自分で飾り付けしてもらいます。トッピング用パーツは一応セットものを用意しますが、それにプラスできるオーナメント(?)も用意して、オプションで購入してもらいます。
接着用に生クリームの入ったチューブや、固まりにくい飴が入ったチューブをつけるとかしてもいいですね。

いかがでしょうか。
毎年同じようなケーキを同じように売り出していても、それはそれで恒例行事なので、ある程度は売れるでしょうが、それだけじゃつまらない気がしませんか。

お客様に、面白い! と感じてもらうことも商いでは必要です。
実用品ならいざ知らず、クリスマスケーキはアミューズメントの一種です。そのアミューズメントにもうひとつ楽しさを加えようと常に考えるのが、本当の商人であり、そういう店だからこそ、いつまでも飽きられずに残っていけるのではないでしょうか。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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