言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「無料」より超安い価格

2011-11-26 09:43:01 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

このところ寒いですねえ。
朝6時過ぎに起きだしても、まだ明かりをつけないと外は薄暗い状態です。
こんな日は、手には指ぬきの毛糸の手袋をはめ、足もとにはちいさなヒーターをつけ、膝掛け毛布を下半身に巻いて、このMacに向かいます。
それでも我慢ならない状況になって始めてエアコンを入れようとがんばっていますが、いつまで保つやら。

昨日は太田へ行ってきました。
最終週なので、木曜日ではなく金曜日にコーディネーターの仕事をしてきました。
何の気まぐれか、電車で行ってきました。
JR両毛線で伊勢崎まで行き、そこで東武に乗り換えです。
行きは9時過ぎなので、空いていましたが、帰りは5時過ぎなので高校生がたくさん乗り込んでいて、結局座れませんでした。
たまにこうして電車に乗るのも気分が変わっていいものです。
でも車ではないので、ホームに立っている時間は寒くて、やはりこういう気まぐれは春とか秋の気温が20度前後の日がいいようです。皆さんはもうコートを着ていましたが、わたしはまだ早いかなと思って着ていきませんでした。


昨日支援先へ出かけた中であったことですが、新規客を集めるために、会費を無料にするのがいいかどうかということがありました。

わたしの答えとしては、会費はきちんといただき、初回だけひとつの料金を驚くような値段でサービスした方がいいのではないかと言いました。

例えば200円ぐらいのものであれば、それを20円とか10円とかにするという具合に、ただではなく、少し料金をいただくのです。
これは無料にするよりもインパクトがあり、購入者もすごい得をしたという感覚がありますが、無料だとそれほど感興が起こらないものなのです。
これは人間の心理的にもこの方が有効という結果が出ているらしいです。
不思議なものです。

「無料」は今世の中に溢れていますが、200円のものが20円という9割引価格はそれほど蔓延しているわけではないので、インパクトが感じられるわけです。

また会員の入会金をサービスにすると、会員になっても、只だったのだからこれからもその店を積極的に利用しようとはあまり思いません。
でも会員料金を払った場合は、積極的にその店の方を利用し、その会員になるときに支払った分を帳消しにしようと考えます。

ちょっと考えてみてください。
忘年会などは皆さん会費ひとりいくらということで支払いますね。で、いざ忘年会が始まると、会費負けしないようにとよく飲み、よく食べたりしませんか?
冗談でこういう人もけっこういますね。「よし、今日は会費負けしないように飲むぞ!」って。
この心理です。

会員になるために支払っていただく会費は、だからきちんと払ってもらった方がいいんです。

それが無料だと、会員になっているという感覚も薄いですし、次年度にさて会費をいくらいくらお願いしますと言っても、お金をとられるんだったらやめようと、会員になってもらえない人だって出てきます。

サービスは他の面で行うべきですね。


それでは今日はこれで。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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