言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「何とかならないか」じゃ、ダメ

2011-11-22 09:39:26 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日は高崎で行われた「買物弱者対策セミナー」に行ってきました。
その中でのケーススタディ報告で行われた、秩父みやのがわ商店街の取り組みにはとても感心しました。

というよりも、自分が考えていたことがそのままという感じで行われていたからです。
ということは、そういった事例がすでに身近(隣県)にあったということなのに、知らなかったということでもあり、自分の勉強不足を恥じているところです。
でも聞
けば聞くほど前向きな理事長のお話に引き込まれてしまいました。
一度機会があればお話を聞きにいきたいぐらいです。


さて今朝も寒かったですね。
吐く息も日増しに白さが増してきます。

昨日は日中も寒く、セミナー会場ではまだ暖房もなかったので、そこにいる間はまだ人の熱気があってある程度は良かったのですが、外に出ると北風に吹かれまして、風邪気味になってしまいました。



経営などの相談される場合には、だいたい大まかにいって2通りがあります。

ひとつは、「何とかならないか」というものと、もうひとつは「なんとかしたい」ということ。
この二つ、同じようでいて、ぜんぜん違います。
どこが違うと思いますか?

それは前者は、人任せということなんです。
それに対して、後者は自分でなんとかしたいんだけど、どうしたらいいか分からないというものです。

後者のような形で相談が来れば、私たちもどんどんアドバイスできます。
そしてそのアドバイスに対して、そういった人であれば、実践してくれます。

それに対して、前者の相談者のほとんどは、誰かに何かをしてもらいたいわけなんですね。
そういった人たちにどんなに真摯にアドバイスしても、実践しようとはしないんです。

後者の方がこちらの言うことはよく聞いてくれます。
しかし「聞く」だけなんです。

聞いたあと、実践しようとしないか、もしくはちょっとだけ、自分の気に入ったこととか、簡単なことしかやらないんです。
そしてしばらくすると、あれはダメだったと言うわけです。

そして次にまた違うコンサルに頼ったり、セミナーに出て、違う方法を勉強するんですが、それもまともに実践しないで、次から次へと違う方法を求めて“旅から旅への三度笠”じゃないですけど、ちっとも自分のものにしないで、いつまでも他人に頼ってだんだんとしぼんでいくわけです。

コンサルタントだって万能じゃありません。頼めばすべて解決できるというわけにはいきません。
しかしどんなにダメだと思っても、ひとつだけできることはあります。
それは、コンサルのいうことを聞いて、疑問を抱かないでその通り実践してみてほしいんです。実践してみて、実情にどうしてもそぐわないところが出てきたら、また相談して、勧めてほしいんです。
何も実践しないで、次から次へと移っていくということだけはやめてほしいなと思います。
それこそお金の無駄です。

とことんやってみませんか。
そうすることで、見えてくるものが絶対あるわけですから。


それでは今日はこれで。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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