言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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「ブラック企業」

2013-08-18 08:26:20 | 販売促進コンサルタントの日記


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


今朝も朝早くから、というか昨夜からずっと暑くて。
朝食を食べながらも汗が………。
今日も昨日以上に暑くなるようです。
あと1週間はこの暑さ=激暑が続くようです。
でもそ向うには涼しさも見てきていますからね。


さて、最近ワタミやユニクロなどをブラック企業と名指しで呼び、いろいろなメディアで話題にされています。

ワタミの渡辺会長(社長兼だっけ? マスコミ内での発言を聞く限り個人的にあまり好きじゃないので、現在の肩書きなんて知りません)が、少し前の参議院選挙に自民党の全国区に出たことで、さらに批判が高まったようですが、果たして誰がワタミをブラックとして評価するのかという視点が、どうも曖昧な気がしませんか?

働き手の方から見れば、もしかしたら過酷な勤務現場だなあと映ってブラックというけれど、経営者側から見れば、そんな勤務状況は当たり前だということになります。

ワタミの渡辺さんだって、自分がそのように汗水垂らして働いてきたから、社員にも同じように働いてほしいということがあり、同じように働かないとやめてもらうとかするわけでしょう?

まあ今回は、会社側の期待している勤務を、真剣に真っ正直に受けた方が過労死したことと、それに対する対応がよくなかったことからブラックだと騒がれ始めたように記憶していますが、確かし過労は過労だと思います。

しかしわたし自身も経験していますが、会社で勤務したときは、最初の数年間は、夜は午後10時が定時のような感じで、ほとんど帰宅時には次の日になっていました。

それでも自分で選んだ仕事でもあったし、楽しかったので、全然苦にもなりませんでした。
それが当たり前だという感じもありました。

クライアントへのタイムリミットがあり、それに間に合わせるためにはデザイナーなどは結構徹夜もしていました。

あるときコンピュータが現場に入ってきたことで、やっとその勤務時間も短くできるようにはなってきました。
いわゆる人のやる仕事というのはどうしても時間がかかるわけですね。

そしてそれは今でも、商いを営んでいる小さな商店でも、かなりの数で、人から言わせればブラックだというような勤務状態を続けているところがあるはずです。

会社対会社ではなくて、コンピュータや機械を介在させないで、人を直接相手にしているサービス業では特に、上記のような対応にならざるを得ません。

ですからそれがいやなら、だめなら自分で自分の働く場を変えなくては仕方がないわけです。

またブラックといわれている会社でも、出世や起業なんか望まなければ、ある程度手抜きで働くことも、まあその人の気性にもよりますが、可能です。

たとえは悪いけど、昔の女郎さんのように、借金で縛っているわけでもなく、辞めようと思えば辞められる自由もそこにはあるわけです。

そうして自分に適した職場を探せばいいだけの話です。

一方的だと批判があるでしょうが、結構、ブラックだと騒いでいる人には、どこかに甘えがあるように思われてなりません。

会社は働いている自分のためにあるのだという、これは極端な考え方ですが、どこかにそんなちょっとした傲慢なところもなきにしもあらずです。

ちょっと昔にありましたよね。「くれない族」というのが。

それは「○○してくれない」と騒ぐ主婦たちのことでしたが、ブラックだと騒ぐ人たちの中にはそのような「○○してくれない」という人もけっこう多いのではないかなとも思います。

「○○してくれない」の前にすることがあります。
自分の方から○○することです。


それでもその対価として「○○してくれなけれ」ば、そこで初めて「○○してくれない」と騒げばいいことで、何にも自分からやらないで、「してくれない」とだけ騒ぐのはちょっとどうかなあ。


反面、世の中には、きちんと働けばそれに見合った手厚い保護をしてくれる会社も多くなってきています。
ブラックだと騒ぐ人たちはそういった会社を見つけて働きましょう。

多分、多分ですが、ブラックだと騒ぎ回る人たちは、そんな会社でも、会社は何もしてくれないと騒ぎまくるような気がします。


さて、ワタミの件である共産党の人が批判した件で、ある方がそれに対して再批判をしましたね。
「そういった会社もたくさん税金を払っているだ。」と、ある外食チェーンの社長が税金を例に擁護しましたが、それにはわたしにも異論があります。

それは、
高額納税会社よりも、高額納税する社員がたくさんいる会社の方がビジネス的にも健康的ではないかな」
ということです。

ですからもしあなたが会社経営を目指すなら、会社でたくさん税金を納めるのなら、そこで働く社員の方々がたくさん税金を納めることができる会社にした方が、ブラックと呼ばれることもないし、働く人もたくさん幸せにできるんじゃないのかなあ。

わたしの持論としては、起業から成長段階では、従業員に過酷な仕事をしてもらうことも必要です。そうしないとなかなかひとつのステップを上り切ることができないというのもまた事実です。

しかし、ある程度成熟した段階では、今度は逆に会社から従業員がどのようにしたら幸せになってもらえるだろうかという考え方にシフトした方が、それからも成長できるのではないかなと思います。

今日もまとまらない内容になって申し訳ないのですが、結論はそういうことです。


それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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