言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

食べごろの温度

2013-08-24 10:26:53 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


昨日は久しぶりがふたつ。
そのひとつが、一日中雨が降り続いたこと。
もうひとつは、そのせいで猛暑の空気が冷え、丸一日エアコンのお世話にならなかったこと。
夜も涼しくて、窓は開けていましたが、もちろんエアコンをかけなくても済みましたし、これも久しぶりに掛け布団を身体にかけてしまいました。

今日もまだその続きで、涼しさが続いていますが、曇りがちの空も徐々に雲が薄くなり、青空もそこここに見えてきています。
これで晴れてくるとまた暑くなります。
予報ではまた真夏日に逆戻り。(昨日は最高気温が28℃ぐらいの夏日でした)

ま、このように暑さと涼しさが交互にやってきながら秋に向かっていくわけですね。


さて、前橋市内でも東南部にあたる、わたしが住んでいるこの地域一帯でも徐々に市街地化していて、住まいの周りはほぼ民家と、そして道路沿いは流通業が占めるようになっています。

でもそんな中にぽつりぽつりと梨畑がたくさん点在しています。
幸水や豊水といった種類ですが、この地域の名前から「大島梨」といわれています。
箱にもそのように印刷されています。
まああまり有名ではないようですが、一種のブランド梨、ですかね。

その梨の栽培農家では、道路沿いに臨時直売所をそれぞれオープンさせています。
一番近くでは、わたしの自宅から歩いて数分のところにも1軒あります。

2、3日前にその直売所に行き、知り合いの2軒に梨を送りました。

で、ついでに、ちょっと傷ついたものが500円で5、6個入ったものも販売されていましたので、買ってきました。
スーパーの半額ぐらいですね。

傷はついているのですが、中は全然傷んでいません。
それがまたうまいんですねえ。冷やして食べると、最高です。

▼その中のひとつです。
 (あ、ちなみの隣りのマグカップはスタバの沖縄バージョン版です。カップのふたはスナフキンですね)




もちろん売店でも、ひとつ、味見に剥いてくれます。
そこでもやはり冷えているものを剥いてくれますので、うまいことうまいこと。

この冷えた梨をその場で剥いて食べてもらうということも、ちょっとした販売の戦術とはいえないまでも、コツですね。


その日は計2回、一度は様子見で行き、伝票をもらってきて、二度目に送るために行ったのですが、最初に食べたのは冷え冷えのおいしい梨で、二度目のは「冷えていないけど」と言いながら剥いて出してくれたもの。

やはり感じが全然違います。
猛暑の中でしたので、余計にその冷えた梨のおいしさが際立ったわけです。


おいしい料理を提供するコツは、熱いものは熱いままに、冷たいものは冷たいままにお客様に食べていただくことが、味に沿える演出の重要な要素です。

しかし今でも、そういった基本中の基本を無視した料理の出し方をしている飲食店や旅館なども目につきます。

特に人出の足りない旅館などでは、シナシナの刺身を出されたり、ぬるくなった茶碗蒸しなどが出てきたりと、肝心の料理の基本を無視した出し方がまかり通っているところも少なくありません。

そういった飲食店や旅館で、「最近はお客様が少なくなった。もうだめだ」と嘆いているところも多く存在しています。

お客様が少なくなるのは当たり前ですよね。

基本をきちっと守り、お客様に喜ばれてこそのサービス業なのに。

はっきり言って、それほど際立った味でなくても、料理のちょうど食べごろの温度で出されたものを口に入れる限り、「おいしい」と感じるものです。

料理の“味わい”には、その食べごろの温度も重要だということを、理解してほしいですね。

人手が足りないからとか言うのは理由にはなりません。
サービス業を営んでいるのに、人手が足りないからとサービスを疎かにすることそのものがその店をだめにしているのであり、それがひいては人手を少なくしている原因であるということ、それを本当に理解してほしいですね。


それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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