言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

近所に農産物直売所がオープン

2013-09-01 10:28:21 | アイデア・事例


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


暑い! というよりも、熱いという字を使った方がいいような。
昨日の暑さが今朝もまだ続いているというか、昨日よりも湿度も気温も上です。
じっとしているだけで汗が吹きでてくるんですから。

昨夜、というかもう今朝のことです。

4時頃エアコンのタイマーが切れて1時間ほどたった頃に目が覚めて、閉めてあった窓を開けようと東南の窓のカーテンを開けると、目の前に感激的な光景が!
オリオンがくっきりと見えたのです。
そしてオリオンを象徴する三ツ星の左横には三日月が。
しばらく窓を開けた手を止めて、見とれていました。
この星座を見る限り、秋は確実にやってきているんですね。
(わたしは星座には全然詳しくないのですが、特長のあるオリオンだけはよく分かります。でもオリオンは冬の星座なんですよねえ~?)
そのときの微風だけが冷たくて気持ち良かったですね。


さて、昨日近所(自宅から1.5kmぐらい?)のところに「おれん家ふぁあ~む」という、いかにもなベタ・ネーミングの農産物店がオープンしました。
朝は行けなかったのですが、午後になって出かけきました。

位置的には主要道路である前橋伊勢崎線からひとつ東に入ったところで、区画整理された住宅地と工業団地の境になっているあたりです。
元々その店の経営母体であるクボタの敷地です。

工場整理などでその部分が空いたので、じゃあ直売所でも作ろうか、全国的に流行ってるし、というような安易な思いつきで作ったと思われるような立地です。
もちろん立地条件は悪いといっても、店次第で、そこが好立地にもなりますので、何ともいえませんが。

前日に、新聞にB3の折込みチラシが入りました。
実際の店舗規模とその折込チラシのサイズでは、ちょっとギャップがあったことは禁じえません。
ひと言で言えば“大したことがない”店でした。

いい点と言えば、日本各地域でがんばって作っているユニークな地産商品も棚に並べられていたことですか。

でも私から言わせれば、それだって何のポリシーもなく、簡単に集められるものを各地から集めたんだろうと思われるような品揃えで、その店独自の『目』というものが全然感じられませんでした。

野菜売場は、どこの産直売場でも採用している、奥が少し高くなった平置き式。
行ったのが午後3時ちょっと前というハンデはあるにしろ、ほとんどの台には野菜がまばら。

そんな中で一ヶ所、グリーンの葉もの野菜が並んでいるところがありました。
見ると(商品名は忘れてしまいましたが)、そこにはわたしも名前さえ聞いたことのない野菜があり、ラベルにその名前が書かれているだけ。
ああこれじゃ売れないよと、思いました。

だって誰も調理法さえ知らない野菜を、いったい誰が買いますか?
その野菜の姿を見れば、煮浸しぐらいが最適とは思われますが、煮浸しにしていったいどのように変化するのかも分からない未知の野菜です。
売れないのは当然です。

これは地元農家が持ち込んだものですが、やはりそれならその栽培者には、どのような調理法がいいのか、絶対にPOPを書かせるべきなんです。
その人が書けなければ、担当者が書くとか、本来ではやはり専門家に書いてもらうことです。
一枚書いてもらうぐらいは1000円あれば充分です。
そんなところで手を抜くから売れないんです。
これはどの店でも言えることですが。


まずもって、この店はいったいどういったポリシーで作られているのか、それをお客様によく分かるように提示することが、これからは絶対的に必要であり、それがないと、オープン時しばらくは賑わうでしょうが、落ち着くとともに、多分まったく売れなってしまうでしょう。

未来がすぐに見えてしまう典型的な店でした。


一緒に行ったわたしの奥さんが一言。
「耕平さん(わたしの名前です)に頼めばいいのにね」

そしてわたしの答え。
「ここを経営しているのは大企業だから、プライドもあるからさ。僕みたいな個人でやっている小さなコンサルタントには絶対に頼まないよ。まあ大手に頼ると、むちゃくちゃにされて、もっとお金を使ってから、残念ですが、だめですねって、ハイさよならだけどね。こんなところは」
です。

その他言いたいことはいっぱいあります。
現にこの原稿はこの倍はありましたが、まりにもブログとしては長くなりすぎてしまうので、カットしました。

この店がわたしの思惑に反して、これから繁盛するようなことがあるとしたら、ひとつはしっかりとした専門家を入れたとかでしょうね。

そんなこともなくて、繁盛していくとしたら、わたしの目が曇っているということで、そのときはこの仕事を辞めましょう。

今日は、それでもちょっと長くなってしまって、すみません。

それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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