言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「チラシは、お客様をお店の呼ぶのが仕事」

2013-09-06 09:56:18 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


今は曇っています。
雨は降りそうじゃくて、でも晴れてきそうにも見えない曇り空。
じめじめ感は昨日ほどじゃありませんが、やはりあります。
でも気温が昨日よりは低めな感じで、その分過ごしやすいようにも思えます。

▼昨日太田から帰りがけ、太田商工会議所の駐車場から館林、茨城方面に見られた入道雲(積乱雲)です。



あの下で何か悪さをしていそうな面構えの、いかにもという感じの入道雲ですね。
昨日も予報に反してけっこう太田では晴れました。
雨なんて出かける際に降っただけで、午前中には上がってしまい、すぐに雲もなくなっていきました。


さて、昨日はわたしがかつてたいへんお世話になったあるホームセンターのことを書きましたが、今日はそのホームセンターでの販促関係の疑問をちょっと書いてみたいと思います。

というのは、チラシに対しての本部の人の(特に上司の)考え方です。

本部の各担当バイヤーから出てくる原稿を見ると、予想、というよりは、目標売上個数と金額がすべて記入されています。
(私たちの方にまわってくるときは、その部分は黒く塗りつぶされていましたが)

その原稿では必要だとは思うのですが、そして担当しているときには全然疑問もわかなかったものですが、今になってよく考えてみると、果たしてその売上予測というのが必要だったのかどうか、と問うと、それじゃないだろ!という心の声が響いてきました。

そもそも、チラシで求めていることは何だろうということです。

わたしが考える「チラシの意義」というのは、お客様を店に来てもらうためのものでしかないということです。

その次の、売上を上げるということは、接客力、商品力といったお店の力そのものによるものだということです。
チラシで、そのチラシを出すことによって売上額をいくらいくら確保するのだということまで、チラシに求めることそのこと自体が違っているんじゃないかということです。

チラシでやってきたお客様が、商品を購入することによって初めて売上というものが確保できるのです。
それをひっくるめて、そのチラシでいくらいくら売れたというのは短絡過ぎます。

チラシの原稿に売上予測を入れることはある意味、担当者の上司への言い訳、もしくは上司の何の根拠もない安心感のためのものという、単なる精神安定剤的なものに過ぎないと考えた方がいいのではないでしょうか。

その数字で縛るということそのものがナンセンスです。

そのチラシでやってきたお客様がチラシに載っていなかった商品を購入しても、チラシでの効果はあったのに、予測はマイナスという結果を、どのように評価するでしょうか。

なんだチラシ掲載商品は全然売れなかったじゃないか、という数字上の結果が出るだけで、隠れた功績を評価できないままになってしまい、その結果、またチラシの効用そのものが取りざたされ、もっといい商品、安い商品を乗せなくちゃだめなんだという、何だかちょっと違う議論に陥ってしまいそうな気がします。

シンプルに考えませんか。

「チラシは、お客様をお店の呼ぶのが仕事」だと。
そして、お店にやってきたお客様を購買にまで結びつけるのは、あくまでもお店の全体力なんだということ。



それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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