こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
夜中、というか明け方の3時になる少し前に雨が降りましたが、朝になると、陽が出てきました。
昨日は一日中秋晴れと形容していい湿気の少ない晴れ間が続きました。
▼昨日じゃないですけど、こんな感じの日本晴れ、でした。
2020年夏期オリンピック、東京決定! をシンボライズした日本晴れでしたね、昨日は。
今日はは昨日よりも少し湿気が多いように感じますが、それでも気持ちのいい晴れ間になっています。
気温は28℃前後。昨日とさほど変わらないようです。
昨日は午後はほとんどクライアント先の会議室にいましたので、外のことは分かりませんでしたが。
さて、本題です。
ある日のこと。
寂れた商店街で、買物をするためというよりも、散歩のようにブラブラ歩いていました。
とある陶器のお店でには店頭に特売品を出してあり、そこからだと店の人は全然見えません。
で少し立ち止まってその特売らしいの陶器を手にとり、見ようとしたら、いきなり店内から店の主人が出てきまして、わたしが手に取った商品についてくどくどと言い始めました。
わたしはその内容は全然聞いていませんでした。
ただただ呆れて、その滔々と説明する主人の顔を呆然と眺めていただけです。
この接客方法、もちろん間違いだらけですよね。
まず、店頭に置いてある特価品の陶器。
ということは、はっきり言って、商品説明は不要、な商品のはずです。
商品説明の必要な商品なら、いくら特価品であっても、店頭に置く商品ではないわけです。
店頭に置く商品は、そばを通りかかったお客様が気軽に手に取って見られる、そして衝動買いができる商品であるべきです。
そうでないと店頭商品の意味がありません。
本屋さん(町の本屋さんも少なくなりましたが)でもそうでしょう?
外に出してあるのは手に取りやすく、中を見やすい週刊誌です。
雑誌も出ているときがありますが、それでも専門誌などは置いていません。
この陶器屋さんでもしかり、です。
なぜ店頭に商品を置くか。
というと、その商品が値段の比較的安いものであり、説明しなくてもお客様にもすぐその用途が判るものでなければならないし、またその商品によって、店内までお客様を引き寄せる、言い方は悪いですが、おとりになるものでもあるはす。
魚釣りを考えてみてください。
餌に魚の口が引っかかったとばかり、それっ、逃がしてはなるか! とばかりにすぐに勢いよく釣り糸をひき上げると、どうなります?
だいたいバレます(針が口からはずれる)よね。
この主人のやり方(これはまだ接客と呼べるものではありません)は、それと同じです。
その勢いで、せっかくのお客様は、ヤバい、これで店内まで行けば、さらにしつこくされそうだとばかり、早々と逃げ腰で、中には主人がまだしゃべっている途中からでも去っていってしまいます。
わたしはそれと同じ気分になったのは、言うまでもありません。
なぜお客様が店内に入ってきて、店内の商品をゆっくり眺め、さらにはほしい商品を持ってレジに来るまで、もしくは説明のほしい商品のために、お客様が呼ぶまで、じっくりと待てなかったのでしょうか。
それは日頃から売れないために、焦っているからでもありますね。
で、売れないから、せっかく興味を向けてくれたお客様を逃してなるものか(よく言えば大事にしたい)とばかりに、その腕もつかまんばかりの勢いになったわけでしょうね。
このような典型的な“売れないスパイラル”を、あなたのお店でもやっていませんか?
お客様は自分の買いたい商品が漠然としているとか、眺めるだけのいわゆる“ひやかし”ぐらいの軽い気持ちでお店や店内を眺めているときには、店員さんに相手にしてほしくなくて、ただゆっくりと見ていたいんです。
それじゃ売れないじゃないか、とせっかちな人は思うでしょうが、いわばそういったお客様も絶対にお店には必要なんです。
そういったお客様は、いわばお客様の方からわざわざサクラ客になってくれているようなものなんです。
もちろん買物をしていただけるお客様も大事ですが、こういったサクラ客もたくさんいないと、お店の賑わい感は演出できません。
サクラ客を店サイドで仕込むというのはあざといことですが、わざわざお客様が自主的にサクラ客になってくれているのに、自分の方から外に追い立てるようなことをしたら、肝心の買い物客までなかなか入ってこなくなりますよ。
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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