言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

仕事を断る勇気

2013-09-20 10:30:00 | 一流の営業を目指そう


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


台風以降ずっと秋めいた天候が続いています。
昼間はさすがに暑くて、汗もかきますが、朝晩は冷えるようになり、靴下が欠かせなくなりました。
昨日今日あたりからやや雲も多めになってきましたが、それでも降水確率はほとんどゼロです。
昨日はまた中秋の名月十五夜でしたね。
ここ数年は満足に十五夜の月が見られなかったように記憶していますが、今年はよく晴れていたので、いい月夜になりました。

でもわたしはいざ月を、と空を見たときは雲の中でした。

▼でも例年のごとく月見団子と果物、そしてススキは飾りました。
ススキは庭に植えてありますので、苦労しなくてもいいですね。





昨日は1週間ぶりの太田でした。
ある住宅建設会社を訪問しました。

この9月までは来年度の消費税増税のための住宅着工需要を喚起することがどこでも行われていたそうですが、その需要のほとんどは、大手の住宅会社に持っていかれている(という表現です)とのことです。

この消費税需要期が済むと、小さな企業では倒産が起こるのではないかなと危惧しています。

いや危惧しているというのはちょっと大げさかな。
はっきり言って、そういうことだけ(外部要因のみ)に頼っている企業は、早くなくなった方がいいのではないかと私は思います。

外部要因のみを充てにしての営業は、うまく行かなくなったらすぐに他人の(外部要因がなくなった)せいにしてしまい、反省するどころか、悪口と愚痴ばかりで、それでも努力しようとしないのですから。

リーマンショックのときもそうでした。
リーマンショックさえなかったらという声をも多く聞きましたが、そういった愚痴を吐く人がトップの企業は、そこでは何とか生き残れても、だんだんと尻すぼみになるだけで、遠くない時期に倒産の憂き目にあってしまいます。

そう思いませんか?

あなたはそうじゃないですよね。


顧客を自社、自店に引きつけておくための方策をしっかりと今までもとってきたから、今も生き残っていられるんじゃないですか。

そして来年の消費税増税の後も、増税など関係なく、お店、会社は繁盛とまではいかなくても、堅実に経営されていくことができるはずです。


で、先ほど住宅会社ですが、これからは増税などに踊らないお客様に向けて、しっかりと営業を続けていくということをおっしゃっていました。


その会社ではまだ規模的に小さいので、依頼によってはお断りすることがあるけれど、そのお断りも誠実にしたいということで、ていねいなお断りの手紙を出したいというので、その文例を作って渡しました。

そのことを会合の中で話すと、仕事を断るなんてもったいない、贅沢な、という声が仲間から上がり、それならこちらに紹介してほしいとまで言われたそうです。

もったいないけど贅沢じゃありません。
それはお客様の立場にきちんと立っているから言えることです。

自社のキャパを超えてまで受注すると、力を分散しなければならなくなります。
そうなると、そのときに当っている住まいのみならず、受注したお客様にまで満足のいくフォローができなくなり、どこかに手を抜かざるを得ない状況になるわけです。

その分を知り合いの会社に依頼すればいいじゃないか、という声も上がると思いますが、やはりそうすると、そこにまで自社の目が届かないことがさらに多くなり、何らかの問題が起こった場合にもしっかりと対処できなくなります。

結局自身の首を自分で絞めてしまうことにもなりかねない。

すべてに対して迷惑をかけてしまうよりは、誠実に理由を話し、お断りした方がそのお客様のためにもなるということです。

そうすると、逆にお客様の方は断らないと思います。スケジュール的に早く建てないといけない場合を除いては。

住まいに限らないことですが、取引はやはりお互い納得の上で行いたいものです。

自社のクオリティ(良心と技術力)を守るために「仕事をお断りする」ということは、お客様の立場に立つということでもあります。
お客様の立場に立てば、今まで見えていないことも、見えてくることがしばしばあります。

もし今困っていることがあるなら、お客様の立場であなたを見てください。


それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
また関東経済産業局中小企業支援ネットワークという長い名前の専門家登録をしていまして、昨年度は数件の案件をまかされました。

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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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