こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
寒いですねえ。
よく晴れていますが、風が冷たい。
日本列島の半分以上がシベリアの寒気団に覆われているので、日本海側は大雪で、こちらの方は寒い晴れ間。
昨日はとなりの市のショッピング・モールに出かけてみました。
別に目的があったわけじゃないんですが、コタツムリしていると運動不足にもなるので、とにかく歩かなくちゃと。
ある程度混んでいました。ある程度です。
お店の、特に女性向けのカジュアル・ファッションのお店ではタイムセールやら、限定セールやらで、プラカードを掲げた店員さんが外に出て大きな声で叫んでいます。
「あと10分で終わります!」
「今日限りの50%オフで~す!」
「今なら全品さらに20%オフで~す!」
でもあまり効果がないみたい。
もうお客様の方が慣れてしまったような感じがしました。
「あと10分で終わります!」
は、「あと8分で」とか、「あと7分で」とかにした方が、お客様の耳に入り込むんじゃないかなあ。
「今日限りの50%オフで~す!」
は、だいたいみなさん嘘だって分かります。
2日続きでやってくるお客様なんてほとんどいないはずだから、そこのところはお店の方も割り切って、今そこにいるお客様に向かって、今が一番得なんだということを訴えているだけ。
「今なら全品さらに20%オフで~す!」
は、確かにその通りなんだけど、そこで売れ残った商品は数日後にはその20%よりもさらに下がっていることもざら。
今、消費者はすごく賢くなってきていて、下手な言葉では動きません。
さらに今の時期は福袋セールが大流行りで、昨日もほとんどのお店では福袋が陳列していました。
しかしわたしが行った時間、午後ですが、まだたくさん売れ残っているのが大半。
「福袋完売」のPOPがあったのは、数えるほどです。
本来なら福袋ってオープンと同時に売り切れるのが当然なほどのもので、それでこその“福袋”だと思いますが、いまだにその福袋に今までの売れ残りをたくさん詰めて、目玉商品は1、2点ほどしか入っていないものもあるから、すぐに売り切れないのではないでしょうか。
そのために中身を見せる福袋もありますが、それは自信の現れでもあるのでしょうが、それでも売れ残っているのはどういうわけでしょうか。
それはもちろん、お客様にとって魅力のある商品が少ないからということではないでしょうか。
魅力のある商品が本当にたくさん入っていて、さらにそれを中身まで見せているのならすぐに売り切れて当然なわけで、それでも残っているというのは、お店側がお客様の消費動向を全然把握していないということでもあります。
おかしいですねえ。
以前わが家でも、贔屓にしていた雑貨屋さんの福袋を買ったことがありましたが、あまりのひどさにがっくり!
それ以降ほとんどその雑貨屋さんに行くこともなくなり、さらには他店の福袋にさえ魅力を感じることもなくなりました。
罪ですねえ。
すぐに売り切れない福袋のお店は、多分そういったげんなりとした福袋を、かつてはお客様につかませた経験があるのでは………?
福袋が売れ残ってしまったり、なかなかはけないお店はどうするか。
売れ残っているものがあってもすぐに引っ込めてしまいましょう。
そしてもちろん『完売しました』じゃ嘘になるので、「福袋の販売は終了しました」というようなPOPをすぐに掲げて、本来の販売に力を入れましょう。
my奥さんがお店で買物をしているときわたしは外で待っていたのですが、目の前を通り人たちを見ながらふとこんなことを考えました。
「今こうしてたくさんの人たちがここにやってきているけれど、同じように他のショッピング・モールにも同じようにたくさんの人たちがやってきているはず。
その一人一人はどういう選択肢で目当てのモールにやってくるのだろう。
そして、どうしてそれがうまく分散して、どこでも大体同じような人たちを集めているのだろう。
どうして1ヶ所に集中しないで、このように分散してやってくるのだろう」って。
世の中うまくできているんだなあ。
「だから真摯に商いを続けている限りにおいては、消費者は、ある一定の人数を1店1店に足を向けてくれるということでもあるわけなんだろうな」って。
そう思いませんか?
だから、今あなたのするべきことは?
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市
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