言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「本体価格+税」表示は………?

2014-04-07 09:59:22 | 生き残るということ

こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


今朝もよく晴れていますね。
桜晴れ? って言葉はなかったなあ。

昨日は冬に近い寒さで、セーターの上にもう1枚ブルゾンを羽織って出かけました。

で、2ヶ所、大きな家具店と大きなスーパーに出かけたのですが、その両点ともに、価格表示が総額表示になっていて、買物がしやすく感じました。

特にスーパーなどでは、わたしだけかどうか知りませんが、欲しい商品を買物かごに入れる度にだいたい計算をしながら入れるわけです。

それが総額表示ならだいたい計算できるのでラクですが、4月になって消費税が増税されてから利用したコンビニや他のスーパーではだいたい本体価格+税になっていて、総額表示は本体価格よりも小さく示されていました。

だいたいのところがそのような表示になってします。

ところがクセといいますか、今までは総額表示で慣らされてきたものですから、その二重価格になじめずに、自分の頭の中での計算が狂ってしまうわけです。(ま、お前の記憶力の悪さだと、ひと言で言ってしまえば元も子もないわけですが)

いやはやたいへんですよ、しばらくは。


ボヤキはこれまでにして、本題ですが、わたしの持論でいえば、この今回政府が容認した「本体価格+税」という表示方法は、まったくお客様の方を向いていない、ということが言えますね。

自分たちの都合だけで、それを採用しているということです。

お客様にしてみれば、「本体価格+税」という総額で支払わなくてはならないわけです。

「本体価格」だけでしか支払わないよ、「+税」は後から自分で支払うよ、というわけにはいかないわけです。


小さな個人商店ならそれでも、購入する商品がせいぜい1~5品ぐらいなわけで、そういった表示でもまあいいと思いますが、量販店での「本体価格+税」という表示は、本当に勝手な自分都合をお客様に押しつけているなあという気がしてなりません。

次の10%への対応も考えた時限的なことではありますが、面倒くさい。


お客様のことを第一に考えたらどのようにするのがいちばん良いのか、そういう発想がまだまだ浸透していない証拠ですね。

確かに大きな企業では、そのシステムを変更するのがたいへんでしょう。
だからいちがいに二重価格はやめろとは言いませんが、二重価格にするのなら、まずお客様が支払わなければならない総額を最初に表示し、その下に小さく「本体価格+税」表示をするべきでしょうね。

そういったことをしているお店は、まだ数日ですので、たくさん見ているわけではないので何とも言えませんが、あまり見ないですね。

それよりも、「本体価格」を大きく表示して、いかにも「+税」は自分たちが国に支払うんですよといういいわけを、その表示に言わせているように感じます。


ですから余計に、上記の2店の量販店のお客様向きの対応が目につくわけです。

そのスーパーの親会社はあまり好きではなかったのですが、最近ではファンになってきています。

自社のシステムやその他販売形態を変更する場合、一番最初に考えるべきことは、社内の人間たちが使いやすいか、ではなくて、お客様にとっていいか悪いか、使いやすいか使いづらいか、それから考えるのが本来の道筋だと思います。

しかし実態は、いまだに、まず社内の効率化から入る会社は、「すべてはお客様のために」といいながら、自分たちの都合優先をお客様に押しつけているという、偽物スローガンの会社ではないでしょうか。



それでは、また明日。

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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