言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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ある商店街の振興策(1)?

2016-04-14 08:30:53 | 商店街の再生

こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



昨日は夜になってから雨が降ってきました。

窓を閉め切ってカーテンを閉じていたので、降り出しはわかりませんでした。

今朝はその雨も上がっていますが、まだ厚い雲が空を覆っています。


さて、本題ですが、今日はある空想譚ですので、軽く読んでください。


ある地方の商店街のことです。


そこはどの地方にもある商店街と同様、つい最近までシャッターを下ろした店が半数以上も占める、典型的な衰退した商店街でした。

そして、振興策として考え出されるのは、これもどこも同じようなイベントと、行政からの補助金による環境整備でした。


そんなある時、様々なまちづくりに携わっているある人のアイデアで、生まれ変わろうとしています。


どのようにしたのでしょうか?


それは、日本全国の産物を1店ずつ、都道府県別に扱ったら、というものでした。

1店舗1都道府県の産物を扱うということです。


これは東京、特に銀座を中心に、各府県の産品を扱うアンテナショップが点在していて、今それが大人気になっています。


それを地方にも持ってきては、というものでした。

どの地方にも他府県の出身者がいるわけで、まずはその人たち向けに、故郷を懐かしがってもらえるし、店ではその売り上げも立つということ。

東京ほどにはいかないでしょうが、今扱っている商品以外、ある1府県の商品も扱ってみるということ。

商店街の中には商店の数が50以上もありますので、沖縄や北海道、京都、などの人気県の商品は複数店が扱うようにすることで、解決できます。


また、地方の人気度によって売り上げの差が出てきますが、その地方の商品の売り上げは、古典の売り上げとは別勘定で、商店街の振興組合で管理し、利益を平等に分配するということで、売り上げの差の不平等感をなくしました。


扱う都道府県は抽選で行い、毎年扱う都道府県が変わるようにするということも、行われています。


そのユニークさがマスコミでも評判になり、その地域だけではなく、近県からもお客様がやってくるようになりました。

ある店では、自分たちが今まで扱っていた商品をすべてやめてしまって、担当県の産品で作る飲食店に様変わりしたところもあります。


大繁盛とまではいきませんが、そのおかげで、死に体同然だった商店にも光あたり、その商店の今まで扱っていた商品にもお客様の目が向くようになり、少なくとも今まで以上の売り上げも確保できるように徐々になってきているという個店も出てきています。


さて、これはまったくのフィクションですが、このようなひとつの振興策もあるんじゃないのかなあなんて、近頃考えています。

明日はもうひとつ、それこそ実現はある意味不可能かなとも思える、わたしがこうあったらいいなと思う空想ストーリーを書いてみます。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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