言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

いいわけを防ぐ手だて

2011-11-19 08:48:40 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

雨です。
でも冷たさがあまり感じられない、雨ですね。
これからもっと降るそうですが、それもまあよし、ということで。


小売業にとって雨というのは、ちょっとは敵らしい、ですね。
広告会社に勤めていた頃、よく聞かされた言葉があります。
セールだったけど、雨だったから、客は少なかった
今回は雨にたたられてしまった。雨じゃなかったら、もうちょっと入っていたのになあ
というもの。

今から考えると、それっていいわけに過ぎないんじゃないかって思います。

明日雨が降るかどうか、明後日、1週間先は………、最近では天気予報も正確になり、だいたい合っていますので、セールを行う日の天候も、天気予報からもだいたいの予測がつくわけで、雨が降った場合の対策も少しぐらいは立てられるわけです。
その日が雨が降りそうだから、セールの商品構成はこうする
とか、
雨が降りそうだから、その対策としてこんなイベントを考えている
というような言葉は、ついど聞かされたことはありません。

別に商品構成まで変えようというのはちょっと辛いとしても、ゲリラ豪雨などと違って前線の移動による雨は予測できるわけで、雨が降ったときの対策も立てられるわけです。

単純に、雨が降ったらもっとお客様がやってくるようなことをすればいいんです。

日頃からそういうようにお客様に「雨が降ったら○○へ行こう」というような意識づけをしておくと、強いて商品構成を変えなくても、天候に関係なくセールができるわけです。

雨が降ったら、店長とじゃんけん大会!開催」とか、「雨の日は晴よりお得」とか、お客様が認識するような手を打っておこうということです。

毎回のチラシにもそう謳っておけば、お客様だって、雨だからやめようとは考えないで、逆に、雨だから○○へ買物に行こうという気になると思います。

○○は台風の日はなんと全品1割引き」「雪が降ったら、○○プレゼント」とかなんだって考えられるはずです。

それも従業員みんなで、わいわい言いながらアイデアを出し合うということも、従業員の一体感を促進する手でもあり、まさに一石二鳥の効果も期待できます。

考えてみませんか、いいわけを防ぐ手だてを。

それでは今日はこれで。
上記へのご意見やコメントは下記メールまでお願いします。
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このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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挨拶のスタイルに違和感が

2011-11-18 10:10:42 | 接客
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

晴れていますが、空気は冷たく、外に出ると吐く息が白くなりました。
急速に冬が近づいてきているようですね。
薄着をしているとうっかりすると風邪を引きそうです。
あなたも気をつけてください。


最近、ではなくずいぶん以前から気になることがあります。
それは特に女性の方の、接客時の手の位置ですね。
胸の前に両手を前にしているというスタイルです。
ちょっと形を変えるとごますりのような手の形。

あれってあなたは不自然に思いませんか。
わたしはどうもいやなんですね、あのスタイル。
誰が指導し始めたことか知らないですが、自然に下の方で手を組むというスタイルの方が、それこそ自然に挨拶をしているという感じがしませんか。

どうもあのスタイルで挨拶されると、無理してあなたのために挨拶しているんです、というような気分が見えてしまうんですね。

最近ではスーパーのレジでもそうです。
レジ内が終わりお金の精算が済むと、あのスタイルをちょこんとやられます。
何だかそれが変な格好に見えます。
連想するのは、猿がぺこんとお辞儀をしているような、そんな感じです。

本当にありがとうと言っているのではなく、マニュアル通りにルーティンワークとしてやっているという感じなんですね、どうしてもそう見えてしまいます。心がこもっていないような感じがします。

違和感と言えばそれだけのことなんですが、なんだかなあ~(阿藤快風)と思います。
わたしが変なんでしょうか。

あのようなお辞儀をされると、何だか背中がかゆくなるというか、こそばゆいというか、何というか、居心地がすごく悪い感じがします。

いかにも接客のプロが教えていますというところも見えて、その分、心もこもっていない気もします。

それよりも手を脇に伸ばしたかたちから、ひじを曲げずに前に持ってきて左右の掌を合わせるというスタイルの方が自然に見えて、わたしには感じがいいんです。

あなたはどう思いますか。


それでは今日はこれで。


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「一番売れてます」

2011-11-17 08:40:48 | 売上アップ
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨夜は寒かったですね。
初めて、暖房を入れたくなりました。
でもまだまだ我慢です。
“年寄りの冷や水”? いやいや、まだまだ。
と言いながら今夜早速エアコンに頼ったりして…………。


さて。



▲この写真は「先週の売上第1位」というPOPです。
さりげなくではありますが、よく効いています。

これだけのことで、お客様はつい手に取ってしまい、次には人気のあるいいものだから買ってみようかという心理になるわけですね。

この店では、数カ所にこのPOPがあり、さらに商品棚の要所要所に、小さめですが、的確なコピーのPOPが貼られています。

文字も店員さんの手書きです。
店員さんの人柄が出ているので、買う人にもその人柄がしみ込んでいくわけです。

最近はプリンターも格安のものが出て、POPのソフトもたくさんあるので、ついそれらに頼りがちですが、POPはやはり手書きのものに限ります

書いている人はその場で、自分の手で、自分の言葉で、自分が感じたことを書くことによって、お客様に語りかけている感覚で書けるわけです。

だからPOPはしゃべらないもう一人の店員さんだと言われるわけです。

POPにもう一人の店員さんを演じさせたいのなら、絶対に一人ひとりが自分の代わりのように、まるで自分の分身になるように、そしてお客様に語りかけるように、手書きするべきだと思います。

そうして始めてPOPはPOPの役割を全うすることになります。

語りかけるPOPをつくりたいのなら、それなりにきちんと手順を踏んでつくらないと。
文明の利器に頼らないで、アナログチックにつくりましょう。



それでは今日はこれで。


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「ある地方商店街の小さな一歩」<その2>

2011-11-16 13:31:07 | 商店街の再生
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「ある地方商店街の小さな一歩」<その2>

ここ満天通り商店街も全国の例にもれず、ここ10数年でシャッターを下ろす店が続出している。

昭和の一番盛んなときにあった93店舗が、今や30数店にまで減り、さらに少なくなろうとしている危機的な状況を迎えている。
もちろん客が減ったというのが大方の理由だが、そんな店を継がないという店の後継者が続出していることが、それに拍車をかけている。

店が繁盛しているときに育っていい目をしている大半の後継者たちほど安定志向が強く、客の少なくなった店の現状を見ると、これから辛い現実を継ぎたくないというのが本音であった。

そうして、ウイークデーには人っ子ひとり通っていない、という時間もあるようになった。
こういった現状になる前には、もちろんいろいろと手を打った。
行政からは補助金が出て、商店街の名物マップも作成し、商工会議所ともタイアップして様々なイベントを行ってきた。
もちろんその都度一度は来店客も増えたが、しばらくするとまた元通りの人手に戻っていく。

空き店舗に出店するチャレンジ制度も行政のバックアップで始め、若者を取り込んでみたこともあるが、これも長続きする店舗が少なく、始めてから今まで1年以上続けている店舗は、1店舗しか残っていない現状がある。

行政のバックアップといっても、補助は数ヶ月間しか受けられず、存続し、独り立ちできるまで補助を受けられないといった継続的なバックアップは望めない。
さらには地元の商業高校のショップも定期的に出してはいるが、それとて実験店舗に過ぎず、とにかく継続を元にした店舗が育たずにいるのが現状であった。

そうして、これといった起爆剤もないまま、ひとつ減り、ふたつ減りと個店が少なくなっていった。

現状で何とか落ち着いてはいるが、これとてすでに商店街を維持できる店舗数を下回っている限界商店街と言えた。


これといった策もないまま、月に一度、周辺商店街と共同でイベントを行っているが、特効薬になるはずもなく、一時しのぎの域を出ることができない。

満天通り商店街理事長の田島は、商店街全体のことを考えなければならない立場だが、かといって、自身で商いをしている精肉店も、いつまで生き残って行けるかわからないといった瀬戸際に来ている。
名物のジューシーメンチカツで何とかお客様をつないでいるが、これさえいつまでもその人気が続くという保証もない。

お客様は基本的に気まぐれである。

他にもっとおいしいメンチカツがあると聞くと、そちらの方に行ってしまうことは目に見えている。



最近では少しノイローゼ気味になっている田島の耳に、ある話が飛びこんできた。
それはいつものように次のイベントの打合せで、商工会議所に出かけた時のことだった。

商政課長の岡治がふとした拍子に、ある市の老舗料亭がコンサルタントに相談して、見事立ち直ったという話を聴いたと、世間話で言い始めたことだった。

何でもその料亭でも、やはり社会の変化で、有力な顧客の倒産や経営危機などでだんだんと客数が少なくなり、ある経営コンサルタントに相談してみたところ、そのコンサルタントのアドバイスで再生したということだった。

田島はそのコンサルタントの名前は聞いたことがなかった。

あまり有名ではないらしい。

地元でも知っている人はそれほどもいないらしいし、これといった目覚ましい話も聞いたことがないらしい一方で、相談すると、何とか立ち直った店が数店あるらしい、もちろんそれでもうまくいかなくて占めたところもあるが、そのコンサルタントのアドバイスを素直に聞くと、何とかうまく行くらしいということだった。

パッとマスコミに出るような華々しさがない分、着実に店も立ち直って行くという話だった。

駄目もとで田島も一度相談してみようとそのとき思った。

そしてその件を理事会にかけた。

理事たちは半信半疑だった。

それもそのはずで、何度かそういったコンサルタントに依頼してみたことがあるが、うまくいかなかった苦い経験が理事たちの心の奥底に、
信用できないという素地を形作っていたからだ。

結局反対多数で否決されてしまった。

それでも妙に心に残った田島は一人で一度まず相談してみようと、連絡してみた。


<3>へつづく。
 
(このストーリーは、リアル体験を元にしたフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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単品を極める

2011-11-16 08:51:40 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は冷えました。
手先の冷たさでは、この冬いちばん、ですね。
水もいちだんと冷たさを増していて、今朝は昨日なんかよりも1、2分ほど沸くのが遅かったですね。
これからこういった冷たさが続きます。


マスコミや個人のブログから人気に火がつく商品があります。
どこどこのシュークリームとか、あそこのメロンパンとか、○○ロールケーキ………。
今では数え上げればきりがないほどです。

それらは本当においしいのかと言えば、まあそこそこの味のものもありますが、評判通りというのがほとんどです。
しかし中には、なんで~?というようなものもたまにはあります。
なぜでしょうか。
自分ではそれほどおいしいとは思えないのに、もてはやされるものがあるのも、事実です。


あるとき有名なスーパーの、そのインショップでおいしいパンがあるということで、買って食べてみたことがあります。
そのショップの売りは「無添加」でしたが、食べてみると、まずくて、がっかりしたことをよく覚えています。

それ以来そんな評判は信じなくなり、やはり自分で口に入れてみるとか、試してみないとダメだなあと思いました。

後で聞くところによると、そのパンは、何もつけないで食べたからだったらしいです。
やはり何かーージャムとかバターとかそういったものをつけて食べるといいんだと言われましたが、それジャパンがおいしいんじゃなくて、ジャムやバターのおいしさだろうと思いましたが、おいしいという人はその「無添加」がいいからといううだけで、それがまあ一部で評判になった結果だろうと、推測してはいますが。

その後そのパンはどうなったか知りません。

でも逆に考えると、そのパンは「無添加」だということだけで、味よりも、何も添加物が入っていないヘルシーさを前面に出したので、たくさん売れたということです。

それほどおいしくなくても、たったひとつの特徴である「無添加」を強調することで、成功したわけです。
ヘルシー志向のお客様を上手に巻き込んだPR作戦がうまくいったということです。

あなたも、あなたが扱っている商品の中からたったひとつでいいですから、これfだと思えるものをピックアップし、その商品の特徴をあらいざらい抽出し、その中からこれならいけそうだという特徴を、自分の感じた言葉でPOPに書き出して、店の中や商品の前においてみてください。

もしかしたらそれだけで小さな評判ぐらいは起きてくれるしれませんし、それでダメなら、誰かオピニオンリーダー的な人にちょっと話してもらうということぐらいはやってみてはいかがでしょうか。

どちらもすぐに、というわけにはいきません。
始めは少し時間がかかりますが、ぼやでも火がちょっとでもつけば、あっという間に広がります。

その特徴というのは、「けっこう面白い」「ちょっと変わってる」「変に可愛い」「あまりにも小さい」「あまりにも大きい」、そしてもちろん「とびきりおいしい」といった、他と比較できる特徴が引き立っているほど受けるのではないでしょうか。


それでは今日はこれで。


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ゴーストタウンなら売り出しようもあるけど………

2011-11-15 10:06:29 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今日は七五三ですね。
女の子は3歳と7歳、男の子は5歳を祝い、お宮参りをするんですね。
それにしても、日本人や中国人は奇数が好きですね。
偶数のように単純に割り切れないところがいいんでしょうか。
違うよね?

今朝ゴミ出しに外へ出たら、冷たい風が頬や手に当たりました。
初冬の冷たさという感じですね。
今朝は晴れていますが、昨夜は少し雨が降りました。
その雨の通過とともに、季節がちょっと進んだようですね。



▲これって分かります?「百舌の早贄」の一種だと思います。
百舌科の鳥には、「秋から冬にかけて捕えた獲物を、鉄条網や木の刺、小枝に串刺しにしておく早贄(はやにえ)の習性がある」と百科事典にあります。

写真はトカゲの尻尾です。わが家の柊の木の2mぐらいの高さのところにあったものです。
枝を剪定していた妻が気づき、わたしを呼びにきました。
これは珍しいものを見せてもらったと思って写真に撮りました。
撮った後は、かなばさみで取り除き、草むらに捨てましたが。


ところで話はころっと変わります。
昨日、群馬県にある新聞社の支局に、最近仕上げた「中心商店街の再生についての提案」という企画書を報道依頼資料として送りました。

商工会議所にもその少し前に送ったものです。
さらには数カ所の商店街の組合宛にも送りました。

地方の商店街はどこでも一様に疲弊し、シャッター街と化しているのが現状ですが、これから先この場所をどのように利用し、「場」として再生していくにはどうすればいいのかという、自分で考えた課題からひとつの結論に達したことを企画書としてパワポでまとめたものです。

特に同じ群馬県内でも、この県庁所在地の前橋市の中心商店街がひどいように、わたしには思えます。

あるとき、その真ん中にあるデパートに買物に行ったのですが、デパートを囲む商店の半数以上が閉店しているのです。日曜日にも関わらず、です。
ましてその日は天候が雨模様で、ドヨ~ンとした暗い雰囲気が漂っていました。
これって、夕方から夜になったら、まるでゴーストタウンじゃないかとも思いました。

まったくのゴーストタウンなら、それはそれでまた、この時代では人を呼ぶこともできますが、ゴーストタウンになりきれない中途半端さが蔓延しています。

そのデパートから続く北に向けてO通りというショッピングストリートがあります。
その通りのちょうど真ん中当たりに、十何年か前、日テレの当時の人気テレビ番組「ウンナンのなんとかかんとか」だったか、そのタイトルはもう定かではないのですが、その中でできた音楽ユニットで、紅白にまで出場したポケットビスケッツとブラックビスケッツがありましたが、そのブラビの方のキャラクターグッズが飾られていて、一時人気が出ましたが、そのキャラクターは今ではいったいどうしているんでしょうか。
そのO通り、今ではシャッターを下ろしている店の方が多く、営業している店の方が少ないようで、おまけにアーケードで天井が塞がれ、いちだんと暗い通りです。何だか恐くて(?)入っていけません。
今でもあのキャラクター、あるんでしょうか。その前の映画館はとっくの昔にもちろん閉じられてしまっています。

さてそれはまあ余談ですが、あまりにも惨状を呈しているこれらの場所をどうするのがいいのか、ということをまとめた提案書です。
この提案書を見てみたいという方がいらっしゃいましたら、PDFデータで差し上げますので、メールで下記までご請求ください。返信で送りますので。

メールは

k1948f@nifty.com

です。


それでは今日はこれで。


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コピーライターになりたいか<32>

2011-11-14 10:32:59 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第32回目です。
(先週は休んでしまって済みませんでした)

32.気楽にやろうよ


何もしゃちこばってコピーを作る必要はありません。
肩意地張って作っていたら、それこそ固い、つまらないコピーしか作れないでしょう。

クライアントから商品が提示されたら、まずは気楽に、頭の中をからっぽにして考えよう。
それまでのこだわったものが頭の中に残っていたら、そのこだわりに邪魔されて、いいコピーも頭の中ではねられてしまいます。
どんなに以前のコピーで苦しんでいたって、違うコピーを考えるときは、頭の中を一度リセットしてから、気楽に始めましょう。

でも、コンピュータのように、簡単にリセットできたらいいけど、人間の頭のなかのリセットはそう簡単じゃない。
自分なりにリセットしたつもりでも、リセットし切れていないくて、変なときにポコってこだわりが顔を出してくることもあります。

それではどのようにリセットするか。

その方法は人それぞれで、これだというものはありませんが、自分の例で言うと、わたしは、一度仕事から離れて、読みかけの本を読むとか、会社の中だったら、そんなこともできないので、伝票を整理したり、終わった仕事の資料を整理して(ほとんど捨てます)、さらにはコンピュータのメールチェックをしたり、インターネットを見たりします。

とにかく仕事から少しの間離れるんです。
時間があれば、一番いいのが(僕にとってですが)お風呂に入ってボヤ~と考えます。そうすると、不思議とコンセプトらしきものが浮かんでくるんですね。

本を読んでいるときも、その中の文章に触発されて、コンセプトや、実際のヘッドコピー、情景まで浮かんでくることもよくあります。

とにかく、受けた仕事から自分を離してみることですね。それが一番いいと思います。

あなたならどうするか、ある程度それをつかんでおいた方が、結局速く、いいコピーができます。
でも、それでも、作れないときは、どんなことをしても作れません。

そんなときはどうするか。

そんなときは、逆にそのテーマで自分を追い込み、コンセプトが出るまで、七転八倒した方がいいようです。
悩みに悩んで、さらに悩んで、それからそっとその仕事から自分を離してみる。

不思議とそうすると、いいコピーというか、良くなくてもコピーが出始めます。
そうなったら、一気呵成に出てくるものをどんどん書き取っていくのです。
そうして、その中から取捨選択します。採用されないときもあるけれどね。

それでも、その経験は貴重です。ぜひ悩みに悩んでみてください。
悩まないでひとつの仕事をこなしていくと、いつか仕事から嫌われていき、全然できなくなってしまいますから。

楽な仕事なんて、どんなところにも存在しないですよ。


<33>へつづく。

それでは今日はこれで。
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組み立て(?)クリスマスケーキ

2011-11-14 09:22:09 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
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今日もよろしくお願いします。


▲これは昨年見かけた柿の実の残る風景ですが、よく見るとカラスにけっこうつつかれていました。

秋らしい冷たさの朝です。
それほど寒くもなく、もちろん暖かさもそこそこに残るといった気候です。

わが家の朝食の定番は果物ーー特に夏場以外はリンゴが主役ーーとパン、そしてバナナヨーグルトシナモンがけ、です。プラスたまごーーほとんどゆで卵で、たまにはベーコンとともに炒めたものもあります。

それに冬場になると、冷蔵庫にある野菜やハムとか、ソーセージなど有り合わせをごっちゃにしたスープに、溶き卵を流したものもあります。スープの出汁はコンソメであったり、和風だしの素であったり、中華風であったりと、そのときの気分です。

暗黙のルールで、早起きした者が、自分の好みに従ってつくるのです。
テレビで朝のニュースを流し聞きしながら一人でつくるのも、結構楽しいですよ。
妻と二人の共同作業でつくるよりも、一人の方がいいですね。

料理を作りながらーー料理とはあまり言えませんがーーその日の予定を考えたり、面白いアイデアを考えたりしています。

そんな中、今朝ふと思いついたのが、クリスマスケーキの組み立てセットをつくってみたら面白いなあ、というアイデアです。
最近のクリスマスケーキは、有名パティシエやパテシェリなどがプロデュースした高価なものが主流になってきて、町のケーキ屋さんはちょっと苦戦気味というところあるように聞きます。
違います? あ、そう。

でも上記の組み立てクリスマスケーキというアイデア、どんなものかちょっと言いますね。

たいていのクリスマスケーキといえば。丸いケーキ台に様々なものがきちんと職人さんの手でトッピングされていますが、わたしの思いついたケーキはトッピングを一切しないで、それを家庭で、特に子どものいる家庭で、みんなでわいわい言いながら飾り付けしてもらうというものです。

生クリームも円錐型の袋をつけて、自分で飾り付けしてもらいます。トッピング用パーツは一応セットものを用意しますが、それにプラスできるオーナメント(?)も用意して、オプションで購入してもらいます。
接着用に生クリームの入ったチューブや、固まりにくい飴が入ったチューブをつけるとかしてもいいですね。

いかがでしょうか。
毎年同じようなケーキを同じように売り出していても、それはそれで恒例行事なので、ある程度は売れるでしょうが、それだけじゃつまらない気がしませんか。

お客様に、面白い! と感じてもらうことも商いでは必要です。
実用品ならいざ知らず、クリスマスケーキはアミューズメントの一種です。そのアミューズメントにもうひとつ楽しさを加えようと常に考えるのが、本当の商人であり、そういう店だからこそ、いつまでも飽きられずに残っていけるのではないでしょうか。


それでは今日はこれで。


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一人は万人のために、万人は一人のために

2011-11-13 08:22:57 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

日曜日の朝、日曜日としては久しぶりに朝日が射しています。
気温も朝から温かく、まだ冷たい水で顔を洗えます。

一昨日入れたアンカですが、昨夜はまた入れませんでした。
今年の冬は省エネと健康を兼ねて、湯たんぽにしようかと夫婦で話しました。

毎年わが家での暖房は、夜はエアコンも、石油ファンヒーターも使わず、昔ながらの石油ストーブなので、お湯がしゅんしゅん沸いているんですね。そのお湯、いつも寝るときにはポットにいっぱい入れて、後は棄てていました。
そのお湯を利用して、今年は湯たんぽに使用か、と。
でも湯たんぽ、買ってこなくちゃ。引っ越しのとき棄ててしまったもんですから。


さて、わたしは今太田市で毎週、商業店舗支援のアドバイスを行っていますが、定期的に毎月1回ほどずつ伺って、その都度相談に乗っているところもあり、さらに初めて伺うところもあります。

そんな中でも初めて伺うところへは、内心はある意味ドキドキ感を楽しんでいます。
もっとも真剣に相談したいというお店や企業の方には不謹慎ですが、こめんなさい。

そのドキドキにはふたつあります。
ひとつは、もし答えられない問題が出てきたらどうしようというものと、もうひとつのドキドキとして、わくわく感がいっぱいになることがあります。そのわくわく感はやはり初めての業種のお店や企業に感じます。

自分の持っている知識と経験からのアドバイスを、相談されるお店や企業の困っていることにうまくマッチさせることができるかどうか、つねにそういったわくわく感があるんですね。
自分が取り組んでみたいと思っている業種の企業やお店の相談シートがくると、どきどきわくわくしながら、出かけます。
途中商工会議所の担当の方から内容をだいたいお聞きしながら伺うわけですが、でもあまり聞かないようにもしています。

というのはやはり先入観なしに、直接本人から聞く方が、アドバイスもやりやすいということもあるからです。
それから具体的なアドバイスになるんですが、そのアドバイスが的確にぴったりとはまれば、お互いがもう一歩先に行けるということで、嬉しくなります。
そういう経験がひとつでも多くなるようにわたしは毎日、勉強しています。

あなたからのご相談は、次の方へのアドバイスにも活かされることもあります。
またあなたへのアドバイスは、その前の方からのご相談から的確にできることもあります。

一人は万人の方のために、万人は一人の方のために。
すべてのお店や企業が共存共栄でいければ、そんな嬉しいことはないですね。
そんなことを考えた初冬ーーーそんな感じは今朝に限ってはないですがーーーの朝です。

それでは今日はこれで。


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競合店を考える時間はもったいない

2011-11-12 10:09:53 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

目が覚めたら、朝日が射していました。
昨夜は今年の冬始めて、足下にアンカを入れました。
何せ最高気温が11℃ちょっとで、それも夜中に出た気温で、昼間はもっと冷たい一日でしたので。


昨日は久しぶりに、昔からお世話になっている、家具店を2店舗経営する社長に会って、1時間ほどお話を聞いてきました。

2週間後ほど後に、支店の4、500mほど近くにニトリさんがオープンするということで、その前後に看板を追加して、少し抵抗しているということです。
しかしこの家具店とニトリさんとは販売システムがこの店とは違っており、わたしは少しぐらいは影響があるとは思いますが、長期的にはあまり影響なくて、ちゃんと棲み分けできるのではないかと思っています。
逆にそこにニトリさんが出てくることで、この家具店もさらに認知度が高くなり、お互いの相乗効果で、もしかしたら売上が上がるんじゃないかと楽観視しています。

この店のシステムがどういうものかは明らかにできませんが、それほど負ける感じはしません。

はっきり言って、今のニトリさんはほとんど自社で製造するSPA(製造小売り)企業であり、逆に言うと1点ものという商品はありません。
(もともとこのSPAという造語はアメリカ発祥の製造小売業GAPのトップが作り出した言葉で、主にアパレス業界で使われています)
たくさん同じものをつくって大量に販売するという業態です。
日本ではユニクロさんがそうですね。

ですから、各生産地や卸会社を回って、気に入った商品を仕入れて販売するという、この家具屋さんとはまったく違うと言ってもいいのではないでしょうか。

もちろん同じ「家具」という商品を扱うことに変わりありませんし、お客様にしてみれば、全く同じ家具屋さんです。
お客様がどちらを選ぼうがそれは勝手ですが、一度それを見てみたいような気がします。

これはまあ当事者ではないので、のんびりしたことを言っているようですが、あまりに競合店を意識しすぎると、逆に自縄自縛になってしまう気がします。
柳の揺れるのを幽霊に見て、おびえているように思えます。

それよりも、今まで通り(お客様のためを第一に)きちんと基本を大切に商いを続けていった方が、いい結果が出るように思います。

それはどんなお店にもあてはまることではないでしょうか。
競合店なんかにかかずらうよりも、まず自分の店の商いをきちんと続けることが肝心です。

競合店のことを考える、そんな時間はもったいないのです。
そんな時間があるのなら、自分の店のお客様に、どんなことをしていけば顧客としてとどまってもらえるのかに、力を傾注した方があなたの店のためです。

それでは今日はこれで。


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見積書の書き方を大胆に変えてみよう

2011-11-11 08:51:18 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝から冷たい雨が静かに降っています。
ユーミンの「冷たい雨」でも歌いたいような冷たさです。
一日中降り続くのでしょうか。


さて、3日前、価格表示についてちょっと述べましたが、今日はその続きのようなものです。
今日は見積書の書き方を変えようという提案です。

一昨日述べたのは価格表示の分割かトータル表示かでしたが、今日はBtoBにおける見積書について、同じような観点で考えてみたいなと思います。

見積書の仕様は大体どこも同じだと思います。
まず品名があって、次に明細ですね。
印刷関係では、サイズや紙の種類、色数等が入ります。
そして次に数量、ロットですね。そして単価と来て、最後に価格が入ります。
ほとんどどれも似たり寄ったりです。

一昨日の話から敷衍すると、高額なものは一括、すべてをひっくるめて表示し、単価が低いものはすべて必要なものを列記して書くということですね。

印刷関係では(すみません、この業界の見積もりをいつも書いていたものですから)、だいたい二通りに上がってきます。
ひとつは印刷のみの価格と制作、運賃などが別記されているものと、そのすべてがトータルでいくらというものの2種類が大半です。
私などは運賃まで含めて、クライアントがいくら支払うのかということがすぐに理解できるように、一括表記で提出したものが多かったです。

しかし中には明細を要求するクライアントもいて、そんなときには印刷がいくら、制作がいくら、運賃がいくらとだいたいその3つを分けて書き、提出しました。
だいたいそういうクライアントは、制作費をもう少し削ってくれと言ってきました。
値下げ交渉をしやすいように、ひとつひとつ細かく書かせるんですね。
その中から少しずつ削るんです。ちょっと嫌らしいやり方ではあります。

でもその場合はクライアントも、よくのその仕事に必要な業務と中身を心得ておかなければ、値下げ交渉もスムーズにいきません。
それだけ値切る方も勉強しなければならないということです。

さて、そんな見積書ですが、今日の提案は、単価で勝負したいときには、単価の欄を大きくしようということです。

たいていの見積書は1行の中に各項目を区切って入るようになっています。
しかしオリジナルで、単価の欄だけ大きく目立つように作ろうというわけです。

もちろん市販のものにはそんなものはありません。
オリジナルでつくってみましょう。
エクセルで簡単に作れます。

見積書といっても別に国で定めた形式なんてないんですから、自分で大胆に作ってもいいわけです。

スーパーの特価台の前にあるPOPだって、考えてみれば立派な見積書です。
お客様に見積もり価格をきちんと分かりやすく提示しているんですね。

そこで提案なんですが、スーパーのPOPを見習って、それと同じように、クライアントに提出する見積書も大胆に変えてみてもいいんじゃないでしょうか。

見積書そのものの面白さがひとつの話題になり、うまくすると商談が成立する可能性もなきにしもあらず、というところです。

うまく商談が成立しなくても、その面白さは人伝えにどんどん広がっていき、じゃあわが社もその会社からひとつ見積もりでもとってみようということが起こってくるかもしれないじゃないですか。

そこからまた新しい取引先も開拓できるわけで、そんな楽しいことはまたとないですね。
自分からアプローチしないのに、相手先の方から見積もりを依頼されるなんて、これは今の世の中ありがたいことではないでしょうか。

POPのように、品名だけでなく面白いキャプションやキャッチコピーなんかも入っていたりして。

ひとつやってみませんか。

何なら私も知恵をお貸ししますが。


それでは今日はこれで。


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あまり予算のかからない、ちょっとした仕掛け

2011-11-10 08:52:05 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は昨日と違って、冷たくて薄い日が差しているだけの、初冬という感じの朝です。
キーボード上を動く指たちも冷たく、こすり合わせながら、キーのうえを行ったり来たりです。
これからはこうした日々が半年ほど続きます。


さて、昨日からディズニーランドではクリスマスイベントが始まりました。

もう各地のショッピングセンターやデパートではクリスマスの飾り付けがすでになされて、気分は、はや歳末です。
どこへ行ってもメインスペースでは、大きなクリスマスツリーがこれ見よがしに鎮座して、派手なイルミネーションを輝かせています。

そしてその中に入っている個店も、店独自のツリーを飾っているところも見かけます。

こんなときに思うのは、どうしてみんな倣えで、同じような飾り付けしかしないのか、それが不思議なんですね。
こんなときこそ、個店独自の飾り付けで個性を主張した方がいいのに、また個性を主張したいはずなのに、飾り付けにあまり差がないのはどういうわけでしょうか。

クリスマスツリーとはこういうものだ、という先入観が邪魔しているというか、凝り固まっている、固定観念、そんな思い込みで、変化が考えられない硬直頭になっているんですね。

こんなときこそ千載一遇のチャンスなんです。
ツリーにひと工夫、ふた工夫加えることで、他店とは違ったものにできるんです。

あなたもひとつ考えてみませんか。

わたしなら、オーナメントは、お客様のクリスマスへの願い事や、どんなものが欲しいプレゼントなのか、とか、来年への願い事とか、もしくは恋人たちの相合い傘とか、様々なことを書いてもらったラベルを吊るすとか、店の個性に合ったバリエーションが考えられますね。

それを読むために他の、今まで来店したことのないお客様も集まってくるんです。
お客様が変わったツリーにまとわりついていると、さらにそれを見物にお客様がやってくるということにもなります。

お客様がお客様が呼ぶ、自分の声を涸らさなくても、自然と店の前にお客様が群れるという図式ですね。

その中の2、3割でも店に入ってくれれば、その中から購買客もでてくるはずです。
そうなればしめたものです。
たかが賑やかしのクリスマスツリーですが、“たかが”では収まりつかない効果的な販促になります。
おまけにそんなに販促費はかからないですしね。

お客様を巻き込んで楽しんでもらうようにするのがいちばんではないでしょうか。
そうすることで、その巻き込んだお客様が知り合いのお客様まで自然と巻き込んでお店にまでつれてきてくれるのです。

まずは店側の一方的なものにするのではなく、お客様まで巻き込み、お客様が楽しめるものにするというのが、祭り(イベント)を楽しむということなのではないでしょうか。
お客様を楽しませることが、従業員もさらに楽しめるという構造にまで仕掛けていきませんか。

そのためにはまず、自分がいちばん楽しむことも必要です。そして自分がこうされたら楽しいというところから、お客様向けの仕掛けを考えていきましょう。

売れないと言って、店の中から見ていても頭は固くなるばかりです。
売れないときは、店の外から、自分がお客様になったつもりで、客観的に店を眺めてみませんか。

さあ、今日はこれから2週間ぶりの太田です。

それでは今日はこれで。


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「ある地方商店街の小さな一歩」<その1>

2011-11-09 10:05:03 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

今週からまた新しい物語が始まります。
今回は今までのものよりも長くなっていますが、気長にお読みください。


「ある地方商店街の小さな一歩」<その1>

いつもなら閉じられている店のシャッターが、数年ぶりで開けられた。

そこに入っていったのは、満天通り商店街で青果店を営んでいる大艸と、理事長であり精肉店を営んでいる田島、それに役員で鮮魚店を営んでいる増野、そして同じく役員で雑貨店の村上の4人の商店主たちと、販促コンサルタントの本田だ。

そこは3年ほど前に閉店した大衆食堂だった。

閉じられたまま3年も経っているので、中はもちろんほこりがたくさん積もっていると思いきや、暗い店内のテーブルやカウンター、椅子などの上には、うっすらとあるかなしかのほこりが積もっているだけだった。

「清さんは律儀な人だったから、毎年閉めていても1年に一回は掃除していたんだな」

増野が言った。

「ああ、ここを閉めた日は最後は涙を流して、ひとつひとつ触りながらお礼を言ってたっけ」

大艸が言った。

「でも、去年倒れちゃったからなあ。それまでは何とか再開したいって、いろいろがんばっていたけどなあ」

村上が言った。

「ここを使わせてくれって奥さんに言ったら、びっくりしてうれしがっていたよ」

満天通り商店街の現理事長でもある田島が言った。

「みなさんそれぞれ、歴史がありますから。閉店したからって、なかなか店を手放すことはできないですよね」

本田が最後に言った。

「それじゃ、まあちょっと調理場を見せてもらおうか」と田島を先頭に調理場の方へ進んだ。

電気は切ってあるので、それぞれ懐中電灯を点けて奥へと入っていった。

田島が調理場の隅から隅へと懐中電灯を移動させながら照らしていった。

きれいに片付いていた。

ステンレスの調理台の上には、大きさの違う寸胴が3つ伏せられている。

鍋や釜類もきちんとその場所におさめられ、まるで次に使われる時を待っているようにそれぞれの場所にあった。

「すぐにでも使えそうですね」

本田が言った。

「ああ、明日からって言ってもできそうだな、これなら」

田島が言った。

「大丈夫だ、これなら。いつでもOKだ」

大艸が言った。

「じゃあ早速電気とガス、それに水道に連絡して、使えるようにしてもらおう」

田島が言ったのを汐に、5人は外に出た。

これから始まる新満天通り商店街の第一歩が、これだと確信しながら。


これはある地方の町の、どこにでもある、今やシャッター通りと化した商店街の、小さな再生の物語だ。


                           つづく


<2>へつづく。
(このストーリーは、リアル体験を元にしたフィクションです)

それでは今日はこれで。
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「虎屋ブランド物語」を読んで

2011-11-09 09:47:03 | 読んだ本から
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝も快晴とはいえないけれど、結構雲も少なく、青い秋の空が目の前にあります。
朝起きてブライド越しに川の方をみると鴨が数羽羽搏いて飛んでいました。

彼等も水の上にいるときはのんびりしていますが、飛ぶときはとても力強く羽搏いています。
水の中にいるときも、水中では大きいオレンジ色の足を盛んに動かして、自分の位置を川の流れに逆らって確保しています。
みんなそれなりに隠れたところでがんばっているわけです。

川の畔に連なる桜も、みんな赤い葉になり、その半ばはすでに散っています。
秋なんですねえ。

落葉樹はみずから枯れた葉を落とすそうで、逆に枯死した樹木の枯れた葉は、いつまでも散らないで、木にくっついたままです。

来るべきときに備えて、みずから次へのステップアップのために古いものは削ぎ落とし、削ぎ落とした部分に、次の年のためにつぼみを残すという準備を怠らないわけで、いつまでも枯れた葉っぱを身にまとわせているのは、自身の死を証明しているようなものなんですね。

仕事でも同じことが言えますね。

いつまでも古くなってしまったシステムやダメなもの、そして誰かがやるイベントなどにしがみついて、お客様が来ないと言っているということは、死んだも同然ということなんです。

来るべき春に備えるためには、自分なりに古い葉っぱを削ぎ落とし、新しいつぼみをみずから作り上げるか、またはその専門家に相談して(手前味噌?)、自分や自分の店の新陳代謝を図るということをしなければ、発展性がないということです。

企業の寿命は30年前後ということをよく聞きます。
しかしそれ以上50年も、100年も持続している企業も無数にあります。
消えてしまう企業と消えないで持続している企業の違いは何でしょうか。

その理由は様々ですが、ひとつ言えることは、絶えず新陳代謝を怠らず、明日に向けて新しいものを生み出そうと努力しているということではないでしょうか。



「虎屋ブランド物語」という本を読みました。
その中にこんな言葉ありました。

「虎屋という背景があっての自由さをわきまえた上で、新しいことをやることは伝統を壊すことではない。あまりこだわらずに変えていけばいいのではないかと思う」

伝統にこだわって頑固に固まってしまったら、その伝統を壊してしまうというパラドックスめいたことですが、新しいことに常に挑戦するということも、「伝統」を残すために必要なことではないでしょうか。
それが次の言葉に集約されています。

「伝統技に誇りを持つのはいいのだが、それを守り抜くことだけに固執してしまうと、今の生活の中で息づくモノは生まれてこない。」

最後にこんな文章を。

「これからの時代は、店頭基点ではなく、消費者基点に立って、本当に「お客様」は満足して買っているのか、どんな風に使っているのか、逆に購入してくれない「お客様」はどんな点から選んでくれなかったのか。そのあたりまで掘り下げた意識を持つこと、それを商品開発や売場開発に活かしていくことーーこれに真剣に取り組んでいかなければ、生き残ることは難しい。」

「」内はすべて「虎屋ブランド物語」からの引用です。



それでは今日はこれで。


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価格表示を考えてみよう

2011-11-08 09:21:32 | 売上アップ
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今日は立冬です。
24節気のひとつです。

その名の通り昨夜から気圧配置が冬型になってきていまして、今朝は結構冷たい夜明けでしたが、まだまだ温かい、とも言えます。
今夜は多分もっと冷たくなるでしょう。

ところでこんなときに天気予報でも「寒い」という言葉を使いますが、私個人的にはこの言葉には、風がある程度吹いていて冷たいときに使う言葉ではないかなと思っています。
だから風があまりないときには自分では「冷たい」という言葉を使うようにしています。
正しいかどうかというよりも、これはまあ個人的な感覚の問題でしょうが。

立冬ということで、立冬では習俗的にはどんなものを食べることになっているのか、調べてみましたが、日本のものは載っていないですね。
中国では鶏肉や餃子を食べるようです。

ネット関係だでみると、この時期から換気が入るので、身体に熱を蓄える食べ物を多く食べようというような感じです。
スーパーや食品関係の企業やお店では、もっと調べてみて、「立冬には○○を食べよう」という自社独自の提案を行うのも、販促活動の一環として面白いのではないでしょうか。


さて、営業関係のハウツー本などを読むと、よく出てくるものに、見積もりの分割提案がいいということが出てきます。
一括でいくらというのではなく、商品単価と他にかかるオプションを別に列記するという方法ですね。

代表的なものには運賃や梱包費などがあります。
それらを一括で表記すると高いと感じさせてしまうますが、ひとつひとつ明記することで、商品の価格を、全体表示するときよりも安いと感じさせてしまうというテクニックですね。
トータルでは全く同じなんですが、その間の見る方の心理的な面では、ひとつひとつ明記した方が安く感じるというものです。

結婚式などでも、基本料金は安いと思っても、あれこれ勧められながらひとつひとつ追加していくと、結構高くなっているというのも、その心理を考えてのことですね。まずは基本料金を提案して安く感じてもらってから、オプションを追加していくというやり方です。

しかしこの方法はどうも昭和時代のような気もしませんか。
現在では、逆にトータル、あれもこれもひっくるめていくらという料金提案も増えています。
今まで上記のような分割料金提示で、痛い目にあってきた消費者の心理としては、その店の誠実さを損なってしまうということも生じて来ました。

私なんかもその一人で、いくら基本がいくらですと言われても、ある程度いろいろな企業や店に関わってきましたので、それだけでは収まらないものもあり、どうしてもプラスオプションが必要なことが多くあるので、それ以上いくらぐらいかかるのか考えるだけでも不安です。

今ではやはり消費者に支持されるのはぽっきり価格の方ではないでしょうか。
中古車を販売する際に表示されるときがある「乗り出し価格」もそうですね。
車の価格以外に必ずかかる税金や諸費用までもコミコミの価格で提示されると、自分が考えている予算で買えるので、即決する場合も多いと思います。

車を購入する際自分が考えているのはもちろん税金なども含めたトータルの価格ですが、販売側は車の単体価格で表示します。
その間には売る側と買う側での価格の思いには差があるわけです。
そこにプラスいくらかかるのかは経験がないと分かりません。
だから「乗り出し価格」だと安心するという面があります。

高額なものほどそうしたいわゆるポッキリ価格が効果があり、単価の低いものなら別表示が効果的だと言えますか。

あなたはどういった価格表示をしていますか。


それでは今日はこれで。


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