家の庭や石垣にはトカゲがちょろちょろしていますが、中にはしっぽがないのもいます。これはネコがいますので、それに襲われたのかもしれませんが、ある程度時間が経てば再生するようです。
こういった爬虫類は再生能力が高いと言われていますが、最も有名なのがイモリでしょう。昔ちょっとお世話になった九州大学の先生は、イモリの研究をされておりその再生能力の高さについて色ろ話を伺いました。
イモリのすごいところは手足のような外部の組織だけではなく、心臓や肝臓などの臓器まで再生するそうです。イモリの寿命は5年とか20年といわれていますが、先生のところで飼育しているイモリは、先代から飼われており40年以上生きているものが多数いるようで、飼い方によっては非常に長生きするようです。
この先生は眼球の再生をヒトに応用できないかという研究をされていましたが、その後話を聞きませんので難しいのかもしれません。
弘前大学の研究グループが、カエルが手足を再生する際の遺伝子レベルの動きを可視化する実験に成功したと発表しました。カエルなどの両生類も高い再生能力を持っており、そのメカニズムに注目が集まっています。
カエルはオタマジャクシ(幼体)の時には四肢を切っても指まで正常な形で元通りになります。しかし生体のカエルになってからは棒状の1本の軟骨が作られるのみで、指まで再生することはできません。
これまでの研究でその理由は、「四肢エンハンサー」と呼ばれるゲノムの領域が、成体になると働かなくなるためと予想されてきましたが実証されてきませんでした。研究グループは遺伝子組み換え技術で、この領域が働いたときに光るように卵を加工しました。
その卵から生まれたカエルやその子供を調べた結果、オタマジャクシは再生の過程で四肢が光りますが、成体では光らないことを複数の系統で確かめました。今回の研究はここまでで、なぜ成体のカエルになると四肢エンハンサー遺伝子が働かなくなるのかなどは分かっていません。
研究グループは、再生医療への応用はまだまだクリアしないければいけないステップがあるが、この研究がそのひとつとして役に立つことを期待していると述べています。
再生医療というと臓器移植などが思い浮かびますが、こういった組織自体を再生するという研究はより効率の良い手法といえるのかもしれません。
カエルやイモリの再生能力をヒトに応用するにはまだ遠い先のような気がしますが、遺伝子レベルでの研究が進めば可能性は出てくるような気もしています。
こういった爬虫類は再生能力が高いと言われていますが、最も有名なのがイモリでしょう。昔ちょっとお世話になった九州大学の先生は、イモリの研究をされておりその再生能力の高さについて色ろ話を伺いました。
イモリのすごいところは手足のような外部の組織だけではなく、心臓や肝臓などの臓器まで再生するそうです。イモリの寿命は5年とか20年といわれていますが、先生のところで飼育しているイモリは、先代から飼われており40年以上生きているものが多数いるようで、飼い方によっては非常に長生きするようです。
この先生は眼球の再生をヒトに応用できないかという研究をされていましたが、その後話を聞きませんので難しいのかもしれません。
弘前大学の研究グループが、カエルが手足を再生する際の遺伝子レベルの動きを可視化する実験に成功したと発表しました。カエルなどの両生類も高い再生能力を持っており、そのメカニズムに注目が集まっています。
カエルはオタマジャクシ(幼体)の時には四肢を切っても指まで正常な形で元通りになります。しかし生体のカエルになってからは棒状の1本の軟骨が作られるのみで、指まで再生することはできません。
これまでの研究でその理由は、「四肢エンハンサー」と呼ばれるゲノムの領域が、成体になると働かなくなるためと予想されてきましたが実証されてきませんでした。研究グループは遺伝子組み換え技術で、この領域が働いたときに光るように卵を加工しました。
その卵から生まれたカエルやその子供を調べた結果、オタマジャクシは再生の過程で四肢が光りますが、成体では光らないことを複数の系統で確かめました。今回の研究はここまでで、なぜ成体のカエルになると四肢エンハンサー遺伝子が働かなくなるのかなどは分かっていません。
研究グループは、再生医療への応用はまだまだクリアしないければいけないステップがあるが、この研究がそのひとつとして役に立つことを期待していると述べています。
再生医療というと臓器移植などが思い浮かびますが、こういった組織自体を再生するという研究はより効率の良い手法といえるのかもしれません。
カエルやイモリの再生能力をヒトに応用するにはまだ遠い先のような気がしますが、遺伝子レベルでの研究が進めば可能性は出てくるような気もしています。
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