写真はアブラゼミの羽化が終わって、蛹の上にとまっているところです。まだ完全ではないので非常にきれいな白みがかった色をしています。たぶんこの後2,3時間で乾燥し大人のセミとなって飛んでいくのでしょう。
実はこの写真は去年の夏取ったものですが、毎年夏の初めにセミの羽化を観察するのが恒例行事となっていました。大体夕暮れ時ですが、この羽化の時期になると庭のいろいろなところから蛹が出てきていました。何年か前には、この蛹を見やすいところにとまらせ、酒の準備をして飲みながら羽化の一部始終を見たこともあります。昆虫の変態というのは、どんなものでも自然の不思議の最たるものですが、セミの羽化も本当に素晴らしいものです。背中が割れてから、少しずつ成虫が出てくるわけですが、出てきたものを見ると、よくこんなものが中に入っていたと感心するばかりです。写真を見てもこんなに大きなものが、よく入っていたと驚くほどです。
どうも家の狭い庭にはかなり多くのセミの卵があるようで、この羽化の時期が過ぎると、植木の葉の裏や外壁などいたるところにセミの抜け殻がくっついていました。ところが今年は、この時期になっても抜け殻が1つしか見つかりませんでした。実はこれは予想しており、かみさんと今年はセミの羽化は見られないだろうと話していました。
その原因は2月か3月ぐらいに、庭の全体がモグラ塚でぼこぼこになってしまったのです。このモグラ塚は初めての経験で、最初に南側がぼこぼこになり、どうもモグラが入り込んだようだと言っていました。それがしばらくたつと東側もモグラ塚だらけになり、雨など降ると靴が汚れて歩きにくくなってしまいました。昔よくネズミを捕る猫がいて、捕まえたネズミを持ってくるのですが、その時おかしなネズミと思ったのがモグラだったようです。まあモグラが出ても餌のミミズがいなくなって、庭の土質が悪くなるくらいだろうと、あきらめていました。
モグラは土中を掘って進むことはあまりなく、すでにあるトンネルを維持して、その中で暮らしていると言われていますが、どうも家の庭に入ったモグラは非常に活発で、新たなモグラ塚の山が毎日のように増えていました。直接の被害は、水道のメーターや元栓の入っているふたの中が完全に土で埋まってしまったぐらいでした。1か月ほどでこのモグラ塚も自然に収まり、庭のえさを食べつくしたようでした。このときに多分セミの幼虫も食べつくされてしまったのかもしれません。
自然の営みですので、やむを得ないところですが、これから当分セミの羽化が見られないというのはやや寂しいことです。
実はこの写真は去年の夏取ったものですが、毎年夏の初めにセミの羽化を観察するのが恒例行事となっていました。大体夕暮れ時ですが、この羽化の時期になると庭のいろいろなところから蛹が出てきていました。何年か前には、この蛹を見やすいところにとまらせ、酒の準備をして飲みながら羽化の一部始終を見たこともあります。昆虫の変態というのは、どんなものでも自然の不思議の最たるものですが、セミの羽化も本当に素晴らしいものです。背中が割れてから、少しずつ成虫が出てくるわけですが、出てきたものを見ると、よくこんなものが中に入っていたと感心するばかりです。写真を見てもこんなに大きなものが、よく入っていたと驚くほどです。
どうも家の狭い庭にはかなり多くのセミの卵があるようで、この羽化の時期が過ぎると、植木の葉の裏や外壁などいたるところにセミの抜け殻がくっついていました。ところが今年は、この時期になっても抜け殻が1つしか見つかりませんでした。実はこれは予想しており、かみさんと今年はセミの羽化は見られないだろうと話していました。
その原因は2月か3月ぐらいに、庭の全体がモグラ塚でぼこぼこになってしまったのです。このモグラ塚は初めての経験で、最初に南側がぼこぼこになり、どうもモグラが入り込んだようだと言っていました。それがしばらくたつと東側もモグラ塚だらけになり、雨など降ると靴が汚れて歩きにくくなってしまいました。昔よくネズミを捕る猫がいて、捕まえたネズミを持ってくるのですが、その時おかしなネズミと思ったのがモグラだったようです。まあモグラが出ても餌のミミズがいなくなって、庭の土質が悪くなるくらいだろうと、あきらめていました。
モグラは土中を掘って進むことはあまりなく、すでにあるトンネルを維持して、その中で暮らしていると言われていますが、どうも家の庭に入ったモグラは非常に活発で、新たなモグラ塚の山が毎日のように増えていました。直接の被害は、水道のメーターや元栓の入っているふたの中が完全に土で埋まってしまったぐらいでした。1か月ほどでこのモグラ塚も自然に収まり、庭のえさを食べつくしたようでした。このときに多分セミの幼虫も食べつくされてしまったのかもしれません。
自然の営みですので、やむを得ないところですが、これから当分セミの羽化が見られないというのはやや寂しいことです。
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