
宇治上神社を出て少し歩いたところに・・・市の花は “やまぶき” なんですね。

そして、宇治十帖(三) 「総角(あげまき)之古蹟碑」 がありました。

説明板には
源氏物語 宇治十帖(三)
総 角
八宮(はちのみや)の一周忌がめぐって来た。薫君 (かおるのきみ)
は仏前の名香 (みょうごう) の飾りに託して、大君 (おおいきみ) へ
の想いを詠んだ。
総 角 に 長 き 契 り を 結 び こ め
お な じ 所 に よ り も あ は な む
大君は父宮の教えに従い、自らは宇治の山住みで果てる意思が堅く
妹の中君 (なかのきみ) をこそ薫君に委ねたいと望まれた。
薫君は中君と匂宮 (におうのみや) とが結ばれることによって
大君の心を得ようとされたが、意外な結果に事が運ばれてしまう。
匂宮は中君と結ばれたが、気儘に行動され得ない御身分故、心なら
ずも宇治への訪れが遠のく。 大君は 「亡き人の御諌 (おんいさ) め
はかかる事にこそ」 と、故宮をしのばれ、悲しみのあまり、病の床につ
き薫君の手あつい看護のもとに、冬、十一月に、薫君の胸に永遠の
面影を残して、帰らぬ人となった。
平成十八年十月 (財)宇治市文化財愛護協会
∽∽∽∽∽∽∽ ひとりごと

今朝の新聞は、5面びっしりに選挙の結果と大阪都構想などで埋まり
市長選投票率は、40年ぶりの6割を超えた60、92%でした。
これが、大阪市民も本気になって大阪を変えたいと思った結果ですね。
~~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : クリ 花言葉 : 約束
ブナ科クリ属の落葉高木です。古事記にも記述があるほど、古くから実を
食用としてきた有用樹木です。開花は初夏ですが、花としては目立ちません。