kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

源氏物語・宇治十帖古蹟 「早蕨 (さわらび)」

2011年11月24日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

宇治神社を出て、次の目的地 「宇治上神社」 に向かいました。
すると、道の中央に並んでいる石畳に何か書いてあるのが見えました・・・


見てみると、それは道案内でした。

宇治上神社の方向に 「↑ 早蕨 SAWARABI」 がありました。
2番目にあるのが、いま行ってきた宇治神社です。


少し行くと、右手に・・・
宇治十帖4帖 (第四十八帖)「早蕨之古蹟碑」 がありました。


「早 蕨」 の説明板には



源氏物語  宇治十帖 (四)
早 蕨

年改まり、宇治の山荘にも春が来た。
今年も山の阿闇梨(あざり)から蕨や土筆(つくし)などが贈られてきた。

中君 (なかのきみ) は亡き父君や姉君を偲びつつ
この春はたれにか見せむ亡き人の
かたみにつめる峰の早蕨

と返歌なさった。

二月の上旬、中君は匂宮(におうのみや)の二条院へ迎えられ
行先の不安を感じつつも、幸福な日々が続く。

夕霧左大臣は、娘の六君(ろくのきみ)を匂宮にと思っていたので
失望し、薫君(かおるのきみ)にと、内意を伝えたが、大君(おおい
きみ)の面影を追う薫君は、おだやかに辞退した。

花の頃、宇治を思いやる薫君は、二条院に、中君を訪ねては
懇ろに語るが、匂宮は二人の仲を、疑い始める。

平成十八年十月      (財)宇治市文化財愛護協会


∽∽∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽∽∽

宇治市内では、源氏物語 の 宇治十帖 を偲んで古蹟碑が建てられて
いると聞いたことはあったのですが、参加しているバスツアーでは
宇治十帖 は含まれていなかったので忘れていたのですが・・・

嬉しいことに 「早蕨之古蹟碑」 が、その宇治十帖の一つでした。(^^♪

~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : フユボタン      花言葉 : 高貴
二季咲き性のボタンの変種で、人工的に冬に咲かせます。 春につく蕾は
つみ取り、夏の終わり頃に葉をつみ取って花期を遅らせ、藁の霜囲いをして
暖かいところに保護すると冬に開花するのだそうです。
コメント
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