宇治神社を出て、次の目的地 「宇治上神社」 に向かいました。
すると、道の中央に並んでいる石畳に何か書いてあるのが見えました・・・
見てみると、それは道案内でした。
宇治上神社の方向に 「↑ 早蕨 SAWARABI」 がありました。
2番目にあるのが、いま行ってきた宇治神社です。
少し行くと、右手に・・・
宇治十帖4帖 (第四十八帖)「早蕨之古蹟碑」 がありました。
「早 蕨」 の説明板には
源氏物語 宇治十帖 (四)
早 蕨
年改まり、宇治の山荘にも春が来た。
今年も山の阿闇梨(あざり)から蕨や土筆(つくし)などが贈られてきた。
中君 (なかのきみ) は亡き父君や姉君を偲びつつ
この春はたれにか見せむ亡き人の
かたみにつめる峰の早蕨
と返歌なさった。
二月の上旬、中君は匂宮(におうのみや)の二条院へ迎えられ
行先の不安を感じつつも、幸福な日々が続く。
夕霧左大臣は、娘の六君(ろくのきみ)を匂宮にと思っていたので
失望し、薫君(かおるのきみ)にと、内意を伝えたが、大君(おおい
きみ)の面影を追う薫君は、おだやかに辞退した。
花の頃、宇治を思いやる薫君は、二条院に、中君を訪ねては
懇ろに語るが、匂宮は二人の仲を、疑い始める。
平成十八年十月 (財)宇治市文化財愛護協会
∽∽∽∽∽∽∽ ひとりごと ∽∽∽∽∽∽∽
宇治市内では、源氏物語 の 宇治十帖 を偲んで古蹟碑が建てられて
いると聞いたことはあったのですが、参加しているバスツアーでは
宇治十帖 は含まれていなかったので忘れていたのですが・・・
嬉しいことに 「早蕨之古蹟碑」 が、その宇治十帖の一つでした。(^^♪
~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : フユボタン 花言葉 : 高貴
二季咲き性のボタンの変種で、人工的に冬に咲かせます。 春につく蕾は
つみ取り、夏の終わり頃に葉をつみ取って花期を遅らせ、藁の霜囲いをして
暖かいところに保護すると冬に開花するのだそうです。