kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

宇治十帖の世界・夢浮橋 (ゆめのうきはし) の 「紫式部 像」

2011年11月20日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学
源氏物語 の第3部のうち後半の第45帖から第54帖までの主な舞台が
宇治にあるため 「宇治十帖 (うじじゅうじょう)」 と呼ばれています。

※ 第45帖の橋姫を 「宇治十帖の第1帖」 といい、順番に第1帖から
10帖まであり、第54帖の夢浮橋を「宇治十帖の第10帖」といいます。

第1帖 橋姫 ・ 第2帖 椎本 ・ 第3帖 総角 ・ 第4帖 早蕨 ・ 第5帖  宿 木
第6帖 東屋 ・ 第7帖 浮舟 ・ 第8帖 蜻蛉 ・ 第9帖 手習 ・ 第10帖 夢浮橋


宇治橋西詰に2003年12月に建立された 「源氏物語」 の作者
紫式部の像がありました。

宇治橋は、宇治川に架かる橋で646年に初めて架けられたと伝えられている
源氏物語の宇治十帖に登場する 第10帖の 「夢浮橋 (ゆめのうきはし)」です。
現在の橋は1996年に造られたものです。



源氏物語  宇治十帖(十)
夢 の 浮 橋

薫君(かおるのきみ)は、小野の里にいるのが、浮舟であることを
聞き涙にくれる。そして僧都にそこへの案内を頼んだ。僧都は、今は
出家の身である浮舟の立場を思い、佛罰を恐れて受け入れなかった
が、薫君が道心(どうしん)厚い人柄であることを思い、浮舟に消息を
書いた。

薫君は浮舟の弟の小君(こぎみ)に、自分の文(ふみ)も添えて持って
行かせた。 浮舟は、なつかしい弟の姿を覗き見て、肉親の情をかき
たてられ母を思うが、心強く、会おうともせず、薫君の文も受け取らな
かった。

小君は姉の非情を恨みながら、仕方なく京へ帰って行った。薫君はか
つての自分と同じように、誰かが浮舟をあそこへかくまっているのでは
ないかとも、疑うのだったとか。

法(のり)の師とたづぬる道をしるべにして 思はぬ山に踏み惑うかな

平成十八年十月    (財)宇治市文化財愛護協会

説明板より

  ∽∽∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽∽∽

源氏物語千年紀 に石山寺へ行ったときに、源氏物語を読もうと・・・思った
こともありましたが、思うだけになっていたことを思い出しました。(~_~;)

~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : ルクリア      花言葉 : 優美な人
紅茶の産地として知られるアッサム地方原産の常緑低木です。その甘く
上品な香りから日本では、ニオイザクラ、カオリザクラと呼ばれています。
コメント
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