読売新聞12月3日(土)の記事に
司法修習生8割が貸与金申請、支出51億に半減
が掲載されていました。
記事の内容は
国が司法修習生に給与を支給する「給費制」に代わって「貸与制」が
導入された11月、修習生になった2001人のうち、貸与を申請したのは
約84%の1689人だったことが最高裁のまとめで分かった。
貸与総額は年間約51億円で、給費制と比べ支出が半減する。貸与金は
将来返還される上、当面の予算削減効果も大きいことが裏付けられた。
国はこれまで修習生全員に月約20万円の給与を支給しており
ここ数年の支給総額は年間約100億円に上っていた。
貸与制では希望者が月額23万円を基本に、18万~28万円の範囲で
無利子で借りることができ、修習終了5年後から10年かけて分割返済する。
最高裁によると、11月25日までの申請者1689人のうち、約71%が
基本額の23万円を申請。貸与総額は約51億7000万円にとどまるという。
∽∽∽∽∽∽∽ ひとりごと ∽∽∽∽∽∽∽
短答式試験と論文式試験を合格して、やっと司法修習生になれるのですが
修習期間中はアルバイトも許されないので、結婚して仕事をしていた人も
仕事を辞めて、収入のない修習生になるのです。
「お給料は出さなくて良い。アルバイトを容認すればよい。」 と
言う人もいますが、会社に入社して研修を受けている時はお給料が貰える
のに、司法修習生は何故お給料が貰えないのでしょう。?
もしアルバイトが容認されても、アルバイトをする時間はないのが現状で
修習の最後に国家試験を受けて、合格すれば法曹となる資格を得るのです。
法曹界だけは、富裕層の人だけがなれる職種ではないと思ってましたが
お金のない優秀な若者にとって遠い世界になり、医者と同じくお金持ちの
子供が勉強すればなれる、そんなお金持ち優遇の世界になりましたね。
~~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : ポインセチア 花言葉 : 祝福
クリスマスのシンボル的な植物です。
メキシコの初代大使だったポインセットが発見、紹介したといわれています。
観賞するのは花ではなく色づいた苞です。