喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

喜久家ブログ、記録更新〓

2010-12-12 | ブログ
喜久家ブログを書きはじめて、10ヶ月。
テーマは、故郷、田舎、農業、食、環境、平和、人など。
伝えることを意識して書いています。
人には、見せない日記とのちがいです。
伝える、情報を発信することで、つながっていく。
そしてそのつながりで地域や社会を変えていく、ことをめざしています。
自分にできる、無理、むら、ムダのない一歩ずつの歩みをしていきたいと思っています。

 うれしいことに、ずいぶんとたくさんの人とつながることができてきました。
ブログを見てくださる人が、少しずつ増え、先週はのべ1333人。
一日平均、190人も。
始めたころは、20人ほどでした。

 つながるって、うれしいことです。
こちらからの発信ばかりではなく、思いのキャッチボール、顔の見えるつながりになればいいな~、と思っています。

 今日は、いい天気です。

大洲青少年交流の家との連携 (ドイツからのお客様) 

2010-12-12 | 喜久家の情報
 10日の夜、ドイツからお客様が来られました。
大洲青少年交流の家から依頼があった事業です。

 日本とドイツの若者が交流して、
「よりよい市民として成長していこう」
本当、国立大洲青少年交流の家は、モデル的な未来を先取りしたような
すばらしい取組をされます。

 南予地方の家々に2泊3日のホームステイも実施し、
日本のことをよりよく知ってもらおうとするものです。

 平礒の我が実家、弟が受け入れを承諾したようですが、
はてさて日本の文化として何を伝えればいいものか?
 この後、京都を見学するみたいだし、お寺や神社という面では、
その時に感じてもらえばいいし。

 話し合いの末、
「日本の田舎の生活文化や食文化を感じてもらう」
のがいいだろうということになりました。
 平礒は、石垣の郷。
 平礒の集落や段々畑に積み上げられた、まるで西洋の要塞や城のような石垣を見て、
先人たちが積み上げた苦労と思いを感じてもらう。

 平礒は、みかんの郷。
産業は、みかん農業一筋。
 ドイツの若者と一緒にみかん作業しながら、日本のみかん農業を感じてもらう。
ドイツの大規模なぶどう栽培とは違う、小規模な、でも丹精こめて作るみかん農業。
それを感じてもらおう。
そして収穫したみかんをその場で食べてもらおう。
これが、平礒の代表的な食文化と考えました。
このあたり独特の「つわぶき」を使った料理もありますし。

 ちょうど喜久家には、韓国とフランスの若者がワークキャンプをしてくれているので、
若者同士のすばらしい交流もできるだろうと考えました。
 
「便利ではない、少しの不自由」
 今の時代、そう感じる体験をすることがとっても大切です。
それが、未来への持続可能な生活スタイルだと思います。
 そう考えると、平礒で農作業をしながら、地域の農家さんや他国の若者とふれあうことは、
とてもスペシャルな体験ができると思いました。
 
 ドイツの若者の成長を願っています。

                       岬人