写真は、7年前の12月7日。
ワシントン記念塔(メモリアルタワー)の展望台を降りて向かったのが、
リンカーン記念館。
そこからのながめです。
この景色はとても有名なもの。
この場所は、ナショナルモールの西側にあり、
リンカーン記念館からワシントン記念塔までの間にある長方形の池が、リフレクティングプール。
リフレクティングプールは、とても大きく全長約618m全幅51m。
池の両側は遊歩道になっていて、観光客やジョギングで汗を流す人など、
公園としても楽しんでいました。
冬場だったせいか、水があまり入っていませんでした。
1963年8月28日、記念館の敷地一帯で、アメリカで最も大規模な政治集会の一つとして知られ、
アメリカ公民権の獲得を訴えるワシントン大行進が行われました。
この時、マーティン・ルーサー・キングによる「I Have a Dream」の演説を含む、
数多くの演説が記念館の前で行われました。
およそ25万人もの人が演説を一目見ようと押し寄せたそうです。
人権について考える12月。
思わず、7年前のこの場所のことを思い出しました。
岬人
12月8日、この日は三崎地域人権の集いということで、人権講演会が開かれました。
講師は、えひめグローバルネットワーク代表の竹内よし子さん。
12月10日が、世界人権宣言が制定された日ということで、
日本では、10日までの1週間は人権強調週間とされています。
12月8日は、ジョンレノンが銃弾で倒れた日でもあります。
また、ブッダが悟りを開いた日でもあります。
そして65年前、山本五十六率いる太平洋連合艦隊がハワイ真珠湾を攻撃し、
太平洋戦争が始まった日でもあります。
したがって、私にとってずいぶんと重要な日になっています。
写真は、平成15年12月7日にアメリカ・ワシントンのメモリアルタワーを撮影したものです。
いつもは意気揚々と掲げられている星条旗が、半分だけ上げられた状態でした。
半旗というのは、喪に服する時ですから、
「今日は、アメリカにとってさびしい日なんですか?」
と聞いてみました。
すると返ってきた言葉が、
「リメンバー・パールハーバー」
なるほど、時差の関係で日本では、12月8日なのに
アメリカでは、12月7日になっているわけです。
しかも日本人のどれくらいの人が真珠湾を攻撃し、
太平洋戦争が始まった日を知っているでしょうか。
アメリカでは、目に見える形で
忘れてはならない日、として喪に服しているのです。
12月8日とは、さまざまな思いのつまった日です。
岬人