喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

「きつね踊り」それとも「ゴールデンボンバー」?

2013-08-04 | ブログ
 四国最西端、日本一細長い佐田岬半島の田舎の子どもたち。
こんな田舎でありながら、都会化の波は押しよせ、
ファッション、ゲーム、携帯電話、日焼けを気にする、外で遊ばないなど、
田舎の子どもらしさが少なくなってきていることになげくこともある。

 2日前、職場で仕事をしていたら、双子の娘と友だち3人が訪ねてきた。
みんなで海水浴に行っていたようだ。
後で聞くと、初めて飛びこみをしたり、とても楽しく過ごしたみたい。
真っ黒に日焼けした姿も田舎の子どもらしい。

 ところがもっとおもしろいことがあった。
職場を訪ねてきた時、娘が何やらバックで顔をかくしている。
「どうしたん?」

すると
「ちょっと、見てほしいものがあるんよ。」
との返事。

 そして横向きになり顔の左半分を見せた。
「何? どうかしたん?」



と行った瞬間、正面を向き
「どう?」



一瞬、開いた口がふさがらなかった。
「何、それ!」




そして大爆笑。
笑いが止まらなかった。

 まるで、佐田岬半島の沖に浮かぶ大分県姫島の盆踊り「きつね踊り」の
きつねのような化粧。

「ゴールデンボンバーのメイクを○○ちゃんにしてもらったんよ。」
との娘の返事。

「あー、ソフトバンクのコマーシャルに出てくるグループのことかい?」
「そう。似とるやろ。 すごいやろ。」

 東京秋葉原のコスプレとは、かなりちがうが、
田舎娘たちのおふざけ。
 子どもらしくて、おもしろかった。

 それにしても、毎日の部活動で真っ黒に日焼けした肌と
対照的な真っ白な化粧。
 そして、誇らしげな笑顔。
田舎者らしさを感じたうれしい瞬間だった。




 最後に親子で1枚。