喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

故郷、佐田岬を愛する友人

2013-08-18 | ふるさと
 昨日、同級生の木野本忠志君に誘われて、瀬戸アグリトピアで行われた交流会に参加した。
彼は、自然な暮らしを大切にし、私の考えとよく似ている気がする。

 無添加、無農薬の食材。
それを作り出す農業。
 歴史や伝統、精神を大切にした清掃活動。
おだやかな自分らしい暮らし。

 このようなことを大切にし、故郷にも頻繁に帰っている。
お母さん曰く、
「やさしい息子です。」

 弟や喜久家ボランティアのクロ、ポタもいっしょに参加させてもらった。
仕事を終え、夕方7時前に到着。
 会場は、海鮮バーベキューで大盛り上がり。



 知り合いの田中さんは、焼き係長として岩牡蠣(かき)などを
汗だくだくになりながら焼いて、開けてあげていた。

 大藤君は、愛キャンのつながりで参加していて、
障害がある子どもと風呂に入ったり、いっしょに行動したりと、
あいかわらずのやさしさ。

 木野本君といとこの大石君も裏方として、汗をかきながら動いていた。
喜久家ボランティアの2人にも気さくに声をかけてもらった。



 ネパールの山奥で橋の架設などの支援を長い間されている池田さんのお話しは、
日本人としてとても尊敬できるものだった。

 そんななか、20歳前の若者との出会いが心に残った。
 お母さんとおそろいでオレンジ色のさわやかなシャツを着て、
とても明るく、周りを楽しい雰囲気にしていた。

 残りのお米でおにぎりづくり。



 大人たちと楽しげに。
おじさんが、醤油おにぎりをにぎってくれた。
初めて食べる醤油おにぎりに興味津々。
そして、「いただきまーす。」とうれしそうにパクッ。



「おいしー。こんなの初めて食べた~。」
おじさんもうれしそう。
そして作り方を教えてもらい、自分でも醤油おにぎりをにぎる。



 都会的でありながら、
「私、田舎が大好きなんです。」
と無邪気な笑顔がとってもかわいい。
 故郷の子どもたちも、これくらい故郷を愛してくれる子が増えたらいいなー、と思った。

 翌日、大学のある京都に帰らなければいけないということで、
泊まることはできず、松山に帰って行った。

 本当、あたたかい雰囲気の集まり。
そこでのすてきな人たちとの出会い。

 今年の夏のすてきな思い出になった。

                 岬人(はなんちゅう)