喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

子どもたちの富士登山4

2013-08-25 | ブログ
 今日8月25日、「24時間テレビ 愛は地球を救う」をちょこちょこ見ている。
 世界の果てまで行ってQでおなじみのイモトさんが、原発事故で離ればなれになっていた福島県浪江町の小学生たちを
集め一緒に富士山に登るドキュメントがあった。

 2週間前に富士登山をしたばかりだったので、家族で興味深く見て、応援した。
今日の富士山は、雨が降り、霧もかかり、風と寒さでたいへんきびしい登山の様子。
でもみんな元気に登頂を果たし、がんばりをたたえあった。
 これからもあの子たちの未来を応援したい。

 さて、私たちも2週間前、全員登頂し、先頭と最後では4時間の差ができたが、
がんばりと感動を共にした。



 今年の正月に義兄の哲ちゃんと飲みながら富士登山を計画。
その時には、富士山火口でテント泊をしようという話だった。
 7月に世界遺産に登録され、さすがにそれは取りやめたものの、
哲ちゃんは、思い出に朝食を食べる準備をしてくれた。
水、携帯ガスバーナー、レトルト食品、そして日本酒を背負い登山。

 人目につかず、美しき富士山を汚さないように食事の準備。
その前に日本酒で登頂にかんぱーい。



 すぐにいい気分になる。
 同時にレトルトご飯、カレーをあたためていく。



 気圧が低いため、100度になる前に沸騰。
その他、大きくふくれあがったスナック袋やパッケージ。
子どもたちは、自然の不思議さを感じる。
生きた体験。





 味は、富士山頂という気分もあり、最高。
哲ちゃんも私たち夫婦も子どもたちの様子に大満足。

 一生忘れることない楽しい思い出、
そしてこの子たちは、いつか必ずまた日本一高いこの場所をめざすだろう。
その時は、友だち同士かもしれない、恋人同士かもしれない、家族でかもしれない。
 私たちは、そんな種まきをしたのだ。



 私も一生のうちであと何度、富士山頂へ登るだろう。
そのたびに、この時のことを思い出すことだろう。

                        岬人(はなんちゅう)