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タイ旅日記part4 カンチャナブリー観光

2014年01月11日 | 日記
                   
 タイ旅行4日目は、タイの先史時代クメール帝国が置かれた自然豊かなカンチャナブリー観光。
バンコクから西へ110kmの位置にあり、低い山々が連なるミャンマーとの国境の町でした。第二次
世界大戦当時、日本軍が架けた木製のクワイ川橋を題材に作られた映画、『戦場に架ける橋』で
知られる場所です。映画ではイギリス軍が破壊したことになっていますが、実際には昭和20年2月
アメリカ軍の空爆で破壊されたそうです。現在は全長250mの大きな鉄橋が架かり多くの観光客で
賑わっていました。近くには戦争博物館や慰霊碑・墓地があり、戦争の悲惨さを今に伝えています。
                 
 旅行が決まってから『戦場に架ける橋』を再び観てきましたが、来てみると土産物店が並び観光
地化されたクワイ川鉄橋の光景に、些か唖然としてしまいました。タイ人も商魂たくましいわぁ…
予定では此処から旧泰緬鉄道に乗車する筈ですが、待てど暮らせど列車が来ない。ガイドによると
30分や1時間の遅れは珍しくないとのこと。バナナチップを買って食べながらベンチに座っていると
隣りのタイ家族が写真を撮り始め邪魔になるだろうと立ち上がったら、男性が「マイペンライ」と声を
掛けてきて…、それから片言英語でコミュニケーションが始まりました。
 40代後半の男性はポールさん、母親&妻&息子2人&妹家族の総勢7名、仕事が休みなので
遊びに来たそうです。お互い片言なので十分な会話は出来なかったけれど、楽しいひとときでした。
「マイペンライ」で始まった日タイ国際親善交流…だったかな
                 
 乗車した旧泰緬鉄道の一部には、当時の日本軍が敷設した木造の桟道橋が残っていました
ガイドの説明によると橋の杭1本に500人の命が奪われたとか、大変な難工事だったのでしょう。
S字カーブの木造橋をゆっくりと通過しながら、緩やかに流れるクワイ川の渓谷美を楽しみました。 
今は明るく平和な此の地が戦場であった時代と失われた多くの人命に言葉もなく、改めて世界の
平穏を祈念したカンチャナブリー観光でした。

コメント (4)
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