今日6月23日は、太平洋戦争末期に悲惨な地上戦が行われた沖縄の『慰霊の日』
約24万人が犠牲になった激戦の地・沖縄では、県内各地の慰霊塔や戦跡に
多くの人々が訪れて亡き人々の御霊に祈りを捧げ
世界平和への誓いを新たにする日になっていると聞きました。
初めて沖縄を訪れたのは、1990年の秋でした。
長い間ずっと沖縄へ行ってみたいと思っていましたが
何故か申し訳ないような気持がして、抵抗がありました。
ある時、老人福祉施設の全国研修会で沖縄から参加していた方に
そのことを話すと「申し訳ないなんて思わず、是非おいで下さい。
それが沖縄経済の復興に役立つのですから」と言われ
翌年さっそく家族で沖縄を旅したのでした。
初めて観る沖縄の美しい光景や伝統文化、親切な人々に魅了され
それから何度か‥今春にも家族で沖縄旅行を楽しみました。
米軍基地が点在し、轟音が途切れない環境は相変わらずですが
島の人々はいつも親切に旅人を迎えてくれました。
今日の『慰霊の日』
遥か遠い北の地から、彼の地を偲んで心静かに遥拝しました。