≪よき友 三つあり。一つには物くるる友、二つには医師(くすし)、三つには智恵ある友 ≫
とは、確か『徒然草』兼好法師の言葉だったでしょうか。
今も昔も持つべき良き友は、医師と知恵者を差し置いて
物をくれる友が最初に出てくるってことは‥兼好法師は正直な人だったのでしょうね。
もしかしたら法師は、もっと深謀遠慮な意味で書いたのかもですが
お気楽シニアのKimitsukuは、言葉通りに解釈しています。
今日、よき友S女さんに伊勢土産の「赤福」を頂きました。
いつもの赤餡の餅ではなく、珍しい白餅と黒餅の詰め合わせです。
品書きに、此の白餅黑餅のパッケージは「天地」をイメージしており
白餅の白は天の雲、黑餅の黒は地の稲穂を表しているとのこと。
私たち人間は、天地の恵みを受けて此の世に存在していることに感謝します‥と。
さっそく一口頂いてみると、黒餅は濃厚な黒砂糖の甘みが感じられ
白餅は、あっさりした自然な甘みが口当たり良い餅菓子でした。
さすが有難き伊勢名物の「赤福-白餅黒餅」でした。
よき友S女さん、素敵な『口福』を有難うございました。