桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

桐生鳴神山

2017-10-21 15:44:46 | 山歩き情報
2017年10月18日、桐生の鳴神山へ行ってきました。
梅田町木品の樹徳高校山荘の大滝登山口から登り、下りは
コツナギ沢を回って戻ってきました。全行程約4hでした。


樹徳高校山荘の入口に大きな鳥居が立っていて、掲げ
られた額の表示は「鳴神山御嶽神社」となっていました。


山荘敷地に立つ、今は珍しくなってしまった二宮尊徳の銅像
を脇目に奥へ歩いて行きました。


沢に沿った登山道が始まりました。沢は頂上近くまで
続いていました。


しばらくして大滝が見えてきました。ここ何日か雨の日が
多かったせいか水量がありました。


歩く道脇にシロツバキの花を見ました。大方は散って
しまって、残り僅かな状態でした。


中間点の表示のある、少し平らな場所が出てきました。
これから本格的な上りになるような感じがしました。


上に行くにしたがい岩場が多くなり、道も岩の道が続き
ました。


頂上近くにまできた所で沢は地中へとなり、地上から消え
ました。何か動物が荒らしたような跡が残っていました。
熊か猪か、よく分かりません?


頂上直下の稜線が見えてきました。付近はカッコウソウの
保存地帯です。


肩の広場に着きました。神社も見えていますし、今年7月
に完成した山小屋も見えています。


立派な山小屋ができていました。「なるかみ小舎」の表示
がされていました。


小屋の中も覗いてみました。ベンチ、テーブルも設えられ、
きれいになっていました。


広場の裏を少し上って頂上に着きました。何か違和感が
したのは、鳥居の色が、赤からグレーに塗り替えられて
いたからでしょうか?


頂上から桐生市街を眺めた景色です。この頃になると大分
雲が厚くなってきました。


こちらは反対側の日光方面。男体山は雲に隠れて見え
ませんでした。


頂上のツツジが紅葉していました。


すぐ隣の仁田山嶽も紅葉に染まり始めていました。


仁田山嶽頂上先の第一展望台から赤城山方面を眺め
ました。姿形は見えませんでした。


こちらは第二展望台からの同様の景色ですが、赤城山
は何となく感じられました。


裏の肩、椚田峠にきました。いつもは左の赤柴方面の道
をとるのですが、この日は右のコツナギ沢へ下りました。


カッコウソウが咲く斜面を抜け、沢が始まる所まで下りて
きました。写真が少しボケてしまいはっきりしませんが、
ここから水が流れ始めていました。


これは、しばらく下りてきた所のワサビ田跡です。


いつの間にか沢は大きくなり、大きな音をたてて流れて
いました。


途中には幾つか滝状態になる個所もあり、ダイナミックに
流れ落ちていました。


コツナギ沢登山口が見えてきました。横に走る林道は
県道343号線です。この林道を歩き、出発点の大滝口
へ戻りました。


戻り始めコツナギ橋を渡った所で振り返り登山口付近を
撮りました。手前がコツナギ橋、左に丸太小屋の建物が
見えています。


林道傍を流れる高沢川。山間部を滔々と流れて行きます。
スメタナのモルダウが聞こえてきそうでした。


林道脇にゴマナ、ヤクシソウが咲いていました。


やがて山側斜面裾の岩の窪みに小さな石像が現れました。


その先の岩場にはいっぱいありました。宝暦の文字を
みつけ、江戸末期の石仏群みたいであることが分かり
ました。


こちらは皆頭部が欠けた石像が並んでいました。廃仏毀釈
によって落とされてしまったのでしょうか?


岩場の上の方には落石防止用ネットで塞がれていました
が洞窟みたいなのが見え、あの中にもあるのではないか
と想像をめぐらせてしまいました。


岩のすき間には板碑みたいなものもありました。
この後、しばらく林道を歩き大滝口へ着きました。

鳴神山、いつもは川内側の駒形から登るのですが、この日は
久しぶりに大滝口からにしました。雨の日が続いた中のほんの
僅かな晴れ日を選んで行ってきました。鳴神山は色んなルート
で登れて、本当に楽しめますね。




コメント
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