2018年6月18日、新潟県南魚沼市の塩沢宿に行って
きました。
最初に、塩沢宿の先の大崎にある曹洞宗龍谷寺に行き
ました。そこの石川雲蝶の彫刻を見るためです。
境内の様子です。
本堂から続く右端に、こんな変わった建物がありました。
インド風の外観をした慈雲閣観音堂です。
その内部です。十一面観音像が奉られていました。左側に
本堂へ繋がる入口がありました。
この廊下を通って本堂へ行き、欄間の石川雲蝶を見てきま
した。本堂をさらに左に行くと百二十体の仏像のある妙光堂
がありました。何れも撮影禁止で紹介できませんが、雲蝶の
彫刻はすばらしく、また妙光堂の仏像の数には驚きました。
見学を終えて外に出て、本堂の前に行くと白い花が咲いて
いました。ウメバチキンポウゲみたいです。
また名前が不明ですが、こんな紫色した花も咲いていました。
この後、塩沢宿に向かいました。
塩沢宿の駐車場に着くと、その傍に江戸時代の文人で
「北越雪譜」の著者、鈴木牧之の記念館がありました。
また記念館前ではビヨウヤナギが咲いていました。
駐車場からちょっと歩いて牧之通りにでました。塩沢宿
の町並みです。写真は北側六日町方向の眺めになります。
こちらは南、石打方向です。何れも整然とした佇まいを
みせていました。
通りに面して立っていた常夜燈。中に消火栓がありました。
こちらはその反対側の店の古い看板。「薄荷圓」と書いて
ありました。塩沢は薄荷(はっか)が名産だったのですね。
その看板を掲げていた高田屋。旧脇本陣だったみたいで、
現在は八海山を商う酒屋さんです。
通りは雁木造になっていました。
高田屋さんのすぐ先の門の柱に何やら文字が。どうも過去
の積雪量を書き込んだものみたいで、最大は昭和58年の
3.7mみたいでした。柱には鎌と錐を背負ったカマキリが
とりついていました。カマキリは降雪量を予言するといわれて
いるらしいです。
隣あう形であった脇道が、浄土宗長恩寺への参道でした。
参道を突き当たった所のお地蔵様。
そこを左に直角に曲がると立派な山門がありました。
山門を潜るとすぐ目に飛び込んできた大きなイチョウの木。
オハツキイチョウといって、葉の上に実がなるのだそうです。
境内と本堂。この長恩寺にも雲蝶の彫刻があるらしいので
すが、本堂は閉まっていて中に入れず断念。また、寺内に
鈴木牧之の墓もあるとのことでしたが、それも見ず仕舞い
にしました。
山門横にあった、何やら古そうな土蔵。
また通りに戻ってきました。写真は牧之の生家だった
すずき酒店。店内に旧生家の天井の梁がありました。
通りにはいろいろな形をしたお店が並んでいましたが、
こちらは中でもユニークな建物で、金倉でしょうか!
信用組合の建物でした。
牧之通りを一通りみたあと、路地に入って塩沢つむぎ記念館
に行きました。こちらの一階で紬や越後上布などの展示を
見てきました。
つむぎ記念館からつむぎ通り(清水街道)に出て、牧之通り
との交差点から塩沢宿を俯瞰しました。六日町方向です。
塩沢宿を後にして、やはり雲蝶がある土樽の瑞祥庵に
向かうのですが、途中の上野で臨済宗関興寺に寄りま
した。この立派な門は総門といわれ、約三百年前に
建てられた武家屋敷の門を移築したものです。
総門の次にあった三門。江戸元禄時代の建立で、関興寺
で最も古い建造物になります。「味噌なめたか」の表示
の意味は、上杉謙信亡き後の景勝、景虎の家督争いの際、
経典焼失を避けるため味噌桶に隠して難を逃れたとの由来
からです。
三門を通って境内へ出た所です。禅宗のお寺の趣を醸し
だしていました。
本堂へ上る道筋でユキノシタを見ました。
こちらは多分コマクサでしょう。群馬川場村の吉祥寺でも
見たような気がします。
こちらははっきりしないのですが、シライトソウみたいな
花でした。
本堂前は枯山水の庭になっていました。
本堂内部を拝観させてもらいました(無料)。籠や陣笠
などが下がっていました。
欄間には、雲蝶と見紛うばかりの彫刻がありました。
本堂脇の外廊下に、味噌つくりのための大きな臼や桶が
置いてありました。
本堂反対側の棲龍池。昇竜の滝が流れ落ち、池面には蓮
の花が咲いていました。
こちらはシャクヤクですね。
最後に、三門の横手になる円光池を見ました。
湯沢町土樽の瑞祥庵に着きました。曹洞宗のお寺です。
雲蝶作の仁王像がある山門。
山門両脇の仁王像の内、こちらは阿形。金網越しに撮った
ので全体像が写せていません。それと、像の色が後塗り
したものということで、ちょっと雲蝶の雰囲気と違うような
気がしました。
こちらは吽形。
本堂です。
本堂横の池。水が溢れんばかりに注ぎ込まれていました。
本堂前の水路に花が咲いていました。よく見るとクリンソウ
でした。
こちらはキバナカンゾウです。
塩沢宿、長い間行きたいと思っていて、今回実現しました。
きれいな町並みですね。地元が力を入れているのが感じられ
ます。それと石川雲蝶。近場で見残していたのを、今回で
全部見られたことになります。まだ、長岡のものが残って
いるので機会があったら見たいですね。
きました。
最初に、塩沢宿の先の大崎にある曹洞宗龍谷寺に行き
ました。そこの石川雲蝶の彫刻を見るためです。
境内の様子です。
本堂から続く右端に、こんな変わった建物がありました。
インド風の外観をした慈雲閣観音堂です。
その内部です。十一面観音像が奉られていました。左側に
本堂へ繋がる入口がありました。
この廊下を通って本堂へ行き、欄間の石川雲蝶を見てきま
した。本堂をさらに左に行くと百二十体の仏像のある妙光堂
がありました。何れも撮影禁止で紹介できませんが、雲蝶の
彫刻はすばらしく、また妙光堂の仏像の数には驚きました。
見学を終えて外に出て、本堂の前に行くと白い花が咲いて
いました。ウメバチキンポウゲみたいです。
また名前が不明ですが、こんな紫色した花も咲いていました。
この後、塩沢宿に向かいました。
塩沢宿の駐車場に着くと、その傍に江戸時代の文人で
「北越雪譜」の著者、鈴木牧之の記念館がありました。
また記念館前ではビヨウヤナギが咲いていました。
駐車場からちょっと歩いて牧之通りにでました。塩沢宿
の町並みです。写真は北側六日町方向の眺めになります。
こちらは南、石打方向です。何れも整然とした佇まいを
みせていました。
通りに面して立っていた常夜燈。中に消火栓がありました。
こちらはその反対側の店の古い看板。「薄荷圓」と書いて
ありました。塩沢は薄荷(はっか)が名産だったのですね。
その看板を掲げていた高田屋。旧脇本陣だったみたいで、
現在は八海山を商う酒屋さんです。
通りは雁木造になっていました。
高田屋さんのすぐ先の門の柱に何やら文字が。どうも過去
の積雪量を書き込んだものみたいで、最大は昭和58年の
3.7mみたいでした。柱には鎌と錐を背負ったカマキリが
とりついていました。カマキリは降雪量を予言するといわれて
いるらしいです。
隣あう形であった脇道が、浄土宗長恩寺への参道でした。
参道を突き当たった所のお地蔵様。
そこを左に直角に曲がると立派な山門がありました。
山門を潜るとすぐ目に飛び込んできた大きなイチョウの木。
オハツキイチョウといって、葉の上に実がなるのだそうです。
境内と本堂。この長恩寺にも雲蝶の彫刻があるらしいので
すが、本堂は閉まっていて中に入れず断念。また、寺内に
鈴木牧之の墓もあるとのことでしたが、それも見ず仕舞い
にしました。
山門横にあった、何やら古そうな土蔵。
また通りに戻ってきました。写真は牧之の生家だった
すずき酒店。店内に旧生家の天井の梁がありました。
通りにはいろいろな形をしたお店が並んでいましたが、
こちらは中でもユニークな建物で、金倉でしょうか!
信用組合の建物でした。
牧之通りを一通りみたあと、路地に入って塩沢つむぎ記念館
に行きました。こちらの一階で紬や越後上布などの展示を
見てきました。
つむぎ記念館からつむぎ通り(清水街道)に出て、牧之通り
との交差点から塩沢宿を俯瞰しました。六日町方向です。
塩沢宿を後にして、やはり雲蝶がある土樽の瑞祥庵に
向かうのですが、途中の上野で臨済宗関興寺に寄りま
した。この立派な門は総門といわれ、約三百年前に
建てられた武家屋敷の門を移築したものです。
総門の次にあった三門。江戸元禄時代の建立で、関興寺
で最も古い建造物になります。「味噌なめたか」の表示
の意味は、上杉謙信亡き後の景勝、景虎の家督争いの際、
経典焼失を避けるため味噌桶に隠して難を逃れたとの由来
からです。
三門を通って境内へ出た所です。禅宗のお寺の趣を醸し
だしていました。
本堂へ上る道筋でユキノシタを見ました。
こちらは多分コマクサでしょう。群馬川場村の吉祥寺でも
見たような気がします。
こちらははっきりしないのですが、シライトソウみたいな
花でした。
本堂前は枯山水の庭になっていました。
本堂内部を拝観させてもらいました(無料)。籠や陣笠
などが下がっていました。
欄間には、雲蝶と見紛うばかりの彫刻がありました。
本堂脇の外廊下に、味噌つくりのための大きな臼や桶が
置いてありました。
本堂反対側の棲龍池。昇竜の滝が流れ落ち、池面には蓮
の花が咲いていました。
こちらはシャクヤクですね。
最後に、三門の横手になる円光池を見ました。
湯沢町土樽の瑞祥庵に着きました。曹洞宗のお寺です。
雲蝶作の仁王像がある山門。
山門両脇の仁王像の内、こちらは阿形。金網越しに撮った
ので全体像が写せていません。それと、像の色が後塗り
したものということで、ちょっと雲蝶の雰囲気と違うような
気がしました。
こちらは吽形。
本堂です。
本堂横の池。水が溢れんばかりに注ぎ込まれていました。
本堂前の水路に花が咲いていました。よく見るとクリンソウ
でした。
こちらはキバナカンゾウです。
塩沢宿、長い間行きたいと思っていて、今回実現しました。
きれいな町並みですね。地元が力を入れているのが感じられ
ます。それと石川雲蝶。近場で見残していたのを、今回で
全部見られたことになります。まだ、長岡のものが残って
いるので機会があったら見たいですね。