桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

赤城長七郎山・地蔵岳・覚満淵

2018-07-13 11:32:11 | 山歩き情報
2018年7月10日、赤城山の鳥居峠から歩き始め、長七郎山、
小沼、地蔵岳、覚満淵を巡ってきました。所要時間は約4.5h
でした。


鳥居峠端の長七郎山への登山口です。実際は小地蔵岳
の麓になると思いますが。周辺には花がいっぱい咲い
ていました。


シモツケです。今赤城山で一番咲いている花ですね!


これは何かと思ったら、ナツノタムラソウみたいです。


ニッコウキスゲがよく咲いていました。


ウスユキソウです。日本のエーデルワイスといわれて
います。


コメツツジも至る所で咲いていました。


チダケサシ。シモツケと双璧をなして、今一番咲いて
いました。


ウマノアシガタは、そんなに数が見られませんでした。


ハナニガナも色んな所で見られました。


登り始めた道では、カラマツソウが殆どでした。


最初の上りが一段落する手前の木段脇にギンリョウソウ
の群落がありました。こんなに固まって咲いているのは、
初めてです。


そして、最初の分岐点に出ました。右が小沼への道、
長七郎山へは左斜の道を上って行きました。


その分岐点から見えた地蔵岳。鳥居峠に着いた途端に
巻いてきたガスの中を歩いてきたのですが、この時地蔵岳
の上には青空が見えました。


歩いて行く道の先に花を付けた大きな木を見ました。
はっきりしないのですが、ノリウツギだと思います。


ガスで視界がおぼつかないですが、ここが実際の長七郎山
の登山口に当たります。(今までは小地蔵岳を歩いてきた
ことになります)


ゆるやかな稜線を上って長七郎山頂上に着きました。


長七郎山頂上ではハナニガナくらいしか咲いていなかった
中で、これは木の下の草地で見つけたネバリノギランです。


また、これはハンノキでしょうか黒い実と青い実が混在
していました。


ヤマオダマキもなんだか寂しそうでした。


長七郎山を小沼側へ下りる道は、上ってきた道と異なって、
このようなガレ場状で、所々に大きな広いスペースがあり
ました。


その道で黄色い花が咲いていました。これ一つだけでした。
はっきりしないのですが、キンバイ系の花ではないかと
思います。


また、オトギリソウはよく咲いていました。


長七郎山を下り切った所の分岐。左へ行くとオトギの森、
右が小沼となります。


その小沼への道の途中で咲いていたタツナミソウ。


小沼に着きました。対岸の砂浜で遊ぶ子供たちの声がよく
聞こえました。


そこから左岸沿いに歩いて県道16号に出て、八丁峠
から地蔵岳登山口に行きました。


長い木段を上り、結構傾斜のあるジグザグ道を歩いて、
高い木が尽きるころになるとニッコウキスゲが咲いて
いました。


その後、巻くような形で斜面を上って行くと、道脇に
ハクサンタイゲキを見付けました。いつも思うのですが、
変わった草花ですね。


シロバナニガナは、この地蔵岳にたくさん咲いていました。


ハクサンフウロが、コメツツジの木の下に隠れるように
して、咲いていました。


地蔵岳を大分上ってきて視界が開けると小沼とその後の
長七郎山がよく見えました。一番左が小地蔵岳です。この
稜線を歩いてきた訳です。


これはキジムシロだと思うのですが、それにしてはちょっと
大きいのですが…


地蔵岳の特徴のアンテナが見えてきました。頂上はもう
すぐそばです。


シモツケも僅かに咲いていました。


地蔵岳頂上に着きました。こちらでは、夏の陽が注いで
いました。


頂上から大沼方面を眺めました。駒ヶ岳、黒檜山は雲に
覆われていました。


頂上直下の展望台。中央のケルンの向こうで視界が開け
ています。


そこから眺めた小沼、長七郎山、小地蔵岳。小沼左に
見えているのは小沼駐車場。


少し左に目を移すと、中央に小さく鳥居峠、その左下に
覚満淵が見えました。


地蔵岳を下りて、八丁峠から小沼へ県道を歩いて行くと
道路脇にシモツケがたくさん咲いていました。


こちらはそのすぐ傍で咲いていたヤマオダマキ。


小沼駐車場前から、最初の分岐までの小沼外周部の道
を歩いて行くと、ポツンと一つだけノハナショブが咲いて
いました。


分岐の手前まできたら大沼が見えました。


最初に登ってきた道を辿って鳥居峠に戻り、眼下に見え
た覚満淵を撮りました。この後、ザックを車に置き、身軽
になって、そこへ下りて行きました。


途中でクルマユリが咲いていました。オレンジ色が鮮やか
でした。


覚満淵の端に着き、大沼の方向を撮りました。


右回りに歩いて花を撮って行くことにしました。これは、
ナツノタムラソウ。いっぱい咲いていました。


ノアザミでしょうか、きれいに咲いていました。


ミヤマイボタの木が並んで出てきました。


これはカラマツソウが大きくなったものでしょうか?
背伸びして何本も咲いていました。後の山は小地蔵岳。


こちらは、葉が松葉みたいな針状の形をしたカワラマツバ。


ノハナショウブが所々で咲いていました。


ニッコウキスゲもそうです。ともによい形の花を撮るのが
難しいですね。


これはダイコンソウですね。


大沼側の堰堤の上から鳥居峠の方を撮りました。


木道桟橋を歩いていると、小さな白い花がちらほらと
見えました。ツボスミレですね。


水際で咲いていたネバリノギラン。


これはトネアザミでしょうか。まだ小さかったです。


ヨツバヒヨドリはまだ花開いていませんでした。


覚満淵から鳥居峠に戻って、ふと下の斜面を見たら、
バイケイソウが咲いていたので望遠で撮りました。

今回の鳥居峠から長七郎山、地蔵岳、覚満淵のコース、
予想外に花が多いのにちょっと驚ろかされました。実
にいろいろな花が咲いていました。これは定番コース
に入りそうだな、と思いながら帰ってきました。
コメント
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