桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

桐生鳴神山

2020-04-23 14:18:32 | 山歩き情報
2020年4月21日、桐生市川内町の鳴神山に行って
きました。アカヤシオを目当てに駒形から鳴神山頂上、
椚田峠、赤柴のルートを歩いてきました。所要時間は
4.0hでした。


登山口は前回(4月7日)よりは春色に包まれていました。


歩き始めてすぐに見かけたスミレ。タチツボスミレとは
思うのですが、葉がちょっと変わっていると感じました。


近くでキランソウが咲いていました。色が少し薄いですね。


マムシグサが出始めていました。普通なら、この時季には
もうニョキニョキ其処ら中に出ていてもおかしくないのですが…


ハシリドコロが青々と繁っていました。周りの食害状態の
あり様から思うに、鹿も敬遠するのでしょうか?


本格的に登りが始まる白滝橋手前でニリンソウが咲いて
いました。この分でいけば、群落が見られるかと期待しました。


近くのトウゴクサバノオが前日の雨露を残していました。


白滝橋からの上りを歩き続けて第一石門へ着きました。
このところの雨で水嵩が増していました。


この石門を越えた辺りからにニリンソウがよく見られる
のですが、みな単体で咲いているものばかりでした。


ヒトリシズカが咲き始めていました。


こちらはヒトツバエゾスミレ。このシロバナが鳴神固有種の
ナルカミスミレですが、なかなかお目にかかれません。


結局、この日固まって咲いていたニリンソウはこの程度で、
かっての群落はもう戻ってこないのでしょうか!


こちらはタチツボスミレそのものですね!この後も
いっぱい咲いていました。


ハルトラノオ、激しい風雨に傷みつけられているようでした。
こちらも本来なら群落があってもおかしくないのですが…


第二石門までやってきました。さすがにこの辺りのカタクリ
は、もう終わっていました。花が残っていても、しおれた姿
を晒すばかりでした。


屏風のような岩の所までくるとアカヤシオが出迎えて
くれました。


肩の広場に着きました。ウイルス禍に備えてコマイヌも白い
マスクをしていました。実際はイヌではなくて、オオカミなの
だそうです。(私はキツネとばかり思っていましたが…)


鳴神山桐生嶽頂上に着きました。


頂上から眺めた吾妻山方面の景色です。雲に掠れて
はっきり見えませんでした。


頂上周囲はアカヤシオに囲まれていました。


こちらもです。近頃の激しい雨風に花が幾分か落ちて
しまっていたようでした。


仁田山嶽のアカヤシオは数が少ないような気がしました。
いつもは一面が覆われるのですが…


その仁田山嶽の第一展望台から赤城山を見たのですが、
まったくその姿は認められませんでした。


その第一展望台下のアカヤシオ。ひときわ色鮮やかでした。


仁田山嶽から椚田峠へ下りる道はアカヤシオがいっぱい
でした。


この日最後のアカヤシオです。


第二展望台からも赤城山は霞の彼方でした。


椚田峠まで下りてきました。この後、左の赤柴へ下りました。


下る足元にコガネネコノメソウが咲いていました。
まだ小さいので危うく通り過ぎてしまう処でした。


沢が始まる所の斜面にカタクリが残っていました。
これが最後のカタクリか、と思ったのですが…


そのすぐ先に、こんなに大きく完全な姿で咲いている
のがありました。驚きです!


大分下りてきて、赤柴登山口手前の鉄製の保護囲いの
中では、ヒイラギソウが咲き始めていました。


すぐ手前の若株をズームアップしました。


これはヘビイチゴでしょう。赤柴を曲がり、駒形へ向かう
沢沿いの道で咲いていました。この日見たのはこの一つだけ。


沢の淵に小さな保護ネットがあったので、中を覗いたら
エゾエンゴサクでした。


ヒトリシズカが仲間と一緒に咲いていました。どなたかが、
その周りを石で囲んで花壇みたくしていました。


駒形へ戻ってきて、最後にカキドオシを撮りました。

鳴神山、アカヤシオは咲いていて期待通りで良かったの
ですが、どうも鳴神の花の咲き方が乱れているような感じ
がしています。最近の異常気象が影響しているのでしょう
か?この後のカッコウソウはどうなるでしょうか、ちょっと
心配です。











コメント
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