桐生トランピング情報

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尾瀬沼・大江湿原

2015-08-01 15:31:24 | 山歩き情報
2015年7月29日、尾瀬沼と大江湿原に行ってきました。
大清水から一之瀬まで、今年から本格的に運用開始(片道
\700)された低公害車に乗って行き(帰りも利用)、そこから
尾瀬沼、大江湿原までを往復してきました。歩いた時間は
5hでした。なお、低公害車は今まで片道1時間かけて歩い
ていたのが、10分位で行けるようになり大変楽でした。


一之瀬茶屋から歩き始めると、すぐ傍にミヤマシシウドが
咲いていました。


すぐ先の橋の袂には、似たような姿がありましたが、こちら
はオオカサモチですね。


その前を通り過ぎてすぐの登山口では、ヨツバヒヨドリが
咲き始めていました。これからもっと咲いてきます。


登山口から沢沿いの道を進むと、ヤマブキショウマが出て
きました。


傍にはハナウドも咲いていました。


沢の水は心持ち少ないような感じがしました。でも、こう
いう景色は見ていて気持ちがいいものですね。


これはズダヤクシュ。この日、道中いたるとこで見ることが
できました。


沢に架かる小さな橋を渡って本格的な上りが始まる所では
人の背丈以上にもなるオオバセンキュウを見ました。


これはチダケサシ。意外と少なく、この日見たのはこれだけ
でした。


オオカメノキの実が、もう赤く色づいていました。


こちらはウメガサソウといいます。珍しいですね。見たのは
初めてです。


大分上ってきて視界が開けた所に出て、遠景を撮りました。
ここまできたら、三平峠まであと少しです。


ゴゼンタチバナ。三平峠が近くなると現れてきます。


三平峠へきました。往路の上りはここまでで、この後は
尾瀬沼に向かって下りになります。


モミジカラマツ。ここまでくる間に幾つも咲いていたのです
が、なかなか形のいいものがありませんでした。


尾瀬沼傍の三平下に着いたら、木道際にヤマオダマキが
咲いていました。


長蔵小屋方面への木道が始まる所では、マルバダケブキ
が群れをなして咲いていました。ここで、この花を見たのは
初めてのような気がします。


同じ所で、ヤグルマソウがこれから咲こうとしていました。


こちらはイブキボウフウ。果たして名前が合っているのか
いつも迷ってしまいますが…


木道を歩きはじめると、ヒオウギアヤメがひっそりと咲いて
いました。時季的には、もう終わりですね。


草の中に、きれいに咲いているオタカラコウを見付けました。


アザミもきれいでした。


ミタケスギ。燧岳を眺める展望台が設けられている小さな
湿原にいっぱい出てきます。日光の戦場ヶ原でも見られ
ますね。


展望台から燧岳を撮りました。少し雲が出てきました。


キンコウカ。この湿原にいっぱい咲いていました。


これは撮ったとき何か分からなかったのですが、どうやら
シロバナニガナみたいです。


サワラン。この湿原でよく見かけます。本当はもっと
赤紫の色が鮮やかなのですが、写し撮れていません。


展望台から木道をさらに進むと、傍らの陽射しの当たる
所でギンリョウソウがこんなにも固まって咲いていました。


木道の途中から、以前の古い木道を撤去して歩道が作ら
れていました。何故このような道にしたのでしょうか?


木道から長蔵小屋へ向かう分かれ道に入った所で撮りま
した。どうもミズチドリみたいです。もう少し時間が経てば
はっきりするでしょう。


長蔵小屋の近くでハナニガナが固まって咲いていました。


ヒメサユリはもう終わりで、僅かしか花が残っていません
でした。


大江湿原にやってきました。ニッコウキスゲはあったので
すがご覧の通り少なくなっていました。


代ってこのコオニユリがいっぱい咲いていました。予想外
でした。


ワレモコウもちらほらと咲いていました。


オタカラコウがいっぱい。これも驚きでした。


オニシモツケです。何ともいえない色合いです。


カラマツソウ。もう少なくなっていました。


尾瀬沼を離れて、沼山峠へと延びる道です。


そちらへは行かず、尾瀬沼沿いに沼尻へ向かう道へ
曲がるとすぐに、ホソバノキソチドリを見付けました。


その先の橋が折れて、仮橋が付けられていました。


コバギボウシ。橋の近く川沿いにいっぱい咲いていました。


道を戻ることにして歩き始めたとき、アオヤギソウを
撮りました。くるときは気づきませんでした。


ニッコウキスゲがちょっと寂しげな感じです。


これはネジバナを撮ったのですが、分かりますか?


オトギリソウ。この日見た中では一番。


オオバノヨツバムグラ。三平下へ戻り始めた古い木道の
狭間で咲いていたのを撮りました。


これはオオレイジンソウです。まだ出始めた処で、これから
大きくなります。


展望台のある小湿原へ戻ってきました。ワタスゲが最後の
名残りの姿を風になびかせていました。


これは何の花だと思いますか? どうもモウセンゴケでは
ないかと思います。


これもちょっと変わっていて、マイサギソウみたいです。


ぽつんと一つだけ、ヒメシャジンのようです。三平峠から
下りの道を歩いているとき咲いていました。

尾瀬沼・大江湿原、ニッコウキスゲには遅れてしまいましたが
代りにコオニユリやオタカラコウなどが、今まで見たこともない
数で咲いていて、本当に花が豊富であることを改めて感じました。
その時々の花をいつも鑑賞できますね。

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