玄海原子力3号機にウラン燃料と違った、MOX燃料を一部使っての発電の準備が今日から取りかかると、昨日の午後5時半に九州電力が発表しました。
MOX燃料については、同じ工場でつくられた品物が、関西電力では一部の品物に「NO」として取り扱われました。
その品物が、九電は「すべてOK」なのでしょうか。
保安院は、「否定せず」「同レベル」と発言しています。ということは、「NO」という品物間混じっている可能性があるということです。
国が安全だから「安全」という理屈は、これまでの原発での事故を見れば明瞭です。
関西電力の検査と国及び九電の検査の違いがどこにあるのか情報公開をすべきですし、佐賀県はその調査をおこなっている最中ではなかったのでしょうか。
佐賀県議会では「議会軽視」として、「ストップ」を求めました。その県議会が「OK]を出さないうちに、しかも十分協議する時間を与えない午後5時半に「明日から実施」を発表するやり方は拙速過ぎます。
九電及び佐賀県は、時間をかけて、情報公開と説明を丁寧にすべきではないでしょうか。
私たち、玄海原発対策住民会議は、今日、午前中に九電の玄海原発に中止の申し入れをおこないます。